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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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Peter Gallway 1978

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1,On the Bandstand/Peter Gallway (Vivid Sound) 1LP 614円
これは懐かしいアルバム、70年代後半SSW系を聴いていたすべての人が手にしたアルバム、といったら云い過ぎか。
「フィフス・アヴェニュー・バンド」「オハイオ・ノックス」から初めてのソロ・アルバム「ピーター・ゴールウェイ」、そこから6年あまりが経った1978年に日本のみで発売されたアルバムが本盤。

象徴的なのが1曲目の"Sunday Football"、ジャージーな中にピーターの優しい歌声が溶け込んでえも言われぬ洒脱な世界が。今聴いても70年代後半の音とは思えぬ洗練された普遍性Grooveを感じるサウンド。ピーター・ゴールウェイの優しい人柄が全編に溢れる素晴らしい楽曲、今聴いても聴き惚れました。
ピーター・ゴールウェイのピの字も知らない達郎氏のファンがこれを聴いたらどう思うかしらん、興味深いです(笑)

その後本盤は4曲が差し替えられて「Tokyo To Kokomo」のタイトルで米国でも発売され、今ではそれらに81年のシングル曲を加えて「オン・ザ・バンドスタンド~プレミアム・エディション」としてCD発売されています。

SIDE-A
1.SUNDAY BASKETBALL
2.I HAD A FRIEND
3.I'D GIVE IT ALL TO YOU
4.LIZ
5.THEY WENT THAT-A WAY

SIDE-B
1.ON THE BANDSTAND
2.NO OTHER WORDS
3.THE MAKE BELIEVE MAMBO
4.TABLE FOR TWO
5.SALLY B. AND ME



Peter Gallway - I'd Give It All To You (1977)

Joan Baez 1964

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1,5/Joan Baez (Vangard) 1LP 614円
天空の地でジョーン・バエズがギターを持って佇むジャケ写に一発でやられて購入。
が、いざ聴いてみれば、これが結構凄くて....。
基本全編ギターの弾き語り、有名曲は無いものの所謂フォークからクラシック、スパニッシュに童謡までの幅広い選曲。艶やかな伸びのある歌声は実に"力"を持っていてとてもギター一本のバックとは思えないディランに通ずる趣。

Side A
1,There But for Fortune (Phil Ochs)
2,Stewball (Ralph Rinzler, Bob Yellin, John Herald)
3,It Ain't Me Babe (Bob Dylan)
4,The Death of Queen Jane (Traditional) (Child No. 170)
5,Bachianas Brasileiras No. 5: Aria (Heitor Villa-Lobos)
6,Go 'Way from My Window (Traditional, arranged John Jacob Niles)
Side B
1,I Still Miss Someone (Johnny Cash, Roy Cash Jr.)
2,When You Hear Them Cuckoos Hollerin' (Traditional)
3,Birmingham Sunday (Richard Fariña)
4,So We'll Go No More A-Roving (Richard Dyer-Bennet, Lord Byron)
5,O' Cangaceiro ("The Bandit") (Alfredo Ricardo do Nascimento)
6,The Unquiet Grave (Traditional) (Child No. 78)


Joan Baez - Joan Baez/5 (1964) - Full Album (Vinyl Rip)

Cat Stevens - Kris & Rita

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1,Teaser and The Firecat/Cat Stevens (Island) 1LP 300円
妙に優しすぎる歌声が苦手で思えば殆ど縁の無かったシンガー、キャット・スティーブンス。ただ、1曲だけ思い出に残る曲が。それが"雨にぬれた朝~Morning Has Broken"でそれが入ったこの71年のUK盤がこんな安価でバーゲン箱に入っていたので救済した次第。
実は結構な腕前だろうなと思わせるアコースティックギターの響きがとても心地良く、フォークともトラッドとも離れたところにある独自のポップミュージックがシンプルに流れていく様は世に傑作と云われるだけのことはあるなぁと納得。


Cat Stevens Morning has Broken



Cat Stevens - Teaser And The Firecat"








2,Full Moon/Kris & Rita (A&M) 1LP 100円

3,Breakaway/Kris & Rita (Monument) 1LP 100円
クリス・クリストファーソンとリタ・クーリッジのつかの間のオシドリコンビによる1枚目と2枚目のアルバム。発表は73年と74年。ふんわり穏やかなカントリーミュージック、仲睦まじい歌声が響きます。

Kris & Rita

Kris & Rita




Kris Kristofferson & Rita Coolidge - Lover please (1974)


Kris Kristofferson & Rita Coolidge Loving Arms 1974



Kris Kristofferson & Rita Coolidge : Please Dont Tell Me How The Story Ends

Collectors' Items

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1,The Man I Love/Miles Davis (Prestige) 7" EP 100円
PrestigeレーベルがTop Rank Internationalレーベル経由で日本ビクターから日本発売されていた60年代初め頃に出た7インチ33回転盤です。Prestigeレーベルから出ていた12インチ・アルバム「Miles Davis & The Modern Jazz Giants」(かつてこちらで取り上げています)からのカットで"The Man I Love"が2テイク収められています。

Side A
1,The Man I Love (Take 2)
Side B
2,The Man I Love (Take 1)

Miles Davis – trumpet
Milt Jackson – vibraphone
Thelonious Monk – piano
Percy Heath – bass
Kenny Clarke – drums
Van Gelder Studio, Hackensack December 24, 1954

「Miles Davis & The Modern Jazz Giants」を取り上げた時にも書きましたが、この54年のクリスマス・セッションは昔から大好きで死ぬほど聴いたもの、中でもこの"The Man I Love"のテイク2はジャズのスリリングな醍醐味がすべて詰まった素晴らしい演奏です。セロニアス・モンクがそのソロの途中で何故か弾くのを止めてしまう、それを見たマイルスがペットで「弾け!弾け!」とけしかける、するとモンクは突然それまでの倍テンポで弾き始める....その間のスタジオの不穏な空気感たるや.....。


で ややこしいのですが、中身は「Miles Davis & The Modern Jazz Giants」からのカットにも関わらずジャケットは「Collectors' Items」の刷色を変えた流用となっています。

まぁ、こんなEP盤も出ていたということで。


こちらが元ジャケ
Collector's




Prestige


Miles Davis - The Man I Love (Take 2)


Spencer Davis Group 1973

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1,Gluggo/Spencer Davis Group (Vertigo) 1LP 400円
69年に一旦解散した後、ピート・ヨーク、エディ・ハーディンのコンビが復帰して再結成されたSDGの73年盤。ギターのレン・フェンウィック、テイストやスタッドにいたベースのチャーリー・マクラッケンも加わった5人組の布陣。
収録曲の殆どはフェンウィックとハーディンに作でファンキーでR&Bでポップありながらどこかクールな趣の如何にもの英国サウンドに聴こえます。
エアメイルスペシャルが本作を含んで一連の後期作をボートラを加えて紙ジャケCD化したことがありましたが、それももう10年も前のことなのですね、早いものです。今回入手盤は米Vertigo盤です。

1. Catch You On The Rebop
2. Don't You Let It Bring You Down
3. Alone
4. Today Gluggo Tomorrow The World
Side B
1. Feeling Rude
2. Legal Eagle Shuffle
3. Trouble In Mind
4. The Screw
5. Tumble Down Tenement Row

組み上げると"Gluggo"なるネーミングの架空商品ブランドの広告ポップになる変形ジャケットは秀逸ですね。

Gluggo


Gluggo


Gluggo


Gluggo


Spencer Davis Group - Catch You On The Reebob ( 1973 )

Amazing Adventures of The Liverpool Scene

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1,Amazing Adventures of The Liverpool Scene (RCA) 1LP 430円
リバプールのアンダーグランド・シーンから詩の朗読と音楽を合体させたグループとして登場したのがこのリバプール・シーン。68年に米リリースされたアルバム。入手盤は69年にRCAから発売された米国盤。

ポエトリー・リーディングはどうしても言葉の壁が邪魔をしてどうしても敬遠しがちですが、本盤はその意を超えたところで充分楽しめるものでした。68年というとたとえばピンク・フロイドだったりソフト・マシーンだったりボンゾ・ドッグだったりが英国のアンダーグラウンドシーンに蠢いていた時代、アート・ロックというなにやら実はよくわからない言葉がぴったりくるような混沌としたロックからジャズ、フォーク等々すべてを飲み込んだ音楽、そんな英国のアンダーグラウンド・シーンからのサウンドが楽しめます。
詩人はエイドリアン・ヘンリ、ギターは後にグリムス、プレインソング等に参加するアンディ・ロバーツ。
こんなアルバムが69年には日本ビクターから日本盤が発売されていたのですね、何故かNMMに載った広告を鮮明に記憶しています。


Liverpool



Liverpool Scene(1969)Amazing Adventures of.mpg


1950's The Rockin' Boppin Ladies

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1,The Rockin' Boppin Ladies Presents Dorothy Collins & Lillian Briggs (Toto) 1CD 432円
ベルギーのコレクターレーベルから出ている「The Rockin' Boppin Ladies」シリーズの一枚。
美貌とキュートがウリで後には女優としても活躍するドロシー・コリンズ、ジャンピン&ジャイヴな豪快さとトロンボーンまで吹いてしまうという多才さがウリのリリアン・ブリッグスのカップリング。一般にはあまり顧みられない50's Rock'n Rollの一断面ですね。

1 My boy flat top - Dorothy Collins
2 That's all I need - Dorothy Collins
3 Can't stop - Lillian Briggs
4 Follow the leader - Lillian Briggs
5 I want you to be my Baby - Lillian Briggs
6 Hooray for the rock - Lillian Briggs
7 R'n'R - y poly Santa Claus - Lillian Briggs
8 That's the only way to live - Lillian Briggs
9 Cool it baby - Dorothy Collins
10 I - Lillian Briggs
11 Hey ba-ba-re bop - Lillian Briggs
12 Before I die - Dorothy Collins
13 Rag mop - Lillian Briggs
14 Shesells seashells - Lillian Briggs
15 I want you to be my baby - Lillian Briggs Orchestra (unissued track)
16 When have you been Billy Boy - Dorothy Collins
17 Sweet and gentle - Dorothy Collins
18 I'll be gone - Lillian Briggs
19 Delilah - Lillian Briggs Orchestra (unissued track)
20 Let's do it - Dorothy Collins
21 Perfida - Dorothy Collins
22 My heart belongs to daddy - Dorothy Collins
23 Adios - Dorothy Collins
24 Tintarella di luna - Dorothy Collins

The Rockin' Boppin Ladies


1955 HITS ARCHIVE: My Boy--Flat Top - Dorothy Collins



That's All I Need - Dorothy Collins



Can't Stop - Lillian Briggs




Lillian Briggs I WANT YOU TO BE MY BABY, with lyrics




Lillian Briggs - Hey! Ba-Ba-Re-Bop

Jan & Dean 1985

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1,Silver Summer/Jan & Dean (Polydor) 1CD 648円
デビュー25周年を記念して1985年にリリースされた2枚組LPのCD盤です。
ディーン・トーレンスがマイク・ラヴとベルエアー・バンデットの連中の協力を得て作り上げたアルバムで、ジャン・ベリーはシンガー&プロデューサーでクレジットはあるものの実際には参加していないと云われているもの。
代表的なヒット曲のセルフカバー、朋友ビーチボーイズのナンバーからキンクスやカウシルズのカバーまでオリジナル曲の品は壊さない程度にアレンジを加えてリレコに有りがちなチープさもなく楽しめるアルバムになっています。
最後に入っている"Thanks For Buying Our Album"そのタイトル通り購買者への感謝の歌ですが、これがモロにマイク・ラヴのお得意パターンだったりしてマイクのこのアルバムへの尽力具合が判ったするものになっています。

当時日本のポリドールから出た2枚組のLPは買っていましたが、同時にCDまで出ていたとは知りませんでした。入手したCDは86年6月のクレジットがあるのでLPと同時にリリースされたものだと思います。何と定価は3,800円で2枚組のLPと同じ価格で出ています。


J&D



Jan & Dean / Surf City - Silver Summer



Jan & Dean / Popsicle - Silver Summer



Jan & Dean / California Girls - Silver Summer



Jan & Dean / Summer Rain - Silver Summer



Jan & Dean / New Girl in School - Silver Summer



Jan & Dean / Thanks For Buying Our Album - Silver Summer

Gib Guilbeau 1978

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友人に頼まれてスワンプ・ウォーターのRCA盤を探して買い込んでみたり最近ウン十年振りでよく聴いているギブ・ギルボウ関係、そんな中で見つけたソロ・アルバムを。



1,Toe Tappin' Music/Gib Guilbeau (Shiloh) 1LP 864円
78年にShilohからリリースされたギブ・ギルボウの編集盤、78年というとギブはフライング・ブリトウ・ブラザースに加わっていた時期で、ブリトウズの音源は入っていませんがジャケットにはそのバンドロゴがしっかり入っています。
で 中身はKingから70年にリリースされたスワンプウォーターのファーストから5曲、クラレンス・ホワイトとのセッションが2曲、新曲が3曲という内容。スワンプウォーターのファーストは当時はとにかくレアなアルバムだったのでここで復刻されたのでしょう。クラレンス・ホワイトとのセッションはクラレンスはストリングベンダーを使っていて69年のジーン・パーソンズを含むセッション(ナッシュビル・ウエストのセッションかも)。

一般にはカントリー・ロックとひとくくりにされてしまっていますが、ギブ・ギルボウといえばその出自に根差したルイジアナのケイジャン風味。そのいなたさと甘さが加わったロックンロールは実に魅力的で大好きです。ロックアルバムとしてはここにその一部が入っているスワンプウォーターのKing盤に次ぐセカンドアルバムRCA盤がベスト。その後長きに渡って在籍することになるフライング・ブリトウ・ブラザースも勿論良いのですがギブの個性満開ということであればスワンプウォーターでしょう。

Side A
1.Toe Tappin' Music
2.Man From New Orleans
3.Don't It Sound Sorta Blue
4.Louisiana Woman
5.Home Of The Blues
Side B
1.Lodi
2.Big Bayou
3.Gonna Think About You Mama
4.It's Your Game, Mary Jane
5.Take A City Bride

今回入手したのはイラスト・ジャケですが、同内容/同タイトルでパッチワークを施したまったく違うデザインのジャケットも存在します。


The Flying Burrito Brothers - Gib Guilbeau - Toe Tappin' Music



SIERRA RECORDS - Clarence White, Gram Parsons, The Byrds, The Flying Burrito Brothers ...

The Darrow Mosley Band 1973

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1,Desert Rain/The Darrow Mosley Band (Shagrat) 10inch EP 514円
デヴィッド・リンドレイもいたカレイドスコープ、そしてあのニッティ・グリッティ・ダート・バンドに参加しその後ソロでも活躍するクリス・ダーロウ、モビー・グレイプのオリジナル・メンバーのボブ・モズレイ、この二人の双頭バンドの録音を収めた音盤。
1973年の一時期のみとはいえこんなバンドが存在したとはこの10インチの3曲入りEPをレコ屋店頭で見つけるまで知りませんでした。

Side A
1. Albuquerque Rainbow (Chris Darrow)
2. I Wish It Would Rain
Side B
1. Beautiful Day (Bob Mosley)

収められているのは、クリス・ダーロウ作のかっこいいルーツ・ロックンロール、テンプテーションズのカバー"雨に願いを"、そしてボブ・モズレイ作でアルバム「Moby Grape '69」に入っていた名曲"It's a Beautiful Day Today"の再演の3曲。
そもそもアメリカン・ルーツ・ミュージックに造詣が深いという共通点を持つ2人ですから相性は良かったはず、とびぬけた個性は無いもののなるほどの仕上がりになっています。エミールー・ハリス・バンドのギタリスト、フランク・リッカードを加えてよりカントリっぽい仕上がりとなった"It's a Beautiful Day Today"は決して悪くは無いのですがあのモビーのヴァージョンに有ったえも言われぬ不思議なマジック感覚は無くなっています。

なお、本盤は2010年に499枚限定で出たもののようです。オフィシャル・サイトはこちらに。



Darrow Mosley Band


Darrow Mosley Band


Darrow Mosley Band


The Darrow Mosley Band - Desert Rain 1973 (FULL ALBUM) [Classic Rock]

Burrito Deluxe 2004

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1,The Whole Enchilada/Burrito Deluxe (Luna China) 1CD 100円
フライング・ブリトウ・ブラザース改めブリトウ・デラックスの2002年盤。
ブリトウズにもっとも長く在籍した一人スヌーキー・ピートと御大ガース・ハドソンが合体しリード・シンガー/ギタリストにカントリー・ミュージックの世界ではムーディー・ブラザース3兄弟の一人として知られるカールトン・ムーディーを迎え入れた布陣。
Garth Hudson(kbd), Sneaky Pete Kleinow(Pedal Steel), Carlton Moody(Vo,Guitar), Stick Davis(bass), Rick Lonow(Drums).

ということで、30年も前のブリトウズ創設時にあった革新性は何処へやらのもうこれはどっぷりカントリー・ミュージックですね。

Burrito Deluxe



Country Music - Baton Rouge - Burrito Deluxe



Burrito Deluxe "The Whole Enchilada" Documentary

Keol & Kapono Beamer - Olomana

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1,Honolulu Cuty Lights/Keol & Kapono Beamer (Paradise) 1LP 432円
テディ・ランダッツオがプロデュースしたモダン・ハワイアン・ミュージックの名高い名盤ですね。Honolulu City Lights は カーペンターズもカバーした名曲で他も爽涼なハーモニーも心地良い如何にもハワイらしいな心地良いポップな良曲が並びます。2曲目のインスト等で聴けるKeola Beamerのスラックキー・ギターも素晴らしくハワイ好きには欠かせないアルバムでは。

1. Honolulu City Lights
2. Kaliponi Slack Key
3. Pauoa Liko Ka Lehua
4. Love You All The Time
5. Kamakani Ka Ili Aloha
6. Seabreeze
7. Nanakuli
8. Please Let Me Know
9. Pua Tubarose
10. Only Good Times


Honolulu City Lights - Keola & Kapono Beamer



keola and kapono beamer - seabreeze (puamana)



Ka Makani Ka'ili Aloha - Keola & Kapono Beamer










2,And So We Are/Olomana (Seabird) 1LP 108円
カラパナ、セシリオ&カポノ、カントリー・コンフォート、サマー等々、70年代後半に一躍脚光を浴びたハワイ産の所謂サーフ・ロック・バンド。このオロマナもその一つとして数えられていました。本盤はその77年のセカンド・アルバム。アメリカ西海岸のシンガー・ソング・ライター系のサウンドの影響を受けたフォーク・デュオですが先に挙げたバンドに比べるとよりハワイのトラディショナルなものにこだわったサウンドが特徴ですね。アコースティック・ギターのアンサンブルが素晴らしくこれも爽快感を助長しているよう。

Olomana


Olomana / And So We Are



Olomana - Kanaka Wai Wai

The Best of Charlie Mingus

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1,The Best of Charlie Mingus (Atlantic) 1LP 200円
ミンガス御大が「俺をチャーリーと呼ぶな、チャールズと呼べ」と云い放ったのはいつのことだったのだろう。この60年代初めにリリースされたと思しき日本ビクターからのAtlantic時代のベスト盤は「Charlie Mingus~チャーリー・ミンガス」表記。ふーむ。まぁ、原盤表記はCharlesであっても日本盤ではチャーリー表記、これは昔も今もなのですが.....。

と それはさておき、1956年~1971年のAtlantic時代というと名盤目白押し、「直立猿人」「道化師」「Oh Yeah」「Blues & Roots」等々、サイドメンも一癖ある腕っこきばかり。という最強時代の最強曲を入れたベスト盤、これもジャクソン・ポロックなのでしょうか、アクションペインティングを使ったジャケットもベスト。はて、これは日本独自盤でしょうか?

Side A
1,直立猿人
2,原爆を許すまじ
3,豚が呼ぶブルース
Side B
1,道化師
2,水曜日の夜の祈りの集い
3,真夜中の12時

Charles Mingus - Pithecanthropus erectus


Charles Mingus - Wednesday Night Prayer Meeting



Charles Mingus - The Clown (1957)



Charles Mingus - Oh Lord Don't Let Them Drop That Atomic Bomb on Me

Mark Wynter 1961

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1,Warmth of Wynter/Mark Wynter (Decca) 1LP 300円
1960年~64年にかけて人気を誇ったクレイグ・ダグラス、ジミージャスティス等と並ぶ英国のティーンシンガー、マーク・ウィンター。そのアイドル振りはこちらのサイトで存分に。
デビュー曲はサファリスの"Image of a Girl"だそうで、他にはジミー・クラントンの"Venus in Blue Jeans"、スティーブ・ローレンスの"Go Away Little Girl"もカバーしていて多分にアメリカのシンガーを意識していたよう。

で、本盤は1961年にリリースされた恐らくはファースト・アルバム。この時代の英国シンガーの常で、シングルではティーンエイジャーをターゲットにポップな曲でヒットを狙い、LPはもう少し大人の層を狙ってポップヒットは入れずスタンダードナンバー主体にしたツクリとなっています。若々しい歌声はなかなかに魅力的です。

Side A
1,I Fall In Love Too Easily
2,You Are Everything
3,Artificial Flowers
4,Sixteen Going On Seventeen
5,Timber
6,Can't Get You Out Of My Mind
7,Reach For The Stars
Side B
1,Warm And Willing
2,Wide Wide World
3,Oooh! Look-A There, Ain't She Pretty
4,For Every Boy
5,Exclusively Yours
6,The Best Time For Love
7,Presence Of Mind
8,Jealous Heart


Mark Wynter - "Image Of A Girl"




Mark Wynter - Venus In Blue Jeans




Mark Wynter - It's Almost Tomorrow




Mark Wynter - Angel talk

友&愛

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今日買った中古レコードにこんなのが入っていました。うーん、懐かしいですねぇ、あのレンタルレコード最大手だった「友&愛」のレコード内袋です。80年代の初め頃だったか、結構お世話になったものでした。

オーディオの佇まい その1

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1,想い出の"P盤"ヒット・パレード/V.A. (日本グラモフォン) 1LP 100円
50年代から60年代初めのレコードを漁っていると目にするのが"P盤"なる表記、また、"P盤アワー"なるラジオ番組もあったやに聞きます。はてさてその"P盤"とは何ぞやと素朴に思っておりましたが、今回入手の本盤で氷解、「日本グラモフォンを通じて紹介されているドイツ・グラモフォンのポピュラー盤を我が国では"P盤"と略して呼ばれている」だそうです。はじめて日本で"P盤"が紹介されたのは1953年のことだそう。で 本盤はそのP盤がデビューした53年から59年までのヒット曲を14曲選び出したもの、ということです。
Side A
1,小さな花/リカルド・サントス楽団
2,真夜中のブルース/ベルト・ケンプフェルト楽団
3,マラゲーニャ/カテリーナ・ヴァレンテ
4,最後の楽園/イタリア・フィルム・シンフォニー
5,真珠とり/リカルド・サントス楽団
6,コメ・プリマ/トニイ・ダララ
7,チビリコ/ラモン・マルケス
Side B
1,愛の誓い/ベルト・ケンプフェルト楽団
2,テキーラ/マックス・グッテラー楽団
3,白銀は招くよ/トニー・ザイラー
4,情熱の華/ヘルムート・ツゥハリアス楽団
5,キエン・セラ/カテリーナ・ヴァレンテ
6,碧空(タンゴ)/アルフレッド・ハウゼ・タンゴ・オーケストラ
7.赤とんぼ/リカルド・サントス楽団


ということで、「オーディオの佇まい」その1枚目。
本盤は1960年にリリースされたものなので、このジャケ写は50年代の終わりに撮影したものでしょう、ポリドールということでドイツ撮られたものでしょうか、彼の地ではすでにこんなに大きいい家具調のステレオセットがあったのですね、さぞ高価なものだったのでしょう。

オーディオの佇まい その2

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1,Sound Off....Softly/V.A. (Columbia Special Product) 1LP 100円
Columbiaは企業や団体からのオーダーで特別に制作されたレコードをColumbia Special Productのレーベルでリリースしていました(ジャケットはオリジナル制作で中身はColumbiaの持つ音源からのオムニバスが多かった)。本盤も企業名はわかりませんがそうした一枚で1964年にリリースされたもの。

Side One
1 Saul Goodman - Scherzo
2 Les & Larry Elgart - Downtown
3 Count Basie & Duke Ellington - Battle Royale
4 Count Basie & Duke Ellington - Jumpin' At The Woodside
5 Les Brown - La Bamba
6 Percy Faith - La Negra

Side Two
1 Andre Kostelanetz - The Moon Of Manakoora
2 Tony Bennett - Young And Warm And Wonderful
3 Gordon Jenkins - Stella By Starlight
4 Ray Conniff - The Lamp Is Low
5 Bobby Hackett - Reverie
6 Patti Page - Moon River


ということで「オーデイオの佇まい」2枚目
こちらも相当に大きな家具調のステレオセット、60年代の半ば、日本の住宅事情にはとても合わないものですね、しかし、この優雅な佇まいは実に米国。


オーディオの佇まい その3

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1,懐しのS盤アワー・ヒット・パレード集/V.A. (Victor) 1LP 100円
その1で日本グラモフォンの「P盤」を取り上げましたが、こちらは日本ビクターからの「S盤」。「S」が何を意味するかは書いてないのですが、1950年に登場した(恐らくラジオ番組が)とライナーにあります。「P盤」より3年先を行っていることとなりますね。「シングル盤」とか「スペシャル盤」とかかな、いずれにしても「P盤」と同じく洋楽のヒット曲の総称で「S盤アワー」はそのラジオ放送なのでしょう。

Side A
1,バンブル・ブギー/フレヂ・マーティン楽団
2,ストレンジ・センセイション/ジューン・バリ
3,ばらの刺青/ペリー・コモ
4,裏町のお転婆レディ/エームス・ブラザース
5,黄色いリボン/ラルフ・フラナガン楽団
6,ウシュカ・ダラ/アーサー・キット
7,オー・マイ・パパ/エディ・フィッシャー
8,帰らざる河/マリリン・モンロー
Side B
1,チェリー・ピンク・マンボ/ペレス・プラド
2,せ・シ・ボン/アーサー・キット
3,小さい靴作りの歌/ユーゴー・ウィンター・ハルター楽団
4,チャ・チャ・チャは素晴らしい/エンリケ・ホリン楽団
5,キッス・オブ・ファイヤー/ラルフ・フラナガン楽団
6,はだしのボレロ/ユーゴー・ウィンター・ハルター楽団
7,青いカナリア/ダイナ・ショア
8,ショ・ジョ・ジ/アーサー・キット



ということで最近仕入れた「オーディオの佇まい」ジャケットの3枚目。発売されたのは1960年前後でしょう。
今回にはぐっと庶民的なポータブル・プレーヤー。レコードを知らない世代の入門用としてでしょう、ここから50年以上の時を経て今またそれなりに売れているとか。

内気なジョニー

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1,Johnny Get Angry and Other Top Pops/Joannie Sommers (WB) 1LP 630円
この表題曲"内気なジョニー"を聴くと中学2年の夏休みを思い出します、B面が"避暑地の出来事"というサマーソングだったのも夏休みにピッタリでした。そう、ウン十年前のちょうど今のこの季節なので感慨もひとしお。 この曲がヒットしたのは62年ですからヒットしてからウン年後なのですがちょうどこの夏休みにこの曲のシングルを中古で入手したからなのです。荻窪の「月光堂」で150円でした(以後ウン万枚もレコード/CDを買うことになるのによーく覚えていることで....我ながら苦笑もの、です)。

うちの猫


ということで、その全米7位にまで上った"内気なジョニー"のヒットを受けて制作された62年のアルバムです。そもそもジャズ系のシンガーとしてデビューしたジョニーさんが心機一転吹き込んだポップソングが思わぬ大ヒット、急遽作られたアルバムだったと聞きます。次のヒット"ワン・ボーイ"も入ってハスキーでちょっと舌足らずな声が魅力的なポップなジョニーさん、最高です。もっと聴きたいというポップファンにはこちらがオススメです。


1. Johnny Get Angry
2. A Nightingale Sang In Berkley Square
3. The Piano Boy
4. I Don't Want To Walk Without You
5. Mean To Me
6. Shake Hands With A Fool
7. One Boy
8. Since Randy Moved Away
9. (Theme From) A Summer Place
10. Seems Like Long, Long Ago
11. Little Girl Blue
12. I Need Your Love


80年代だったかに日本のワーナー・パイオニアが再発したLPが今でも中古屋さんで良く見かけます(当時売れたのですね! 私も買いました)が、今回入手盤は米WB盤、盤はキレイなのですが、ジャケ裏面が少しウォーター・ダメージ、それでこんなお値段で買えました。


WB


ONE BOY, Joanie Sommers, Warner Bros. #5157 1960


Joanie Sommers - Johnny Get Angry (1962) .wmv

Meet the Monkees

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1,same/The Monkees (Colgems) 514円
デビュー曲"恋の終列車 (Last Train to Clarksville)"を含む1966年リリースのファースト・アルバム、かつてこちらでカナダ盤を、こちらでCD2枚組のDeluxe Editionを取り上げておりました。
先日、米Colgems盤のStereo盤とMono盤に同時遭遇、状態まずまずで安価、即抱えてしまいました。

モンキーズも自我が芽生えて(?)3枚目のアルバムからは自らが制作を手掛けるようになります、が、 ドン・カーシュナーが制作した「作られたグループ」としてのモンキーズが楽しめるのが本盤。ボイス&ハートを中心に名高いソングライター陣が寄ってたかって曲を提供、66年当時このアルバムを聴いた人々の驚愕が窺い知れる名曲ばかりのポップアルバム。音が団子状の塊になって飛んでくる感じのモノラルミックスに惹かれます。

Side 1
1,(Theme from) The Monkees (Tommy Boyce and Bobby Hart)
2,Saturday's Child (David Gates)
3,I Wanna Be Free (Tommy Boyce and Bobby Hart)
4,Tomorrow's Gonna Be Another Day (Boyce, Steve Venet)
5,Papa Gene's Blues (Michael Nesmith)
6,Take a Giant Step (Gerry Goffin, Carole King)
Side 2
1,Last Train to Clarksville ( Tommy Boyce and Bobby Hart)
2,This Just Doesn't Seem to Be My Day (Tommy Boyce and Bobby Hart)
3,Let's Dance On (Tommy Boyce and Bobby Hart)
4,I'll Be True to You (Goffin, Russ Titelman)
5,Sweet Young Thing (Goffin, King, Nesmith)
6,Gonna Buy Me a Dog (Tommy Boyce and Bobby Hart)


meet the monkees


Colgems


the Monkees


The Monkees - Opening Theme (H.Q)




The Monkees - Last Train To Clarksville 1966




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