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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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Richard Harris 1968

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1,The Richard Harris Love Album (Dunhill) 1LP 100円
これもお買い初めのブツ。
英国の名俳優リチャード・ハリス、ジム・ウェッブが作編曲/プロデュースを手掛けた1968年のファーストアルバム「A Tramp Shining」と同年のセカンドアルバム「The Yard Went On Forever」を中心に再編成し1972年にリリースされたアルバム。

目くるめくサウンドスケープ、これに乗るジェントルで渋い歌声、7分にも渡る名曲"マッカーサー・パーク"、なにはともあれこの曲の魅力には抗いがたし。このシングルのB面だった"Didn't We"もしかり。
やはりオリジナルアルバムを買わねば、あらためて思います。

Side A
1,Lovers Such As I
2,The First Hymn From Grand Terrace
3,If You Must Leave My Life
4,One Of The Nicer Things
5,A Tramp Shining
6,Like Father Like Son
Side B
1,Didn't We
2,What A Lot Of Flowers
3,Mac Arthur Park
4,Fill The World With Love


Richard Harris MacArthur Park



Didn't We...Richard Harris



Fill the world with love

アメリカン・ミュージックの根源

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1,The Roots of America's Music/V.A. (Arhoolie) 2LP 1,656円
これもお買い初めでの見っけもの。
入手盤は70年代初めに東芝から出た国内盤。キャッチは「ブルースの良さを知り、新しいロックの魅力を確認するために」。

このブログでも何度も何度も書いていますが、まだ10代だった頃に当時新宿西口小田急ハルクの裏手にあったレコード店「オザワ」で980円で買ったこの米盤こそが私のその後の行く末を決定付けてくれたエポックメイキングなアルバムなのです。

2枚組レコードの4面を「Country Blues」「City Blues」「Gospel & Jazz」「Country,Cajun & Folk」に分けてアメリカン・ミュージックを俯瞰するという内容。ライトニンもロウエル・フルソンもフレッド・マクダウエルもクリフトン・シェニエもマンス・リプスコムもビッグ・ママ・ソーントンもみんなみんなこのアルバムで知ったのです。ブルースのみならず、ゴスペル、ケイジャン、ストリングス・バンド、ブルーグラス、マウンテン・ミュージック、訳も分からず聴き捲ったこれらの音楽、この時に培った耳が後年どれだけアンテナなり羅針盤の役目を果たしてくれたことか。

と、まぁそんなかけがえのないアルバムなのですが、当時私が米盤を入手した少し後に国内盤が出ていてその現物を初めて見たのが10数年前、以来、そのライナー見たさに探していたのがこの東芝盤。このお正月の3日についに新宿で遭遇、今年は良いことがあるかも(笑)

ただ、まぁ、オチもあって、ピート・ウェルディングによるオリジナルライナーノートの翻訳や中村とうようさんが綿々と綴った濃いぃ内容のライナーが付いているのではないかと勝手に想像を膨らませていたですが、想像とは違って翻訳もなく桜井ユタカさんによるライナーは紙面の都合とエクスキューズしてその歴史も各ジャンルの考察も省略だと。アーティスト紹介もブルースマンのみ。まぁ、しょうがないですね、なんたってまだ70年代の初めって時期ですから。

収録曲はこちらを参照ください。

Arhoolie Recordsはその後、本盤を拡大した形で2000年には創設40周年を記念したCD5枚組の「Arhoolie Records 40th Anniversary Collection: The Journey Of Chris Strachwitz 1960-2000」を、創設50周年を記念した2011年には未発表曲をごそっとぶち込んだCD4枚組「Hear Me Howling! : Blues, Ballads, and Beyond」をリリースしています。


Mercy Dee, Walked down so many turn rows



LARRY WILLIAMS I KNOW YOU HEAR ME CALLING



MANCE LIPSCOMB ~ Sugar Babe



Lowell Fulson - River Blues.wmv



Louisiana Blues by Clifton Chenier

The Ventures 1970 - 1981

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相変わらず買い続けているベンチャーズのレコード、ここ最近購入のLPを。


1,The Ventures 10th Anniversary Album (Liberty) 2LP 300円
1970年、レコードデビュー10周年を記念してリリースした2枚組LP。
ニルソンでお馴染みフレッド・ニール作"うわさの男"でスタート、当時のミドル・オブ・ザ・ロード系のヒット曲を中心にお得意ビートルズ楽曲を散りばめた一作。ジェリー・マギー大活躍、この期の代表作といっていい素晴らしいアルバム。
入手盤は韓国盤(の多分後年出た再発盤)、ハングル語のライナーが入っていました。

1. Everybodys Talkin
2. Sweet Caroline
3. Medley Who'll Stop The Rain / Bad Moon Rising
4. Michelle
5. Good Morning Starshine
6. Bridge Over Troubled Water
7. Eeleanor Rigby
8. The Sound Of Silence
9. Strangers In The Night
10. Those Were The Days
11. Mac Arthur Park
12. Medley Blowin In The Wind / Dont Think Twice Its Alright
13. Up Up And Away
14. By The Time I Get To Phoenix
15. Raindrops Keep Falling On My Head
16. Let It Be
17. Sugar Sugar
18. Never My Love
19. Delilah
20. Hey Jude
21. Spinning Wheel

ven






2,The Ventures on Stage 1972 (Liberty) 2LP 100円
ノーキー・エドワーズが復帰、“オリジナル・フォー”による1972円9月30日渋谷公会堂でのライヴ盤。丁度前年に"雨の御堂筋"が大ヒット、よってこの曲では欧陽菲菲がゲスト出演。MCは一部でお馴染みアレキサンダー1世。再び光り輝くベンチャーズ、これまた素晴らしい。

01. クルーエル・シー
02. ドライヴィング・ギター
03. アイム・ア・マン
04. アパッチ
05. ダイアモンド・ヘッド
06. 二人の銀座
07. 輝く星座
08. 10番街の殺人
09. ブルドッグ
10. プラウド・メアリー
11. メドレー:京都の恋~黒のぬれ
12. ワイプ・アウト
13. ギミ・サム・ラヴィン
14. 朝日のあたる家
15. ゴッドファーザー 愛のテーマ
16. ホンキー・トンク
17. 雨の御堂筋
18. ウォーク・ドント・ラン
19. さすらいのギター
20. パイプライン
21. キャラヴァン

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3,The Ventures Only Hits! (UA) 2LP 100円
はてさて、こちらはLibertyからUAに移籍しての1973年盤。"ツァラトゥストラはかく語りき"でのスタートが暗示するポピュラーヒット曲集。ジェリーに代わってノーキー復帰、メル・テイラーに変わっては多分ジョ・バリル。才人ベン・ベネイが全曲のアレンジを担当しています。

A1Also Sprach Zarathustra
A2Hummingbird
A3Summerbreeze
A4Get Down
A5Soul Makossa
A6My Love
B1The Cisco Kid
B2Killing Me Softly With His Song
B3Oh Babe, What Would You Say
B4Yesterday Once More
B5Superstition
B6Last Tango In Paris
C1Dueling Banjos
C2Live And Let Die
C3The Morning After
C4Drift Away
C5Alone Again (Naturally)
C6I Can See Clearly Now
D1Finders Keepers
D2The Twelth Of Never
D3Frankenstein
D4The Night The Lights Went Out In Georgia
D5Are You Man Enough
D6You Are The Sunshine Of My Life


ven

ven


ven






4,Pops in Japan'81/The Ventures (東芝EMI) 1LP 100円
先ずはこのジャケット。ここに至っては....と。往年のファンとしては正直そう思ってしまう一抹の悲しさを感ずる81年盤。ただ、これもまさしくベンチャーズ、ですね。

1,ダンシング・オールナイト
2,魅せられて
3,スニーカー・ブルース
4,順子
5,眠れぬ夜
6,MIDNIGHT TONIGHT
7,街角トワイライト
8,潮騒のメロディー
9,青い珊瑚礁
10,セクシー・ナイト
11,異邦人
12,UNTIL THE END

うちの猫

The Ventures 45's & EP

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最近まとめて購入したベンチャーズの100円盤、その4曲入りEP盤とシングル盤のうち先ずはジャケットにステージ写真を使ったものをまとめてみました。ここに載せたのは7枚ですが、もちろんこれはホンの一部、LPも含めてこんなにステージ写真をジャケットに使ったアーティストも珍しいですよね。60年代の中頃の時期はまだ宣材写真がそれほど無かったってことなのか、どうなのか?


1,ペダル・プッシャー/ベンチャーズ (Liberty) EP 100円
66年1月発売盤。すべてアルバム「オン・ステージ」からのカット。A面はイギリスとアメリカで収録されたライヴ録音、B面は「イン・ジャパン」からカットの6分弱のライヴ・バージョン。

Side A
1,ペダル・プッシャー
2,星への旅路
Side B
1,キャラバン'65






2,蜜の味/ベンチャーズ (Liberty) EP 100円
66年6月発売盤。A面2曲目は本国ではシングルオンリー曲だそう、B面はT-ボーンズとゲイリー・ルイスのカバー。
Side A
1,蜜の味
2,エル・クンバンチェロ
Side B
1,ビートでOK
2,あの娘のスタイル

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3,パラダイス・ア・ゴー・ゴー/ベンチャーズ (Liberty) EP 100円
66年3月発売盤。無理やり"Go Go"に仕立て上げた曲うぃ集めたもの。ここまでの3枚は66年に入って3ヶ月毎に発売されたもの。これと同時にシングル盤も発売されていたわけで、相当にお金がなければフツーのファンにはとてもついていけないリリース数。でもでも、今になってもこのあたりのシングル/EPの中古盤はイヤになるほど見かけるわけでやっぱり相当数売れていたのですね。

Side A
1,パラダイス・ア・ゴー・ゴー
2,若さでゴー・ゴー
Side B
1,ウーリー・ブリー
2,ホイッチャー通りでゴー・ゴー

Ven








4,青い渚をぶっとばせ/ベンチャーズ (Liberty) EP 100円
65年8月発売盤。昨年1度取り上げていますが、一括購入時ついついまた手が出ました。

Side A
1,青い渚をぶっとばせ
2,サーフ・ライダー
Side B
1,ワイプ・アウト
2,イエロー・ジャケット


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5,キャラバン b/w ブルドッグ/ベンチャーズ (Liberty) 45's 100円
65年5月発売、最強のカップリングですね。

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6,スィンギン・クリーパー b/w ペダル・プシャー/ベンチャーズ (Liberty) 45's 100円
65年9月発売、珍しく2曲ともメンバーのオリジナル曲。

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7,二人の銀座 b/w エイト・マイルズ・ハイ/ベンチャーズ (Liberty) 45's 100円
66年7月発売。ベンチャーズ歌謡曲の金字塔といっていい名曲、ですね。なぜにB面がバーズのカバー曲を持ってきたのか? 

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The Ventures 45's & EP Part-2

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最近買ったベンチャーズのシングル&EP盤、今回はジャケットにステージ写真を使っていないものをまとめて。

1,Go Surfin' with The Ventures (Anstraria EMI/Liberty) EP 300円
オーストラリア盤の4曲入りEP。60年代にリリースされたものでしょう。
Side A
1,Diamond Head
2,Party in Laguna
Side B
1,Journey in Stars
2,Running Wild


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2,ジングル・ベル/ベンチャーズ (Liberty) EP 100円
云わずと知れた名アルバム、クリスマス・アルバムからの4曲。65年11月発売盤。
Side A
1,ジングル・ベル
2,サンタが町にやってくる
Side B
1,ホワイト・クリスマス
2,赤鼻のトナカイ

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3,北国の青い空 b/w 東京ナイト/ベンチャーズ (Liberty) 45's 100円
"Ginza Lights"に次ぐベンチャーズ歌謡曲になるのかな、"Hokkaido Skies"と"Tokyo Nights"。67年6月発売。
「二人の銀座」も「東京ナイト」もまるでこの二人のために書かれたような気がするほどはじける山内賢&和泉雅子のデュエット作が大好きです。

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和泉雅子・山内賢さん「東京ナイト」



奥村チヨ 北国の青い空








4,恋の湖 b/w ジョイ (Liberty) 45's 100円
LibartyからUAに移籍してのクラシックに挑戦したアルバム「Joy」からのカット・シングル。72年3月発売。


joy


joy







5,ルート66(ジャズ・バージョン) b/w ルート66(ロック・バージョン)/ベンチャーズ & エディ潘 (東芝EMI) 45's 100円
ぐっと飛んで82年発売のシングル、ブリジストンタイヤのCFソング。なんでまたエディさんがベンチャーズと?と大きな違和感を覚えたのを思い出します(エデイさんにしてみればルーツなのでしょうが)。
それなりに売れたのでしょうね、今でも結構見かけるシングルです。

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The Hardy Boys - Johnny Rivers - Sons of Champlin

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1,Wheels/The Hardy Boys (RCA Victor) 1LP 648円
1920年代から今も続く少年向けミステリー、兄のフランクと弟のジョーのハーディー兄弟が活躍する少年探偵〈ハーディー・ボーイズ〉。そのTVシリーズから生まれた架空のバンドによるアルバム。1970年Duwich Productionによる制作で、プロデューサー/楽曲提供にはエリー・グリニッチも名も連ねるサンシャインなバブルガムポップス。
紅一点を含むところとかサンシャイン・カンパニーを想起します。


The Hardy Boys - Wheels 1970



THE HARDY BOYS.....WHERE WOULD I BE







2,Johnny Rivers Rocks The Folk : 12 Greatest Folk Songs in His a Go-Go Style (Imperial) 1LP 100円
このブログでは毎度おなじみジョニー・リヴァース、こんなのが100円で打ち捨てられていたら救済せざるを得ませんね。そのタイトル通りでフォークソングの有名曲をジョニーさんお得意のゴーゴースタイルのロックンロールでというフォーク・ロックのブームに乗ってみた一枚。ベースにチャック・デイ、ドラムスにミッキー・ジョーンズ、プロデュースはルー・アドラーという65年盤。
Side A
A1Tom Dooley
A2Long Time Man
A3Michael (Row The Boat Ashore)
A4Blowin In The Wind
A5Green, Green
A6Where Have All The Flowers Gone
Side B
B1If I Had A Hammer
B2Tall Oak Tree
B3Catch The Wind
B4500 Miles
B5Mr. Tambourine Man
B6Jailer Bring Me Water

rivers


Johnny Rivers- Catch The Wind (Stereo Version)


Johnny Rivers- Michael, Row The Boat Ashore (Stereo Version)



Blowin In The Wind & Mr Tambourine Man - Johnny Rivers.wmv









3,same/The Sons of Champlin (Gold Mine) 1LP 100円
これも上記ジョニーさんと同時に救済した一枚。
一般的にはシカゴのメンバーとして知られるビル・チャンプリンが60年代後半から率いていたサンズ・オブ・チャンプリン。本盤はその後期に当たる75年盤。
これは当時日本盤がアリオラ・レーベルで出ていたもの。私はそのアリオラ盤で親しんでいたのですが、今回の入手盤はGold Mineという如何にもマイナーなレーベルから出ているもの。チト検索をしてみるとやはり本国でもアリオラからも出ていて、このGold Mineはサンズの自主レーベルでアリオラ盤は買い取って出し直したものだそうです。因みにこの後、アリオラからThe Sons名で2枚のアルバムを出して解散しています。
いずれにしろこの75年盤でもベイエリアのバンドらしいブラスを入れたソウルフルなファンクフルなサウンドとボーカルは不変、素晴らしいです。

sons

sons


The Sons of Champlin - Lookout - 10/4/1975 - Winterland (Official)



The Sons of Champlin - Saved By The Grace Of Your Love - 10/4/1975 - Winterland (Official)

Cat Mother - Elephant's Memory - Evergreen Blues

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1,same/Cat Mother (Polydor) 1LP 648円
元々はCat Mother and The All Night Newsboysと名乗っていたバンドの1970年の3枚目。マネージャーが同じマイケル・ジェフリーだった縁でファースト・アルバムをジミ・ヘンドリクスがプロデュースしたことでも知られますね。その頃はハードなギターにハモンドオルガンがうなるハードロックサウンドだったのですが、ここではジャケットのイラストからも伺えますがバンジョーやフィドルも入れたカントリー風な曲が多くなってきています。中心人物のロイ・マイケルズはスティーヴン・スティルス、リッチー・フューレイもいたAu Go Go Singersのメンバーだったわけで、このカントリーサウンドも何ら不思議は無いもの。

catmother


catmother





2,same/Elephant's Memory (Apple) 1LP 432円
ジョン・レノン&ヨーコ・オノのプロデュースの元、1972年にAppleから発表されたアルバム。知られるようにこれ以前には映画「真夜中のカウボーイ」のサントラに参加していました。
「Some Time in New York City」が好きなら気に入るだろうなというN.Y.R&R。
本盤ってひょっとして未だにCDされていないのですかね? 


memory


Liberation Special ~ Elephant's Memory


Elephants Memory Madness John Lennon production 1972



Elephant's Memory "Local Plastic Ono Band"







3,Comin' On/Evergreen Blues (ABC) 1LP 648円
60'sブルース・ロック好きには抗い難いバンド名で思わず手が出たもの。
サックスにペットにトロンボーンも入ったブラス入りバンド、とはいえS&Tやシカゴのようなブラスのオーケストレイションを前面に出したものではなく、ソウル/R&Bでのブラス処理。ということでブルースと名乗るもののボーカルも含めてラテン風味もある白人ソウル/R&Bバンドの趣。1969年のリリース盤。


evergreen


Evergreen Blues - Eye In The Sky (1968)



Evergreen Blues - Try A Little Tenderness (1968)

秋風に身をまかせて冬のシンガポールへ思いを馳せる......

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1,冬のシンガポール/東京キッドブラザース (東芝EMI) 1LP 614円
湯村輝彦氏のフラミンゴ・スタジオがデザインした数あるジャケットでも最高位にランクする(と、勝手に思っている)傑作品。ジャケット表裏のみならず封入されたライナーまでもが完璧なフラミンゴ・ワールド。
クレジットは「Cover Desighn FLAMIA TERRENO GONZO TIGER BED SHIN For FLAMINGO STUDIO」。多分1980年の作品。

と、以前から目をつけていたものだったので渋谷DUでの遭遇の際は快哉の雄叫び、が、その10日後、今度は下北沢DUの100円盤コーナーで遭遇、状態は両盤とも最高、まぁ、遭遇するときはこんなものですね、もちろん100円盤も救済しておきました。

キッド


キッド



キッド


キッド






2,オータム・ハイウェイ/ヒート・ウェイブ (Epic) 1LP 100円
「秋風に身をまかせてシーサイドからベルエアへ、ハイウェイはストレート、バックシートに長い髪が舞うクールなドライブタイム、軽いビートが心地良い」、うーん、如何にも80年代、当時はこんなトワイライトなジャケットに今見ると鼻白むこんなコピーの付いたAOR/フュージョンものが氾濫していたものですね(本盤のように勝手に仕立て上げられていたのが多かった、というのが正しいかも)。

絶対日本制作だよなと思ったら、アルバム制作はアメリカでジャケットのデザイン/イラストが日本人と思しき人で「Cover Illustration and Desighn : Keiji Uyeda & After Hours Studio」のクレジット。




hw


hw


hw




Heatwave - Naturally



Heatwave / Find It In Your Heart / Current

あがた森魚 1972-1974

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何故か、何故か、急に急に懐かしく、猛然と聴きたくなった初期のあがたさん。そう思った矢先にLPに遭遇、この2枚を抱えてしまいました。CDでもよかったのだけど、「噫無情」のブックレットがやっぱり欲しくて。

1,乙女の儚夢/あがた森魚 (Bellwood) 1LP 634円
72年9月発売Bellwood/キングからのデビュー作。今では「大正浪漫とフォーク・ロックが交錯する屈指の名盤」ですね。この"赤色エレジー" "君はハートのクィーンだよ" "冬のサナトリウム"あたりを聴くとやはり思い出すのはガロ、もちろん例の3人組じゃなくて漫画雑誌のガロ。永島慎二、白土三平、楠木勝平、つげ定男、赤瀬川原平、南伸坊、安西水丸、そしてもちろん林静一。

うた絵本「赤色エレジー」は見事に買い逃していますが、吉祥寺のウニタ書店で売っていたのははっきり覚えています。因みにこのウニタ書店は中道通りにあってガロを出していた青林堂の本がいっぱい置いてある左翼系運動家御用達の本屋さんでした、そして、この10店ほど先にはあの芽瑠璃堂があったり、ここを東急百貨店の方に行くと武蔵野火薬庫ぐゎらん堂があるという、この辺りは今思えば70年代初め当時の吉祥寺の文化を象徴するような地域でした。
Side A
1. 乙女の儚夢(ロマン)
2. 春の調べ
3. 薔薇瑠璃学園
4. 雨傘
5. 女の友情
6. 大道芸人
Side B
1. 曲馬団小屋 (挿入曲「美しき天然」)
2. 電気ブラン
3. 秋の調べ
4. 赤色エレジー
5. 君はハートのクィーンだよ
6. 冬のサナトリウム
7. 清怨夜曲

入手盤は後に1,500円で出た廉価版シリーズの一枚。


赤色エレジー あがた森魚



「冬のサナトリウム」あがた森魚







2,噫無情(レ・ミゼラブル)/あがた森魚 (Bellwood) 1LP 634円
松本隆プロデュースによる74年リリースのセカンド・アルバム。
先に書いた通り、このアルバムには徹底した大正ロマンな8ページのブックレットが封入されています。

物語のあるアルバムもさることながら、当時先に入手していたシングルカットされた"永遠のマドンナK"のB面が私が大好きだった西岡恭蔵さんの"街の君~トーキー街の少女"でバックははちみつぱいだったのが忘れられず、このアルバムには未収録だったのだけど今ではBellwoodのシングル集的なコンピで聴けるのかな。それと"大寒町"が大好きでした。
1. 蒲田行進曲’74
2. 永遠のマドンナK
3. キネマ館に雨が降る
4. 組曲「噫無情」
5. 星のふる郷
6. 元祖ラヂヲ焼
7. 上海リル
8. はいからはくち
9. モンテカルロ珈琲店(小さな喫茶店)
10. 月曜日のK
11. 最后のダンス・ステップ(昭和柔侠伝の唄)
12. 大寒町
13. テレビヂョン

あがた

bellwood


大寒町 / あがた森魚+高野寛

ジョー山中 1981

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1,魂/ジョー山中 (Orange House/徳間ジャパン) 1LP 100円
徳間ジャパンの傘下レーベルから1981年リリースされた一枚。
N.Y.とトロントで録音、深町純によるアレンジ、バックはリック・マロッタ、アンディ・ゴールドマーク、ウィル・リー、ワディ・ワクテル、ランディ&マイケル・ブレッカー等々当時の売れっ子がズラリ。
意匠は変われどその歌は変わらず、素晴らしいボーカリストでした、と、あらためて。

Side A
1. 戦い続ける男達の詞
2. もし
3. 胸いっぱいの夢
4. ONE SUNNY DAY - 小さなつまづき
Side B
1. STANDING IN THE RAIN - 雨の中に立って
2. 別れの夜に
3. やるしかないさ
4. おろか者の詩

joe


JOE



アストロノウツ・ア・ゴー・ゴー

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1,狂熱の超特急~アストロノウツ・ア・ゴー・ゴー (Victor) 1LP 680円
1966年リリース、原題「Down The Line」本国では通算8枚目のアルバム、この翌年「Travelin' Men」をリリースして解散となります。この2枚はかつてCollectablesから2in1でCD化されていました。

で、今回入手盤は日本ビクターから66年当時に出たペラジャケ国内盤です。このアルバムからはこのジャケ写真を使ってシングル「狂熱の超特急 b/ w 心を燃やして」そしてその2曲に"メンフィス" "セブンス・サン"を加えた4曲入りEPが出ていました。ということで、この日本盤アルバムもそのシングル曲2曲を両面のトップに持ってくるという恒例の曲順変更が行われています。この"Down the Line~狂熱の超特急"は66年の来日公演でも演奏していて「ライヴ・イン・ジャパン」に収録されていましたね。因みにこの曲、ロイ・オービソンの作です。

サーフィンブームもとっくに去ってしまった1966年、元々のアストロノウツの資質であるシンプルなR&Rバンドに戻っての一枚。R&Rといってもこのバンド、実は黒人音楽が好きなようでそれまでもレイ・チャールズ、T-ボーン・ウォーカー、バレット・ストロング、ラリー・ウィリアムス、ボ・ディッドリー、チャック・ベリー、ジョン・リー・フッカー、ジミー・リード等々黒人アーティストの有名曲を積極的に取り上げてきました。

このアルバムはその趣向をさらに深めた感があって高崎一郎さんのライナーにも「ストーンズ、アニマルのむこうをはってグッと黒っぽいリズム・アンド・ブルースを....」と書かれています。ストーンズが取り上げた曲が"Down Home Girl" "Memphis" "Oh Baby (We Got a Good Thing Goin')" "Walking the Dog" "Sweet Little Rock and Roller"と5曲もあるのが象徴的。元々黒人音楽好きだったこともあってこの頃は完全に意識していたのでしょうね。とはいえ、仕上がりはアストロノツっぽい白いR&Bで、そこが面白いところ。
もう一つのウリの甘いロッカバラードもポップ曲もしっかり入っていて楽しめるアルバムです。

Side A
1. Down the Line (狂熱の超特急)
2. Memphis (メンフィス)
3. Oh Baby (We Got a Good Thing Goin') (オー・ベイビー)
4. Dimples (あの娘のえくぼ)
5. Seventh Son (セブンス・サン)
6. Walking the Dog (ウォーキン・ザ・ドッグ)
Side B
1. Where There's Smoke There's Fire (心を燃やして)
2. Only Those in Love (恋は最高)
3. Down Home Girl (ダウン・ホーム・ガール)
4. Sweet Little Rock and Roller (スィート・リトル・ロックンローラー)
5. It Doesn't Matter Anymore (恋のつよがり)
6. It Could Never Be the Same (同じじゃない)



Memphis Tennessee - The Astronauts



The Astronauts: Ain't That Just Like Me


1960's Sound Track Album

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1,Dr.Gold Foot & The Girl Bombs/O.S.T. (Tower) 1LP 100円
1966年公開マッド・サイエンティストDr.Gold Footが活躍するセクシー/スパイ映画の挿入歌集。映画のオリジナルスコアはレス・バクスターが担当。イタリア版とアメリカ版があるようです。

Side A
A1The SloopysDr. Goldfoot & The Girl Bombs
A2The Mad DoctorsDr. Goldfoot's Igloo
A3Terry StaffordTry My World Little Girl
A4The Mad DoctorsThe Mad Mad Doctor
A5Bobby LileThey Just Don't Make 'Em Like Her Anymore
Side B
B1Paul & The PackHidin' From Myself
B2The Mad DoctorsThe Golden Bomb
B3The CandlesThis I Say
B4The Mad DoctorsThe Golden Price
B5The Mad DoctorsDr. Goldfoot & The Girl Bombs


tower


Dr. Goldfoot and the Girl Bombs | Trailer | 1966 | Mario Bava | Le spie vengono dal semifreddo


Dr. Goldfoot & The Girl Bombs 1966








2,Two for The Road/U.S.T. (RCA Victor) 1LP 100円
オードリー・ヘップバーン主演、ヘンリー・マンシーニ音楽の1967年作「いつも2人で」のオリジナル・サウンド・トラック。あの「ティファニーで朝食を」と同じコンビですね。

昨日1月20日はオードリー・ヘップバーンの命日(1929-1993)だそうです。

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Two for the Road - Henry Mancini / Audrey Hepburn



Two for the Road - 1967 - Trailer

Joni James - Sandy Posey

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1,100 Strings & Joni in Hollywood/Joni James (MGM) 1LP 614円
渡英した際に100ストリングスと共演したミュージカル曲集の1960年盤、この渡英ではアルバム2枚分の録音をしたようでも、もう一枚は「On Broardway」と題された映画音楽集となっていてColector's Choicekからこの2枚が2in1CD化されています。
MGMスタジオの玄関で撮られたジャケットが最高に雰囲気(合成写真かもですが)です。愛くるしい名曲"Tammy"が聴きたくて。
優雅でゴージャスなストリング・オーケストラとの共演、可憐な歌声が一段と素晴らしいのですが、どこを切ってもという金太郎飴的に聴こえてしまう私のような人間にはLPが最適ですね。CDだと....(苦笑)。
Side A
1. Tammy
2. True Love
3. I'll Never Stop Loving You
4. It's Easy To Remember
5. Over The Rainbow
6. Around The World
Side B
1. I Can't Begin To Tell You
2. Secret Love
3. Three Coins In The Fountain
4. The Boy Next Door
5. Dancing On The Ceiling
6. An Affair To Remember


Joni James - Tammy



Joni James - Dancing on the Ceiling (100 Strings & Joni in Hollywood)







2,Single GIrl/Sandy Posey (MGM) 1LP 300円
66年のヒット曲をフューチャーしたアルバム。サンディ・ポジー、元々はチップス・モーマンのアメリカン・サウンド・スタジオのセッション・ヴォーカリストをやっていたそうで、その縁でモーマンに認められてソロ歌手になった由。ポップカントリーの人という思い込みがありましたが、ここではカントリー風味は殆どなくガールポップのツクリ。ただ、60年代も半ばを過ぎた時期にてやや大人向けの感はありますね。


Sandy


Sandy Posey - Single Girl [Excellent quality]

ドーナツショップのウエイトレス

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1,Waitress in a Donut Shop/Maria Muldaur (Reprise) 1LP 100円
エイモス・ギャレットのぶっ飛びのギターソロが聴けることでも知られる"真夜中のオアシス"が入ったファースト・アルバム「Old Time Lady」に次ぐ74年のセカンド・アルバム。

R&B、ゴスペル、フォーク、テックスメックス、カントリー、スィング・ジャズ等々なアメリカン・ミュージックを現代のグッド・タイム・ミュージックとして昇華させたアルバムで、このマリアさん、ジェフ・マルダー、ヴァンダイク・パークス、ジョン・セバスチャン等々と共にアメリカン・ミュージック・ファンの道標を担ってくれた人ですね。70年代にこれを聴いた人たちがロックやカントリーやフォークの道をからどれだけ視野を広げて行ったことか。

ベニー・カーターが編曲/指揮をしてハリー・エジソン、スヌーキー・ヤング等々ジャズ界の大物がこぞって参加したスィング・ジャズ曲が単にノスタルジー感に浸ることなく、マリアの独特の歌声共々しっかり独自感を出していて素晴らしく今回特に耳を惹きました。
10数年振りに聴きましたが、いささかも鮮度衰えずのエヴァーグリーン・アルバム。今アマゾンを見たら昨年の暮れにこの2枚は廉価で再びCDが出ていました、今もこの2枚は有効のようで嬉しい限り。



アルバムタイトル「ドーナツショップのウエイトレス」はこの曲の歌詞からきているのですね。
" Sweetheart"   Maria Muldaur


Maria Muldaur - Gringo en Mexico




オマケでライヴ・ヴァージョンを。
Maria Muldaur - Midnight At The Oasis

Drummer's Album

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1,Country Style/Sandy Nelson (Imperial) 1LP 300円
"Teen Beat"でお馴染み、ズンドコ・ドラムのサンディ・ネルソンの62年盤。そのタイトル通りカントリー調の曲を演ったアルバム。デュアン・エディが同時期に出したホンワカ・カントリー・アルバムの「Songs Of Our Heritage」を思い出しました、もちろんもっとズンドコしていますけど。

Side A
1.North Wind
2.Wolverton Mountain
3.The Battle of New Orleans
4.Geisha Girl
5.On a Honky Tonk Hardwood Floor
6.Bimbo
Side B
1.Waterloo
2.The Wild Side of Life
3.The Tijuana Jail
4.Fraulein
5.Four Walls
6.Chew Tabacco Rag


Sandy Nelson-Drum Dance-1965







2,Jazz Gunn/Shelly Manne & His Men (Atlantic) 1LP 864円
タフな私立探偵ピーターが活躍するハードボイルド・テレビ・シリーズ「ピーター・ガン」 を映画化したのが 1967年の「Gunn ~ 銃口」。この映画のヘンリー・マンシーニが手掛けた挿入歌をマン親分がレギューラー・グループでジャズ化したのが本盤。シェリー・マンのグループらしいスィンギーで心地良い演奏です。
元々Peter Gunnの音楽も手掛けていましたね、シェリー親分が気に入っていたのかな。
Side A
1,A Bluish Bag
2,Silver Tears
3,Sweet
Side B
1,Theme For Sam
2,Quiet Happening
3,Night Owl
4,Peter Gunn

Jazz Gunn

David Castle 1977

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1,Castle In The Sky/David Castle (Parachute) 1LP 100円
20世紀フォックスでヴァン・マッコイとかを手掛けていたラス・モーガンとカサブランカでキッスとかドナ・サマーを手掛けていたニール・ボガードが、77年の暮れに発足させたパラシュート・レーベルの第一弾作品としてリリースされたのが本盤。パラシュートというと即座にランディー・ブラウンを思い浮かべますがその第一作と同時に出されたものだそうです。

ということで、テキサス出身のSSWのデビュー作です。
シンセサウンドからアビーロード・スタジオで録られたロンドン交響楽団による荘厳なイントロで幕を開けるこのアルバムのタイトルソングと云って良いようなバラード"Loneliest Man On The Moon"。
優しい歌声ながらどこかクセがあって何回か聴くと引き込まれていくというそんな印象。
初期のAORサウンド、担うのはチャック・レイニー、リー・リトナー、ジェイ・グレイドン、トム・スコット、ジェイムズ・ギャドスン等々でラヴ・バラード主体とAORを絵に描いたごとし。この人自身はピアノ弾きらしく7分を超える"Lady On The Other Side Of Town"はまさにそんな本領発揮のピアノ弾き語りでこの曲も耳を惹きました。

多分今では埋もれてしまっているアルバムなのでしょうが、その手AORのお好きな人、たまには往年のAORでもとか聴いてみようかとか思った人(私です (笑))、機会があったら是非。とは云え、未CD化のようです。

Side A
1,Loneliest Man On The Moon
2,You're Too Far Away
3,Make Believe (You're Near Me)
4,Lady On The Other Side Of Town
Side B
1,Ten To Eight
2,With Love & With Care
3,All I Ever Wanna Be Is Yours
4,Pretending
5,Finally


David Castle - Loneliest Man On The Moon



David Castle - You're too far away .wmv



David Castle - Ten To Eight [ w/ lyrics]



ALL I EVER WANNA BE IS YOURS -- DAVID CASTLE



LADY ON THE OTHER SIDE OF TOWN - DAVID CASTLE

Jethro Tull 1969

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1,Stand Up/Jethro Tull (Crysalis/Reprise) 1LP 428円
1968年から現在まで途切れることなく活動を続けるイアン・アンダーソンのジェスロ・タル。オフィシャル・サイトには2016年のツアー予定がびっしりと。イアン・アンダーソン68歳、衰え知らズです。

ということで、68年の「This Was ~ 日曜日の印象」に次ぐ69年のセカンド・アルバムです。もちろん当時日本発売もされていてバッハの曲を取り上げたインスト曲"ブーレ"が日本ビクターからシングルカットされていたのを記憶します。
基本ブルースロックではあるものの英国トラッドやクラシック、ジャズにも大きく振れる独自の音楽性はこのセカンドでよりクッキリと、という重要作。且つ、何を今更のアルバムですね。私もこれを買うのはCD含めて多分4回目。数多いタルのアルバムの中でも「日曜日の印象」「ベネフィット」「アクアラング」と並んで最もよく聴いたアルバムです。

今回は米初版が極安だったので、つい。
そう、タルのメンバーが飛び出るポップアップ・ジャケットなのです。

standup


Jethro Tull - Bourée


Jethro Tull - Nothing Is Easy

Ike & Tina Live at Carnegie Hall 1971

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1,What You Hear is What You Get : Ike & Tina Live at Carnegie Hall (UA) 2LP 100円
もう絶対の全盛期、アイク&ティナを聴くならココでしょう。ティナも凄けりゃ、アイケッツもギンギン、更にアイクのギターもキュイーンと本領発揮。エンターテイメントの塊、ソウル・レビューの鏡。

MCがアイクとキング・オブ・リズム、アイケッツを紹介、先ずはアイケッツがジャニス/アーマ・フランクリンでお馴染み"心のかけら"にスライの"エヴリディ・ピープル"、MCが再び登場ティナを呼び込んでの頭に"ギミ・サム・ラヴィン"を付けたサム・クック/アーサー・コンレイの"スィート・ソウル・ミュージック"で一気にアイク&ティナ・レヴィーに突入。歓声は意外にも抑え気味に収録、その分ティナとアイケッツのボーカル、アイクのギターがクッキリ、かなり生々しいです。やっぱりハイライトは"プラウド・メアリー"かな、アイクの低音ヴォイスにティナの語りで始まりアンコール含めて10分強、「ローリン、ローリン」の嵐です。で、次に来るのがボビー・ブランドのスローブルース"I Smell Trouble"、アイク・ターナーのチキン・スクィーズ・ギターも聴きもの。最後はオーティス・カバーの2連発、これも2曲で13分超えの大熱演。いや、もう大変です。

今回LPが安かったので買ったものの実は以前からCDで楽しんでいました。コンサートの流れがあるので一気に聴けるCDの方がより楽しめるのかなぁ、と。ただ、LPのジャケットは3面見開きの豪華版。LPジャケを見つつCDで聴く、これが一番かも(笑)

A1Introduction (by DJ Frankie Crocker & MC Eddie Burkes)
A2Piece Of My Heart
A3Everyday People
A4Introduction To Tina (By MC Eddie Burkes)
A5Doin' The Tina Turner
A6Sweet Soul Music
A7Ooh Poo Pah Doo

B1Honky Tonk Women
B2A Love Like Yours
B3Proud Mary
B4(Encore Of) Proud Mary

C1Proud Mary (Continued)
C2I Smell Trouble
C3Ike's Tune
C4I Want To Take You Higher

D1I've Been Loving You Too Long
D2Respect


Ike&Tina

IkeTina

Ike&Tina




Ike & Tina Turner - Proud Mary



Ike & Tina Turner - I Smell Trouble



Tina Turner Live Paris 1972, Proud Mary

トランペットに願いを

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1,トランペット・ムード 第2集/V.A. (Capitol) 10インチLP 100円
レイ・アンソニー、ボビー・ハケット、ジョナ・ジョーンズ、ハリー・ジェイムズ等々Capitolお抱えトランペッターによるイージー・リスニング集。1960年頃に東芝音楽工業からリリースされた10インチLP。
素晴らしくムーディーなジャケット・デザインは、はてさて米Capitol盤の流用なのか? はたまた東芝独自のものなのか? このセンスは前者のような気がしますが調べは及ばず正解は不明です。

Harry James. September songs.



Ray Anthony - Champs Elysees







2,Walt Disney presents Tubby the Tuba (Disneyland) 1LP 300円
ディズニーランド・レコード制作による子供向け音絵本「チューバのタビー」。当時同社の専属だったアネットがナレイションを担当しています。1963年リリース。アネット・ファンは見逃せないもの、かな?


tubby



Tubby the Tuba (Disneyland ST-1928) - Annette Funicello



Aldemaro Romero 1971

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1,En El Mundo/Aldemaro Romero Y Su Onda Nueva (DeJavu) 1LP 848円
ベネズエラの国民的な人気と名声を誇ったコンポーザー/アレンジャー、アルデマーロ・ロメロというとソフト・ロックが騒がれていたころに知った白い水着が眩しいジャケットの米Columbia盤とたぶん同時期の同レーベルからのチャーリー・バードとの共演盤くらいしか思い浮かばないという門外漢にしてていたらく。
それ2枚はソフトなブラジル風音楽ではあるもののもっと異国風味のあるちょっと特異なものだったって印象があります。
romero


で そんな門外漢が今回入手したのはその1971年盤。
ベネズエラにとどまらずアメリカをはじめ世界各国でアルバムを制作していった人のようで、これはイタリア制作盤らしく入手盤もイタリアからの再発盤です。
ストリングスに乗ってのスピード感のあるスキャットと 歌の掛け合い、なんとも形容しがたい目くるめくエキゾチックな世界に見事に圧倒されました。シタールを使った異国エキゾももちろんあります。


Aldemaro Romero-De Prisa



aldemaro romero y su onda nueva / una noche una cena



ALDEMARO ROMERO Y SU ONDA NUEVA - ESE MAR ES MIO
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