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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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Jesse Barish 1980 - Neil Sedaka 1971

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1,Mercury Shoes/Jesse Barish (RCA) 1LP 100円
ジェシ・バリッシュ、1980年のセカンド・アルバム。ジェファーソン・スターシップの"Count On Me"、マーティン・バリンの"Hearts"の作者として知られる人、ファースト・アルバムではそのセルフカヴァーも演ってて当時は売れなかったようですが、シンプルな美しいメロディが後年見直されて評価の高まったアルバムですね、最初にCD化をしたのは我が国だったはず。
ということで、多分にAORの人なわけですが、マーティン・バリンがプロデューサーとして参加したこのセカンド・アルバムはカラフルなジャケットからしてもう一段とAOR、ただ、シンプルな美しいメロディを生かす路線は後退、ハードなギターが鳴り響くありていに云うとロックっぽくなったかなとも。まぁ、いずれにせよ、80年代ポップミュージックの幕開けの音でしょう。
Side A
A1 Mercury Shoes 3:09
A2 Too Hip To Be Happy 3:48
A3 Love Is A Chain
A4 Street Music
A5 Rock N' Roll Thing
Side B
B1 Watermelon Dreams
B2 Valley Of A Thousand Dreams
B3 Badman
B4 Shine On The Rain


"Hearts," sung by original songwriter Jesse Barish!



Jesse Barish - Count On Me









2,Emergence/Neil Sedaka (RCA) 1LP 100円
ドン・カーシュナーのKirshner Recordsからリリースされていたニール・セダカの1971年盤。
当時タイトルをヒットした「Super Bird」に変えて同じジャケットで日本発売もされていたと記憶します。往年の張りのある歌声はそのままに新たな意欲を見せた佳作アルバムというところでしょうか、メロディメイカー振りは衰えず。

1. I'm a Song (Sing Me)
2. Gone With the Morning
3. Superbird
4. Silent Movies
5. Little Song
6. Prelude
7. Cardboard California
8. One More Mountain To Climb
9. God Bless Joanna
10. Is Anybody Gonna Miss You
11. What Have They Done To the Moon
12. Rosemary Blue
13. Wish I Was a Carousel
14. I'm a Song (Sing Me)


セダカ



Superbird - Neil Sedaka

Chip Taylor 1971

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1,Gasoline/Chip Taylor (Buddah) 1LP 614円
懐かしい、懐かしいLPを見つけました、ウン十年振りの再購入。Merilee Rushでお馴染み"Angel of the Morning"のセルフカヴァーの入った1971年のファースト・ソロ・アルバムです。アコースティックギターの響きにストリングスを絡ませほんのりカントリー風味のアメリカーナなソフトなアルバム。優しい歌声が映える美しいメロディ、懐かしさも手伝って大いに楽しみました。
尚、以前は気が付かなかったのですが、キャロル・キング作の"Home Again"ではホリーズのトニー・ヒックスがゲスト・ボーカルで入っていました。

あの"エンジェル・イン・ザ・モーニング"以外にもトロッグス~ジミ・ヘンドリクスの"ワイルド・シング"、ホリーズの"アイ・キャン・レット・ゴー"、ジャニスも歌った"トライ"等々ソングライターとしてもとびぬけた存在の様です。

更にチップ・テイラー、お兄さんは「真夜中のカウボーイ」を主演したジョン・ヴォイト、ってことはアンジェリーナ・ジョリーは姪ということですね。

1. Londonerry Company
2. Angel of the Morning
3. Home Again
4. Lady Lisa
5. Oh My Marie
6. Gasoline
7. Lightning (Don't Stay Mad With Me)
8. Dirty Matthew
9. You Didn't Get Here Last Night
10. Swear to God, Your Honor


chip


Chip Taylor - Gasoline



Chip Taylor - Londonderry Company (1972)



Chip Taylor - Angel Of The Morning

Everly Brothers 1972

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1,Story We Could Tell/Everly Brothers (RCA) 1LP 108円
またまた懐かしい一枚を救済しました。

私のような70年代から様々なアメリカの音楽を聴いている者にとってエヴァリーズのこの1972年盤はある種その集大成的なイメージを持つアルバムです。南部臭漂うロックンロール、哀愁のカントリー、オールドタイミーなジャズにバラード。そんなアメリカーナなアルバムが今も有効かというと、こんな値で打ち捨てられている悲しい現実を見ると甚だ疑問だったり。

が、たとえばこの拙ブログを見ていただいているあの時代のアメリカ音楽を今もこよなく愛する人たちにとっては今も掛け替えのないアルバムであるはず(ですよね?)。
このA面1曲目"All We Really Want To Do"のイントロのアコギ2本の絡み(ボニー・ブラムレットかな?)、ウーム、これぞスワンプ! まぁ、そんなこんなで曲毎に聴きものがあったりしますよね。

ということで、今更内容紹介も釈迦に何とかっぽいですが、一応。
Electraであのドアーズやバターバンドを手掛けたポール・ロスチャイルドのプロデュースのもと、ジョン・セバスチャンの自宅で録音されたというオールスター・セッション。L.A.スワンプな連中を主にナッシュビルやマッスルショールズから集められたメンツは幼き頃からエヴァーリーズに親しんだ人たちも多いのでしょうね、もう豪華絢爛を絵に描いたよう。

それともう一つ素晴らしいのが、このジャケ写、勿論ノーマン・シーフの作、最高です。

今回入手したのは79年にRVCから出た国内盤、ライナーは木崎義二さん。

Side A
A-1. All We Really Want To Do
A-2. Breakdown
A-3. Green River
A-4. Mandolin Wind
A-5. Up in Mabel's Room
A-6. Del Rio Dan
Side B
B-1. Ridin' High
B-2. Christmas Eve Can Kill You
B-3. Three Armed, Poker-Playin' River Rat
B-4.. I'm Tired of Singing My Song in Las Vegas
B-5. Brand New Tennessee Waltz
B-6. Stories We Could Tell

Guitars ; Bonnie Bramlett, Don Everly, Phil Everly, Jeff Kent, Geoff Muldaur, Wayne Perkins, Waddy Wachtel, Danny Weis,Clarence White
Slide Guitars ; Ry Cooder, Buddy Emmons, Jerry McGee,
Keybords ; Barry Beckett, Micheal Fontana, Dennis Linde, Spooner Oldham, Warren Zevon
Bass : Chris Ethridge
Drums ; John Barbata, Jim Gordon, Russ Kunkel
Brass ; George Bohannon, Thomas Johnson
Harmonica ; John Sebastian
Singers ; Delaney and Delaney Bramlett, David Crosby, Don Everly, Phil Everly, Jeff Kent, Jimmie Lubahn, Graham Nash, John Sebastian
Strings Arrangements : Jimmie Haskell


Everly Brothers 01 All We Really Want to Do



Everly Brothers - Stories we could tell - 07-Ridin' high



Everly Brothers - Stories We Could Tell.wmv



THE EVERLY BROTHERS - "Stories We Could Tell" (Live HQ TV Performance On "Beat-Club") | © 1972 RBTV

Joe Ely 1980

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1,Live Shots/The Joe Ely Band (MCA) 1LP 108円
テキサスのカントリー系シンガー・ソングライター/ギタリストJoe Ely。はてさて、これが何と発音するのか? エリー、イーリー、イーライ、昔からわかりません。多分どれも正解でこの3つの中間あたりなのでしょうね。
と、それはともかく、これはMCAでの4枚目、1980年盤、丁度この頃はヨーロッパ各地をクラッシュとツアーをしていて本盤もロンドンでのライヴ。カーリン・カーター、ミッキー・ギャラガーがゲストボーカルで参加しています。そんなことででしょうか、ジャケットもロンドン制作のニューウェーブなつくり。

サウス・オブ・ザ・ボーダーなアコーディオンにホンワカさのかけらもない硬派なスティール・ギターを入れてのグッドロッキンカントリーなロックンロール、ひたすたかっこよし。

初版にはテキサスでのライヴ4曲の入った7インチ盤がボーナスで付いていたらしい、ふーむ。

Side A
A1 Fingernails
A2 Midnight Shift
A3 Honky Tonk Masquerade
A4 Honky Tonkin'
A5 Long Snake Moan
Side B
B1 I Had My Hopes Up High
B2 She Never Spoke Spanish To Me
B3 Johnny´s Blues
B4 Fools Fall In Love
B5 Boxcars


Joe Ely: "Fingernails"



Joe Ely - Box Car 1980



treat me like a saturday night Joe Ely




今年1月の雄姿、まだまだ現役バリバリのご様子
Joe Ely~Magdalene

Lena Horne 1963 & more.

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1,Lena Like Latin/Lena Horne (Charter) 1LP 108円
リナ・ホーンの1963年盤。ショーティ・ロジャースのアレンジでのラテン風味アルバム。
リナ・ホーンと云ったらガボール・ザボと組んだこちらがもう白眉、大好きなわけですが、本盤はまずはこのジャケ写にやられて即抱えました、といういささか動機が不純なもの(笑) しかし、かっこいい、です。

Side A
1.From This Moment On
2.Take Me
3.Night And Day
4.Old Devil Moon
5.More
6.My Blue Valentine
Side B
1.Cuckoo In The Clock
2.Meditation
3.By Myself
4.Island In The West Indies
5.Ours
6.Falling In Love With Love


Lena Horne - My Blue Heaven. ( Lena Goes Latin ) (1)



Lena Horne - Meditation







2,The Music from Illya Darling Played by George Stratis and his Orchestra (Epic) 1LP 100円
このなんとも気合の入ったポーズ、これまたこれにやられて抱えたもの。ブロードウェイ・ミュージカルの音楽集らしいです。1967年盤。


George Stratis


Annette - Timi Yuro

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1,Country Album/Annette Funicello (Starview) 1LP 514円
こんな時代にアネットがアルバムを出していたとはツユ知らず、レコ屋で見つけて思わず抱えたもの。
ということで、アネットの1984年盤。スタジオ新録音アルバムとしては何と20年振りになるアルバムで、結果的にこれが最後のオリジナル・アルバムになったものだそう。時にアネット42歳。

そのタイトル通りナッシュビルのHot Licksスタジオで現地のミュージシャンと録音したもので、絵に画いたようなポップ・カントリー・アルバム。可憐な歌声はそう変わらず、とても42歳とは思えぬ若々しい歌声が聴けます。

Side A
1.Sweet Sweet Smile
2.What You Need Is a Real Woman's Love
3.Lucky Ol' Colorado
4.The Promised Land
5.It'll Be Me
6.Orange Blossom Special
Side B
1.Fires of Love
2.Paper Roses
3.Ol' Good Times
4.The Race Is On
5.Before the Next Teardrop Falls
6.In Between and Out of Love


annette


Annette Funicello (country) - Sweet Sweet Smile (STEREO)



Before The Next Teardrop Falls Annette Funicello 1984



Paper Roses Annette Funicello 1984.wmv



Rarely Seen Annette Funicello Country Album Interview--Segment 2








2,Great Performances/Timi Yuro (Liverty) 1LP 100円
1968年に英Livertyがリリースしたティミ・ユーロのベスト・アルバム。
今も英国のノーザン・ソウル・シーンで愛されているというのも頷く素晴らしいビッグ・ボイス。圧巻の歌唱がたっぷりと。

Side A
A1 Hurt
A2 The Love Of A Boy
A3 I Apologise
A4 If I Never Get To Love You
A5 Just Say I Love Him
A6 What's A Matter Baby
Side B
B1 Smile
B2 I'm Confessin' (That I Love You)
B3 It's Too Soon To Know
B4 Let Me Call You Sweetheart
B5 She Really Loves You
B6 Make The World Go Away


timi


Timi Yuro Hurt 1962 Television Performance!



TIMI YURO - I Apologize (1961)



Timi Yuro - Smile



Timi Yuro What's A Matter Baby 1962 The Story Behind The Song



Timi Yuro What's A Matter Baby Live 1965!

Danny Kalb & Stefan Grossman 1969

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1,Crosscurrents/Danny Kalb & Stefan Grossman (Cotillion) 1LP 864円
ブルース・プロジェクトでエキセントリック音色で派手なエレキギターを弾いていたダニー・カルブ、元々はElectraのブルースオムニバス「Blues Project」で聴けるようなアコギを使ったフォークブルースの人。方やイーヴン・ダズン・ジャグ・バンドにいたアコギの名手ステファン・グロスマン。二人とも古くからN.Y.のコーヒー・ハウスで活動していた人達にて旧知の間柄でなかったか。

そんな二人がの1969年に出したセッション・アルバム。アコギ、チロチロの渋ーいフォーク・ブルース・アルバムかと思いきや、柔軟なリズム・セクションが付いてブルースに縛られないアメリカンルーツ・ミュージックの趣。派手なギター合戦はありませんが、小粋な小技は端々に。アメリカンなアコギがお好きな人には堪らないものかも。
ほぼ全曲ステファン・グロスマン作、ボーカルを取っているのもグロスマンかな。
Side A
A1 Devil Round The Moon
A2 Singing Songs Unsung
A3 Louise Louise
A4 Harvest Of Your Days
A5 Requiem For Patrick Kilroy
Side B
B1 Eagles On The Half
B2 Death Letter Blues
B3 Crow Black Squall
B4 Woman Dear
B5 Danish Drone



Danny Kalb & Stefan Grossman - Crosscurrents (1969)

John Mayall 1964-1969

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1,Thuru the Years/John Mayall (London) 1LP 108円
64年に発売されたブルース・ブレイカーズ名義の初シングル曲"Crawling Up A Hill"から、ブレイカーズを解散する69年のミック・テイラー在籍時の録音までを一応時代順に並べた1972年にリリースされた編集盤。前述の初シングル曲や65年の"Crocodile Walk" "My Baby Is Sweeter"といったデビュー・アルバム以前にリリースされたシングルオンリー曲、その後のシングルオンリー曲、未発表曲を集めた編集で72年当時は初期ブレイカーズが聴ける等、目新しかったであろうアルバム。因みにクラプトンとのセッションからは企画主旨に合う曲が無かったのでしょう、入っていません。

私自身は当時このアルバムを耳にしていないのですが、ピーター・グリーンが屈強なリズムセクションをバックに弾き捲る自作のインスト"Curly" "Greeny"やミック・テイラーがフューチャーされる"Knockers Step Forward"あたりは当時ギターを触っているロック小僧には相当衝撃を与えたのではないでしょうか。

入手盤は72年にキングからリリースされた日本盤、邦題は「ジョン・メイオールの道」。

Side A
1 Crocodile Walk
2 My Baby Is Sweeter
3 Crawling Up A Hill
4 Mama, Talk To Your Daughter
5 Alabama Blues
6 Out Of Reach
7 Greeny
Side B
8 Curly
9 Missing You
10 Please Don't Tell
11 Your Funeral And My Trial
12 Suspicions (Part 1)
13 Knockers Step Forward
14 Hide And Seek



JOHN MAYALL - GREENY (1967)



JOHN MAYALL - Curly (1967)



John Mayall with Mick Taylor - "Suspicions, Pt. 1"



John Mayall with Mick Taylor - "Knockers Step Forward"

Pata Pata 1967

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1,Pata Pata/Miriam Kakeba (Reprise) 1LP 100円
67年の大ヒット"パタパタ"、いや、懐かしいですね、当時の情景がフラッシュバックしてくるほど。世代によってはフォークダンスで踊っていた方もいるのでは。

ミリアム・マケバは南アフリカ出身で反アパルトヘイトを訴え歌を通じて戦い続けたシンガー、唯一のヒット曲がこの"パタパタ"、この程度の知識しかなく、懐かしさだけで買ってみたのがこの1967年のLP。

なんと、Production Supervisor、Arranged and Produced、にジェリー・ラゴヴォイの名が。いや、知らなかったなぁ。
知らなかったといえば、このミリアム・マケバさん、67年の"パタパタ"で出てきた歌手かと思いきや、50年代から歌っていて"パタパタ"は1956年に既に本国では大ヒットしていて、1960年にはRCA Victorから米国デビューしていたのです。さらにはブラック・パワーを提言した反人種差別の闘士ストークリー・カーマイケルと結婚をしていたのだそうな。その後アパルトヘイト解消と共に、ネルソン・マンデラによって祖国南アフリカに呼び戻され76歳で生涯を終えるまで果敢に社会問題に取り組む音楽活動を続けていたのだそう。

ことさらアフリカを強調するでもなく、とは云えさりげなくアフリカンリズムや楽器を生かし、伸びやかな麗しい歌声を生かしたプロダクションのこのアルバム、良質な1967年のポップアルバムとして充分に楽しめる内容でした。まさにジェリー・ラゴボイ仕切りのアルバムだと思います。

Side-A
1. Pata Pata
2. Ha Po Zamani
3. What Is Love
4. Maria Fulo
5. Yetentu Tizaleny
6. Click Song Number One

Side-B
1. Rig Bell Ring Bell
2. Joi' inkomo
3. West Wind
4. Saduva
5. A Piece of Ground


reprise



Miriam Makeba - Pata Pata



エド・サリヴァン・ショー
Miriam Makeba Pata Pata 1967

Arlo Guthrie & Pete Seeger 1981

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1,Precious Friend/Arlo Guthrie & Pete Seeger with Shanandoah (WB) 2LP 300円
アーロ・ガスリーとピート・シーガーというと、映画「アリスのレストラン」でアーロの父ウディー・ガスリーを見舞うピート・シーガーが病室でバンジョーを持って歌を披露、そこにアーロもハーモニカを持って加わり、その様子をベットに横たわるウッディ・ガスリー(勿論役者さん)が嬉しそうに見ているというシーンが何故か印象的で映画自体は殆ど記憶にないのですが、そのシーンだけは妙に覚えています。


なんとそのシーンのみアップされていました、誰が見ても印象的なシーンってことでしょうか。
Pete Seeger & Arlo Guthrie in Alice's Restaurant



ということで、そのアーロ・ガスリーとピート・シーガー、1981年の共演ライブ盤、2枚組LPです。バーゲン箱から救済。
いやいや、微笑ましいのなんの、多分バックは普段はロックを演っている連中なのかな、これがさりげなくサポートして盛り上げる。ピート・シーガーもご機嫌、アーロもご機嫌、観客もご機嫌、「歌/音楽の楽しさ」の根源をあらためて知る素晴らしいライヴです。

Side One
"Wabash Cannonball" (public domain)
"All My Life's a Circle" (Harry Chapin)
"Hills of Glenshee" (public domain)
"Ocean Crossing" (Guthrie)
"Celery-Time" (Guthrie)
"Run, Come See Jeruselum" (Blind Blake)
"Sailin' Up Sailin' Down" (Jimmy Reed)

Side Two
"How Can I Keep from Singing" (Doris Plenn)
"Old Time Religion" (public domain)
"Pretty Boy Floyd" (Woody Guthrie)
"Ladies Auxiliary" (Woody Guthrie)
"Please Don't Talk About Me When I'm Gone" (Sam H. Stept, Sidney Clare)
"Precious Friend, You Will Be There" (Pete Seeger)

Side Three
"Do Re Mi" (Woody Guthrie)
"Tarentella" (public domain)
"The Neutron Bomb Story" (Guthrie)
"I'm Changing My Name to Chrysler" (Tom Paxton)
"St Louis Tickle" (Guthrie)[dubious – discuss][citation needed]
"Wimoweh (Mbube)" (Solomon Linda, Paul Campbell)
"Will the Circle Be Unbroken" (Traditional)

Side Four
"Garden Song" (David Mallett)
"Kisses Sweeter than Wine" (Joel Newman, Paul Campbell)
"Raggedy Raggedy" (Lee Hays)
"In Dead Earnest" (Lee Hays)
"If I Had a Hammer" (Pete Seeger, Lee Hays)
"Amazing Grace" (John Newton)

recorded in 1981 at the Poplar Creek Music Theater

Arlo Guthrie(g,vo)
Pete Seeger(bjo,vo)
Steve Ide(g,tb,vo)
Bob Putnam(g,p,org,vo)
Carol Ide(org,per,vo)
Dan Velika(b,vo)
Terry A La Berry(ds,per)


Precious Friend - Pete Seeger




Old Time Religion (Arlo Guthrie/Pete Seeger - Precioius Friend)



Pete Seeger & Arlo Guthrie - You Gotta Walk That Lonesome Valley

Western Blues Piano 1946-1952

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1,Unfinished Boogie:Western Blues Piano 1946-1952 (Muskadine) 1LP 614円
マスカダイン・レーベルの104番、テキサス・ピアノ集です。最近はYazooのLPとかがエラく高くなっているにも関わらず、このMuskadineは無価値なのかシュリンクを被ったままのミントものがこんな値で打ち捨てられていて即座に救済した次第。
初めて聴いたのは80年代に入ったくらいの時期だったでしょうか、そのロウダウンなピアノとディープボイスが交差するブルースに痛くやられたのを思い出します。
何といっても大好きなのがマーシー・ディー、あの"One Room Cuntry Shack"のオリジネイターなわけですが、ここで聴ける弾き人知らずのギターが付いた1951年録音、得意の粘りのスロー"The Payoff"と"Straight and Narrow"はまさに悶絶。ちょっと甲高い声でうなり重いピアノを弾くリト・サン・ウィリスの2曲も耳に残る。ライトニンの相棒だったサンダー・スミスもその名もズバリの"Low Down Dirty Ways"のぶっきらぼうなブギにライトニンのギターが付いた"West Coast Blues"ほか3曲は大ブギウギ大会。
なにはともあれ、ドロっと真っ黒なブルースが流れ出す素晴らしいコンピレーション、久し振りに何度も何度もリピートしてしまいました。

Side A
1,Thunder's Unfinished Boogie/Thunder Smith
2,New Worried Life Blues/Thunder Smith
3,Highway 101/Jimmy McCracklin
4,Street Loafin' Woman/Jimmy McCracklin
5,Little Mama Boogie/Thunder Smith
6,Straight and Narrow/Mercy Dee
7,Howling Woman/Little Son Willis
8,Roll Me over Slow/Little Son Willis
Side B
1,Little Willie's Boogie/Little Willie Littlefield
2,West Coast Blues/Thunder Smith
3,Low Down Dirty Ways/Thunder Smith
4,Mable Blues/Luther Stoneham
5,The Payoff/Mercy Dee
6,Baba-Du-Lay Fever (G.I. Fever)/Mercy Dee
7,Skin & Bones/Little Larry Willis
8,Baby Don't You Want to Go/Jimmy McCracklin



Thunder Smith & Rockie - Low Down Dirty Ways



Thunder Smith w/ Lightnin' Hopkins West Coast Blues (ALADDIN 165) (1946)




Jimmy McCracklin Highway 101 (1945)




Little Willie Littlefield Little Willie's Boogie (1948)

The Lettermen 1964 - 1968

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我々の世代からするとレターメンと云えば"涙の口づけ~ Sealed With A Kiss" "ミスター・ロンリー" "ラヴ"あたりの60年代後半から70年代に掛けてのヒット曲でしょうか。実はレコードデビューは1961年と古く我々がその存在を知った時点で本国アメリカではもう大スターだったのですね。当時はそんなことはツユ知らず、でした。
ということで、今までも何枚かは取り上げてきたレターメンのアルバムですが、最近また4枚仕入れましたのでまとめて載せておきます。


1,The Best of The Lettermen (Capitol) 1LP 200円
1966年頃に出た東芝からのペラジャケ、赤盤です。ジャケット・デザインは米Capitol盤「A New Song For Young Love」の流用ですが、内容は全く違い映画音楽を中心としたスタンダード曲のカバーばかりを集めたもの。ライナーを見ても「最近はイージーリスニング・ミュージックが注目されてます....」という書き出しで始まり、スタンダードナンバーのカバーを得意とするイージーリスニング分野のコーラスグループと紹介されていて、このアルバムも「ベスト・オブ・レターメン」と銘打ってはいますがヒット曲を集めたものではなくそのベストなスタイルを紹介するという意図のアルバムとなっています。
前述のヒットが出るまでの日本での立ち位置がわかる編集盤ですね。
Side A
1,慕情
2,ムーン・リヴァー
3,ラヴ・レター
4,ミッシェル
5,トライ・トゥ・リメンバー
6,そして今は
7,煙が目にしみる
Side B
1,モア
2,ディア・ハート
3,イエスタデイ
4,夏の日の恋
5,ブルーレディに紅いバラ
6,ララのテーマ
7,涙のチャペル






2,She Cried/The Lettermen (Capitol) 1LP 300円
1964年のジェイとアメリカンズのヒット曲"She Cried"をフューチャーしたアルバム。そのアメリカンズのその曲をタイトルにした1962年のデビュー・アルバムはこちらで取り上げてります。

忘れていましたがかつてこちらで取り上げていました、ダブり買いです(恥)。
Side A
1,Put Away Your Tear Drops
2,Time To Cry
3,Walk On By
4,Are You Lonesome Tonight?
5,Crying
6,Run To Him
Side B
1,She Cried
2,It's All In The Game
3,Don't Let The Sun Catch You Crying
4,Seventh Dawn Theme
5,Heartache Oh Heartache
6,Softly, As I Leave You

lettermen


She Cried by the Lettermen







3,Going Out of My Head/The Lettermen (Capitol) 1LP 514円
みんな大好きメドレー"Going Out of My Head / Can't Take My Eyes Off of You"をタイトルに持ってきた1968年のアルバム、このアルバムの東芝盤はこちらで取り上げておりますが、大幅に曲順を入れ替えてこのタイトル曲の次にシングルでリリースされた"かえらぬシェリー~Shelly Don't Go"を加えた12曲編成にしてありました。アルバム邦題は「愛するあなたに」。日本では"涙の口づけ~ Sealed With A Kiss" "ミスター・ロンリー"の大ヒット直前のアルバムということになりますね。このあたりになると知った曲も多く実に楽しめます。
Side A
A1 Never My Love
A2 Anyone Who Had A Heart
A3 Holly
A4 Our Day Will Come
A5 I Wanna Be Free
A6 The End Of The World
Side B
B1 The Look Of Love
B2 Medley: Love Is Blue/Greensleeves
B3 Spooky
B4 By The Time I Get To Phoenix
B5 Medley: Goin' Out Of My Head/Can't Take My Eyes Off You


lettermen


The Lettermen 1968 TV "Going Out of My Head / Can't Take My Eyes off You" WIth Dancers








4,Special Request/The Letteren (Capitol) 1LP 514円
1968年の上掲盤の次にリリースされたアルバム、なかなかこちらも好みの曲を取り上げていて面白く聴けました。デビューヒットの"A Song For Young Love"はフランスのインストバンド、レ・プレイヤーズが取り上げていて"悲しきヤングラヴ"の邦題でヒットしましたね。
このアルバム、恐らく編集盤なのでしょう。

Side A
A1 Sherry Don't Go
A2 I Only Have Eyes For You
A3 Softly, As I Leave You
A4 Walk On By
A5 Secret Love
A6 Summer Song
Side B
B1 Venus
B2 More
B3 Warm
B4 Cherish
B5 A Song For Young Love


lettermen


The Lettermen Sherry Don't go



"I Only Have Eyes for You" - by The Lettermen



"Cherish" - by The Lettermen (stereo)

しあわせの朝:ゴールデン・ヒット・パレード

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1,しあわせの朝:ゴールデン・ヒット・パレード/V.A. (Odeon) 1LP 100円
クリフ・リチャードの大ヒット曲をタイトルに持ってきた東芝制作のオムニバス盤。この東芝らしくないアルバム・デザインからして70年代にはいってから出されたものでしょう。
曲名を見れば60年代後半に日本で大ヒットした曲がズラリ、が、オリジナル大ヒットと云えるのはタイトルになったクリフの"幸せの朝"だけ。ウィッチウワットとベッドロックスは競作と銘打ったシングルが出てそれなりに知られました。
フランク・プゥルセルが3曲も入ってこの当時の如何にものムードミュージックものジャケット、そんなことからしてそんな層を狙ったものでしょうが、はてさてどれだけ売れたのでしょうか。

Side A
1,しあわせの朝/クリフ・リチャード
2,カム・トゥゲザー/ラ・ディ・ダ・バンド
3,ラヴ・ミー・トゥナイト/フランク・プゥルセル
4,明日は月の上で/アダモ
5,ジュ・テーム/サウンズ・ナイス
6,グッドバイ/フランク・プゥルセル
7,行かないで/シーカーズ
Side B
1,西暦2525年/ウィッチウワット
2,輝く星座/ポール・ジョーンズ
3,雨/フランク・プゥルセル
4,ロミオとジュリエット/マニュエルとミュージック・オブ・ザ・マウンテンズ
5,恋のブン・バカ・バン/ルル
6,オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ/ベッド・ロックス
7,うちひしがれて/クリフ・リチャード&ハンク・マーヴィン


しあわせの朝/クリフ・リチャード Early In The Morning/Cliff Richard



オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ - ベッドロックス





2,Blasts from the Past:12 Million Record Sellers/V.A. (Blast) 1LP 100円
で、こちらはN.Y.のBlast RecordsなるレーベルからのR&B/Doo-Wopのオムニバス盤。60年代によくあった廉価盤のオールディーズコンピレーションという趣ですが、ジャケットのしっかりしたツクリだったり、Hull、Vee Jay、End等々原盤権を持つ会社への賛辞のクレジットがあったり、で少なくともドラッグストアで売られていたような廉価盤ではないような気がします。
シェップ&ライムライツ、スパニエルズ、デルズは誰もが知る代表曲を入れてありますがそれ以外は意外にも渋い選曲で好感。

Side A
A1 –Shep & The Limelites Daddy's Home
A2 –Bobby Hendricks Itchy, Twichey, Feeling
A3 –The Slades You Cheated
A4 –The Three Friends Blanche
A5 –The Desires Let It Please Be You
A6 –The Spaniels Goodnight Sweetheart, Goodnight
Side B
B1 –The Dells Oh What A Night
B2 –Little Anthony & The Imperials So Much
B3 –The Videos Trickle Trickle
B4 –Ike & Tina Turner A Fool In Love
B5 –The Spaniels You Gave Me Peace Of Mind
B6 –The Harptones I'll Never Tell


Blast


Slades - You Cheated



HARPTONES - I'LL NEVER TELL



THE THREE FRIENDS - ''BLANCHE'' (1956)



Videos - Trickle, Trickle - Late 50's Doo Wop Classic

The Boss Martians 1995

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1,The Jetaway Sounds of The Boss Martians (Hillsdale) 1LP 514円
シアトルのサーフ・ガレージ・パワーポップ・バンドの1995年盤。シングルは無数に出ていますがアルバムとしては2枚目でしょう。キャリアを積むごとにガレージ~パワーポップ・サウンドしていった印象がありますが、初期はギンギンなサーフ・インストがメインでかっこいいことこの上なし。ここでもそんなインスト&ボーカルがたっぷり聴けます。
大好きなバンドにてシングルにコンピにこのブログでも何度も登場しています。
Side A
A1 Hangar Party Stomp
A2 Lost Luggage Frenzy
A3 One Loud Turbine
A4 Stewardess, More Peanuts Please
A5 Ode To A Luggage Handler
A6 My Favorite Planemaker
Side B
B1 Irving, The Swingin' Air Traffic Controller
B2 2 On The Wing
B3 The Airline Broke My Surfboard
B4 What'd I Fly
B5 Boeing, Boeing, Gone!
B6 Story Of Dash-80


boss martians


The Boss Martians - XKE!



The Boss MArtians Continental Theme




Sun Ra 1954 - 1973

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1,Spaceship Lullaby : Chicago 1954-60/Sun Ra (Atavistic) 1CD 954円
3年ほど前に取り上げたことがあるものなのですが、故あって再購入。
Evidenceレーベルがサン・ラー自身のSaturnレーベルの音源を大量にCD化したのももう思えば20年も前のお話。せっせと買い集めた中で一番驚いたのが「Singles」とタイトルされたその名のとおりシングルで出された音源ばかりを集めた2枚組のCD。サン・ラーと云えば師独自のコスモロジー(宇宙学)に則ったフリー系の摩訶不思議なジャズというイメージだったのが、このCDから出てきた音楽はジャイブからR&B、Doo-Wopまでの黒人ボーカルグループもの、バンドサウンドによるギター・ギンギンのシカゴブルース、J.B.風ファンク、まるでオーソドックスなビッグバンドジャズから甘いバラードと、黒人音楽総まくりの幅広いもの。目からウロコが...のびっくりものでした。

ということで、本CDはそんな中でNu Sounds,The Lintels,The Cosmic Raysと名乗る3組のボーカル・グループものを37曲収録したCD。50年代中期にサン・ラーの自宅でラーのピアノをバックにしたホームレコーディングがほとんどで、最後に入っているThe Cosmic Raysの7曲のみ50年代後半から1960年の録音でパット・パトリック、マーシャル・アレン、ジョン・ギルモアの闘魂三兄弟を初めとするアーケストラがバックを務めています。

sunra


sunra


Stranger in Paradise - Nu Sounds


Chicago USA - Nu Sounds



The Cosmic Rays (Sun Ra) - Africa (1954)



DREAMING-THE COSMIC RAYS with SUN RA AND ARKESTRA








2,Sun Ra and His Arkestra Greatest Hits : Easy Listeninng for Intergaractic Travel (Evidence) 1CD 864円
1956年から1973年にSaturnレーベルに残された音源から選りすぐられたサン・ラーのグレイテスト・ヒット集、勿論ヒット作なんてものがあるわけもないのですが、初期サン・ラーの音楽を手早く聴いてみたいという人には最適なCD。それぞれの曲の出典アルバムもクレジットされていて親切至極、アイポッドやスマホに入れて聴き捲ろう!!(笑)

1. Saturn
2. Kingdon Of Not
3. Medicine For A Nightmare
4. Enlightenment
5. 'Round Midnight
6. Velvet
7. Rocket Number Nine Take Off For The Planet Venus
8. I Loves You, Porgy
9. We Travel The Spaceways
10. When Angels Speak Of Love
11. Thither And You
12. Pleasure
13. The Alter Destiny
14. Yucatan
15. Otherness Blue
16. We'll Wait For You
17. The Order Of The Pharaonic Jesters
18. The Perfect Man


sunra


sunra


'Round Midnight



"Kingdom Of Not" by Sun Ra And His Arkestra



Sun Ra - Rocket Number Nine Take off for the Planet

ヴィッキー & Female Singers

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最近買った女性歌手の100円シングルをイロイロと。日本語歌唱ものをあつめてみました。

1,待ちくたびれた日曜日 b/w 星空のマサチューセッツ/ヴィッキー (Philips) 45's
日本でのデビュー盤"恋はみずいろ"に続く2枚目のシングル。67年10月から11月にかけて来日した時に録音したもので"待ちくたびれた日曜日"は村井邦彦先生の作、 "星空のマサチューセッツ"はあのビージーズのNo.1ヒットのカバー。2枚目のシングルにして早くも来日しての録音とはその力の入れ具合がわかろうかというもの。

ヴィッキー

待ちくたびれた日曜日



MASSACHUSSETS -Vicky Leandros ---Βίκυ Λέανδρος








2,白い十字架 b/w マイ・ハウス/ヴィッキー (Philips) 45's
69年の本邦7枚目のシングル、元々はクラリネットでのインスト曲だったものに日本語歌詞を付けて歌ったもので日本語盤しかないものとのこと。


ヴィッキー


ヴィッキー

白い十字架 [日本語歌詞付き]   ヴィッキー







3,可愛いマリア b/w ギフト・オブ・ラヴ/ペギー・マーチ (Victor) 45's
日本語を多く歌った歌手として必ずや名前が挙がるのがこのペギー・マーチ。この人の日本語は上手いですね、感心します。

ペギー

可愛いマリア(I'm In Love)








4,夢のデイト b/w ブロークン・ハート/コニー・フランシス (MGM) 45's
海外の歌手が日本語で歌うという先鞭をつけたのがこのコニー・フランシスではなかったかな。"ヴァケイション"しかり "想い出の冬休み"しかり "大人になりたい"しかり、実に達者な日本語でした。

コニー


夢のデイト(日本語)/コニー・フランシス








5,キュン!と片想い b/w 恋はシュガー/ヘレン笹野 (東芝EMI) 45's
キャッチフレーズが「音楽天使」だそう。この手のハーフ歌手の元祖はエミー・ジャクソンかな? 松尾ジーナ、高見エミリー、シェリーとかエルザとか思えばたくさんいましたね。
これは1981年3月発売のデビュー・シングル。

ヘレン笹野



うる星やつらED 心細いな ヘレン笹野

愛なき世界 & some Hits

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今回は最近買ったヨーロッパ発の7インチ・シングルを。

1,愛なき世界/ピーターとゴードン (Odeon) 7"EP 100円
ジョンとポールが書いたデビュー曲をメインにした4曲入り。
Side A
1,愛なき世界/World Without Love
2,ルシール/Lucile
Side B
1,500マイルもはなれて/Five Hundred Miles
2,可愛いマリー/Pretty Mary
"ルシール"はリトル・リチャードが"ルシア~"と歌ったあれです、見事にフォークロックに。B面2曲はともにPP&Mが歌った曲、これもP&Gサウンドになっていてお見事。しかしやっぱり表題曲、素晴らしいですね、何度聴いても。この曲バックも良くてドラムスとギターがとっても気になります。

愛なき世界/ピーターとゴードン



Peter & Gordon - Lucille








2,スタート・ザ・ミュージック/ピンキーとフェラス (Polydor) 45's 100円
1969年の"マンチェスターとリバプール"のヒットで知られるスコットランド出身のグループ、その第2弾。初弾ほどのヒットにはなりませんでしたが、そこそこは流行った記憶が。その後1970年には来日して日本グラモフォン制作でライヴアルバムまで残しているのは意外と知られていないかも。また、タイガースの映画「ハーイ・ロンドン」にちょっとだけ顔を出しているとの情報も。


フェラス

Pinky & The Fellas Let the Music Start







3,デルタ・クイーン/ドン・ファードン (Victor) 45's 100円
元は"Take a Heart"で知られる英国はコベントリー出身のThe Sorrowsのリードボーカルだった人、ソロになってからは色々な人との競作となった"嘆きのインディアン"で知られますね、この"デルタ・クィーンも"72年から73年にかけてヨーロッパ各国で話題になった競作曲。
70年のアルバムをかつてこちらで取り上げたことがあります。


デルタ・クィーン



Don Fardon - Delta Queen - 45 RPM







4,恋のビート/レインボウズ (Columbia) 45's 100円
"マイ・ベイビー・バラ・バラ"の一発ヒットで誰もが知るドイツのレイボウズ。その第2弾、同じようなR&Rではありながらキャッチーさは雲泥でした。B面のチャック・ベリーのカバーがかっこよし。



レインボウズ


The Rainbows - Sweet Little Sixteen




5,ザバダク/ディブ・ディー・グループ (Philips) 45's 100円
"OK!" "キサナドウの伝説"等々、アフリカだったり中近東だったりロシア民謡だったりのエキゾティックなサウンドをウリにしていた頃のヒット曲ですね。


ザバダク

Dave Dee Dozy Beaky Mick & Titch - Zabadak (1967)

日本盤シングル ソウルとディスコで

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引き続いても最近買った100円シングル、今回はソウル&ディスコ編で9枚。


1,ロンリー・マン b/w 男の子と女の子/チ・ライツ (MCA)
云わずと知れたチャイ・ライツの"オー・ガール"に続くヒット。同名のアルバムも出ていましたね。五大湖から吹いてくる寒風で育った塩辛いBrunswick系のシカゴ・ソウル、最高です。



Chi-Lites - A Lonely Man








2,かなしみ b/w 炎の恋/デニス・ラ・セイル (ABC) 45's
Westboundでの"Trapped by a Thing Called Love"が忘れられないレディ・ソウル。76年ABCからのバラード、上手いのなんの、もう貫禄ですね。

かなしみ

Denise LaSalle - Sit Down And Hurt Awhile







3,シェイキー・アラウンド b/w バチェラー/テンプテイションズ (Motown) 45's
75年、オーティス・ウィリアムスのテンプス。

テンプス


Temptations - Shakey Ground








4,恋はつらいね b/w イエス・ミス、ノウ・ミス/スィート・センセイション (Pye) 45's
トニー・ハッチ制作のイギリスのポップソウル。マンチェスター出身だそう。

スィート・センセイション

SWEET SENSATION SAD ♪SWEET DREAMER♪







5,バーサ・バンプ・ブギー b/w パート2/ジミー・キャスター・バンチ (Atlantic) 45's
75年はバンプの年、バンプといえばジミー・キャスター!


バーサバンプ



Jimmy Castor Bertha Butt Boogie







6,ヘルプレスリー b/w パート2/モーメント・オブ・トゥルース (Roulette) 45's
今回取り上げた9枚のなかで一番親しんだのが、これ。当時日本でも12”が出てこれも買いました、日本盤12”のハシリだったと思います。曲も最高なら塩辛いリードボーカルも最高の超良質ディスコ。

ヘルプレスリー

ヘルプレスリー  モーメント・オブ・トゥルース







7,朝日のあたる家 b/w タイム・フォー・ラヴ/リヴェラシオン (Ovweseas) 45's
70年代後半、何故かアニマルズの"悲しき願い" "朝のあたる家"のカバーがディスコで大流行り、これはフランスからのカバーディスコ。


リヴェラシオン


Revelacion - The House Of The Rising Sun [Edit]








8,カンフー・マン b/w Inst./ウルトラ・ファンク (Contempo) 45's
75年当時何故かカンフー・ディスコが流行りに流行って柳の下を狙ったシングルがゾクゾク、これもそんな一枚。

カンフーマン

Ultrafunk - Kung Fu Man







9,ラヴ・トレイン b/w フー・アム・アイ/オージェイズ (Epic) 45's
大ヒット"裏切り者のテーマ"から続くフィリー路線の真っただ中、1972年のヒット。

ラヴ・トレイン

The O'Jays - Love Train (1972 Audio Redone By Dj Cole)

日本盤シングル アメリカン・ポップで

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引き続いても最近購入の100円シングル、今回はアメリカン・ポップ編で。


1,スター・スパングルド・バナー b/w アンド・アイ・ラヴ・ハー/ホセ・フェルシアーノ (RCA) 45's
このところ3年連続で来日して力強い歌声を聴かせてくれているホセ・フェルシアーノ。云うまでもなくその名を知ったのは独創的なアレンジで聴かせてくれた"ハートに灯をつけて"。どんな曲を歌ってもまったくホセの曲にしてしまう素晴らしい解釈力、今もまったく衰えずと聞きます。そんなホセ・フェルシアーノのアメリカ国家です。






2,からっぽの青春 b/w 涙の24時間/ウィルバー・ウォルトン・ジュニア (Capitol) 45's
このジャケットのイラスト、同時期(68年頃)に同じ東芝から出たヒュマン・ベインズの"ノー・ノー・ノー"とかクラシックス・フォーの"スプーキー"と同じイラストレーターによるものですね、ちょいサイケでポップなイラスト、まさに時代の産物です。
で、この曲、P-Vineの「幻の名盤解放歌集」に選ばれた串田アキラのカバーの方が一部では知られているかもしれませんね。ジョー・サウスの曲で中々にソウルフル。B面はクラシックス・フォーでお馴染みですね。

からっぽの世界


Wilbur Walton Jr. - Twenty-Four Hours Of Loneliness



からっぽの青春 








3,サマー・レイン b/w Memory of the Coming Good/ジョニー・リヴァース (Liberty) 45's
ジョニー・リヴァースの名曲"サマー・レイン"のジャケ無しプロモシングル、今じゃ珍しいガリ版刷りレーベルだったので思わず手が出ました。

サマー・レイン


Johnny Rivers - Summer Rain








4,ジェラルディン b/w 誰も知らない/ブーツ・ウォーカー (Lomdon) 45's
あの時代を知る人にとってはお馴染み、1969年の超ビッグヒットですね。
昔からの素朴な疑問、このジャケットに使われたイラストの出典は? つーか、なんの意図でこんなイラスト使ったの? 中身は彼女に思いを寄せる単なるラヴソングなんだけど。

ジェラルディン


Boots Walker Geraldine








5,ウーマン・ウーマン b/w/ ドント・メイク・ミー・プローミセス/ユニオン・ギャップ (CBS) 45's
リアルタイムで大好きだったグループ、このデビュー曲から"ヤング・ガール" "レディ・ウィル・パワー" "オーヴァー・ユー"と続く連続ヒット、鮮烈でした。当時買ったシングルは"レディ・ウィル・パワー"のみでしたがそれこそ擦り切れるほど聴きました。その後アルバムも含め中古で全部買い揃えましたがこんな価格で打ち捨てられているとつい手が出ます。
1968年2月発売、記憶ではこれと"ヤング・ガール"が日本コロンビアから出て、3枚目の"レディ・ウィル"以降はCBSソニーからの発売となりました。


ウーマン


"WOMAN, WOMAN" GARY PUCKETT and the Union Gap ~ 1968







6,バラが咲いた b/w 日本語盤/ジョニー・ティロットソン (MGM) 45's
ハマクラさん作の有名なあの曲です、"涙くんさようなら"ともどもたどたどしい日本語が初々しかったです。ライナーによるとこの曲、ジョニーの「和製ポピュラー第三弾」だそう、もう1曲って何だろう?
と思って調べてみると鈴木邦彦作による"ユー・アンド・ミー"だって。知らねぇーわ(笑)


バラが咲いた

BARA GA SAITA (LIKE A ROSE)







7,ゴールデン・クローディーヌ・ロンジェ第2集 (A&M) 7"EP
元アンディ・ウィリアムスの奥方、その後オイタをしてしまい有罪判決を受けて隠遁生活へ。とまぁ、そんなことは置いておいて、なかなかに魅力的なウィスパー・ボイス、それにこの美貌じゃアンディも参るし人気もでるわなぁ、と。
Side A
1,恋はみずいろ
2,こんなに愛している
Side B
1,ホリディ
2,ハッピー・トーク


ロンジェ


恋はみずいろ クローディーヌ・ロンジェ









日本盤シングル 60'sサントラで

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引き続いても最近購入の100円日本盤シングル、今回は60年代のサントラものを。


1,恋するガリア b/w ガリアのテーマ (Philips) 45's
1966年公開ミレーユ・ダルク主演のフランス映画、音楽担当はミシェル・マーニュ、主題歌を歌うはシャバダバ・コーラスのスィングる・シンガース。


The Swingle Singers 映画「恋するガリア」Galia Largo









2,ある晴れた朝突然に b/w トレモリーノス(Odeon) 45's
1965年日本公開ジャン・ポール・ベルモンドとソフィー・ドーミエ主演のフランス映画、音楽担当は上掲映画と同じミシェル・マーニュ。


ある晴れた朝突然に

ある晴れた朝突然に










3,ふたりだけの夜明け b/w ふたりのテーマ 45's
1969年日本公開のこれまたフランス映画、セルジュ・ゲンズブールも出演しているそうな。テーマを歌うはダニエル・リカーリ。


ふたりだけの夜明け


ふたりだけの夜明け「VIVRE LA NUIT」~サントラ盤~



Danielle Licari - "Voici Le Jour"










4,勝利者マーチ b/w オーケストラ (Colpix) 45's
1963年公開のハリウッド映画、サントラ曲のヒットとしては"大脱走のマーチ"に追随したものなのでしょう。

勝利者

The Victors (1963)







5,明日に太陽を b/w コルシカの少年 (Polydor) 45's
1964年公開のフランス/イタイア合作映画。フィルム・シンフォニック・オーケストラの演奏となってるのでオリジナル・サントラではなく日本制作ものでしょうか。


うちの猫


昨日は東芝のガリ版刷りプロモレーベルを取り上げましたが、これは日本グラモフォンのスタンプ押しプロモレーベル。
polydor






6,紅の翼 b/w 俺はパイロット/石原裕次郎 (テイチク) 45's
最後は和物で。
1958年公開に日活映画「紅の翼」の主題歌。石原裕次郎が民間航空のパイロットに扮した映画だそうです。

紅の翼


紅の翼 石原裕次郎



俺はパイロット・紅の翼/石原裕次郎/silva-yujiro
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