Quantcast
Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
Viewing all 2396 articles
Browse latest View live

Gary Burton 1967-1969

$
0
0
大好きなゲイリー・バートン、中でも最も惹かれる60年代後半の2枚を。オリジナル盤が安かったのでついまた買ってしまいました。


1,Lofty Fake Anagram/Gary Burton (RCA Victor) 1LP 864円
前作「Duster」に次ぐラリー・コリエルが参加した67年の2作目、今作からはドラマーがロイ・ヘインズからコリエルのフリースピリッツ時代からの盟友ボブ・モーゼスに。明らかにロックへの接近を意識しての変更でしょう(あからさまにエイトビートを叩いているわけではないのですが、そのドラムさばきは生粋のジャズドラマーとは異なるものですね)、同じメンバーによるカーネギーホールでのライヴを収めた「in Concert」とともにバートンとコリエルの二人が組んだ素晴らしい結晶が聴ける一枚。

10年近く前にもこちらでも取り上げてごちゃごちゃと書いていますが、60年代後半のこの時期、バートンのその後の長いキャリアの中でも一つのピークを迎えていたのは間違いのないところでしょう。
Side A
1. June the 15, 1967
2. Feelings and Things
3. Fleurette Africaine
4. I'm Your Pal
Side B
1. Lines
2. The Beach
3. Mother of the Dead Man
4. Good Citizen Swallow
5. General Mojo Cuts Up

Gary Burton — vibraphone
Larry Coryell — guitar
Steve Swallow — bass
Bob Moses — drums
Recorded at RCA Victor's Music Center Of The World, Hollywood, CA on August 15-17, 1967.

The Gary Burton Quartet - Lines



The Gary Burton Quartet - General Mojo Cuts Up



The Gary Burton Quartet - I'm Your Pal (HD)


LARRY CORYELL-GARY BURTON 1967 Berlin










2,Country Roads & Other Places/Gary Burton (RCA Victor) 1LP 864円
上記盤から「葬送」「In Concert」に次ぐ69年盤。ギターがコリエルからジェリー・ハーンに変わった1作目にしてRCAビクターでの最終盤。ドラムスにはロイ・ヘインズが復帰。
コリエルとのコンボ作は緊張感のあるバートンとコリエル二人のコラボレイションが目立ったのですが、そのギタリストの資質よるものでしょう、本作ではややリラックスしたグループ一体となったサウンドが聴けます。この後Atlanticに移籍し「Throb~鼓動」を発表しますが、そこで聴けるのは本作のコンセプトを更に進めたよりポップなグループ・サウンドが聴けます。
そんな中で唯一丁々発止のインプロが聴けるのが自身のピアノとの多重録音"Ravel Prelude"。
SIDE-A
1.Country Roads
2.The Green Mountains
3.True Or False
4.Gone, But Forgotten
5.Ravel Prelude

SIDE-B
1.And The Third Day
2.A Singing Song
3.Wichita Breakdown
4.My Foolish Heart
5.A Family Joy


Gary Burton — vibraphone, piano
Jerry Hahn — guitar (tracks 1-4 and 6-10)
Steve Swallow — bass (tracks 1-4 and 6-10)
Roy Haynes — drums (tracks 1-4 and 6-10)
Recorded at RCA's Studio B in New York City.1969

Burton


The Gary Burton Quartet - Country Roads



The Gary Burton Quartet - A Family Joy



The Gary Burton Quartet - And On The Third Day



Gary Burton - Ravel Prelude (Le Tombeau De Couperin- Prelude)








Liversing from Hungary 1965

$
0
0
1,1965-Rhythm and Blues Madhous in Hungary/Liversing (Moiras) 1LP 614円
東欧はハンガリーのビートバンド「Liversing」1965-66年録音の編集盤。本国ハンガリーのレーベルから2005年に限定330枚のナンバリング入り仕様でリリースされたLP。
見開きのジャケットは写真満載、詳細英語ライナーと愛あるツクリ。とまぁ、そんなLPが下北DUでこんな価格で、即抱えました。もちろんミント・コンディション。

60年代半ばのハンガリーのロックシーンというまるで縁遠い世界であるものの、想像通りほかのユーロ諸国同様ストーンズ、プリティーズ、ゼム等英国ビートバンドの影響が大。本盤の後半はこれに加えてサーチャーズにスィンギン・ブルージーンズのカバー集となっています。

Side A
A1Kegyetlen Tenger
A2A Milliomos
A3Midnight
A4Félelem
A5Carmen Parafrázis
A6Új árnyékok
A7Big City
A8Gloria
A9Carol
Side B
B1Down Home Girl
B2Love Potion No. 9
B3Time Is On My Side
B4Now I Must Go
B5It's All Over Now
B6Walking The Dog
B7Hey Mama
B8Satisfaction


Liversing: Down Home Girl



Liversing- Big City

Boyd Raeburn - Donald Shirley

$
0
0
1,Boyd Meets Stravinsky/The Orchestra of Boyd Raeburn (Savoy) 1LP 514円
1940年代に異形のプログレッシブなオーケストラ・サウンドを展開していたボイド・レイバーン・オーケストラのSavoy盤。目くるめく展開のタイトル曲"Boyd Meets Stravinsky"がまさにその代表曲。
オーケストラ・ピットにちょこっと座るバンドの紅一点ボーカリスト、ジニー・パウエルの凛としたお姿は! 入手盤は米SavoyのDG無しのレイトプレス盤。
Side A
1,Boyd Meets Stravinsky
2,Temptation
3,Dalvatore Sally
4,I Only Have Eyes For You
5,Over The Rainbow
6,Body And Soul
Side B
1,Interlude
2,Summertime
3,March Of The Boyds
4,Blue Prelude
5,Boyd's Nest
6,You've Got Me Crying Again

Boyd Raeburn - BOYD MEETS STRAVINSKY


Boyd Raeburn, Ginnie Powell - BODY AND SOUL







2,Tonal Expressions/Donald Shirley (Cadence) 1LP 514円
ジャマイカ出身のピアニスト、ドナルド・シャーリーのエヴァリーズでお馴染みのCadenceレーベルから出た1955盤。リチャード・ディヴィスのベースとのデュオ。相当な枚数のアルバムをこのCadenceとかColumbiaに残しているようですが、私は初めて聴いた人。55年に発売されたオリジナル盤が何故にこんな価格? と訝りつつの購入だったのですが、いざ聴けば、そうかなるほどのポピュラーっぽかったりクラシックっぽかったりとジャズピアノとして聴くとちと苦しいものでした。

Side A
1,Cover The Waterfront
2,No Two People
3,Secret Love
4,The Man I Love
5,Love Is Here To Stay
Side B
1,Dancing On The Ceiling
2,They Can't Take That Away From Me
3,Answer Me My Love
4,Medley From "New Faces:" Love Is A Simple Thing-I'm In Love With Miss Logan-Monotonous-Bal Patit Bal-Boston Beguine
5,My Funny Valentine


don

George Brigman 1975

$
0
0
1,Jungle Rot/George Brigman (Solid/Anopheles) 1LP 1,543円
丁度10年前にこちらでCDを取り上げたことがあるメリーランド州はボルティモアのティーン・エイジャー、ジョージ・ブリグマンの1975年にリリースした自主制作盤。
今回入手盤は本人許諾を受けて2005年にカリフォルニアのAnophelesなるレーベルからリリースされたLPです。

稚拙でいながら何とも抗えないファズまみれの不良サウンド、醒めきったボーカル、闇夜のアンダーグラウンド・ヘヴィ・サイケ。巷間云われるようにロン・アシュトン、初期ストゥージスを思わせるところも。

その後トリオ編成のSpilitを率いての77年から86年までの音源を集めたCDも出ていてこちらで取り上げております。

1Jungle Rot
2DMT
3Don't Bother Me
4Schoolgirl
5I've Got To Know
6I Feel Alright
7(T.S.)
8Worrying
9It's Misery
10I'm Married Too
Recorded at RMT Studios Baltimore in 1974-75
Originally released in 1975

クリアヴィニール盤でした。
brigman


かつて取り上げた2種のCDです。
brigman

brigman




George Brigman - Jungle Rot



George Brigman - I Feel Alright



george brigman-easy stranger



こちらの映像を見ると、このジョージくん、SGを親指弾きしていました。
George Brigman--Part 2 Make It One Day

Omar Khorshid 1981

$
0
0
1,Live in Australia 1981/Omar Khorshid and His Group (Sublime Frequencies) 1LP 1,543円
エジプトのカイロ生まれ、エジプト、シリア、レバノンでベリーダンス/アラビックダンスの音楽や映画の音楽をも手掛けていたアラブのギター・ヒーローOmar Khorshid。その自らのグループを率いての1981年オーストラリア・ツアーのライヴ録音。このツアーから帰国した直後自動車事故で亡くなったそうでこれが最期の録音になるもの。

本盤と同じレーベルから70年代のスタジオ録音28曲を収めたCD「Guitar El Chark [Guitar of the Orient] 」も出ているのですが、それを聴いても想起するのは寺内タケシ御大、アラブ民謡/歌謡を独自のアレンンジで弾き倒すその姿勢は御大と瓜二つ。寺内御大も世界中のガレージ/サーフファンから大きな支持を受けているわけですが、Omar Khorshidも辺境サイケ/レアグルーヴファンから熱い支持を受けるている伝説のギタリスト、その支持層は微妙に違うものの広義エレキインスト/ワールドクラスの二人、ですね。

「Guitar El Chark [Guitar of the Orient]
Omar



Omar Khorshid And His Group .. live in australia 1981








omar khorshid - ya gamil -1975 -??? ?????? - ?? ????

The Most Beautiful Horn in the World

$
0
0
戦前はベニー・グッドマンやグレン・ミラーのバンドで活躍したトラッド系のトランペッター、50年代に入ってジャッキー・グリースンのバンドで吹いたソフトでスィートなペットで新境地を。以降、様々なイージーリスニング系のバンドに客演、自身のアルバムも多数、その都会的な洗練されたトランペットが大人気に。


1,Night Love/Bobby Hackett (Columbia) 1LP 514円
グレン・オッサーのミッドナイト・ストリングスと共演した1962年盤。ラベル、ショパン、ドビッシー、チャイコフスキー等々のクラッシック曲を奏でた夜のムードのトランペットサウンド。同じストリングス・オーケストラでもジャッキー・グリースンとの共演盤での優雅さとは一味違うもの。
Side A
1. Theme from the Second Piano Concerto
2. Romance
3. Theme from the Third Symphony
4. Mattinata
5. Theme from the Fifth Symphony
6. Pavane
Side B
1. Aria from "Samson and Delilah" (My Heart at Thy Sweet Voice)
2. Theme from "Prince Igor"
3. Etude in E
4. Aria from "Madame Butterfly" (Un Bel Di)
5. Reverie
6. Theme from "Romeo and Juliet"


columbia







2,Jazz Impressions of Lionel Bart's Oliver!/Bobby Hackett (Epic) 1LP 514円
で こちらはセクステットを率いてのジャズ風にミュージカル「オリヴァー」曲を演ってみましたという1963年盤。こちらは優雅というより軽妙洒脱に迫ってきます。
Side A
1,I'd Do Anything
2,As Long As He Needs Me
3,Who Will Buy?
4,It's A Fine Life
5,Where Is Love?
6,My Name
Side B
1,Pick A Pocket Or Two
2,Oliver
3,Food, Glorious Food
4,Oom-Pah-Pah
5,Consider Yourself
6,Be Back Soon


bobby


Epic


Deed I Do - Bobby Hackett Sextet


Signe's Farewell 1966

$
0
0
1,Live At The Fillmore Auditorium 10/15/66 (Late Show - Signe's Farewell)/Jefferson Airplane (Collector's Choice) 1CD 1,180円
ポール・カントナーの訃報が伝えられ、その数日後ひっそりと伝えられたのがジェファーソン・エアプレーンの初代ボーカリストのシグニ・トリー・アンダーソンがポールと同日に亡くなっていたという一報。

その一報を聞いた数日後、旧友との会合に行く途中に寄った渋谷DUで出合ったのがシグニのエアプレーンでのラスト・ステージを収めたこのライヴ録音盤。もうまるで運命を感じて即抱え込みました。

ファースト・アルバム「Takes Off」をリリースした直後に子育てに専念する為に脱退したと公式には伝えられるシグニー。この脱退が無かったらその後のエアプレーンの歩みは大きく変わっていたでしょう。そう、後任に引っ張ってきたのがグレート・ソサティーに居たグレース・スリックなんですから。そもそもグレースが夫のジェリー・スリックとグレート・ソサエティを結成したのはThe Matrix(マーティン・バリンがSFで開いたクラブ)でエアプレーンのステージを観て触発されたことによるものと伝えられるので、グレースとしても運命の加入だったのですね。"Somebady to Love" "White Rabbit"という大名曲をもって更にはあの美貌とカリスマ性を持っての加入ですからほどなくしてエアプレーンの象徴となるのも必然。

ということでジェファーソン・エアプレーンの名は知っていてもグレース・スリックの名を知っていてもシグニの名はほぼ知られていないのはやむを得ないところではありますが、ここでは出自であろうフォークソング少女そのままのぽっちゃりしたおさげ姿(「Takes Off」のジャケットに映るお姿が目に焼き付いているので)からは想像できないパワフルで素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。中でもおよそエアプレーンらしくない選曲で異色なのがウィルソン・ピケットで知られる"Midnight Hour"、ここでのシグニの絶唱は胸を打つ素晴らしいもの。

RIP Signe Toly Anderson, founding member and original female singer of Jefferson Airplane.
Jefferson Airplane founder Paul Kantner. RIP

1 Jam (9:08)
2 3/5 Of A Mile In 10 Seconds (6:21)
3 Runnin' Round This World (2:34)
4 Tobacco Road (4:26)
5 Come Up The Years (2:47)
6 Go To Her (4:16)
7 Fat Angel (7:03)
8 And I Like It (7:11)
9 Midnight Hour (1:58)
10 Goodbye To Signe 1 (2:23)
11 Chauffeur Blues (3:39)
12 High Flyin' Bird (4:48)
13 Goodbye To Signe 2 (1:03)

こちらのシグニのオフィシャルサイトを是非。


Signe



Chauffeur Blues (Live, Signe's Last)




Jefferson Airplane with Signe Toly Anderson

Kick Out the Jams Motherf*cker

$
0
0
1,Kick Out the Jams Motherf*cker/MC5 (Cleopatra) 1CD 614円
もう盲目に好きなバンドにて、音源的には持っていても持っていないアイテムがあればついつい買っちゃうMC5。
MC5の象徴"Kick Out The Jams"の無修正ヴァージョンからElectraに加入以前のシングルやライヴ、全盛期の未発曲や未発表ヴァージョン、それに先日亡くなったレミー・キルミスターがゲストでボーカルをとった2003年のDKT/MC5の再結成ライヴまでを詰め込んだ2015年リリースの編集盤。
デジパック仕様のジャケットの内側にはオリジナルのリズム隊マイケル・ディヴィスとデニス・トンプソンによる曲毎のコメントが付いています。

1. The American Ruse (1969)
2. Kick Out The Jams (Original Uncensored Version 1968)
3. Shakin' Street (1969)
4. Skunk (Sonically Speaking) (1970)
5. Tutti Frutti (1969)
6. Poison (1970)
7. Gotta Keep Moving (1970)
8. Tonight (1969)
9. Sister Anne (1970)
10. I Can Only Give You Everything (1966)
11. I Just Don't Know (1966)
12. Looking At You (Original “A-Square” Single Version 1968)
13. Baby Please Don't Go (Live 1966)
14. One Of The Guys (1967)
15. Rocket Reducer No.62 (Rama Lama Fa Fa Fa) (Live 1968)
16. Future/Now (1970)
17. Gold (1971)
18. Sister Anne (Live with Lemmy 2003)

MC5-KICK OUT THE JAMS


MC5 - Looking At You (Live 1970)


MC5 Tonight 1972



MC5 FEAT Lemmy - Sister Anne.mpg




MC5 - Beat Club Recording Sessions: Bremen, Germany 1972

Alan Price 1967

$
0
0
1,A Price on His Head/Alan Price (Decca) 1LP 1,954円
年初のバーゲンで10%off購入。英Decca赤レーベルのMono盤、インナースリーブも付いてジャケ/盤共に状態は良。やっぱりアラン・プライスって人気無いのかしらん、渋谷DUでこの価格ってことは。

ということでアラン・プライス1967年のソロ2作目。この頃アランは自らのバンドをアラン・プライス・セットと名乗っていたはずですが、本盤では単独名義。1枚目にあったアニマルズの流れをくむR&Bのカバー曲はすべて消えてアランのオリジナルが3曲、ゴフィン/キングとディラン作が1曲づつ、残り7曲がランディ・ニューマン作と1作目とは打って変わったポップ作となっています。
思えばこの少し前にN.Y.で制作されたエリック・バードンの実質ソロ作「Eric is Here」にもランディ・ニューマンの曲が確か3曲も取り上げられいました。ウーン、偶然とは思えず.....。気になるものの関連はわかりません、が、本盤とこのエリックの作品、どことなく大人向けのポップ作という共通したものを感じるのは確かです。

01. The House That Jack Built
02. She's Got Another Pair Of Shoes
03. Come And Dance With Me
04. On this Side Of Goodbye
05. So Long Dad
06. No One Ever Hurt So Bad
07. Don't Do That Again
08. Tickle Me
09. Grim Fairy Tale
10. Living Without You
11. Happy Land.
12. To Romona
13. Biggest Night Of Her Life


Alan Price - House that Jack Built (1967)

バンジョー三昧!

$
0
0
バンジョーなる楽器は友人が持っていたということもあって身近な楽器ではありました、が、生来カントリー/ブルーグラス/フォークソングといったバンジョーが活躍するような音楽をまともに聴いてこなかったお陰で実は縁遠い楽器であったりします。
今回買ったLPのライナーによるとバンジョーは元々はアラビアの行商人が東洋のどこかからアメリカに輸入されたもので、その後アメリカで固有の発達を遂げたことから「アメリカ唯一の国民楽器」と云われているそうです。ということからすると、日ごろアメリカン・ミュージックがどうのこうのとのたまわっている身からすると少しは興味を持たねばとか付け焼刃的に思ったりして(笑)

ということで、バンジョーに焦点を当てたLPを3枚購入してみました。


1,The Sound of a Bluegrass Banjo/Charles Trent (Smash) 1LP 100円
"Buck"の愛称で知られるチャールズ・トレントなるお方による寄る1962年盤。よく知られる"Blue Moon Of Kentucky" "Cripple Creek" "Swanee River"等以外はオリジナルのインスト曲。

Side A
A1Camptown Races
A2Home Sweet Home
A3Jessie James
A4Blue Moon Of Kentucky
A5Maggie
A6Old Joe Clark
Side B
B1Cripple Creek
B2Grandfather's Clock
B3Bonaparte's Retreat
B4Wildwood Flower
B5John Henry
B6Swanee River

Roy Clark & Buck Trent Dueling Banjos








2,It's a Folk,Folk,Folk World/The Banjo Barons (Columbia) 1LP 100円
64年7月に日本コロンビアから発売された日本盤、邦題は「バンジョー、フォークソングの世界」。オリジナルは同年リリースの米Columbia盤。
バンジョー3本、ピアノ、オルガン、ベース、ドラムスによる7人組バンジョー・ショー・ケース・バンドによるフォーク・ソング集。通常の5弦バンジョーに4弦のテナーバンジョーを加えて面白いサウンドが。

Side A
A1Michael, Row The Boat Ashore
A2Ballad Of The Alamo
A3Where Have All The Flowers Gone?
A4The Green Leaves Of Summer
A5Yellow Rose Of Texas-Ring Ding
A6De Banjo
A7Greenfields
A8Goddnight Irene
Side B
B1Roving Gambler
B2Bleeker Street Coffee House
B3Green, Green
B4The Country Store
B5Hammer Song
B6Blowin' In The Wind
B7El Paso

banjyo



The Banjo Barons - Greensleeves








3,A Bushel of Five Strings Banjos/V.A. (Pickwick International) 1LP 100円
廉価盤専門レーベルの大手から出た5弦バンジョーの名手を集めたオムニバス盤。原盤はMercuryとあります。私でもその名を知る大物の名と有名曲がずらっと。目くるめくブルーグラスの世界の入門版というところでしょうか。

Side A
A1Lester Flatt & Earl ScruggsSalty Dog Blues
A2The Stanley BrothersBlue Moon Of Kentucky
A3Carl StoryBanjolina
A4Denver Duke & Jeffery NullAll Washed Up With You
A5Carl StoryBanjo On The Mountain
Side B
B1Lester Flatt & Earl ScruggsFoggy Mountain Breakdown
B2The Stanley BrothersTragic Love
B3Carl StoryFire On The Banjo
B4Lester Flatt & Earl ScruggsMy Cabin In Caroline


バンジョー


bannjyo



Steve Martin & Earl Scruggs - Foggy Mountain Breakdown



From The Vaults of Phoenix's Viv-Debra Studio

$
0
0
1,Legend City: Ferocious Mid 60's Gems from the Vaults of Phoenix's Viv-Debra Recording Studio 1965-1967/V.A. (Bacchus Archives/Dionysus) 1LP 864円
アリゾナ州はフェニックス・ツーソンの60年代中期ティーンズ・ガレージバンド・シーンにスポットを当てたコンピレーション。

Solid Groundによる涙の青春パンク"Sad Now"、ファンタスティックな青春フォークロック"She Played With Love"にまずやられ、もろにタバコロードなThe Hobbitの"Top Of The Morning"、ファズまみれのガレージパンクThe Hearsemenの"Don't Be Late"、ハートせつなく(Heartful of Soul)なDestinys Childrenの"The Collectors"、The Wild Flowersによるマイナーキーの青春フォークパンク等々イチイチ面白い素晴らしいコンピレーション。

バンド写真付きの全曲詳細ライナーシートが付属しています。因みにジャケットを飾るフェニックス少年達はThe Hearsemen。

Side 1
1 The Door Knobs - Hi-Fi Baby
2 The Door Knobs - I Need Your Lovin' Baby
3 The Door Knobs - Come On
4 The Hearsemen - Don't Be Late
5 The Hearsemen - Right Now
6 Destiny's Children - The Collectors
7 Destiny's Children - For Me
8 The Hobbit - Top Of The Morning
9 The Hobbit - Why Don't You Grow Up

Side 2
1 The Outcasts - People
2 The Wild Flowers - A Man Like Myself
3 The Wild Flowers - More Than Me
4 The Wild Flowers - One More Chance
5 The Wild Flowers - On A Day Like Today
6 The Lost & Found - Don't Move Girl
7 Solid Ground - Sad Now
8 Solid Ground - She Played With Love
9 The Hobbit - Author's Message


SOLID GROUND Sad Now


SOLID GROUND She Played With Love



DOOR NOBS ' hi-fi baby ' VIV 10. ORIGINAL



THE HEARSEMEN - Don't Be Late



Destinys Children - The Collectors


The Wild Flowers - A Man Like Myself



The Wild Flowers - On A Day Like Today



Hobbit - top of the morning

The Phantom Surfers 1994

$
0
0
1,The Exciting Sounds of Model Road Racing/The Phantom Surfers (Lookout) 1LP 100円
これが100円はねぇーだろうの速攻救済盤。
ファントム・サーファーズの1994年盤。かつて新譜で買った思い出の一枚。

サーフィン&ホットロッド・サウンド・ブームも頂点を超え、スキーだったり、スピードボートだったりバイクだったりと新たなテーマを探して泡沫派が跋扈した1964年後半、ゲイリー・アッシャーが制作したのが当時ブームだったスロット・カー・レーシングにテーマを求めたアルバムThe Revells名義の「The Go Sound Of The Slots!」。このファントム・サーファー盤はそのレベルズ盤のオマージュ・アルバムではないかと。

イントロで歓声に乗ってシャーッというスロットカーが走り回るSEが入ってスロットカーの煽りMCが、以下爆音サーフ・インストの嵐、ボーカル曲も一部交えてファイナル・ラップまで突っ走ります。

1. Introduction
2. Everybody Up
3. Death Of A Rookie
4. Schlock Slot
5. Slotter On 10th Avenue
6. Crossover Tragedy
7. Rheostat Rock
8. Pacific Shores
9. A Slot Car Named Desire
10. Turn Marshai
11. Stumps Of Mystery
12. Endurance Rally
13. Final Lap
14. Church Key


こちらがThe Revellsの「The Go Sound Of The Slots!」(Reprise)
revells


The Phantom Surfers - Schlock Slot

ただ一人の男

$
0
0
1,I was the One/Elvis Presley (RCA) 1LP 100円
1956年、SunからRCAへの移籍第一弾シングルにして初のビルボード・チャート1位獲得曲"ハートブレイク・ホテル"のシングルB面だった"I was the One~当時の邦題「ただ一人の男」"をアルバム・タイトルに持ってきた83年に出された編集盤。もとの制作は米RCA盤のようですが、入手盤はドイツ製。

昔からこのタイトル曲が好きなのとチト目を引くジャケット・イラストに惹かれて100円箱から抜き出したコレ。リミックスの表記があるためか、音はすっきりくっきり、妙に流れの良い選曲、はてさて不勉強にもどのような意図を持っての編集盤かも分らないまま単純に繰り返し楽しんでおります。

Side A
1. My Baby Left Me
2. (You're So Square) Baby I Don't Care
3. Little Sister
4. Don't
5. Wear My Ring Around Your Neck
6. Paralyzed

Side B
1. Baby Let's Play House
2. I Was The One
3. Rip It Up
4. Young And Beautiful
5. Teddy Bear

elvis


Elvis Presley I Was The One



ELVIS PRESLEY - You're So Square (Baby I Don't Care)



Elvis Presley - Wear My Ring Around Your Neck w/lyrics



Elvis Presley - Little Sister (Best Studio Quality)



elvis presley(1957)-young and beautiful

Experience 1969

$
0
0
1,Experience/Jimi Hendrix (I.C.Records) 1LP 500円
下北沢と三軒茶屋を繋ぐ通りが茶沢通り、その通り沿い三茶寄りの太子堂にある骨董品屋さんで見つけたのがこれ。500円で買ったのですが、その翌々日偶然にも渋谷DUでまた遭遇、2,560円の値札が。ふーむ。

70年代の初めにリリースされたBootleg LPの古参、中身は未発表のドキュメント映画「Experience」のサウンドトラックとの名目で1971年にオフィシャルでリリースされたアルバム「Experience」と同内容で1969年2月24日のロンドンはロイヤル・アルバート・ホールでのライヴを収めたもの。この「Experience」は71年当時日本でも出ていたものにてお馴染みのものですね。wikiでの詳細はこちら


えxぺりえんせ



画質は悪いのですが"Room Full of Mirrors"でクリス・ウッドとディヴ・メイソンの客演が確認できます。そして最後にはギター・クラッシュからの観客暴動。
Jimi Hendrix - Live at The Royal Albert Hall





Lee Morgan - Frank Strozier on Vee Jay Records

$
0
0
1,1938-1972/Lee Morgan (Epitaph) 1LP 100円
Vee Jayの傍系レーベルからリリースされたリー・モーガンのメモリアル・アルバム。そうか、だからレーベル名もEpitaphなんですね。「Confusion will be My Epitaph」なんて云う有名なフレーズが思い出されます、そうキング・クリムゾンの"Epitaph(墓標銘)"ですね。ウィントン・ケリー、エリック・ドルフィーのアルバムもこのレーベルで出ていました。

と 戯言を一発キメたところで、本盤。若くして天才の異名を欲しい侭にし、ニューヨークのクラブに出演中愛人に拳銃で撃ち殺されるという悲劇で33歳という若さでその人生の幕を閉じたりー・モーガン。
そのモーガンの傑作はBlue Noteに集中しているわけですが、60年代の初めにVee Jayレーベルに残した何作かは傑作とは云い難くとも愛すべきB級作品としてそれはそれは忘れられないもの。
ということで本盤はそのVee Jayに残された60年の「Here's Lee Morgan」と61年の「Expoobident」からそれぞれ3曲づつ持ってきてA.B面に配したもの。A面はウェイン・ショーターにウィントン・ケリーが、B面はクリフォード・ジョーダンとエディ・ヒギンスが付き合っていて双方ともにドラムはりー・モーガンの恩師ともいうべきアート・ブレイキーが叩いています。
Side A
A1Bess
A2Terrible "T"
A3I'm A Fool To Want You
Side B
B1Expoobident
B2Easy Living
B3Fire


Lee Morgan Terrible T



Lee Morgan - EXPOOBIDENT









2,Fantastic Frank Strozier (Vee Jay) 1LP 864円
Vee Jayレーベルものをもう一枚。
かつてこちらで取り上げたそもそもジャズの楽しさを最初に教えてくれたアルバム、シェリー・マンの「Boss Sound」。そこでアルト・サックスを吹いていたのがこのフランク・ストロジャー。そんなことでジャズ聴き始めの当初から馴染んできたのがこの1960年の初リーダー作。
いつも間にか手を離れていたので再購入、コーティング・ジャケ、レインボウレーベルでカンパニー・スリーヴに入ったものがこのお値段、嬉しい安価購入。

流麗なストロジャーのアルトもさることながらこの翌年エリック・ドルフィーとの双頭コンボで神憑り的な演奏を聴かせる同郷(メンフィス)のブッカー・リトルのトランペットが聴きもの。上掲のモーガンも同様ですが、リラックスした結構ラフなジャムセッション的な演奏は如何にもVee Jayレーベルらしいもの。

1. W.K. Blues
2. A Starling's Theme
3. I Don't Know
4. Waltz Of The Demons
5. Runnin'
6. Off Shore

Frank Strozier (as)
Booker Little (tp)
Paul Chambers (b)
Wynton Kelly (p)
Jimmy Cobb (ds)
2.Feb.1960.

Strozier


Frank Strozier - Waltz Of The Demons


Frank Strozier - I don't know (1960)

Memories of Our Prom

$
0
0
1,Memories of Our Prom/Eddie Barcray and his Orchestra (Mercury) 1LP 100円
フランスはパリ生まれのバンドリーダー、エディ・バークレイ。仏Barkleyレーベルを興した人でもあるらしいです。
そのジャケット通りピアノに、ストリングズやホーン、そして女性コーラス等をちりばめたオシャレで甘ーい夢の世界を現出させてくれます。
Side A
1.There Goes My Heart
2.Too Young
3.What A Diff'rence A Day Made
4.Only You (And You Alone)
5.Frenchy Blues
6.Again
Side B
1.I Don't Know Why (I Just Do)
2.I Only Have Eyes For You
3.Young At Heart
4.Mona Lisa
5.Ciao Ciao Bambina (Chiow Chiow Bombeena)
6.Young Romance


Eddie Barclay - Rififi (1956)








2,Dee-Day!: Hi-Fi Organ Solos with a Beat/Lenny Dee (Decca) 1LP 100円
軽快にムーディーにハモンドオルガンを弾き捲るレニー・ディーさんよる1957年盤。
如何にも楽し気なジャケ写通りの音が出てきます。

Side A
1.Satan Takes A Holiday
2.Basin Street Blues
3.Big Boogie Dee
4.Side By Side
5.Cecilia
6.Oh, Lady Be Good!
Side B
1.Little Rock Getaway
2.Where Or When
3.Sleep
4.It's A Sin To Tell A Lie
5.Spring Beautiful Spring
6.When Day Is Done
7.Nobody's Sweetheart

Dee


Lenny Dee on Nashville Now - Folsom Prison Blues

The Sanremo Golden Strings 1968

$
0
0
1,Swing/The Sanremo Golden Strings (Gordy) 1LP 100円
"The Sound of Young America"の旗印を掲げていた1968年のMotown Records、その系列からリリースされていたストリングス・オーケストラによるイージー・リスニング・ミュージック。いやいや、興味を惹きますよね。
いざ聴けば、予想通り、これ、いつものモータウンサウンドを担ったファンクブラザースやデトロイト・シンフォニー・オーケストラが演ってるでしょ、恐らく。しかし、何故にサンレモを名乗るのだろう? サンレモ音楽祭にエントリーでもしたのかしらん。
Ric-Ticからシングルがたくさん出ていてアルバムももう1枚ある様子、要チェックです。
Side A
A1I Second That Emotion
A2I'm Leavin' This Old Town
A3Reach Out I'll Be There
A4Day By Day Or Never
A5It's Not Unusual
A6I Was Made To Love Her
Side B
B1Born Free
B2Up, Up And Away
B3To Sir, With Love
B4Alfie
B5My Girl
B6Home Coming


The San Remo Golden Strings - I Second That Emotion (more stereo, more beef)



The San Remo Golden Strings - I Second That Emotion (1968 Motown Instrumental)



The San Remo Golden Strings - I Was Made To Love Her (Motown 1968)



The San Remo Golden Strings - My Girl





Doug Watkins - Red Garland - Art Blakey - Blue Stars

$
0
0
ジャズものをCDで買うことはあまりないのですが、安かったりしてつい手が出たものを4枚。いずれもなにを今更のものですが。


1,Watkins at Large/Doug Watkins (Transition) 1CD 648円
このTransition盤が東芝から復刻されたときは驚いたなぁ、70年代の後半頃でしたっけ、ドナルド・バード盤やセシル・テイラー盤とか焦って買ったものでした。
で そのTransitionからのダグ・ワトキンスのリーダー作。CDが安かったのでつい手が出ました。

50年代のハードバップを支えた筆頭ベーシストの一人、その重く堅実でありながら粘り腰のウォーキングベースは私になかではポール・チェンバースと双璧に惹かれる人。その数少ない(Prestigeの「Soulnik」しか思い浮かびませんが他にも?)リーダー作が1956年にTransitionに残した本盤。ポール・チェンバースのリーダー作がやたらなベースソロにアルコ弾きまでギンギンにリーダー主張するのに比べ、本盤におけるダグ・ワトキンスはリズムバウンサーに徹していてこの人らしい。
バード、モブレイのフロントも好演、バレルもテイラーもいつもの職人芸、一世代上になるデューク・ジョーダンの参加が面白いところ。

1. Return to Paradise
2. Phinupi
3. Phil T. McNasty's Blues
4. More of the Same
5. Panonica

Doug Watkins(b)
Donald Byrd(tp)
Hank Mobley(ts)
Duke Jordan(p)
Kenny Burrell(g)
Art Taylor(ds)
1956/12/8


Doug Watkins Sextet - Return to Paradise







2,When There are Grey Skies/Red Garland (Prestige) 1CD 300円
「Groovy」「Garland of Red」「All Kind of Weather」等々数々のピアノトリオの名盤を残したPrestige時代最後の録音盤(1962年)。本盤の前年にJazzlandに残した「Bright and Breezy」「Nearness of You」と似た感触というイメージを持っていましたが、久し振りに聴いてみるとやはりJazzland録音とPrestige録音は全然違うなぁ、とあらためて。アルバム・タイトル「When There are Grey Skies」の通り、1曲目の"Sonny Boy"からこの人には珍しく妙に寒々しい暗い演奏でチト面白い一枚。
現行CDにはボートラで"My Blue Heaven"が入っているのですが、今回買ったCDはのはCD初期のものにてボーナスなし、おまけに音質感心せず。安かった訳だわ(苦笑)

1.Sonny Boy
2.My Honey's Lovin' Arms
3.St.James Infirmary
4.I Ain't Got Nobody
5.Baby Won't You Please Come Home
6.Nobody Knows The Trouble I See

Red Garland (p)
Wendell Marshall (b)
Charlie Pership (ds)
1962/10/9

garland


Red Garland-Sonny Boy



St James Infirmary / Red Garland







3,A Day with Art Blakey 1961/Art Blakey & the Jazz Messengers (Bayside) 2CD 864円
1961年の来日公演のライヴ録音、本盤は初日のコンサートの模様をTBSが放送用に録音したもので、81年にLP2枚組でリリースされたのが初出。
そのLPが出た当初に買って聴いたときの印象はイマイチ悪かった。イケイケの演奏ではあるもののどこか迫力不足というかまとまりがないというか.....。それは今にして思うと放送録音特有の平面的な音質によるものが大きかったような気がします。リー・モーガンは溌剌としているし、ショーターも持ち前のモーダル路線は出せずともまぁ好演だし、ティモンズも陶酔のソロを聴かせるし、改めて聴けばもちろん悪いわけがないと。まぁ、なにはともあれ、この演奏が日本中にファンキーブームを巻き起こしたと云われる伝説の公演なわけで音が残っていただけでも....じゃないですかね。

Disc 1
1. The Summit
2. The Breeze And I
3. Blues March
4. Moanin’
5. It’s Only A Paper Moon

Disc 2
1. Nelly Bly
2. Dat Dere
3. Round About Midnight
4. A Night In Tunisia

Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Bobby Timmons (p)
Jymie Merritt (b)
Art Blakey (ds)
Recorded At Sankei Hall, Tokyo, Jan. 2, 1961


blakey


Art Blakey & The Jazz Messengers / Blues March (in Japan 1961)


Art Blakey & The Jazz Messengers - Tokyo 1961









4,Lullyby of Birdland/Blue Stars of France (Emarcy) 1CD 300円
つい数日前にフランスのバンドリーダーにしてプロデューサーのエディ・バークレイのアルバムを取り上げましたが、このエデイ・バークレイが思いついたアイデアを当時パリに住んでいたブロッサム・ディアリーに託して結成されたのがこのコーラスグループ、ブルースターズ。器楽奏者の男性4人、女性4人の混声コーラスでフランス語の独特な発音がなんとも優雅にパリしていて軽妙。


bluestars


Blossom Dearie & The Blue Stars of France - Lullaby of Birdland (French)

Lighthouse - Vanilla Fudge 1969-2003

$
0
0
1,Live!/Lighthouse (Evolution) 2LP 400円
カナダのドラマー。スキップ・プロコップ率いるホーン、ストリングスまで加えた大所帯バンド、ライトハウスの1972年2月のカーネギー・ホールでのライヴを収めた通算6枚目のアルバム。
選曲も代表曲を散りばめ、69年からの活動の集大成的なアルバム。演奏は文句ないのですがその昔に聴いたときからの音質の悪さはやっぱり気になります、youtubeにアップされているCDからの音を聴くと随分と聴きやすくなっているようですね。
Side A
A1I Just Wanna Be Your Friend
A2Old Man
A3Rockin' Chair
Side B
B1Sweet Lullaby
B2Eight Miles High
Side C
C11849
C2You And Me
Side D
D1Take It Slow
D2One Fine Morning
D3Insane


lighthouse



LIGHTHOUSE LIVE 1972 "8 MILES HIGH"



Lighthouse - You and Me (live)



LIGHTHOUSE LIVE 1972 "OLD MAN"








2,Near the Beginning/Vanilla Fudge (Atco) 1LP 400円
69年の4枚目、シングルカットされた"ショットガン"が入っているのとB面を占める23分もの"Break Song"なるシュライン・オーディトリアムでのライヴ録音が入っていることで印象的なアルバム。
リアルタイムで日本グラモフォンから出た日本盤は見事な日本独自ジャケットで古いファンには忘れられないものかもしれませんね(って、私がそうだからですけど(笑))。
fudge


思えば、アナログ盤はその日本グラモフォン盤しかもっていなかったので今更ながらですが思わず買ってしまいました。
fudge



Vanilla Fudge - Shotgun



Vanilla Fudge - Shotgun (1969)



Vanilla Fudge - Some velvet morning 1969



Vanilla Fudge - Break Song











3,Rocks the Univers:Live in Germany 2003/Vanilla Fudge (Store for Music) 1CD 648円
オリジナル・ファッジが解散したのが1970年、以後現在まで集合離散を繰り返して何度もの再結成をしていてその変遷をつかむのもなかなか難しいところ。大雑把にいうと先ずは84年のスタジオ録音「Mystery」、その後も断続的にライヴは行ってその間の怪しげなライヴ盤も出ていたりしていましたが次にエポックとなったのが2000年代に入って出したスタジオ作「The Return」、これはかつてこちらで取り上げておりますがマーク・スタインの代わりに入ったビル・パスカリなるおっさんが奮闘、かつてにファッジを彷彿とさせる一枚となっていました。その後はマークやビンス・マーテルも復帰してのオリジナル・ファッジになったり、カクタスの再結成で今度はティム・ボガード、カーマイン・アピスが抜けたりと出入りが激しくなるも活動は継続、オフィシャルサイトを見れば、2016年はティム・ボガートを除いた3人での活動が載っています。

と まぁ、粗々にまとめるとそんなところでしょうか。ということで、今回買ったのはビル・パスカリなるオルガンのおっさんが入ったティム・ボガートとカーマイン・アピスが主導していた時期、2003年10月15日ドイツはLorschのMusic-Theatre Rex, Lorschでのライヴを収録したもの。お馴染みのナンバーが続き最期はBBAのアレ、悪くないですね、このライヴも。youtubeを見るとTVの放送録音のようです。

1. Good Good Livin'
2. Take Me For A Little While
3. Ain't That Peculiar
4. People Get Ready
5. Shotgun (incl. Drum-Solo)
6. Bass-Solo
7. She's Not There
8. Da Ya Think I'm Sexy
9. You Keep Me Hanging On
10. Superstition

Bass, Vocals – Tim Bogert
Drums, Vocals – Carmine Appice
Guitar, Vocals – Teddy Rondinelli
Organ, Vocals – Bill Pascali

fudge


Vanilla Fudge - She´s not there - live Lorsch 2003 - Underground Live TV recording

Hapshash and the Coloured Coat - The Carnival

$
0
0
1,Western Flier/Hapshash and the Coloured Coat (Imperial) 1LP 648円
元々は英国のアートデザイナー二人が組んだユニットで、ファースト・アルバムはスプーキー・トゥースの前身ArtのメンバーにT-レックス加入前のミッキー・フィンがバックを務めた今では英国サイケの有名盤。
この69年のセカンドアルバムは中心人物だったデザイナーの一人が本業に戻りバックのメンバーも一新したというバンド名は変わらずとも音楽性はまるで変わってのもの。

ファーストがピンクフロイドの"Interstellar Overdrive(星空のドライブ)"とかアモンデュールの「Psychedelic Underground 」とかが引き合いに出されるグジュグジュのドラッギーな垂れ流しサイケだったのですが、このセカンドはフィドルやアコーディオンを入れたオールドタイミーなカントリーフォークや女性ボーカルの英国フォーク、グランドホッグスのT.S.マクフィーのギターとマイク・バットのピアノが活躍するブギ、歌い上げ風のドラマティックポップ、スライドギターを入れゴスペルっぽさまである男女掛け合い曲、等々様々に広がる音楽性は実に面白く聴けます。ファーストからの流れかすべてどこかよじれた感があるのも惹かれるポイントです。

入手盤は69年にリリースされた米Imperial盤、オリジナルは英Liberty盤でジャケットのデザインも違います。米盤がImperialで英盤がLivertyというと、このアルバムにも参加しているT.S.マクフィー率いるグランドホッグスの初期作と同じ流れですね。


Hapshash and the Coloured Coat - Big Bo Peep


Blue Narcissus - Hapshash and the Coloured Coat



HAPSHASH & THE COLOURED COAT - Chicken Run








2,same/The Carnival (World Pacific) 1LP 100円
このジャケット写真なんでその昔は誰も鼻も引っ掛けない埋もれ盤だったのが、ソフトロックとやらの再評価に乗って俄然名盤化してしまった一枚、ですね。あらまの100円盤、即抱えました。

フィフス・ディメンションを手がけたボーンズ・ハウのプロデュース、ボブ・アルシヴァーのコーラス・アレンジでふくよかなボッサ/ラテンサウンド。確かにセルメン・サウンドなわけですが、これでロジャ・ニコの曲なんぞを手掛ければ、まぁ、確かにその手のファンには堪えられないものでしょう。
Side-A
1. Canto de Carnival
2. Laia Ladaia
3. Sweets For My Sweets
4. Take Me For a little While
5. Turn Turn Turn
6. Hope
7. Walk On By

Side-B
1. A Famous Myth
2. Son Of a Preacherman
3. Reach Out For Me
4. Love So Fine
5. The Word

Carnival


THE CARNIVAL - canto de carnival



Love So Fine - The Carnival - (1969)



Viewing all 2396 articles
Browse latest View live