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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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Steel Yard Blues (1972)

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1,Steel Yard Blues/O.S.T (WB) 1LP 880円
もう30年以上前ですが結構なボロ盤を3千円くらいで購入したのを思い出します。その状態最高盤がこんなお値段で転がっていれば当然救済します。
ということで、SSW/アメリカン・ルーツ・ミュージックのファンにはお馴染みのジェーン・フォンダ&ドナルド・サザーランド主演で72年に公開された映画「Steel Yard Blues」のサントラ盤です。

ニック・グレイヴナイツ、ポール・バターフィールド、マイク・ブルームフィールド参加ということでギンギンのエレクトリック・ブルースを期待すると大きく期待外れとなる穏やかでアットホームなアメリカン・ルーツミュージックが展開されます。ポール・バターフィールドがやっていたBetter Daysやマリア・マルダー、マイク・ブルームフィールドのソロアルバムの感触ですね。

マール・サンダース云うまでもなくジェリー・ガルシアの相棒、ベースのジョン・カーンはニックやマイクと演った後ジェリー・ガルシアのバンドにいた人、ドラムスのクリストファー・パーカーはポールのベターデイズに参加していた人で極く最近ではベースのウィル・リーとともに矢野顕子さんとトリオを組んでいたりして!ボーカルのアニー・サンプソンはサル・ヴァレンティノが率いていたストーングラウンドにいた女性シンガー。いずれも当時はサンフランシスコ・ベイエリア、バークリー周辺で活動していた人たちですね。

ということで、ブルース、ジャズ、カントリー、ジャグバンド、オールドタイミー、デキシーランド、そんな音楽を共通言語とする気の合った仲間たちが作り上げた一枚のアルバム。サントラとは思えないまとまり具合です。

Side A
1. Swing With It
2. Brand New Family
3. Woman’s Love
4. Make The Headlines
5. Georgia Blues
6. My Bag (The Oysters)
7. Common Ground
Side B
1. Being Different
2. I’ve Been Searching
3 Do I Care
4. Lonesome Star Blues
5. Here I Come (There She Goes)
6. If You Cared
7. Theme From Steelyard Blues (Drive Again)

Nick Gravenites ; Vocals, Guitar
Paul Butterfiels ; Vocals
Mike Bloomfield ; Guitar
Merle Saunders ; Piano
Maria Muldaur ; Vocals
John Kahan ; Bass
Christopher Parker ; Drums
Annie Sampson ;Vocals (tracks: A7, B6)


WB


SteelYardBlues



Steelyard Blues Trailer Part 1



Steelyard Blues Trailer Part 2



Here I come - there she goes - Steelyard Blues Soundtrack



Lonesome Star Blues - Steelyard Blues Soundtrack



Woman's love - Steelyard Blues Soundtrack



Do I care - Steelyard Blues Soundtrack

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