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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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Grand Funk Live Album

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1,Live Album/Grand Funk Railroad (Capitol) 2LP 614円
定番中の定番というか王道中の王道、GFRのライヴ・アルバム。
煽りのMCから歓声の中始まる"Are You Ready"....はてさてあの時代に何百回聴いたことか。1枚目も2枚目も穴の開くほど聴きましたが、やはりこれ1枚となればこのライヴ盤に尽きるでしょう、"ハートブレーカー" "孤独の叫び"の破壊力たるや!!
5年後の1975年になって再度ライヴアルバムを出しますが、良く云えば成熟したということですがその初期衝動/勢い/ダイナミズムは雲泥の差。
とまぁ、あの時代を知るものにとっては何を今更の極みみたいなアルバムですが、米Capitolのグリーン・レーベルでポスター完備品が驚きの安価(最近はこのグリーン・レーベルだけでもそれなりに高くなってきています)だったで思わず手が出ました。ポスターは69年のアトランタ・ポップ・フェスティバル出演時の写真とメモラビアのコラージュとなっています。

Side A
1.Introduction
2.Are You Ready
3.Paranoid
4.In Need

Side B
1.Heart Breaker
2.Words of Wisdom
3.Mean Mistreater
4.Mark Says Alright

Side C
1.T.N.U.C.
2.Inside Looking Out

Side D
1.Into The Sun


Capitol


GFR



Grand Funk Railroad Live Album [Remastered] 02 Are You Ready_



Grand Funk Railroad Live Album [Remastered] 05 Heartbreaker



GFR - Live Album - Inside Looking Out




Into the Sun Grand Funk Railroad LIVE

The Seekers - Nives - Marie Osmond

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1,The Seekers Live from the "Talk of the Town" (Capitol) 1LP 614円
オーストラリア出身のシーカーズ、かつてそのシングル盤を取り上げた時にも書きましたが"ジョージー・ガール"は60年代の数ある洋楽ヒット曲の中でもベスト10に入るほど好きな曲で、私にとっては永遠のエヴァーグリーンソング。そのライヴヴァージョンが聴けるということで思わず買ってしまいました。

67年ロンドンのクラブ「トーク・オブ・ザ・タウン」でのコンサートの模様を収めた実況録音盤。大仰な如何にもエンターテイナー登場というオーケストラによるオープニングから手慣れたステージを時に4人だけで時にオーケストラを入れて、爽やかなコーラスとジュディス嬢の良く伸びる天使の歌声で快調に飛ばします。最後は大歓声の中"ジョージー・ガール"で大団円。こういう屈託のないフォークン・ポップミュージックも良いですね、あらためて思います。

買ってきてネット検索をしていたらなんとワーナー・ミュージック・ジャパンが「ポップ・ロック・マスターピース・コンプリート・コレクション」の一枚としてジュディスのソロ曲等のボートラを入れた全24曲入りのCDを10月に発売するのだそう(以前紙ジャケででていたものの再リマスター盤だそうです)。入手した米盤は音質がイマイチなのですが、はてさてそれが2015年リマスターでどこまで補正されているのか.....。

Side A
1,Music Of The World A Turnin
2,I'll Never Find Another You
3,With My Swag All On My Shoulder
4,We Shall Not Be Moved
5,Morningtown Ride
6,A World Of Our Own
Side B
1,Rattler
2,The Olive Tree
3,Love Is Kind, Love Is Wine
4,The Carnival Is Over
5,Georgy Girl

入手盤は米Capitol盤ですが原盤は英Columbiaで全16曲入り、この時代の米盤の常(?)でこのCapitol盤は5曲も削られていました(嗚呼!)。


The Seekers I'll Never Find Another You 1968 (Stereo) HD



The Seekers The Carnival Is Over (1968) Stereo HD



The Seekers - Georgy Girl (1967 - Stereo)








1,Nives/Nives (MGM) 1LP 300円
アコギをちょこっと持って物憂げな表情で佇むジャケ写に惹かれて「The Fantastic American Debut of Italy's Fabulous」というコピーにはチト引っ掛かりましたがまぁ米MGMだし(なんじゃ?)と買ってみたもの。
さすがにMGMが米発売しただけあってモロのカンツォーネではなかったのですが、ポップフォークよりのカンツォーネの趣かな。67年の発売盤だそう。


Nives







3,Paper Roses/Marie Osmond (MGM) 1LP 100円
オズモンズ・ファミリーの一人娘マリーのソロ・アルバム。タイトルソング"Paer Rose~幸せのバラ"は73年11月に全米5位、カントリーチャートでは1位という大ヒット。ソニー・ジェイムズのプロデュースによるナッシュビル録音で絵に描いたようなポップカントリーが聴けます。

marie


marie



Marie Osmond - Fragment of Paper Roses





Rawhide and some Country Songs

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1,Songs from the Days of Rawhide/Sheb Wooley (MGM) 1LP 100円
TVドラマ「ロウハイド」に出演していた歌手/俳優のシェブ・ウーリーによるカントリー・ソング集。
オリジナルのフランキー・レインのヴァージョンとはまた違ったなかなかに渋い歌声。


Sheb Wooley - Rawhide







2,Rawhide's Clint Eastwood sings Cowboy Favorites (Cameo) 1LP 100円
で こちらも「ロウハイド」に出演していたクリント・イーストウッドが歌うカントリー・ソング集。wikiを見るとシングルは何枚か出していますが、アルバムは63年リリースのこれ1枚の様です。さすがクリント・イーストウッドで入手盤はここ最近リリースされたと思しき重量盤LP、勿論CD化もされています。決して上手くは無いのですが思いのほか優し歌声、堂々たる歌いっぷりですね。


eastwood


Clint Eastwood - Bouquet Of Roses



Clint Eastwood - San Antonio Rose








3,Great Country & Western Hits/Frank Chucksfield (London) 1LP 100円
"引き潮"でその名が知られるイギリスのイージーリスニング・ミュージックの大家、フランク・チャックスフィールドによるC&W曲集。コーラスも入れた優雅なカントリー・ソングもなかなかです。


Frank


Frank Chacksfield (United Kingdom) - Half As Much








4,These are the Hits You Still Savage/Teddy & Darrel (Mirt) 1LP 100円
マイク・カーブ制作のコメディ・コンビの66年リリースのポップヒット集。選曲に惹かれて購入、が、これは英語が堪能でないと.......。

A1.I'm Hungry
A2.Wild Thing
A3.Gary Ghoul Boy
A4.Little Red Ridinghood
A5.The Hollywood Agent
A6.These Boots Are Made For Walking
Side B
B1.Strangers In The Night
B2.Say There
B3.Hanky Panky
B4.Hollywood Swings
B5.They Took You Away, I'm Glad, I'm Glad
B6.Hold On, I'm Comin'


Teddy & Darrel


Teddy & Darrel - These Boots Are Made for Walking

やっと届いたシュガーベイブ

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やっと先ほどAmazonから届きました、40周年アルティメイトエディション。
昨日、一昨日とレコ/CD屋さんを回っていたら何処の店でもかかっていて、すっかり聴いた気になっていたりして(笑)

もともと買う気はなかったのですが、サンソンで聴いたその音が妙にスッキリクッキリ且つふくよかに聴こえ即予約してしまった次第。
思えばこれを買うのもアナログ時代のエレック盤から4枚目、中身を知ればまぁその名の通り究極の内容、これはやっぱり逃す手はなかったな、と。

夏の旅

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1,夏の旅/松岡直也 (ワーナー・パイオニア) 1LP 100円
実は本盤は5年前の8月に「夏ジャケ」と称して取り上げたことがあるのですが、先日ジャケットにスレも無いミント状態の帯付き盤と遭遇しました、幼少時の夏休みの郷愁を誘う実に素敵なイラストのジャケにつき再度購入、時節もピッタリなので再度アップしておきます。


natsu



natsu



natsu



natsunatsu


Illustration:岡本三紀夫 
Art Desighn:赤坂啓史







2,ノーバディ・コレクション/ノーバディ (TDKコア) 1LP+12"45's 100円
で これは上記盤と同時に新宿DU昭和歌謡館での見つけたもの。
云いようもなく80年代な相沢行夫と木原敏雄のノーバディー、その86年にリリースされたベスト盤。
何と云っても忘れられないのが思いっきりマージービートな"リバプールより愛をこめて"と"Back to "64"。当時シングルを買いましたね。
本盤はそんなヒット曲のリミックスヴァージョンを収めたベスト盤に未発表曲を両面に収めた12インチピクチャー盤を抱き合わせたセット。


nobody

nobody

Wipe Out !

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1,Wipe Out!/The Impacts featuring Merrell Fankhauser (Ocean) 1LP 400円
メレル・ファンクハウザー、今も活動を続けるカルト・ロッカー、その初期の活動をまとめたLPをこちらで、そのCD版と90年代のCDをこちらで取り上げております。

で 本盤、元々は1963年にDe-Fiレーベルからリリースされたアルバムなのですが、内容はそのままにこのバンドのリードギタリスト/コンポーザーだったメレル・ファンクハウザーの名を冠して1988年にOcean Recordsなるレーベルから再発されたLPです。
ジャケット・デザインはそのまま流用しレーベルロゴを入れ替え「featuring Merrell Fankhauser」のクレジットを加えてあります、ジャケ裏面はメリルの写真を大きく入れて全面刷新されています。このレーベルはメリル自身が主宰しているものかもしれません。

で その"Wipe Out"ですが、よく混同されている記述を見ますが例のサーファリスのアノ有名曲とは同名異曲です、ブルース進行は同じですがその趣は随分と違います、メロディーリードを取るのはスティールギターかな。これはアルバム全体というかDel-Fi制作のサーフインスト全体に共通に云えることですがサーフバンドらしい突き抜けた明るさが無いのです。一方でDel-Fi得意のエキゾチックムードはバッチリですね。

Side A
1.Wipe Out
2.Fort Lauderdale
3.Tears
4.Revellion
5.Blue Surf
6.Impact
Side B
1.Steel Pier
2.Tandem
3.Sea Horse
4.Beep Beep
5.Lisa
6.Church Key

Bass – John Oliver
Drums – Steve Eric Metz
Lead Guitar – Merrell Wayne Fankhauser
Rhythm Guitar – Steven Lee Evans
Saxophone – Jose Rose
Steel Guitar – Wayne Martin Brown

ワーナー・ミュージック・ジャパンの
「サーフィン7/ホット・ロッド1200」のシリーズの1枚にラインアップされ先月発売されています。



イmパcts


impacts


The Impacts - Wipe Out! [Full Album]

The Electric Prunes - The Jaggerz

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1,Underground/The Electric Plunes (Reprise) 1LP 614円
"I Had Too Much To Dream Last Night~今夜は眠れない"をフューチャーしたファーストに次ぐ1967年のセカンド・アルバムです。
ストーンズの「Out of Our Heads」「Aftermath」あたりのエンジニア、ジャファーソン・エアプレーン、バーズ、グレイトフル・デッドのエンジニア/プロデューサーをつとめたデイブ・ハッシンジャーがプロデュースを手掛けたということでストーンズやプリティ・シングスのブリティッシュ・ビート感に電気増幅された知的でポップさが入り乱れたサイケ感を含んだ独特のサウンドが魅力のバンドですね。
キャッチーさも併せ持つ"今夜は眠れない"とか"チャンスは逃すな"とかがやはり代表曲だとは思いますが、ファーストからの特徴である異常なリヴァーヴや、その他の色々なエフェクト効果を取り入れてよりダウナーというかサイケデリック度を深めたこのセカンド・アルバムにより惹かれます。

このアルバムの後はプロデューサーに振り回され、揚句はメンバー総入れ替えで再出発し紆余曲折を経て今も活動を続けるというとなんとも不可解なバンドですが、やはりその名を冠し今も活動を続けられのもファースト&セカンド・アルバムがあってこそ。久し振りに聴きましたがあらためて聴き応えのあるアルバムだと再認識。


ELECTRIC PRUNES - The Great Banana Hoax (1967)




Electric Prunes Hideaway










2,We Went to Different School's Together/The Jaggerz (Karma Stra) 1LP 300円
ピッツバーグ出身のR&Bっぽいポップロックバンドの大ヒット"The Rapper"をフューチャーした1970年のセカンド・アルバム。小器用なクラブバンドの趣ですね。


Jaggerz



JAGGERZ The Rapper 1 9 7 0 HQ


The Jaggerz - With A Little Help From My Friends (1970)

BS&T - The Eagles

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1,Child is Father to the Man/Blood Sweat & Tears (Columbia) 1LP 300円
1968年リリースのBS&Tのファースト・アルバム「子供は人類の父である」です。
何故に今更? そう、Columbia 2eyesの"360 Sound"レーベルが安かったので。以前取り上げた「Super Session」と同じパターンです(苦笑)

久し振りに聴きましたが隅々までアル・クーパーが全開ですね、Overtureで始まり、Undertureで終わるトータルアルバム的な構成は2年後のソロアルバム「I Stand Alone」と一緒ですし。いや、しかしこの頃のアル・クーパーは神ががり的に冴えていて惚れ惚れします。アルが抜けてデヴィッド・クレイトン・トーマスが入るセカンドアルバム以降が「ブラスロックの代名詞BS&T」ですね。


1. Overture
2. I Love You More Than You'll Ever Know
3. Morning Glory
4. My Days Are Numbered
5. Without Her
6. Just One Smile
7. I Can't Quit Her
8. Meagan's Gypsy Eyes
9. Somethin' Goin' On
10. House In The Country
11. The Modern Adventures Of Plato, Diogenes And Freud
12. So Much Love/Underture


Columbia


Blood, Sweat & Tears "Just One Smile"



Blood Sweat & Tears - Morning Glory [Child Is Father to the Man/The First Album] 1968



Blood Sweat and Tears-Without Her











2,same/Eagles (Asylum) 1LP 100円
これまた何を今更どーしたの? 盤ですね。米Asylum盤のレイトプレスながらワナパイのライナーが付属していたのと、思えばかつて持っていた東芝盤(なんと見開きジャケでしたね)を手放して以来LPはもっていなかったので、つい。

72年リリースのファースト、グレン・フライ、バーニー・リーードン、ランディー・マイズナー、ドン・ヘンリーの4人組時代、グリン・ジョーンズのプロデュースによるロンドンのオリンピック・スタジオでの録音。
ウエストコーストロックの幕開けを告げたアルバムとか云われていますが、オープニングの"Take it Easy"を聴いてフォークそしてカントリー/ブルーグラス畑のミュージシャンがどれだけ希望と力と与えられたか、そしてどれだけのフォロワーが現れたかの方に興味があります。ただあっという間にそのフォロワー達がとても追いつかない高みに上って行ってしまったのはさすがイーグルスというほかありませんが。

1. Take It Easy
2. Witchy Woman
3. Chug All Night
4. Most Of Us Are Sad
5. Nightingale
6. Train Leaves Here This Morning
7. Take The Devil
8. Earlybird
9. Peaceful Easy Feeling
10. Tryin'


Eagles


これを聴くとモビーグレープの"Its a Beatiful Day Today"を思い出します。
Eagles - Peaceful Easy Feeling -HD

The Stone Poneys

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1, The Stone Poneys featuring Linda Ronstadt (Capitol) 1LP 100円
ボブ・キンメル、ケニー・エドワーズ、リンダ・ロンシュタットのストーン・ポニーズ。67年リリースのファースト。入手盤は東芝盤ですが、「featuring Linda Ronstadt」と入った70年代に入って再発されたジャケットを使っています。
アコーステックギターにアコースティックベース、コーラスはモダンフォークの趣。ただリンダのソロ曲"Just A Little Bit Of Rain"になるとフォークから離れてぐっとポップに。ただ後年に比べればまだまだ生真面目に硬いボーカルですね。

Side A
1,Sweet Summer Blue and Gold
2,If I Were You
3,Just a Little Bit of Rain
4,Bicycle Song
5,Orion
Side B
1,Wild About My Lovin'
2,Back Home
3,Meredith (On My Mind)
4,Train and the River
5,All the Beautiful Things
6,2:10 Train

the stone poneys - sweet summer blue and gold


The Stone Poneys - Just A Little Bit Of Rain (by EarpJohn)








2,Linda Ronstadt, Stone Poneys and Friends, Vol. III (Capitol) 1LP 638円
タイトルからジャケットまでもうまるでリンダのソロの様相のポニーズ名義の3枚目。マイク・ネスミス作のポップなフォークロックナンバー"Different Drum"のヒットを出して歌姫の座をまっしぐら、本盤ではストリングオーケストラに乗って気持ち良さそうに。お馴染み"Lets get Together"ではフォークロックそのもの。時代を反映したシタール挿入曲まであったりします。そしてここでもマイク・ネスミスの曲を歌っています、お馴染み" Some of Shelly's Blues"。

Side A
1,Fragments
Golden Song
Merry-Go-Round
Love Is a Child
2,By the Fruits of their Labors
3,Hobo
4,Star and a Stone
5,Let's Get Together
Side B
1,Up to My Neck in High Muddy Water
2,Aren't You the One
3,Wings
4,Some of Shelly's Blues
5,Stoney End


poneys



Stone Poneys ft. Linda Ronstadt - Hobo (1968)


Lets get Together



the stone poneys - star and a stone



The Stone Poneys with Linda Ronstadt Some of Shelly's Blues

血と汗と涙

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1,Blood,Sweat & Tears/Johnny Cash (Columbia) 1LP 614円
7年前にCBSソニー盤を取り上げましたが、今般待望のColumbia盤を適価で入手しました。

以下、その時の記事を再録。

オリジナルは1963年にリリースされたものです。アル・クーパーが結成したBlood Sweat & Tearsはこのアルバム・タイトルに因んで名付けたもので、ロック・ファンにはその線で知られたアルバムかも知れません。

かくいう私も正にその線で知ったアルバムで、随分以前に何かの雑誌にデカデカと載っていたこのジャケットが忘れられず長く気にしていたアルバムでした。

ライナーによるとカントリー・シンガーのジョニー・キャッシュのフォーク路線に乗った2作目のアルバムとのこと。ジャケ写から想像できる通りワーク・ソング、ワーキング・マンに特化して歌ったものでA面は黒人のトラディショナル・ソング、B面は主に白人系のワークソングを歌ったものだそうです。

1曲目"ジョン・ヘンリーのハンマーの伝説"は民間伝承ヒーローのジョン・ヘンリーを歌った曲で、歌に語りを混ぜカーター・ファミリーのコーラス、ハンマーの擬音を入れてまるでミュージカルのように進行していく9分近くにわたる大作。この1曲だけでも相当に力のこもったアルバムだと感じます。


1. The Legend Of John Henry's Hammer
2. Tell Him I'm Gone
3. Another Man Done Gone
4. Busted
5. Casey Jones
6. Nine Pound Hammer
7. Chain Gang
8. Waiting For A Train
9. Roughneck



Johnny Cash - Chain Gang



Johnny Cash - Legend Of John Henry's Hammer



Johnny Cash - Busted

Paper Lace 1972

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1,First Edition/Paper Lace (Philips) 1LP 864円
74年のヒット"The Night Chicago Died"やボ・ドナルドソン&ヘイウッズの大ヒット"Billy - Don't Be A Hero~悲しみのヒーロー"のオリジネイターとして少しは知られるペイパー・レース。

で、本盤は72年リリースのファースト・アルバム。
色々なところにあがっているこのバンドのヒストリーを見ると69年にペイパー・レースを名乗って活動を初めその後、Mitch Murray と Peter Callanderのプロデューサー・コンビと出会って前述の74年に"Billy - Don't Be A Hero"がヒットし.....と何故かこのデビュー・アルバムにつてはほぼ省略されてしまっている悲しいアルバム。シングルヒットも生まれず、まったく話題にもならなかったのでしょう。

前述のヒット曲ほどのいキャッチーさはありませんが、ビージーズの"イン・ザ・モーニング"のカバーのオープニングから見事なばかりのミドル・オブ・ザ・ロード振り、ローラ・ニーロ作の2曲目のイントロ・ギターなんぞはモロにシュガー・ベイブの"ダウン・タウン"を想起、これはこれで素晴らしいアルバムですね、実に楽しめました。

1."In The Morning (Morning Of My Life)" (Barry Gibb)2:51
2."Stoney End" (Laura Nyro)3:19
3."Lady" 3:43
4."I've Got You That's Good Enough" 3:21
5."Threw My Love Away" 4:24
6."Martha (Whatever Happened)" 4:22
7."Games People Play" (Joe South)3:44
8."Please Be My Friend" (Iain Matthews)3:05
9."You Can't Touch Me" 2:38
10."Elsie" 3:16
11."Like a Rolling Stone" (Bob Dylan)6:11
12."Early One Morning" 2:57
13."Ragamuffin Man (Mitch Murray/Peter Callander)"


Paper Lace - In The Morning

ジャケ買い乙女盤

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1,中村八大のフォーク・アルバム/中村八大とニュー・サウンズ・オーケストラ (テイチク) 1LP 100円
中村八大の編曲指揮、ブラス入りオーケストラによるアメリカン・フォーク・ソング集。1967年3月発売。
と、それはともかくと思わず云ってしまう、如何にも60'sなモデルさんのポーズとコスチューム、素晴らしいです。





2,Dalida Pour Toujours/Michel Dumoulin (Orland) 1LP 100円
フランスで一世を風靡した絶世の美女ダリダ、そのドキュメンタル映画のサントラ盤のようです。

bande


bande






3,Oncle Jo/Sheila (Carrere) 1LP 100円
1969年発売のフレンチ・ポップス。



sheila


Sheila-Oncle jo








4,マンボからツイストまで 下巻/V.A. (Victor) 10inch LP 100円
そのタイトル通りペレス・プラードのマンボからキング・カーティスのツイストまでを収めた「日本社交舞踏教師協会監修」による10インチLP。1960年頃に出たものと思います。

マンボ






5,Miss America Presents A Collector's Album/V.A. (Columbia) 1LP 100円
Columbiaレーベルのカスタムレコード。「Custum-Pressed for PHILCO」とのクレジット。
ジャケットを飾る美女は1961年ミス・アメリカのNancy Anne Fleming。


ミス・アメリカ

ポップス三人娘 1970

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1,ポップス三人娘 大いにハッスル!!/V.A. (日本コロンビア) 1LP 300円
3年ほど前に東芝が1969年にリリースした「ジュン・知子・チヨ」なるオムニバス盤を取り上げましたが、それとまったく同じコンセプトで日本コリンビアが1970年2月にリリースした「ミーコ・かほる・なおみ」。当時はこんな3人抱き合わせのアルバムが流行っていたのかな。

70年時点でこの手はポップスだったのですね。「ポップス三人娘 大いにハッスル!!」いやはや、凄いタイトル!。

Side A
     1. 私が死んだら/弘田三枝子
     2. 真夜中のギター/千賀かほる
     3. 雨に濡れた慕情/ちあきなおみ
     4. あなたは誰あれ/千賀かほる
     5. 夜は誰にもあげないで/ちあきなおみ
     6. 鏡の中の天使/弘田三枝子
Side B
     1. 人形の家/弘田三枝子
     2. いつか何処かで/千賀かほる
     3. 朝がくるまえに/ちあきなおみ
     4. 恋は花火のように/千賀かほる
     5. かなしい唇/ちあきなおみ
     6. あなたがいなくても/弘田三枝子


  
ポップス三人娘


真夜中のギター 千賀かほる



雨に濡れた慕情/ ちあき なおみ



弘田三枝子(Hirota Mieko) - 人形の家

The Rascals 1966-1971

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1,same/The Young Rascals (Atlantic) 1LP 614円
1966年の"Good Lovin'"をフューチャーしたデビュー・アルバム、米Atlanticのモノラル盤入手です。
この後開花するオリジナル曲は1曲のみながらR&B魂が爆発の凄盤、何度聴いても興奮させられる1枚です。

Side
1,"Slow Down" (Larry Williams)
2,"Baby Let's Wait" (Pam Sawyer, Laurie Burton)
3,"Just a Little" (Ronald Elliott, Robert Durand)
4,"I Believe" (Ervin Drake, Irvin Graham, Jimmy Shirl, Al Stillman)
5,"Do You Feel It" (Felix Cavaliere, Gene Cornish)
Side
1,"Good Lovin'" (Arthur Resnick, Rudy Clark)
2,"Like a Rolling Stone" (Bob Dylan)
3,"Mustang Sally" (Mack Rice)
4,"I Ain't Gonna Eat Out My Heart Anymore" (Pam Sawyer, Laurie Burton)
5,"In the Midnight Hour" (Steve Cropper, Wilson Pickett)


Atlantic


Young Rascals... GOOD LOVIN' (Live Studio)



Slow Down (Young Rascals)



Mustang Sally 45 rpm by The Young Rascals







2,A Peaceful World in Fillmore 1971/The Rascals (Vintage Masters) 1CD-R 720円
後期ラスカルズのフィルモア・ウエストでのライヴ。フィルモア恒例ビル・グラハムの呼び出しMCでスタートとノッケから雰囲気良し。この音源もConcert Vaultからのパクリですね、よって音質は最高です。
二人の女性ボーカルを従えてよりファンキーに。バジー・フェイトンのファンにも嬉しいプレゼントですね。

01. Right On
02. Love Me
03. Groovin'
04. Love Letter
05. Sky Trane
06. Little Dove
07. Getting Nearer
08. Superstar
09. Happy Song
10. People Get To Be Free
11. Mustang Sally

Soundboard Recorded Live At Fillmor West, San Francisco, CA May 20th 1971


Felix Cavaliere - keyboards, lead vocals; Dino Danelli - drums; Bobby Matos - congas; Robert "Pops" Popwell - bass; Buzzy Feiten - guitar; Danny Weiss - guitar; Annie Sutton - backing vocals; Molly Holt - backing vocals



rascals

Jim & Jin's Rock n' Roll

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1,The Early Ears 1959-1973/Jim Pewter (NPR) 1LP 400円
ジム・ピューター、年季の入ったポップスマニアには忘れられない名前でしょう、そう、あの"Let's Go"で始まる「ジム・ピューター・ショー」。
で、本盤はそのピーター氏がシンガーとして残した音源をまとめたものらしいです、恥ずかながら自らも歌っていたとは知りませんでした。もうまさにロックンロール/ロカビリー・シンガー。
1976年にドイツのレーベルからリリースされたもの。

A1Blue, Blue Denims (1959)
A2Little Girl (1959)
A3Baby Child (1962)
A4Land Of The Morning Calm (1966)
A5Sleep My Babe (Wake My Love) (1966)
A6Childhood (1967)
A7Shame, Shame On Jane (1967)
B1Bop-A-Rock (1973)
B2Ebony (1972)
B3Father Kline (1969)
B4Sunday Morning Light (1969)
B5Holiday Rider (1969)
B6Linda Lu (1972)
B7Little Miss Red Riding Hood Surfer Queen Of Hollywood


jim pewter story of the rockers



BOP-A-ROCK - JIM PEWTER (1973)



Jim Pewter Show vol.1









2,Jin Rock n' Roll/V.A. (Rock&Country) 1LP 400円
50年代の後半からルイジアナで活動を始めケイジャン/スワンプの香り高いロックンロールからロカビリー、ブルースまでをリリースしていたレーベル、JIN。
スワンプ・ポップ/ティアドロッパーと称されるルイジアナ独特のR&Rのビッグ・スター、ジョニー・アランとロッド・バナードが看板アーティストでしょう。ブルースファンにはロッキン・シドニーがお馴染みですね。
本盤はスエーデンのレーベルが83年にそんなJinレーベルの音源を12曲集めたもの。
甘くて泥臭いルイジアナの音楽が大好きな私にはExcelloと並んで垂涎のレーベルです。

Side A
A1Red Smiley/ Take A Ride
A2Billy Lewis/Show Me How To Twist
A3Billy Lewis/The Memories
A4Rod Bernard/Pardon Mr Gordon
A5Phil Bo/She Wears My Ring
A6Prentice Thomas/Whole Lotta Shaking Going On
Side B
B1Mary McCoy/Deep Elem Blues
B2Mary McCoy/Double Trouble
B3Red Smiley/ Jailbird
B4Johnnie Allan/Let's Do It
B5Johnnie Allan/You Got Me Whistling
B6Rockin' Sidney/She's My Morning Coffe

CDの時代に入ってからも様々な編集盤が出ていましたが、今では英Aceが出した「The Early Jin Singles: Southland Rock'n'Roll」が一番でしょう。


Jin


Jin


Smiley, Red & the Vel - Tones - Take a Ride - 1958




ROD BERNARD. PARDON MR. GORDON.




Phil Bo - She Wears My Ring



Johnnie Allen - Let's Do It - Rockabilly 45



Rockin' Sydney - She Is My Morning Coffe ?


今夜は踊ろう

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1,いとしのマックス:荒木一郎ベスト・ヒット12 (Victor) 1LP 200円
1967年6月発売のセカンド・アルバムにして初期のベスト・ヒット集。
歌謡曲ともちょっと違うしGSでもフォークでもないしという非常に微妙な唯一の立ち位置にいた人というイメージの初期の荒木さん。
と、ここまで書いてこのブログの過去記事をみたらまったく同じ盤を2005年に取り上げていました、10年後のダブリ買いでした(苦笑)。

気を取り直して。

ここに入っている”いとしのマックス””今夜は踊ろう””紅の渚””空に星があるように”あたりはしっかり記憶があってそれなりに好きで聴き入っていました、当時ポップスなる言葉を知っていればそんなククリをしていたのだろうなと。ただ、その立ち振る舞いが子供心にもイチイチ胡散臭く(気障でかっこつけすぎ)て歌手としてはとても受け入れない人でした。

そんなイメージが植えつけられていたからでしょう、その後のユニークな一部では天才とまで云われる活動も私には「遠い人」でした。

1.いとしのマックス~マックス・ア・ゴーゴー
2.紅の渚
3.夕焼けの丘
4.ディンバ・ディンバ
5.海(1967 Version)
6.空に星があるように
7.今夜は踊ろう
8.あなたといるだけで
9.梅の実
10. 美わしのシンデレラ
11.街角に唄おう
12.ギリシャの唄


いとしのマックス 荒木一郎('67)



今夜は踊ろう 荒木一郎



荒木一郎 空に星があるように




紅の渚 荒木一郎('67)









2,恋:布施明デラックス (キング) 1LP 100円
1967年2月発売のベストヒット集。何と云っても格別に懐かしいのは「青春とは何だ」の主題歌"貴様と俺"に"これが青春だ" という一連のTV主題歌。思えば当時はこれを歌っていたのが布施明だったなんて知らなかったのですが。
つい先日BSで「青春とはなんだ」出演者の同窓会というスペシャル番組をやっていて夏木陽介さんも岡田可愛さんもお元気そうでなによりでしたね。

Side A
1 恋
2 おもいで
3 銀の涙
4 さよならのくちづけ
5 これが青春だ
6 貴様と俺


Side B
1 霧の摩周湖
2 ひとりぼっちのブルース
3 すずかけの泉
4 涙のギター
5 青春の別れ
6 若い明日


布施


布施



これが青春だ 布施明

貴様と俺 1966 青春とはなんだ 劇中応援歌



布施明 霧の摩周湖

The Lennon Sisters - The Johnny Mann Singers

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府中で今も頑張る中古屋さん「ポポロ」でのお買いもの盤を2枚。店主曰く少し前まで千円で売っていたんだけどね.....だって。


1,Sings Best Loved Catholic Hymns/The Lennon Sisters (Dot) 1LP 500円
1955年にアメリカのテレビ番組 "Lawrence Welk Show" でデビューし、一躍全米の人気者になった4人姉妹のコーラスグループ。アンドリュース・シスターズやキング・シスターズからメンメンと続く姉妹コーラス・グループの代表格ですね。
聴けば同時期に活動をしていたポニーテイルズのコーラスに近いものを感じます。
今回入手盤はそのタイトル通りに讃美歌ばかりを集めたもので静謐でいながらも優しいコーラスが響き渡ります。
ジャケットを飾るメンバーの無垢な笑顔が眩しいばかり。


Lennon Sisters Sing Best-Loved Catholic Hymns








2,I'll Remember You/The Johnny Mann Singers (Liberty) 1LP 500円
50年代から多くのアルバムをLibertyに残しているアレンジャー・作曲家のジョニー・マンが主宰するシンガース。
とろけそうな優しい混声コーラスで歌われるタイトル曲が素晴らしくムーディーな1965年盤。同時期にビートルズのソングブックを出しているのですがこれが結構良くて昔からよく聴いていました。


Johnny Mann Sigers


The Johnny Mann Singers - I'll Remember You

Esther Ofarim - Vikki Car

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1,Is It Really Me!/Ester Ofarim (Philips) 1LP 100円
イスラエルの歌手/女優エスター・オファリムの1965年盤。
夫Abi Ofarimとのデュオでポップフォークのヒットも知られますが、本盤はボビー・スコット制作で大人のポップスの仕上がり。

Side A
1,Earthquake
2,Somewhere
3,Old Devil Moon
4,Is It Really Me
5,Here I'll Stay
6,Night And Day
Side B
1,Speak Low
2,Somebody, Somewhere
3,To The Ends Of The Earth
4,I Have Dreamed
5,A Taste Of Honey
6,By Myself


Ofarim


ESTHER OFARIM Is it really me ?









2,It Must Be Him/Vikkie Carr (Liberty) 1LP 100円
清楚な歌姫ヴィッキー・カーの1967年盤。

Side A
1,It Must Be Him" (Gilbert Bécaud, Mack David)
2,Can't Take My Eyes Off You" (Bob Crewe, Bob Gaudio)
3,One More Mountain" (Gary LeMel, Tommy Oliver)
4,A Million Years or So" (Roger Miller)
5,So Much in Love With You" (Bodie Chandler, Edward McKendry)
6,Tunesmith" (Jimmy Webb)
Side 2
1,A Bit of Love" (Don Addrisi, Dick Addrisi)
2,Alfie" (Burt Bacharach, Hal David)
3,Forget You" (Renato Rascel, Joe Sherman, George David Weiss)
4,Look Again (Theme From "Irma La Douce")" (André Previn, Dory Langdon)
5,Her Little Heart Went to Loveland" (Buddy Kaye, Philip Springer)


Vikkie



Vikki Carr It Must Be Him 1967

情熱のビート・ギター

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1,情熱のビート・ギター/ザ・ファビュラウス・ジョーカーズ (Union) 7" EP 100円
ベルギーのエレキギター・コンボの4曲入りEP。
エレキブーム真っ只中の当時の日本ではヨーロッパのエレキ・バンドとしてはシャドウズ、スプートニクスに次ぐ人気でサウンズあたりと競っていた....そんなところではなかったでしょうか。

初期の"ダニューブ・ウェイブ" "ジャニー・ギター"あたりの頃は日本グラモフォンからザ・ジョーカーズ名義でスペインのバンドと紹介されていました。テイチクに移ってからはザ・ファビュラウス・ジョーカーズ名義となってベルギー出身のバンドと紹介されていました。メガネをかけた人がいたりそのメンバー写真はどう見ても同じなのですが。

Side A
1,モスコー・ギター
2,キャリオカ
Side B
1,タブー
2,ダニー・ボーイ

10数年前ならとても3ケタでは買えなかった60年年代半ば当時のエレキもの。今やこんな捨て値で。さすがにこの手に食らいつく層も減ってきたかな......。


the jokers - moscow guitar - 1963



The Jokers - Tabou (famous guitar band from Belgium) beroemde gitaar band uit België


the fabulous jokers - taboo 7''




The Jokers -Sabre Dance (nostalgic guitar instrumental tv performance Belgium)

The Threetles - The Beatles - Badfinger

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1,Meet The Theetles (Purple Chics) 1CD-R 1,028円
1994年6月ポール、ジョージ、リンゴの再会ジャムセッションから新曲"Free as a Bird"と"Real Love"のジョンのヴァージョンに新曲ヴァージョンの各種ミックスをおさめたもの。詳細はこちらで。


threetles






2,Juke Box Jury/The Beatles (JBJ) 1CD-R 200円
BBCテレビの「ジューク・ボックス・ジュリー」の63/64年のインタビューを中心に65年から68年までのTVショーでのインタビューを収録したもの。

beatles

Beatles 1963 TV Appearance with Ken Dodd - Part 1








3,Come to Think of It/Badfinger (AYY) 1CD-R 100円
1972年4月7日ミズリー州はカンサスシティ、カウタウンボールルームでのライヴを収めたもの。サウンドボード収録で音質良好。

badfinger


badginger
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