Jazz at Ohio Union 1954

1,Jazz at Ohio Union/George Lewis (Tokuma) 2CD 600円
私のように70年代に入った頃からジャズを聴きだした方には懐かしいアルバムではないでしょうか。元々は50年代にDisc Jockyなるレーベルから箱入り2枚組LPでリリースされためちゃくちゃレアなプライヴェート・プレス盤。それが評論家の故河野隆次氏の尽力によって71年に我が国で復刻されて泣く子も黙る「スィング・ジャーナル・ゴールド・ディスク」に認定されておおいに話題になったもの。

ニューオリンズ・ジャズのクラリネット奏者ジョージ・ルイスの率いるニューオリンズ・ラグタイム・ジャズ・バンドが1954年3月3日にオハイオ州立大学でニューオリンズジャズの有名曲からポピュラー・ナンバー、賛美歌や黒人霊歌、葬送行進曲を楽しく時に哀しく演奏したものを記録したライヴ盤。
よく云われるように、なにはともあれローレンス・マレロのバンジョーをフィーチャーした「世界は日の出を待っている」です。この曲が聴きたくて当時大枚はたいて箱入りの2枚組LPを買ったものです。ニューオリンズジャズ〜ディキシーランドジャズにはトンと門外漢な私ですが、そんな私が唯一何度も何度も聴いたアルバムがこれ。何故か2枚組のCDがこんな安価で中古で転がっていてホイホイ買ってきた次第です。

Disc 1
1. Introduction
2. Salute To Ohio State
3. Collegian
4. Mama Don’t ’Low No Music
5. Climax Rag
6. Lord，Lord， You Certainly Been Good To Me
7. High Society
8. If Ever I Cease To Love
9. The World Is Waiting For The Sunrise
10. Maryland，Maryland
11. Just A Little While To Stay Here
12. Flee As A Bird
13. I’ll Be Glad When You’re Dead，You Rascal You
14. Burgundy Street Blues

Disc 2
1. Over The Waves
2. Bugle Boy Blues
3. Doctor Jazz
4. Red Wing
5. Sensation Rag
6. Corrine
7. Ice Cream
8. Chimes Blues
9. When The Saints Go Marching In
10. Muskrat Ramble
11. Finale

The World Is Wating For The Sunrise George Lewis


George Lewis: The Saints