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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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John Coltrane Sutherland 1961

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1,Sutherland 1961/John Coltrane (Cool Jazz) 3CD-R 1,350円
1961年3月シカゴのサザーランド・ホテルのラウンジでの演奏を180分3枚のCDに収めたもの。
入手盤はこの音源をたぶん最初に世に出したCool Jazz盤。今ではRLR Recordsなるレーベル7から正規(?)に出ていてAmazonのほかどこでも売っています。が、このCool Jazz盤のジャケ写がかっこよく思わずこっちに手が出ました。

前年の10月にマッコイ、エルヴィンにスティーヴ・ディヴィスのベースでAtlanticに「My Favorite Thing」「Play the Blues」「Coltrane's Sound」を録音した後、ベースがレジー・ワークマンに代わって不動のカルテットが誕生。このカルテットの極初期の演奏が聴けるものとなります。ちなみにトレーンはこの20日後にマイルス・ディヴィスの「Someday My Prince will Come」に客演し、2か月後にはImpulseと契約し「Africa/Brass」を録音することになります。

で このサザーランドホテルのラウンジでの演奏ですが、面白いのは冒頭3曲にベースにドナルド・ギャレットが入った2ベースの演奏になっていること。ギャレットは後の1965年の諸作にも参加することになるシカゴ在住のベーシスト。地元ということで参加したのでしょうか、長尺なソロを聴かせます。

元々録音がさほど良くない上に元のテープのヨレがあったり、フェイド・イン、フェイド・アウトがあったりと聴き苦しいところはあるものの、そんなことは吹っ飛ばす180分に渡る疾風怒濤の演奏、よくぞ録音を残していてくれたと感謝至極の一枚。


coltrane

JOHN COLTRANE, tenor & soprano sax
McCOY TYNER, piano
REGGIE WORKMAN & RAPHAEL DON GARRETT, bass
ELVIN JONES, drums

The Sutherland Hotel Lounge, Chicago, March 1, 1961.



John Coltrane Sutherland Hotel 3-1-61 #1



John Coltrane Sutherland Hotel 3-1-61 #2




John Coltrane Sutherland Hotel 3-1-61 #13

Love's Black Beauty

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1,Black Beauty/Love (High Moon) 1CD 2,100円
アーサー・リーのラヴ、レーベル倒産でお蔵入りしていた1973年のアルバム、先に出ていたLPで耳にはしていましたが、CDを今更ながらやっと入手しました。ボートラはインタビューに74年のライヴ音源等が5曲。ブック仕様のジャケットには68ページのブックレット付、5000枚限定でナンバリング入り。

かつてはジミ・ヘンドリックスとの共演という触れ込みでBoot化されてていた如何にもそれっぽい"Midnight Sun"、70年頃のライヴですでに取り上げていた "Product Of The Times"、アーサー得意の哀愁感漂う"Can't Find It"や小品"Skid"、妙にポップなメロディと歌唱の"Lonely Pigs"、カリプソの"Beep Beep"、60年代風ロック"Stay Away"等々、思いのほか多彩な曲が詰まっています。
クレジットではアーサー以下3人の4人組で全員黒人。この当時のブラック系ミュージシャンとしては特異な存在だったんだなぁとあらためて。


ボートラのインタビューは20分を超えるものでいくつかのインタンビューを収録、最初に入っている15分ほどのものがThe L.A.'sから始まる音楽遍歴からジミとのバンド・エイド結成までを語っていてほとんど英語を解さない私でも何となくは判る興味深いもの。
ライヴ曲は74年スコットランドでのもの、音質はイマイチながらジョン・スターリングのギターが入ったど派手なブラックロック。

1. Young & Able (Good & Evil)
2. Midnight Sun
3. Can't Find It
4. Walk Right In
5. Skid
6. Beep Beep
7. Stay Away
8. Lonely Pigs
9. See Myself In You
10. Product Of The Times
CD Bonus Tracks:
11. (Title Song From The Motion Picture) Thomasine & Bushrod
12. Arthur Lee Interview (Steven Rosen, 1974)
13. Every Time I Look Up, I'm Down (Live)
14. Nothing (Live)
15. Keep On Shining (Live)
16. L.A. Blues (Performed By Arthur Lee & Ventilator)
(Tracks 13-15 Live, Electric Gardens, Glasgow, Scotland. 5/30/1974)



love


LOVE - Midnight Sun NEW & RARE



Love - Young & Able (Good & Evil)



Love - Skid

Hitsville,U.S.A.

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1,Hitsville,U.S.A.:Dance to 20 Top Teen Tunes/Sammy Lowe (RCA Victor) 1LP 300円
元々はスィングオーケストラでトランペットを吹いていた人で50年代から60年代に掛けては自己のオーケストラでアレンジャー兼コンダクターを務め活動していました。一時期ジェイムス・ブラウンのバンドアレンジをやっていて"It's a Man's Man's Man's World" "Prisoner of Love"が知られるところ。

で本盤は1963年にリリースされた60年代初めのヒットポップスをダンスバンドスタイルで仕上げたもの。ズラリと並んだビッグヒットポップス、ガールポップ、ツイスト、インスト、ボッサからサーフィン、結構楽しめました。

Side A
A1 I Will Follow Him 2:07
A2 Walk Right In 2:00
A3 Hey Paula 2:00
A4 He's So Fine 2:01
A5 The Lion Sleeps Tonight 2:10
A6 It's My Party 2:05
A7 I Wish I Were A Princess 2:08
A8 Twistin' The Night Away 2:03
A9 Big Girls Don't Cry 2:10
A10 Boss Guitar 2:07
Side B
B1 South Street 2:08
B2 On Top Of Spaghetti 2:12
B3 El Watusi 2:15
B4 Desafinado 2:20
B5 Another Saturday Night 1:58
B6 Cleopatra Rock 2:10
B7 If You Wanna Be Happy 1:50
B8 Easier Said Than Done 2:02
B9 Surfin' Stomp 2:05
B10 The Pepperment Twist 2:30



Sammy Lowe - I Will Follow Him/Lion Sleeps Tonight/It's My Party/I Wish I Were A Princess (Stereo)










2,Blooming Hit/Paul Mauriat (Philips) 1LP 100円
ポール・モーリア、1967年リリースのあの"恋は水色"をフューチャーしたアルバムです。
あらまビックリのボディ・ペインティング・ジャケット。ジャケットもさることながら中身もさすがによくできています。

Side A
1 Somethin' Stupid
2 Penny Lane
3 This Is My Song
4 Seuls Au Monde (Alone In The World)
5 Inch Allah
Side B
1 There's A Kind Of Hush (All Over The World)
2 Puppet On A String
3 L' Amour Est Bleu (Love Is Blue)
4 Adieu A La Nuit (Adieu To The Night)
5 Mama

ポール・モーリア


Paul Mauriat - Blooming hits (USA 1967) [Full Album]

Black Widow 1970

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1,Sacrifice/Black Widow (Repertore) 2CD+1DVD 2,100円
黒魔術信仰を音楽で表現したブラック・ウィドウ、1970年リリースのファースト・アルバム、その2CD+1DVDが入ったデラックス・セット。
CD1枚目はファースト・アルバムのマスターを二代目のベーシストGeoff Griffithなるお方が2013年にタイのスタジオでリマスターしたというもの。
CD2枚目はオリジナルメンバーのサックス/フルート奏者Clive Jonesとリマスターを担当したGeoff Griffithがフルート/ボーカルとキーボード/ベースでそのファースト・アルバムのリマスターものの各曲の頭に前奏(Interludes)を付け加えるというお遊び(?)をしたもの。
DVDはかつてこちらで取り上げたMystic Recordsから2009年にリリースされたセットに付いていたドイツのTV番組「Beat Club」用に撮影された映像を収めたDVDと同内容もの。

DISC 1
‘Sacrifice’ (Remastered Original Album)
1. In Ancient Days
2. Way To Power
3. Come To The Sabbat
4. Conjuration
5. Seduction
6. Attack Of The Demon
7. Sacrifice
Originally released as (UK) CBS Records.1970
BONUS TRACK:
8. Come To The Sabbat (Single edit) 1970

DISC 2
‘Sacrifice’ (Remastered With Interludes)
1. In Ancient Days
2. Way To Power
3. Come To The Sabbat
4. Conjuration
5. Seduction
6. Attack Of The Demon
7. Sacrifice
8. Outro
Previously unreleased recording.

Disc 3: DVD
‘Demons Of The Night Gather To See Black Widow – Live’
1. In Ancient Days
2. Way To Power
3. Come To The Sabbat
4. Conjuration
5. Seduction
6. Attack Of The Demon
7. Sacrifice
This original Black Widow Beat Club film was shot on 28th May, 1970.


ということで、個人的に目新しいのは「タイでのリマスター」「お遊び(?)前奏付き」という2点であまり有難味は感じないもの。が、何度も書いている通りこのブラック・ウィドウのファーストアルバム「Sacrifice」は70年代初めにCBSソニー盤を買って聴いて以来、超が二つ付く最愛の愛聴盤。やはり、つい手が出ます。

内容については過去記事こちらとかこちらとかこちらをご参照いただければ。


うちの猫



Black Widow - Sacrifice (Live at the Beat Club 1970 - Full Concert)

The Rolling Stones with Keith Richards

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1,Live On Air 1963-1964 Volume One/The Rolling Stones (Reel-To-Reel) 1LP 1,580円
最近はもう何が正規で何がBootかよくわかりませんね、アーティスト側の了解をとったもののみが正規ものとすればもちろんこれなんかは非正規盤ということになりますが。

昨年からビートルズ、ストーンズ、キンクス等のBBC録音をLP/CDでバンバン出しているReel TO Reel Music Co.からの一枚。で 入手盤はストーンズのデビュー間際から翌64年録音のBBCものを15曲集めたLPもの。CDは19曲入りで出ているようですが、LPは500枚限定ナンバリング入りでクリアビニール仕様。

古くからBootに親しんでいる方には「またか」の一言ものですが、誰でも簡単に安価で買えるということではリリースの意味もあるのかな、と。
とか云いつつ、Amazonとかタワレコあたりを見るとBBCのみならずパリのライヴとかChess Studio録音を集めたものとか怪しげなのが百花繚乱、凄い時代になったもので。

Side A
A1 Come On 2:01
A2 Memphis Tennessee 2:18
A3 Roll Over Beethoven 2:15
A4 Don't Lie To Me 1:41
A5 I Wanna Be Your Man 1:48
A6 Walking The Dog 2:34
A7 Bye Bye Johnny 2:09
A8 (Get Your Kicks On) Route 66 2:29
Side B
B1 Cops And Robbers 3:45
B2 You Better Move On 2:45
B3 Mona 2:48
B4 Hi-Heel Sneakers 1:56
B5 Little By Little 2:27
B6 I Just Wanna Make Love To You 2:11
B7 I'm Moving On

Side A - Tracks 1-3: Saturday Club 26th October, 1963 (Recorded 23rd September, 1963)
Side A - Tracks 4-7: Saturday Club 8th February, 1964 (Recorded 3rd February, 1964)
Side A - Tracks 8 & Side B Tracks 1-3: Blues In Rhythm, Camden Theatre, London. 19th March 1964
Side B - Tracks 4-7: The Joe Loss Pop Show 10th April, 1964


the rolling stones - come on - great live bbc version - enhanced sound



別のセッションですが、無茶苦茶かっこいいので!
The Rolling Stones - I Wanna Be Your Man - 1964







2,Not Guilty/Keith Richard (Haro) 1LP 1,180円
で、こちらは80年代の初めの頃にリリースされたまっとうな(笑)Bootleg-LPです。
キースの様々なデモ録音を集めたもので、スライ&ロビーにブラック・ウフルーとのレゲエセッションも入っています。沁み捲るドニー・フリッツの"We Had It's All"とかこれまた大好き"Let's Go Steady"とか玉石混交ながら70年代のキースがたっぷり楽しめます。
ジャケットはよーく見ればマリファナが敷き詰められて、で タイトルがNot Guiltyですから何とも...です。

Side A
A1 Blue Moon
A2 We Had It All
A3 Let's Go Steady
A4 It Must Be Love
A5 I'll Let You Know
A6 All About You
A7 It Wont Be Long
A8 Sugar Babe
A9 Honey Don't Say No
Side B
B1 Nearest Of You
B2 Gone Again
B3 Shine Eye Gal
B4 What A Joy
B5 Beast Of Dub
B6 The Harder They Come
B7 Before They Make Me Run
B8 Anyway
B9 Tuning Up

keith


keith



以前から持っていたものがグリーン・ヴィニール、今回イエロー・ヴィニールと遭遇、また買ってしまいました。
notguilty



Keith Richards - We had It All



Keith Richards - The Nearness Of You

ベンチャーズ、TV主題歌聴きつつの宇宙へ行くの巻

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1,T.V.Themes/The Ventures (UA) 1LP 100円
ノーキーが復帰しての1977年盤。まるで日本制作か編集盤かと思いきやUSオリジナルアルバムで、入手盤は東芝EMI盤で邦題「妖精コマネチのテーマ(T.V.番組主題歌集)」。
この時代のベンチャーズにはピッタリの素材で面白く聴けます。

Side A
A1 Charlie's Angels(チャーリーズ・エンジェルズ)
A2 Medical Center(外科医ギャノン)
A3 Star Trek(スター・トレック)
A4 Streets Of San Francisco(サンフランシスコ捜査網 )
A5 Starsky & Hutch(スタースカイ&ハッチ)
A6 Baretta's Theme(刑事バレッタ)
Side B
B1 Hawaii Five-O(㊙指令ハワイ・ファイブ・オー)
B2 S.W.A.T.(特別狙撃隊SWAT)
B3 Police Story(刑事物語)
B4 M*A*S*H(M*A*S*H)
B5 Police Woman(女刑事ペパー)
B6 Nadia's Theme (The Young And The Restless)(妖精コマネチのテーマ(ヤング・アンド・ザ・レストレス)


ventures


The Ventures — Nadia's Theme (The Young And The Restless)



The Ventures | theme from Charlie's Angels







2,夢のマリナー号/ベンチャーズ (Liberty) EP 100円
多分初めて買ったベンチャーズのレコードがコレだったと思います。中古で200円だったかな。そんなことでひと際思い入れにあるコンパクト盤です。
Side A
1,夢のマリナー号
2,アウト・オブ・リミッツ
Side B
1,テルスター
2,ブルー・スター

ベンチャーズのスペースものと云えばアルバム「In Space(ベンチャーズ宇宙に行く)」が集大成でしょうが、面白いことにそこからカットされているのは"アウト・オブ・リミッツ"のみなんですね。


ventures



The Ventures - Mariner No. 4



The Ventures - Out of Limits



Ventures - Blue Star (Instrumental - Guitar) (1964)





4シーズンス、エンジェルス&ヴィッキー

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1,4Best Hits/The 4 Seasons & The Angels (Philips) EP 108円
渋谷HMVのワンコイン箱での見っけもの。充分に聴ける状態にも拘わらずこの値とは!?

Side A
1,悲しい朝やけ
2,花はどこに行ったの
Side B
1,抱きしめたい
2,ジャワの夜は更けて

A面がフォーシーズンズ、B面がエンジェルスというカップリング。フォーシーズンスは"ラグドール"や"シェリー"ですでに人気者、それに便乗する形でのエンジェルスの売り出し、そんな意図で生まれたのがこのカップリング盤、なのでしょうね。エンジェルの"抱きしめたい"はいいですねぇ、あらためて。
オールディーズ・ファンの間ではエンジェルスと云えば"My Boyfriend's Back"なわけですが、当時日本ではさほど当たらなかったのかな。


THE FOUR SEASONS with FRANKI VALLI ~RARE~ "DAWN"(GO AWAY) 1964



The Four Seasons - Where have all the flowers gone



The Angels - I Want To Hold Your Hand




The Angels - Java (1964)









2,悲しき天使:ヴィッキー・ベスト・ヒッツ (Philips) EP 108円
これも同じ箱からの見っけもの。
タイトル曲はメリー・ホプキンが大ヒットさせたあの曲のフランス語ヴァージョン、たぶん日本でもこのシングルは結構売れたのではないでしょうか、今でも相応に見かけますので。同時期に森山良子さんもこの曲を歌ってシングルを出していましたね。

Side A
1,悲しき天使
2,庭の千草
Side B
1,サマータイム
2,愛は行ってしまったの

ヴィッキー


悲しき天使 - ヴィッキー


レッツ・ゴー 民謡!

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1,レッツ・ゴー民謡!/寺内タケシとブルー・ジーンズ (キング) EP 100円
御大のその後を決定付けた"津軽じょんがら節"はまさにここから。この1曲で寺内御大は一塊のエレキ・ギタリストから総合音楽クリエイターの道へ。
ということで、後に代名詞となって何度も録音することとなる"津軽じょんから節"の初録音を含む1966年にリリースされたアルバム「レッツ・ゴー・エレキ節(エレキの民謡お国めぐり)」からカットされた4曲入りのEP。

Side A
1,津軽じょんがら節
2,さのさ
Side B
1,おこさ節
2,黒田節

アルバムはかつてこちらで取り上げております。



寺内タケシとブルージーンズ (Takeshi Terauchi & Blue Jeans) Let's Go Eleki-Bushi




寺内タケシとブルージーンズ&バニーズ ♪津軽じょんから節

Nana & Rena

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1,Sings Greek Songs/Nana Mouskouri (Fontana) 1LP 100円
ギリシャの国民的歌姫ナナ・ムスクーリの1963年盤。
1960年のギリシャ映画「Never on Sunday~日曜日はダメよ」のタイトル・ソングほかギリシャのポップミュージックを歌ったもの。入手盤は米Fontana盤。

Side A
A1 Never On Sunday
A2 Ilissos
A3 The Cypresss Tree
A4 Walking On The Moon
A5 My Love Is Somewhere
A6 Mount Himittos
Side B
B1 Behind The Rose Bushes
B2 Take My Sorrow Away
B3 The Eurodice
B4 The Paper Moon
B5 Together
B6 The Punishment


Τά Παιδιά Τού Πειραιά & Never On a Sunday



Nana Mouskouri - Τα παιδιά του Πειραιά (1968)








2,Feelin' Good/Lena Horne (UA) 1LP 100円
ジャズだったりラテンだったりポピュラーだったりと立ち位置が多岐にわたっておまけにちょっとクセのある上手すぎる歌唱、そんなことででしょうか、日本ではあまり支持されていないようで結構投げ売りされているレナ嬢の音盤。本盤はその1965年盤、まさにポピュラー曲にジャズっぽい歌唱、ここでも。

Side A
A1 A Wonderful Day Like Today
A2 Take The Moment
A3 I Wanna Be Around
A4 Feelin' Good
A5 Pleasures And Palaces
A6 Who Can I Turn To (When Nobody Needs Me)
Side B
B1 Less Than A Second
B2 Willow Weep For Me
B3 Girl From Ipanema
B4 Softly As I Leave You
B5 And I Love Him
B6 Hello Young Lovers


lena


Lena Horne The Boy From Ipanema



Lena Horne - Willow Weep for Me ( Feelin' Good )



Lena Horne - Softly as I Leave You (Feelin'Good) (30)

Yellow Matter Custard

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1,Yellow Matter Custard/The Beatles (no label credit) 1LP 864円
70年代の初めにリリースされたビートルズ・ブートの古典。オリジナルはTMOQですが、TMOQだけでも数種類、以後タイトルと収録曲は不変でジャケットとスタンパーを変えてはてさて何種類もの「Yellow Matter Custard」が出ているのか? 同じくTMOQが出した「Renaissance Minstrels」と共にBootleg黎明期の最も有名なタイトルでしょう。

入手盤はTMOQの5thプレスとされるものでレーベルクレジットは無し、印象的なこの4人のポートレイト・ジャケはこれが初出。

で 中身は全曲1963年にBBCラジオで放送されていた「Pop Go The Beatles」から。今ではすべてオフィシャルで聴けますが、リリース当時はビートルズとしては未発表曲ばかりでそれはそれはフォンを興奮させたものですね。

因みにタイトルとなった「Yellow Mater Custard」は、"I am the Walrus"の一節「Yellow matter custard dripping from a dead dogs eye」から取られたもの。

Side A
A1 I Got A Woman
A2 Glad All Over
A3 I Just Don't Understand
A4 Slow Down
A5 Please Don't Ever Change
A6 A Shot Of Thythm And Blues
A7 I'm Sure To Fall
SIde B
B1 There's Nothing Shaking
B2 Lonesome Tears In My Eyes
B3 Everyone Wants Someone
B4 I'm Gonna Sit Right Down And Cry
B5 Trying, Waiting, Hoping
B6 To Know Her Is To Love Her
B7 Bound By Love

収録曲で何といっても興奮させられたのが、"Please Don't Ever Change"。これは今ではジェリー・ゴフィンとキャロル・キングが作ってクリケッツが1962年にヒットさせたものと誰でも知っている曲ですが、このビートルズ・ヴァージョンを初めて聴いた70年代の半ばではそんな事はツユほども知らず、やっぱりビートルズはいい曲を書くなぁと感激していたものでした。オマケにこの曲を私が初めて聴いたアルバム「OriginalAudition Tape, Circa1962」にはタイトルが歌詞の一部を取って"As sweet as you are"になっていたりしたものでした。今でもこれを聴くとあの頃フラッシュバックしてきます、相当に聴きこんだみたいで。


The Beatles - Don't Ever Change



the beatles yellow matter custard".previously unrelased studio materal,,,,,,,,side 2

The Best Yearでヤァ!ヤァ!ヤァ!

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引き続いても最近購入のビートルズのCDを2枚。

1,The Best Year/The Beatles (Secret Trax) 1CD 300円
たぶんもうお役御免のBootなのでしょう、こんな値で打ち捨てられていたのですかさず救済。タイトル通りピート・ベスト在籍時の録音を集めたもの。うたい文句はComplete Collectionとなっていますが、その真偽は私には判りません。

ご覧の通りでトニー・シェリダンとのハンブルグ録音から極初期のBBCラジオ音源、お馴染みDecca TapesにThe Parlophone Audition録音。と目新しい音源はありませんが、目の付け所として取り敢えずは便利なものかと思います。最近のハーフ・オフィシャル盤リリース攻勢で似たようなもののあるのかもしれませんね。

ジャケットに使われた写真はそのその昔にリリースされたアナログBoot「Silver Days:Johnny and The Moondogs」に使われていた個人的に懐かしいもの。


Tony Sheridan And The Beat Brothers - Hamburg - June 22-24 1962 And May 24th 1962
1 My Bonnie (German Intro)
2 My Bonnie (Lies Over The Ocean)
3 When The Saints Come Marching In
4 Why (Can't You Love Me Again)
5 Cry For A Shadow
6 Nobody's Child
7 Ain't She Sweet
8 If You Love Me Baby (Take Out Some Insurance On My Baby)
9 Sweet Georgia Brown
10 Swanee River
Here We Go - March 7th And June 11th 1962
11 Dream Baby
12 Memphis
13 Please Mr. Postman
14 Ask Me Why
15 Besame Mucho
16 A Picture Of You
The Decca Audition - January 1st 1962
17 Like Dreamers Do
18 Money (That's What I Want)
19 Till There Was You
20 The Sheik Of Araby
21 To Know Her Is To Love Her
22 Take Good Care Of My Baby
23 Memphis
24 Sure To Fall (In Love With You)
25 Hello Little Girl
26 Three Cool Cats
27 Crying, Waiting, Hoping
28 Love Of The Loved
29 September In The Rain
30 Besame Mucho
31 Searchin'
The Parlophone Audition - June 6th 1962
32 Besame Mucho
33 Love Me Do



best


best


best







2,A Hard Day's Night/The Beatles (Fake Odeon) 1CD 300円
かつて散々出回っていたOdeon盤の復刻CD。これはジャケ裏に当時の映画ポスター何ぞを配し、複写も綺麗に出来ていてたのでつい手が出ました。
まぁアイテムとしての価値しかないものですが、かつてはこんなものも出ていたということで。


harddays


harddays


harddays

Ian & Sylvia 1963 - 1972

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1,You were on My Mind/Ian & Sylvia with The Great Speckled Bird (Columbia) 1LP 648円
密かに探していたコレ、やっと遭遇、嬉しい限り。
1962年のレコードデビューから10年後の1972年にリリースしたこのカナダの男女デュオの最終作が本盤。69年に結成したバンド、グレート・スペックルド・バードが今回もバックを受け持っております。
バードは70年には単独名義でAmpexよりアルバムを出していてかつてはSSW系ファンの垂涎盤だったものですね、その後72年にはイアンとシルヴィア抜きでハングリー・チャックと名前を変えてWBからポール・バターフィールド、ガース・ハドソン、ジェフ・マルダー等をゲストに迎えてアルバムを作っています。これまたファンには有名な一枚ですね。

10年以上前ですがバードのAmpex盤はこちらで取り上げています。

ということで、このイアンとシルヴィアのラスト作も実質はハングリー・チャックですね。ただ、どうしたことかエイモス・ギャレットのみ不参加でギターはデヴィッド・ウィルコック。

ザ・バンドの"Get Up Jake"がオープニング曲というのが如何にも。ウッドストック系カントリー・ロックといえば分かる人にはわかる、あんなサウンドです。ここでもN.D.スマートの特徴あるあのドラムスが大活躍。

タイトル曲は64年にシングルヒットさせ、その後65年にサンフランシスコのフォークロック・グループ、ウィ・ファイヴがカバーして全米3位にまで上っています。日本でも"恋がいっぱい"のタイトルで知られる曲ですね。そんな曲を72年にロッキン・リメイク、心意気が伺えますね。
Side A
A1 Get Up Jake
A2 Old Cheyenne
A3 Antelope
A4 Miriam
A5 Lonesome Valley
Side B
B1 You Were On My Mind
B2 Joshua
B3 You're Not Alone Anymore
B4 Salmon In The Sea
B5 The Beginning Of The End
B6 Bill (Won't You Please Take Me Home)

Bass – Jim Colegrove
Drums – N.D. Smart II
Lead Guitar – David Wilcox
Piano – Jeff Gutcheon
Rhythm Guitar – Ian Tyson
Steel Guitar, Resonator Guitar – Ben Keith
Trumpet – Peter Ecklund


Ian and Sylvia with the Great Speckled Bird - You Were On My Mind








2,Four Strong Winds/Ian & Sylvia (Vanguard) 1LP 300円
で こちらは1963年のセカンド・アルバムにして清廉潔白なフォーク・アルバム。
イアン・タイソン作のタイトル曲は"風は激しく"の邦題で、ブラザース・フォアがカバーしたお陰かとも思いますが、日本のフォークファンの間では聖典となっていた曲。

Side A
A1 Jesus Met The Woman At The Well
A2 Tomorrow Is A Long Time
A3 Katy Dear
A4 Poor Lazurus
A5 Four Strong Winds
A6 Ella Speed
A7 Long Lonesome Road
Side B
B1 V'La L'bon Vent
B2 Royal Canal
B3 Lady Of Carlisle
B4 Spanish Is A Loving Tongue
B5 The Greenwood Sidie
B6 Every Night When The Sun Goes Down
B7 Every Time I Feel The Spirit


蛇足ですが、イアン・タイソンが2015年に80歳で出したアルバム「Carnero Vaquero」はいいですよ、絶妙な枯れ具合。機会があったら是非。


Ian & Sylvia


Ian and Sylvia Perform Four Strong Winds Live



IAN & SYLVIA ~ Four Strong Winds ~

John Coltrane 1966

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1,Offering:Live at Temple University/John Coltrane (Impulse) 2CD 1,280円
晩年のコルトレーンの発掘音源。10年くらい前だったかネット上で出回っていたラジオエアチェック音源で聴いてはいたのですが、今更ながらImpulse盤を購入。このImpulse盤はエアチェックテープではなく放送局のオリジナルテープから起こしたもので更に2曲/30分が追加されています。

1966年11月11日フィラデルフィアのテンプル大学でのライヴを収めたもので、基本メンツは同年7月の日本公演と同じですが、ベースがジミー・ギャリソンではなくソニー・ジョンソン、パーカッション奏者が4人加わってはいます。更に飛び入りでアルト奏者が二人加わる曲もあったりします。

1本マイクのためでしょうか、サックスは良好なれどそれ以外は概ねオフ気味、ベースは聴こえずという録音バランスはかなり苦しいもの。ですが、トレーンのサックスではなく肉声による雄叫びが聴けるという興味深いシーンも収められてもいます。

音楽を純粋に鑑賞するという観点から見れば苦しい音源であることは間違いないのですが、コルトレーン逝去の8ヶ月前のライブ録音、8か月後にはホントに神になってしまうとは夢にも思っていなかったであろう、この演奏。ファンには聴き逃せない音源であるのは間違いないですね。

Disc 1
1. Naima(16:28)
2. Crescent(26:11)
Disc 2
1. Leo(21:29)
2. Offering(4:19)
3. My Favorite Things(23:18)
Recorded November 11, 1966
Mitten Hall, Temple University
Philadelphia, Pennsylvania

John Coltrane (ts, ss, fl, vo)
Pharoah Sanders (ts, piccolo)
Alice Coltrane (p)
Sonny Johnson (b)
Rashid Ali (ds)
Algie Dewitt (bata drum)

Additional musicians:
Arnold Joyner (as Disc1[2])
Steve Knoblauch (as Disc2[3])
Umar Ali (per)
Robert Kenyatta (per)
Chales Browwn (per)

temple


John Coltrane - Offering Live at Temple University - Documentary

The Paris Siters - Paty Duke - Joni James

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1,Everything Under the Sun!/The Paris Sisters (Eric/Reprise) 1CD 300円
67年にRepriseからリリースしたアルバムのそのまんまCD化物。
ジャック・ニッチェのプロデュース、「モコ・ビーバー・オリーブ」が狙ったのはこの時期のパリス・シスターズだったのですね、と、今更。ちょっと大人になったガール・ポップの趣。
バカラックやキャロル・キング、バリー・マンの曲に混じってプリシア・パリスの手になる曲が4曲も。天は二物を与えていたのですね。


1 My Good Friend
Written-By – Priscilla Paris
2 Sincerely
Written-By – Freed*, Fuqua
3 See That Boy
Written-By – Mann-Weil
4 You
Written-By – Priscilla Paris
5 Long After Tonight Is Over
Written-By – Bacharach-David
6 Some Of Your Lovin'
Written-By – Goffin-King
7 Too Good To Be True
Written-By – Priscilla Paris
8 I'm Me
Written-By – Priscilla Paris
9 It's My Party
Written-By – Wiener*, Gluck, Gold*
10 Born To Be With You
Written-By – D. Robertson


Paris Sisters


The Paris Sisters - Sincerely



The Paris Sisters - My Good Friend (1966)





2,Just Patty : The Best of Paty Duke (UA/EMI) 1CD 300円
アメリカのホームドラマ「パティ・デューク・ショー」で大いに夢を売り歩いたパティ・ヂューク。再放送を見たのかな、何故かとっても懐かしい。
実はこのブログを始めた第4回目と5回目でこのパティさんを取り上げています。もう12年も前の2005年1月のこと。
こちらこちら

1. The Theme From 'The Patty Duke Show'
2. Don't Just Stand There
3. Everything But Love
4. Seven Day Wonder
5. Lonely Little In Between
6. Funny Little Butterflies
7. A Girl Is A Girl
8. Say Something Funny
9. Whenever She Holds You
10. The World Is Watching Us
11. All Through The Day
12. One Kiss Away
13. Theme From 'The Patty Duke Show'(Last Season Vs)
14. Theme From 'The Patty Duke Show'(Last Season...
15. Patty In The Studio

patty


patty


Patty Duke Show Intro


The Patty Duke Show 1963 - 1966 Opening and Closing Theme (With Snippet) Remastered



PATTY DUKE Sings DON'T JUST STAND THERE on "Shindig!" 1965








3,Sings My Favorite Things/Joni James (DIW) 1CD 200円
またまた買ったジョニ・ジェイムズ、入手盤は以前DUが本人から権利を買って発売していたCDです。リチャード・ロジャース作品集でミュージカル曲集。

1. My Favorite Things
2. Falling In Love With Love
3. The Gentleman Is A Dope
4. It Might As Well Be Spring
5. I Didn't Know What Time It Was
6. Younger Than Springtime
7. A Wonderful Guy
8. This Can't Be Love
9. Wait Till You See Her
10. A Fellow Needs A Girl
11. Some Enchanted Evening
12. The Sound Of Music

ジョニ


"My Favorite Things" Joni James



Joni James ~ The Sound Of Music

Kent's Jimmy Reed

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1,Jimmy Reed's Greatest Hits Vol.2 (Kent) 1LP 108円
渋谷HMVの100円箱からの救済品。こんな廉価盤と云えども十分に聴ける状態のジミー・リードを100円で売るなんて絶対に許すまじ(笑)

粋でいなせでレイジーなシカゴ・ダウンホーム・ブルース、アニマルズもストーンズもアイドルだったジミー・リード、これを聴いて何にも感じない奴は不幸だ、なんて云っちゃったりして(笑)

Side A
A1 Baby What You Want Me To Do
A2 Ain't That Lovin' You
A3 You Don't Have To Go
A4 I'm Going Upside Your Head
A5 Going To New York
A6 Hush Hush
Side B
B1 Bright Lights Big City
B2 Take Out Some Insurance
B3 You Know You're Looking Good
B4 Aw Shucks
B5 Close Together
B6 Honest I Do


Jimmy Reed-Honest I Do



Jimmy Reed - Bright Lights Big City (with lyrics)



"Bright Lights, Big City" The Animals



JIMMY REED Ain't That Lovin' You Baby MAR '56



Rolling Stones - Ain't That Loving You Baby (1964, Unreleased )



Jimmy Reed-Going to New York


Barney Kessel 1953

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1,same/Barney Kessel (Contemporary) 10-inch LP 972円
1953年11月に吹き込まれたバーニー・ケッセルのContemporaryでの初セッションを収めた10インチLPです。「Vol.1 Easy Like」として12インチLP化されているもので、ケッセル初期の代表作と目されているものですね。

初めて行った新宿アルタHMVの新入荷コーナーでの見っけものなのですが、ジャケットも盤もコンディション最高、何故にこれが1000円を切る値付けなの? 素朴な疑問を抱えつつ購入、帰って子細に検討するもレーベルもDG有りでオリジナルもので間違いないと結論。ネット販売を見れば4千円から7千円あたりが相場の様子。
ふーむ、どーしたHMV、らしくないじゃねーか(笑)

Side A
1. Tenderly
2. Just Squeeze Me
3, Bernardo
4. Vicky'S Dream
Side B
1. Salute To Charlie Christian
2. What Is There To Say
3. Lullaby To Birdland
4. I Let A Song Go Out Of My Head

Bass – Harry Babasin
Drums – Shelly Manne
Flute, Alto Saxophone – Bud Shank
Guitar – Barney Kessel
Piano – Arnold Ross
Los Angeles, CA, November 14, 1953 & December 19, 1953


Barney Kessel Quartet - Salute to Charlie Christian



Barney Kessel, Bud Shank, Arnold Ross, Harry Babasin, Shelly Manne - Vicky's Dream



Barney Kessel, Bud Shank, Arnold Ross, Harry Babasin, Shelly Manne - I Let a Song Go ot of My Heart

増尾好秋 24

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1,24/増尾好秋 (CBS Sony) 1LP 500円
1969年の「バルセロナの風」に次ぐ1970年のセカンド・アルバム。
ファーストがそのタイトル通り爽やかな風を運んでくるようなスタンダード中心の爽快なジャズギター・アルバムでしたが、このセカンドは氏の容貌も含めて一転、1曲目の"Uptight"からして世に吹くクロスオーバーの波にどっぷりのなかなか強烈なものに。容易に想起するのはライフタイムのマクラフリンだったりラリー・コリエル。以下聴き進むと、ボサロック風味の曲にハードバピッシュ曲、ホーンをバックに付けたブルースだったりと色々あったりはしますが、強烈な"Uptight"を1曲目に持ってきた心意気、本当にやりたいのはこんなのだったのでしょう、多分。ウン十年振りに聴きましたが、今聴いても充分面白いものでした。特に耳に残ったのが日野元彦さんの切れ味鋭いドラムス、感服です、ここでも。

Side A
1. Uptight
2. Shirley
3. 24
Side B
1. Corvallis
2. Dirty Mashy Toe
3. Round Trip:Coming
4. Soft Sadness

Guitar – Yoshiaki Masuo
Bass – Yoshio Suzuki
Drums – Motohiko Hino, Hiro Tsunoda
Flute – Sadao Watanabe
Trombone – Takashi Imai
Trumpet – Takehito Fujioka



masuo

masuo


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Yoshiaki Masuo - Uptight



Dirty Mashy Toe / Yoshiaki Masuo

Mal Waldron 1971

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1,Mal:Live 4 to 1/Mal Waldron (Philips) 2LP 1,160円
マル・ウォルドロン、1971年3月銀座のヤマハホールでのライヴを収めた2枚組LPです。
A面はジャッキー・マクリーン役を峰厚介が務めたカルテット、B面はトリオ、C面は菊地雅章とのピアノデュオ、D面はピアノソロ、という構成。

まぁカルテットとトリオの「Left Alone」、ソロの「All Alone」を聴きすぎている身からするとそれ以上の感動を味わおうというのはいささか無理な注文、ということもあって一番の聴きものはプーサンとのピアノデュオ、プーサンとマルのオリジナル曲を1曲づつ、緊張感溢れる素晴らしい演奏です。トリオもの2曲も10分以上にわたるマルの当時最新のオリジナル曲、これもリズミックに沈んでいくマルの資質がよく出た演奏ですね。

Side-A
1.Left Alone
2.Straight No Chaser
Side-B
1.Right On
2.Thoughts
Side-C
1.Little Abi
2.Blood And Guts
Side-D
1.Willow Weep For Me
2.You Don't Know What Love Is
3.Don't Explain
4.Yesterdays
5.All Alone

Mal Waldron — piano
Kohsuke Mine — alto saxophone
Masabumi Kikuchi — piano
Isao Suzuki — bass
Yoshiyuki Nakamura — drums

Recorded at Yamaha Hall, Tokyo, on 2 and 3 March 1971.


Mal Waldron Left Alone

Miles Davis Studio Sessions 1955-58

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1,Studio Sessions Vol.1/Miles Davis (Jazz Time) 3CD-R 1,050円
Columbiaにのこされたマイルスのオリジナルクインテットによる「Round About Midnight」のセッションにキャノンボールを加えた1958年の「Milestones」セッションを3枚のCDに収めたもの。
思い出深いのは「Round About Midnight」のセッションを収めたもので、この音源(というかマイルスのスタジオセッションテープ)が初めて世にCDとして表れたのはかのKind of Blueレーベルからの「Making of Kid of Blue」と同時にリリースされた「Making of Round About Midnight」だったはず。今そのCDを引っ張り出して見てみると2002年4月Mothersにて購入とあります。渋谷東急ハンズの向かいの路地にあったまるで倉庫のようなCD屋さんMothersで買ったのはもう25年も前なんですね、いやはや時の流れは本当に早いもので。

以降、続々と流出するColumbia時代のスタジオ音源、ビートルズしかりストーンズしかりビーチ・ボーイズしかりでオフィシャルの発掘系ボックスセットがリリースされると必ずこんな隠密テープが流出し世に出てくるという不思議。そんなマイルスの流出スタジオ音源をまとめた3枚組CDシリーズのVol.1がこれ。
何度ものダメ出しからのマスターテイクとかガーランドが遅刻し不在でなんとマイルスがピアノ伴奏するとか難曲のアンサンブル練習等々、これはやっぱりファンは聴きたいよね。
因みにVol.2には「Kind of Blue」セッションと63年の「Seven Step to Heaven」セッションが収められています。

DISC 1 :
1. Sessions Of Ah-Leu-Cha
2. Sessions Of Billy Boy
[at Columbia Studio D, NYC, NY, USA, October 26th 1955]
3. Sessions Of 'Round About Midnight
Columbia 30th Street Studio, NYC, NY, USA, September 10th 1956

DISC 2 :
1. Sessions Of Dear Old Stockholm
2. Sessions Of Tadd's Delight
Columbia 30th Street Studio, NYC, NY, USA, June 5th 1956

Miles Davis – trumpet
John Coltrane - tenor saxophone
Red Garland - piano
Paul Chambers - bass
Philly Joe Jones – drums

DISC 3 :
1. Sid's Ahead
2. Little Melonae
3. Dr. Jekyll
Columbia 30th Street Studio, NYC, NY, USA, March 4th 1958

Miles Davis - trumpet
Cannonball Adderley - alto saxophone
John Coltrane - tenor saxophone
Red Garland - piano
Paul Chambers - bass
Philly Joe Jones – drums


miles

The Rumblers - The String-A-Longs

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1,Boss/The Rumblers (Dot) 1LP 1,050円
L.A.近郊ノーウォークのハイスクールの同級生で結成されたランブラーズ、62年に Downey Recordsからリリースした"Boss"で知られますね。入手盤はDotに買い取られて翌63年に全国発売となったもの。その"Boss"はツンのめるビートがクセになるギターインスト。
かつてこちらで取り上げたDCCからの22曲入りのCDで聴いてきましたが、やっとLPと適正価格で遭遇、即抱えて買ってきました。
7年も前の記事ですが、ごちゃごちゃ書いていますのでこちらをご参照ください。

しかし、このLPの音の太さと云ったら! これ聴いてしまったらもうDCCのCDのやせ細った音はもう聴けませぬ。

Side A
A1 All Night Long
A2 Wild Weekend
A3 Wiggle Wobble
A4 Boss
A5 Night Train
A6 Boss Drums
Side B
B1 Harlem Nocturne
B2 Rumble
B3 Boss Blues
B4 Walking With The Boss
B5 Lost Weekend
B6 Sorry (For The Way I Treated You)

先の記事を書いたのちに、ランブラーズをクビになったドラマーのエイドリアン君が結成した7エイドリアン&ザ・サンセッツのLPとCDをこちらで取り上げています。


The Rumblers - Boss




2,Wheels/The String-A-Lobgs (Victor) 1LP 100円
テキサスのインストバンド、ストリング・アロングスのWarwickからのファースト・アルバムから2曲を削ったセコい編集の日本盤。タイトル曲は「峠の幌馬車」の邦題で知られる1960年の大ヒット、日本ではビリー・ヴォーン楽団のほうが知られているのかも。サーフィンブーム以前のソフトでイージーリスニングタイプのインスト、ですね。
Side A
1,Wheels
2,Panic Button
3,Nearly Sunrise
4,Sentimental Journey
5,Red River Twist
Side B
1,Walk Don't Run
2,Perfidia
3,Bulldog
4,Torquay
5,Are You Lonesome Tonight


ストリング・アロングス


WHEELS - THE STRING-A-LONGS
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