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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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Blues from Chicago to New Orleans

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1,Encore for the Chicago Blues/V.A. (Spivey) 1LP 940円
以前こちらで取り上げたSpivey Records LP-1003「Chicago Blues」の続編LP-1009です。変に構えたところのないユルーいプロダクションが逆にブルースの日常を醸し出しているようで、そこに魅力を見出すとどんどん追っかけたくなるSpivey女史制作のブルース。惹かれます。

Side A
1,Muddy Waters Blues Men - Yes Sir! Boss
2,Harvey Hill - I Feel So Good
3,Koko Taylor - I'm Looking For A Man
4,Memphis Slim - Chicago To Paris
5,Babe Stovall - My Brown Is A Mistraeter
6,Big Joe Williams - Move Your Hand
7,Olive Brown - Woman's Lament
8,J.B. Lenoir - Korea Blues
Side B
1,Washboard Sam's Band - Chicago Rock
2,Victoria Spivey - T B Blues
3,Willie Dixon - Brooklyn Going To Be My Home
4,John Hammond - Squeeze My Lemon
5,John Henry Barbee - Six Weel Old Blues
6,Viola Wells - See See Rider
7,Homesick James - Somebody's Been Talkin'
8,Roosevelt Sykes - Dirty Mother Fuyer

Spivey


Memphis Slim Chicago To Paris (1965)


Victoria Spivey - T B Blues











2,New Orleans:Home of the Blues/V.A. (Minit) 1LP 1,100円
ブルース熱が盛り上がった70年代半ば当時の日本でも何枚かのニューオリンズ・ブルースのオムニバス盤が出ていました。中でもこのジャケットのイラストを使った東芝から出ていた「New Orleans Bounce:ニュー・オーリンズ探訪シリーズ」の4枚は一際記憶に残っています。このMinit盤はその元になったもので本国では62年にリリースされていたもの。

Side A
1,Jessie Hill Ooh Poo Pah Doo (Part 1)
2,Jessie Hill Ooh Poo Pah Doo (Part 2)
3,Aaron Neville Over You
4,Aaron Neville Every Day
5,Jessie Hill Whip It On Me
6,Jessie Hill I Need Your Love
Side B
1,Ernie K-Doe Hello My Lover
2,Jessie Hill Scoop Scoobie Doobie
3,Lee Diamond It Won't Be Me
4,Ernie K-Doe Tain't It The Truth
5,Jessie Hill Highhead Blues
6,Lee Diamond Please Don't Leave

Minit

Minit


Ooh Poo Pah Doo Part 1 - Jesse Hill


ERNIE K-DOE & GROUP- HELLO MY LOVER





Belfast Gypsies 1966

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1,I Want You b/w It's All Over Now/Belfast Gypsies (Break-A-Way) 10" 45's 756円
ヴァン・モリソン時代のゼムに在籍していたPatとJackのMcAuley兄弟が脱退後故郷のアイウランドのベルファストに戻って結成したのがこのベルファースト・ジプシーズ。67年にはキム・フォウリーに見出されゼム名義でスウェーデンのみでアルバムも一枚リリースしています。このアルバムはREV-OLAからボートラをいれてCD化されていますが、私が聴いていたのは同じベルファスト出身のThe Wheels(このバンドもモロのゼムタイプのノバンドでカッコよし)とのカップリングCDでした。このアルバムはゼムのあの"Gloria"を怒りにまかせて改作したかのような1曲目の" Gloria's Dream"でもうノックアウトのガレージ・パンク・R&B・アルバムで、もうかっこいいのなんの。

Belfast Gypsies



で 今回入手したのはドイツのレーベルから出た45回転の2曲入り10インチ・シングル。収められている2曲は前述のアルバムに先立って66年2月にノース・ロンドンのKPSスタジオで自費で録音したという2曲をアセテート盤から起こして収録したもの。アセテート盤起こしというダンゴ状の音質も相俟って前述アルバムより更に荒々しいサウンドでB面のディラン作品はアルバムでも再演していますが、こちらのヴァージョンのほうがより暴力的に聴こえます。
ということでたった2曲しか入っていない10インチ盤ですが、メンバーだったケン・マクリードの回顧録のライナーシートも付いて充分満足の一枚でした。

Recorded on February 4, 1966 by the McAuley brothers'-led line-up of Them. So in fact a recording by The Belfast Gypsies.

メーカーのインフォはこちら

1964年Them時代のPatとJackのMcAuley兄弟の写真がこちらに。


Belfast Gypsies

Belfast Gypsies


Belfast Gypsies


このアセテート音源はアップされていなかったので67年のアルバムからの曲を3曲貼っておきます。
THE BELFAST GYPSIES - GLORIA'S DREAM


Suicide Song - The Belfast Gypsies


THE BELFAST GYPSIES-People Let's Freak Out

Star Spangled Springer

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1,Star Spangled Springer/Phil Everly (RCA) 1LP 936円
今年の年初に惜しくも亡くなったフィル・エヴァリー、73年のソロ作。いやぁ、懐かしい一枚、20数年振りの買い直しです。今は殆ど聴かなくなってしまいましたが、一時期こんなのばっかり聴いていたっけ、と、本盤を久し振りにレコ屋のエサ箱で見掛けたら急に郷愁に駆られ思わず抱えてしまった次第、です。

この後「Phill's Diner」「Mystic Line」と立て続けにリリースしていましたが、一番聴いたのが本盤でした。実に良く出来た心温まるポップ・アルバム。名盤とうたわれた兄弟での72年作「Stories We Could Tell」も良く聴きましたが、そこまでロックっぽくもカントリーっぽくも無いという軽快さが魅力でした。プロデュースはデュアン・エディ、アレンジはエヴァリーズのバックバンドにいたウォーレン・ジヴォン。
Wounded Bird でCD化もされていますが、このジャケットはやっぱLPですよね!

Phill


Phil Everly~3 Great Songs from~Star Spangled Springer CD










2,same/Lodi (Mowest) 1LP 100円
これも上記と同時購入盤。Lodi(ローダイ)というとCCRの曲名でお馴染みですね、カルフォルニアの都市の名前だったはず。そのローダイを名前にしたアメリカン・ロックバンドの72年盤。これも買い直し盤なのですが、Mowest(Motown)から出たアメリカンロックということでとても印象に残っています(レコード番号がMW101なのでこのレーベルの一枚目のような)。その名とジャケット・デザイン通りの音が出て来て思わずニンマリの一枚でハーモニーを生かしたカントリー風味も持つ西海岸のバンドというところでしょうか。
なんとメンバーの二人BeauとJohnのCharles兄弟はあの65年に"Lies"を大ヒットさせたThe Knickerbockers出身なんだそう。今回初めて知りました。その"Lies"はあの「Pebbles」にも収録された元祖ガレージ・パンクナンバーですね。

Lodi

Lodi


Lodi - "2000 Miles From Home" (1972)


Lodi (The Knickerbockers)- Hope I See it in My Lifetime










3,The Best of Freddy Fender (MCA) 1LP 100円
"Before The Next Teardrop Falls〜涙のしずく"のナンバーワン・ヒットでお馴染みテックス・メックスの大御所フレデイ・フェンダーのベスト盤。
フレディ・フェンダー、ダグ・ザーム、フラコ・ヒメネス、オーギー・メイヤーズからなるテキサス・トルネードスで来日したこともありましたね。

1. Before the Next Teardrop Falls
2. Wasted Days and Wasted Nights
3. Secret Love
4. You'll Lose a Good Thing
5. Vaya Con Dios (May God Be with You)
6. Living It Down
7. Sugar Coated Love
8. Wild Side of Life
9. Since I Met You Baby
10. Rains Came
11. I Love My Rancho Grande
12. Mathilda


Fendr


Fender


Before the Next Teardrop Falls - Freddy Fender



バーバラ・リンのあの曲です!
You'll Lose A Good Thing - Freddy Fender (With Lyrics)



そして大好きな"マチルダ"も歌っています
Freddy Fender - Matilda

A Christmas Gift for You

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1,A Christmas Gift for You from Philles Records/V.A. (Philles) 1LP 723円
かつてはクリスマス・アルバムをとにかくなんでもかんでも集めまくっていた時期がありました。まぁ、ジャケ狙いの安物買いもかなり多かったりしたのですが。
が、いざ聴くとなると結局最後に落ち着くところは今でもこのスペクターものとかビーチ・ボーイズものだったりしています。

ということでそのスペクターのクリスマス・アルバム、ついにPhillesのオリジナル盤を入手しました。但し、ジャケットのみオリジナル盤で中身は76年当時日本ビクターが出した国内盤、それも白レーベルの見本盤、大森庸雄さんの書いたライナーまで封入されていました。さすがに購入時に悩みましたが、今逃したら結局入手は出来ない(ウン万円も出すつもりはさらさらありませんので)のは間違いなく結局購入と相成りました。

1976.8.1のクレジットある大森さんのライナーにこんな話が。ウルフマン・ジャックに直接聞いた話だそうですが、フィル・スペクターは自宅に居る時もホルスターに入れた38口径の銃を持っていて、時にシャンデリアとか何でも家の中のものをメチャメチャに撃ち落としたりするんだそうな。こんな奇行癖が既にこの時期からあったということで、後年に自宅で起こした事件も推して知るべし、かなと。

1. White Christmas - Darlene Love
2. Frosty The Snowman - Ronettes
3. The Bells Of St. Mary - Bob B. Soxx And The Blue Jeans
4. Santa Claus Is Coming To Town - Crystals
5. Sleigh Ride - Ronettes
6. Marshmallow World - Darlene Love
7. I Saw Mommy Kissing Santa Claus - Ronettes
8. Rudolph The Red-Nosed Reindeer - Crystals
9. Winter Wonderland - Darlene Love
10. Parade Of The Wooden Soldiers - Crystals
11. Christmas (Baby Please Come Home) - Darlene Love
12. Here Comes Santa Claus - Bob B. Soxx And The Blue Jeans
13. Silent Night - Phil Spector And Artists


Philles

Victor


PHIL SPECTOR - A CHRISTMAS GIFT FOR YOU - PHILLIES LP 4005 - 1963





ベンチャーズ・イン・ジャパン

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1,ベンチャーズ・イン・ジャパン/ザ・ベンチャーズ (東芝音楽工業)1LP 100円
1965年1月に新宿厚生年金ホールで行われたライヴの模様を収録して同年8月に発売されたアルバム。これ1枚でベンチャーズはOKとはとても云えませんが、これを聴かなきゃベンチャーズについては何も云えないという金字塔的アルバム。
という、何を今更の最たるアルバムですがジャケも内袋も盤(赤)もバッチリ、これで100円だとつい手が出ます。

1. メドレー
2. ドライヴィング・ギター
3. ブルドッグ
4. パイプライン
5. アパッチ
6. 10番街の殺人
7. ウォーク・ドント・ラン’64
8. バンブル・ビー・ツイスト
9. ワイプ・アウト
10. キャラバン’65

"ブルドッグ"と"パイプライン"の間に入るビン・コンセプションさんの軽妙MC、いいアクセントになっていますね。また、この雪の舞う赤坂の日枝神社で撮った和服美女とのジャケ写、最高ですね、大好きです。

こんな別ショットもあります。

また、フィンランドのエレキ・インスト・バンド、ムスタングスも「Live in Japan」でその伝統を見倣っていました。

かつて金帯盤をこちらで取り上げておりました。

蛇足ですが、「ザ・ベンチャーズ コンプリート・ライヴ・イン・ジャパン’65」なるCDが出ていて本アルバムの拡大版と誤解されていることがあるようですが、このCDは65年7月来日時の公演を収めたもので元々「ベンチャーズのすべて」「イン・ジャパン第2集」でリリースされていた音源です。

ベンチャーズ


Live in Japan 1965 The Ventures(ザ・ベンチャーズ ライブ イン ジャパン 1965 Analog Ver)

Round Trip : Going and Coming

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1,Round Trip/Sadao Watanabe (Vangard) 1LP 864円
1970年7月、渡辺貞夫さんが単身ニューヨークに乗り込んでチック・コリア、ミロスラフ・ヴィトウス、ジャック・ディジョネットという当時バリバリ売出し中の若手と組んで録音したもので、伊藤潔プロデュースによるCBSソニー制作の一枚。
この前月にはスイスで開かれたモントルー・ジャズ・フェスティヴァルに自己のグループで出演(この時のドラムスはつのだ☆ひろ!)、そこでお披露目され大喝采を浴びたオリジナル曲"Round Trip: Going & Coming"をメインに引っさげての録音、が、この曲からしてこの4人にかかるとまったく表情が変わって冒頭から大疾走、あっち側まで行ってしまうほどに突き抜けていきます。恐らく初見で演ったはずのこの演奏、だからこそのダイナミズム。この時代のこの4人だからこその演奏。当時騒がれた田園サウンドの代名詞になっていた名曲"Pastoral"に至っては、ヴィトウスがアルコを駆ってキーコキーコとやりだしてもう田園サウンドの面影は何処! と過激に変貌。

ということで私の好きなナベサダ盤4部作のうちの一枚がこれです。因みに他の3枚は「パストラル」「モントルー・ライヴ」「ペイサージュ」。つまり70年代の半ば頃までに集中しています、この頃、新宿のピット・インによーく行っていたもので(大晦日のオールナイトライヴにも行ったなぁ、と、思わず遠い目)。

で 今回今更ながら本盤を買ってしまったのは74年になって米国でリリースされたVangard盤に遭遇したので。明らかにサイドメンが名を上げた為の便乗発売ですね。当時Vangardが力を入れて売り出していたラリー・コリエルのジャケットそっくりだったりします、この路線で売れるとみてCBSソニーから発売権を買ってリリースしたのでしょう。

こちらがCBSソニーからリリースされていたオリジナル・ジャケット
Round Trip

Side A
1.Round Trip: Going & Coming
2.Nostargia
Side B
1.Pastoral
2.Sao Paulo

Bass – Miroslav Vitous
Drums – Jack DeJohnette
Piano, Electric Piano – Chick Corea
Saxophone, Flute – Sadao Watanabe

Producer, Photography By – Kiyoshi Itoh

Recorded July 15, 1970 at Allegro Sound Studio NYC.


Round Trip

River City - Cold Blood

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1,Anna Civina/River City (Enterprise) 1LP 640円
Staxの傍系レーベルEnterpriseから出ていたブラスロックバンドということで随分以前から気にはなっていたものの、最近はまたく見掛けず忘れかけていたところに久し振りに吉祥寺DUで遭遇、嬉しい低価格ということもあってほいほい買ってきました。

アーカンソー出身の8人組、トランペット2本にトロボーンを含む編成でこの手のブラスロックには珍しくサックスは入っていません。本作は72年のセカンド・アルバムでファーストは同じくEnterpriseから「River City Blues Band」の名義で出ています。1枚目はyoutubeで聴く限りBS&Tとかシカゴを標榜するブラスロックバンドに聴こえますが、本作はアコースティックギターがリズムを刻むポップな曲が多く所謂ブラスロックを期待して聴くとやや肩すかし、が、けっしてつまらないアルバムではありません。

rivercity



River City Anna Divina Sunshine Won't You Help Me


River City Anna Divina Marlow's Catfish Song



River City Anna Divina Magic Country Music Box









2,same/Lydia Pense & Cold Blood (ABC) 1LP 100円
当時は何かとジャニス・ジョプリンと比較されたリディア・ペンス率いるサンフランシスコを拠点としていたブラス入りバンド。69年のデビュー作と2作目はビル・グラハムが主宰していたSanFranciscoレーベルから出ていました。
本作はその後Reprise、WBからABCに移っての76年発売通算6枚目。
ぐっとファンク色が強まって曲によってはタワー・オブ・パワーを想起したりして。

この6作目で解散(ジャケットのアイスキューブが解け始めているのが意味深)と相成るのですが、その後再結成、25年振りのアルバムをかつてこちらで取り上げております。

coldblood

coldblood

coldblood

Lydia Pense & Cold Blood - I Love You More Than You'll Ever Know

Jimi Hendrix 没後44年

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1970年9月18日 ロンドン 享年27歳、そう昨日はジミ・ヘンドリクスの44回目の命日でした。
今更功績を称えたところでむず痒いばかり、ただただ今でも色褪せずに聴かせてくれるその音楽に最大限の敬意を表して。

ラスト・ギグは亡くなる前々日ロンドンのロニー・スコッツ・クラブでのエリック・バードン&ウォー公演への飛び入りセッション。私の最大のアイドル、エリック・バードンとのセッションが生前のラスト・ギグだったと知った時の何やらわからない誇らしい気持ちを抱いたのももう昔、44年経った今もエリック・バードンはバリバリの現役、いつまでも歌い続けて欲しいと願うばかり。

ということで、今回は最近買い集めたジミ・ヘンドリクスのCDをまとめて載せておきます。

1,Enjoy!/JImi Hendrix & The Cry of Love Band (Audio Archive) 2CD 1,120円
1970年4月25日ロスアンゼルスはイングルウッド、ザ・ファーラムでの公演をオーディエンス録音で2枚のCDに収めたもの。
初出はロックBootleg黎明期に活躍していた「Rubber Dubber Records」が2枚組のLPで1970年にリリースしたもの。その後数種類あるこの日の音源は様々なレーベルから出ていましたが、CD時代になって現存するソースをつなぎ合わせてこの日の公演のコンプリート収録を目指したものが出現、本盤もそんな一枚でオリジナルのRubber Dubber Records盤のジャケット・デザインを踏襲しています。数年前に日本のMSIからも300枚だけ帯と解説を付けてリリースされていたようです。オーディエンス録音ながら丁寧なマスタリングもされていて臨場感たっぷり、聴き易いです。

Disc-1
1-1,Intro
1-2,Spanish Castle Magic
1-3,Foxy Lady
1-4,Here Comes Your Lover Man
1-5,Getting My Heart Back Together Again
1-6,Message To Love
1-7,Ezy Ryder
1-8,Machine Gun
Disc-2
2-1,Room Full Of Mirrors
2-2,Hey Baby (Land Of The New Rising Sun)
2-3,Villanova Junction / Drumsolo
2-4,Freedom
2-5,The Star Spangled Banner
2-6,Purple Haze
2-7,Voodoo Child (Slight Return) / Keep On Groovin'

jimi







2,Crash Landing & Outtakes/Jimi Hendrix (Zooey) 1CD-R 640円
没後にリリースされたアルバム「Crash Landing」のセッションをマスターリールから収めたというのがウリのBoot CD


01:COME DOWN HARD ON ME BABY 1
02:COME DOWN HARD ON ME BABY 2
03:COME DOWN HARD ON ME BABY 3
04:CRASH LANDING 1
05:CRASH LANDING 2
06CRASH LANDING 3
07:SOMEWHERE 1
08:SOMEWHERE 2
09:SOMEWHERE 3
10:PEACE IN MISSISSIPPI 1
11:PEACE IN MISSISSIPPI 2
12:PEACE IN MISSISSIPPI 3
13:WITH THE POWER1
14:WITH THE POWER2
15:STONE FREE AGAIN
16:MESSAGE TO LOVE
17:M.L.K

jimi

jimi







3,Ball & Chain/Jimi Hendrix (Honey Bed) 1CD 640円
68年のリー・マイケルズを加えたセッションに68/69年のレコード・プラントでのセッションを収録したもの。リー・マイケルズはA&Mから何枚ものソロ・アルバムを出しているハモンド・オルガンが主武器のキーボード奏者。ここでもオルガンで参加しています。

1,Honeybed (Take 1 )
2,Honeybed (Take 2)
3,Honeybed (Take 3)
4,Honeybed (Take 4)
5,Three Little Bears
6,Piano Roll 1
7,Piano Roll 2
8,Piano Roll 3
9,Everything's Gonna Be Alright
10,Messenger
11,Message To Love
12,Power Of Soul (Take 1)
13,Power Of Soul (Take 2)
14,Power Of Soul (Take 3)
15,Power Of Soul (Take 4)
16,Power Of Soul (Take 5)
17,Power Of Soul (Take 6)
18,Electric Church Music
19,Hear My Freedom Call Me

Tracks 1-4: Record Plant 12/23/69
Track 5: Record Plant 5/2/68
Tracks 6-10: TTG Studios, LA, 1968 with Lee Michaels
Track 11: Record Plant 1969
Tracks 12-17: Record Plant January 1968
Track 18: TTG Studios, LA, 1968 with Lee Michaels
Track 19: TTG Studios, LA, 1968 with Lee Michaels and Buddy Miles

jimi

jimi






以下3枚のCDはCD Bootleg黎明期80年代の終わりころに出された今や誰も振り向かないイニシエのハーフオフィシャル扱いだったメーカーからのブツ。内容はいずれも聴きものではありますが、音質アップされ編集し直されて出し直されています。

4,American Dream/Jimi Hendrix (World Production) 1CD 100円
live performances in USA in 1968 and 1969とのクレジットしかありませんが、6,7,は明らかに70年に入ってからの録音、他もほぼ曲ごとに出所は違うように聴こえます。いずれもSB録音ながら音質は細いのなんの。如何にもの初期Boot。
1 Tax free
2 Purple haze
3 Wild thing
4 Earth blues
5 Hey Joe
6 hey baby
7 Lover man
8 Hound dog

jimi







5,I Don't Live Today/Jimi Hendrix (Living Legend) 1CD 100円
1969年4月26日のL.A.はイングルウッド、ザ・ファーラム公演。いまや定番音源ですね。

1,Tax Free
2,Spanish Castle Magic
3,Star Spangled Banner
4,Purple Haze
5,Red House
6,Foxy Lady
7,I Don't Live Today
8,Voodoo Chile (Slight Return)
Live at the Los Angeles Forum, April 26, 1989

jimi







6,Message of Love/Jimi Hendrix (Triangle) 1CD 100円
こちらも定番SB音源ですね、70年7月17日ニューヨーク・ポップ・フェスティバルでのライヴ。

1. Stone Free
2. Fire
3. Red House
4. Message of Love
5. Lover Man
6. Foxy Lady
7. Ezy Rider
8. Star Spangled Banner
9. Purple Haze
10. Voodoo Chile
11. Outro/Stage Annoucements

Recorded live at the New York Pop Festival; Downing Stadium, Randall's Island, NY, july 17 th 1970

jimi


The Original Nitty Gritty

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1,This Is Where It Is: The Original Nitty Gritty/V.A. (Vee Jay) 1LP 1,280円
Vee Jayが63年にリリースしたコンピレーション・アルバム。元々Vee Jayはレーベル買いをしてしまうくらい好きなレーベルなのですが、本盤は更にこの渋〜い選曲、見つけて即抱えました。しかし、渋い、63年当時こんなLPはどんな人が買っていたのだろう? 素朴に思います。
ポップ系のR&Bのディー・クラークにジェリー・バトラー、ブルース系R&Bのロスコー・ゴードン、ハロルド・バラージュ、ブルースのピーウィー・クレイトン、エディ・テイラー、あたりが知られたところかな。が、所謂誰もだ知るヒット曲は皆無、唯一知られる"Just A Little Bit"もロスコー・ゴードンじゃなくてジェリー・バトラーだし。
一番馴染んでいた曲はエディ・テイラーの"Bad Boy"、例のエルモア・ジェイムズとのカップリング・アルバムで死ぬほど聴きました、必殺ですね、やっぱり。リー・ダイアモンドのブラックR&R"Hatti Malatti"もかっこよし! 
気に入って何度も聴いていますこのLP。最近のこの手が入ったCDは30曲も入ったのが2枚組(それが千円もしなっかたり)だったりしてどーも薄まっちゃって、まぁ、贅沢ちゃ贅沢なんですけど(苦笑) Vee Jayのも出てますよね(因みにアレはこのLPの曲とのダブリは無し、です)

Side A
1,Blues Get Off My Shoulder - Dee Clark
2,Just A Little Bit - Jerry Butler
3,It's You I Love - Crume Brothers
4,I Found Peace Of Mind - Pee Wee Crayton
5,Bad Boy - Eddie Taylor
6,Evenin' Time - Joe Buchner
Side B
1,Hatti Malatti - Lee Diamond
2,The Pleasure's All Mine - Billy Emerson
3,Oop De Oop - Earl Phillips
4,Rockin' Good Way - Pricilla & Spaniels
5,Crying For My Baby - Harold Burrage
6,Goin' Home - Roscoe Gordon

どーでもいーことですけど、このLPのレコード番号はVJLP-1084なんですが、次のリリースVJS-1085「Jolly What! England's Greatest Recording Stars: The Beatles and Frank Ifield on Stage」、ビートルズのVee Jayリリースものなのです。

EDDIE TAYLOR Bad Boy 1955


Lee Diamond - Hatti Malatti ( HQ)


Dee Clark - Blues Get Off My Shoulder

Wipe Out !

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1,Wipe Out b/w Surfer Joe/The Surfaris (Dot/Sundazed) 45's 300円
昨年11月のレコード・ストア・デイでリリースされた7"シングル盤。買い逃していたらこんな嬉しい価格で遭遇、嬉しいかぎり。この完璧なデザインのピクチャー・スリーブだけでもうOK。オマケにレッド・ヴィニールともうコレクターをくすぐりまくるアイテム。
何を今更の2曲。シンプルでバタバタしていて極めて稚拙、でも好きなんだぁ、特に"Surfer Joe"。

Surfaris

Dot


The Surfaris Wipe Out and Surfer Joe (Long Version)





ブルースの熱い夜 1987

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1,Live ! It's the Blues Night:ブルースの熱い夜!/V.A. (ビクター音楽産業) 1LP 1,189円
1987年11月8日渋谷公会堂で行われたブルース系のセッション・コンサートのライヴ録音盤。収録曲が多いCDも出ていたようですが、今回購入盤はLP。

Side A
1,OKIE DOKIE STOMP
2,ONE WAY OUT
3,DON'T LET ME BE LONELY TONIGHT
4,KNOCK ON WOOD
5,MERCEDES
6,KANSAS CITY
Side B
1,HURT
2,STAND BY ME
3,OH! BABY
4,TRUST ME
5,BOOM BOOM

参加ミュージシャンは30余名だそうで、たとえば
1曲目のゲイトマウス・ブラウンの"オーキー・ドーキー・ストンプ"のは
塩次伸二:リードギター
中島正雄:ギター
小島良喜:ピアノ
森田恭一:ベース
松本照夫:ドラムス

2曲目のサニー・ボーイ?の"ワン・ウェイ・アウト"では
これに近藤房之助:ボーカル、ギターと妹尾隆一郎:ハープが加わる
お馴染みエディ・フロイドの"ノック・オン・ウッド"では
桑名晴子:リードボーカル
森崎ベラ:ボーカル
坪倉唯子:ボーカル
河内淳一:ギターソロ

ボビー・ウーマックつーかジャニスの"トラスト・ミー"では一気に変わって
桜井ゆみ:ボーカル
松本孝弘:ギターソロ
小川逸文:ギター
小川文明:ピアノ、シンセサイザー
小野塚晃:オルガン
寺沢功一:ベース
石渡道明:ドラムス

お馴染み"カンサス・シティ"では
小田裕一郎:ボーカル、ギター
塩次伸二:ギター
中島正雄:ギター
小島良喜:ピアノ
難波弘之:シンセサイザーソロ
妹尾隆一郎:ハープ、コーラス
斎藤ノブ:パーカッション
鮫島秀樹:ベース
坪倉唯子:コーラス

ジャニスの"ベンツが欲しい"では坪倉唯子のアカペラ歌唱が聴け

最後のジョン・リー・フッカーの"ブーン・ブーン"では御大登場
かまやつひろし:ボーカル、ギター
塩次伸二:ギター
中島正雄:ギター
小島良喜:ピアノ
難波弘之:オルガン、シンセサイザーソロ
妹尾隆一郎:ハープ
斎藤ノブ:パーカッション
森田恭一:ベース
松本照夫:ドラムス

このアルバムが録音された80年代後半というとロバート・クレイとかスティーヴ・レイ・ヴォーンとか新世代派が注目され、ロバート・ジョンソンのコンプリート録音盤がでてR.J.が神格化、映画「クロスロード」がヒット、日本でも本国のミュージシャンを招いてのブルース・カーニバルが毎年行われていて、とブルースがまた注目されていた時期だったような。
と、まぁ、そんな時代だからこそ行われたのがこのコンサートだったのでしょう。
さすがに70年代の手探りブルースからキャリアを積んだ人たちばかりですので実に地に足が付いた音楽を聴かせてくれます。

実は本盤、ウェストロード人脈の人たちの演奏はもう推して知るべし、注目の(?)松本孝弘には興味無しで、本来スルーするところ、この人が入っていたから手が出たというのが正直なところ、なのです。
そう、かまやつさん、それもスパイダース時代からの十八番を歌っているから。
期待に違わずメチャかっこいいです、この人の自然なシャッフル感覚、やっぱり抜けているなぁ、とあらためて。

と、まぁそういう不純な(?)購入動機ではありましたが、これだけのメンツが実力を発揮、充分楽しめました、買って正解! 

Arthur Doyle,Takashi Mizutani, Sabu Toyozumi 1997

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1, Live In Japan 1997/Arthur Doyle,Takashi Mizutani, Sabu Toyozumi (Qbico) 2LP 2,983円
フリージャズの黒人サックス奏者アーサー・ドイルが97年の来日時に裸のラリーズの水谷孝とドラマー豊住芳三郎の二人と吉祥寺マンダラ2で共演した際のライヴ録音盤。イタリアのフリー・ミュージック専門のレーベルQbicoから2003年にリリースされた2枚組LP。 

曲によって表情が大きく変わるこのトリオ演奏、飽きさせません、三様のフリー・インプロヴィゼイションが続く中からサックスがコルトレーンを彷彿とさせるスピリチュアルな演奏になったり、激しいロックビートに水谷氏の激情ギターが絡んでみたり。豊住氏のスケールの大きなドラムスが全体を大きく抱擁、時に引き締めている感。

尚、この時の演奏が水谷氏が公の場に姿を現した最後だった由。

Side A
1,Nov.8th Or 9th, I Can't Remember When
Side B
1,Alabama And Mississippi Reunited
Side C
1,I Pass, Then Resist
2,I'd Live In Her World, Then Without Her In Mine
Side D
1,Love Heat
2,Joy

Arthur Doyle (ts,fl,voice)
Takashi Mizutani (g)
Sabu Toyozumi (ds)

Live at MANDA-LA2 14.Nov 1997

思えば、このブログで裸のラリーズのブツを真正面から取り上げたことはなかったような気がします、それなりに惹かれるところがあって実は結構CDを買っていたりするのですが、惹かれながらも反面その反発もあって未だに自分の中でその存在が確たるものとなって消化されておらずそれを文字に起こすことが困難なためにスルーしてきた次第です。
フリーインプロヴァイザー・ギタリストとしての水谷氏はやはり素晴らしく、それに徹した本盤での演奏は何の迷いも無く聴くことが出来ました。

Doyle

Doyle


Arthur Doyle, Takashi Mizutani and Sabu Toyozumi: I'd Live in Her World, Then Live Without Her in M


Alabama And Mississippi Reunited ARTHUR DOYLE (1997Japan-audio)


Mood Jazz for Piano

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1,Mood Jazz/Joe Castro with Voices And Strings (Atlantic) 1LP 546円
「Mood Jazz」のタイトルそのままにピアノ・トリオに男女スキャットコーラスに小ぶりなストリングス・オケを乗せたムーディーなピアノ・ジャズ(1956/57年録音)。取り上げている曲もそうですがピアノ自体にもしっかりとバップの香りが感じられムーディーながらもそれなりの聴き応えはあります。1曲だけフィリー・ジョー・ジョーンズが叩いていて、4曲でペットとアルトが加わります。

コーティング・ジャケのDG有のグリーン・ラベル、ジャケはドリホールが一か所あるも状態は良く、盤もそう悪くないというお買い得盤。渋谷DUでのお買い物。

という一枚ですが、今となっては一番の売りは「猫ジャケ」だったりするのかもしれません。
Side A
1,J.C. Blues
2,Without You
3,Doodlin'
4,Everything I Love
Side B
1,You Stepped Out Of A Dream
2,If You Could See Me Now
3,It's You Or No One
4,Angel Eyes
5,Caravan

Atlantic



同じAtlanticからこんなストレート・ジャズ盤も出しているようです。
Teddy Edwards (ts), Joe Castro (p), Leroy Vinnegar (b), Billy Higgins (ds)
Album:"Joe Castro / Groove Funk Soul"
Joe Castro Quartet - Day Dream

サウンド・トラック シングル盤

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最近またまた100円シングル盤をいろいろとごっそり仕入れております。そんな中で今回はテレビ・映画の主題歌・挿入曲のシングル盤をまとめていってみます。


1,カレン b/w シュガー・シャック/ザ・サファリーズ (Decca) 45's
デビー・ワトスン主演のアメリカン・ホーム・ドラマ「カレン」の主題曲。日本では64年から65年にかけてフジTV系列で放送されていたようです。そのドラマに実際に挿入されていたのはビーチ・ボーイズのヴァージョンだったのですが、そちらは発売されず、発売されたのはこのサーファリスのバージョンのみでした。B面はジミー・ギルマー&ファイヤー・ボールズのヒット曲のカバーです。

カレン

The Surfaris - Karen



こちらで流れるのがビーチ・ボーイズのヴァージョン
Karen (1960's sitcom) Holiday in Ski Valley (1 of 2)








2,太陽の下の18才 b/w サンライト・ツイスト/ジミー・フォンタナ、ジャンニー・モランディ (Victor) 45's
カトリーヌ・スパーク主演の映画「太陽の下の18才」の主題歌。
かつてこの2曲の入ったカトリーヌの写真をジャケットに使った10インチLPをこちらで取り上げたことがあります。

18才

18才

Diciottenni Al Sole / 太陽の下の18歳/ジミー・フォンタナ


「サンライト・ツイストGO KART TWIST」ジャンニ・モランディGIANNI MORANDI










3,うわさの男 b/w レインメーカー/ニルソン (RCA Victor) 45's
云わずと知れた映画「真夜中のカーボーイ」の主題歌。映画冒頭の主演ジョン・ボイドがテキサスの片田舎から意気揚々とニューヨークに向かうシーンで流れるこの曲の印象的なことといったら! 一発でやられたことを思い出します。

うわさの男

MIDNIGHT COWBOY. Opening Scene avi










4,雨にぬれても b/w ネヴァー・ハッド・イット・ソー・グッド/B.J.トーマス (Septer) 45's
実在したブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの銀行強盗を描いたこれまた云わずと知れた映画「明日に向かって撃て!」の主題歌。
B.J.トーマスと云えば私は"ロックンロール・ララバイ"ですが、一般的にはこの"雨にぬれても"でしょうね。

Billy.J.

Billy .J.



B.J. Thomas 映画「明日に向かって撃て!」 雨に濡れても  Raindrops Keep Fallin' on My Head








5,ティーチ・ユア・チルドレン b/w キャリー・オン/C,S,N & Y (Atlantic) 45's
映画「小さな恋のメロディ」の挿入歌として取り上げられたのがこのA面。まぁ、「小さな恋のメロデイ」といったらビージーズの"メロディ・フェア"なわけですが、その陰でこの"ティーチ・ユア・チルドレン"もしっかりシングル・カットされていました、という一枚。

CSNY

CSNY


Crosby Stills Nash & Young - Teach Your Children

渡辺貞夫 1969

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つい先日取り上げた「ラウンド・トリップ」を入手した数日後に遭遇したコレ、未だかつて持っておらず久し振りにナベサバ氏のソプラニーノを堪能した後だったので思わず抱えてしまいました。


1,Live at the Junk/渡辺貞夫 (CBS Sony) 1LP 640円
1969年12月67/27日に銀座にあったジャズ・クラブ「ジャンク」で当時のレギュラー・カルテットで録られたライヴ録音盤。
この年の6月〜7月にかけて録音された牧歌ジャズを標榜した「パストラル」に次ぐ録音となりますが、その牧歌ジャズは顧みず当時日常的に出演していたクラブでレギュラー・カルテットということで、正に当時のナベサダさんの日常の姿を残したライヴ録音ですね。パーカーの曲にスタンダード曲を交えて最後はサンバ曲で観客共々パーカッションを叩きまくって盛り上がるという当時の典型的なステージ模様です。私は新宿ピット・インででしたが何度も体験した一連の流れでした。

69年と云えばマイルス・デイヴィスがあの「Bitches Brew」を録音した年(発売は70年4月)。その革命的と云ってよい音楽はあっという間に世界中の音楽シーンに飛び火。我が国でも日野皓正、菊地プーサンを初めとして右向け右状態でしたね。このナベサダさんでさえも「ラウンド・トリップ」を経てプーサンとの「コラボレーション」ゲイリー・ピーコックを迎えての「ペイサージュ」に結実していきます。

Side A
1. シェリル
2. 空が落ちてきたらどうしよう
3. ジョージア・オン・マイ・マインド|テーマ
Side B
1. ジス・ガイズ・イン・ラヴ・ウィズ・ユー
2. ノー・モア・ブルース
3. ヒアズ・ザット・レイニー・デイ
4. グラニーズ・サンバ|フェリシダージ

渡辺 貞夫 (as,soprarnino)
増尾 好秋 (g)
鈴木 良雄 (b)
渡辺 文男 (ds)

at junk

at junk

No More Blues / Sadao Watanabe Quartet



Steel Guitar Convention

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1,International Steel Guitar Convention Vol.3/V.A. (Mid-Land) 1LP 100円
78年9月にセントルイスで行われたインターナショナル・スティール・ギター・コンベンション(今も続いているようです)でのバディ・エモンズ、ロイド・グリーン、モーリス・アンダーソン、ダグ・ジャーニガンという4人のスティール・ギタリストのライヴ録音を収めたアルバム。バディ・エモンズの名は70年代のカントリー・ロック系のアルバムでずいぶんと目にした記憶ありですね。カーペンターズの「ナウ&ゼン」にも!
スティール・ギター・コンベンションというだけあって、カントリーからファンキーまでスティール・ギターの様々なスタイル/妙技が聴ける面白い一枚でした。
ほとんど自主制作盤なのでしょう、ジャケ裏には本盤のプロデューサー、DeWitt Scott氏のサインが入っています。


Steel

International SteelGuitar Convention 1978 Koos Biel & Buddy Emmons









2,Steel Guitar Country/Buddy Merrill (Accent) 1LP 100円
バディ・メリル、この手のカントリー系音楽は門外漢につきまるで知らない人ですが、まだ10代だった50年代の後半頃に既にフェンダーのストラトキャスターのモニターをやっていたという天才ギター少年だった人らしいです。ということで、レス・ポールに影響を受けたようなギター・アルバムも数多く出しているですが、ギターと同時に始めたというペダル・スティールのギタリストとしても相当に知られた人のようです。本盤はペダル・スティールに特化したアルバムでアール・スクラッグスの有名な"Foggy Mountain Breakdown"をモジったと思しき"Smokey Mountain Breakdown"でスタートするこれでもかと洗練されたカントリーのスティール・ギターが聴けるアルバム。

Side A
1.Smokey Mountain Breakdown
2.Honey
3.Kaw-Liga
4.Love Of The Common People
5.With Pen In Hand
6.Steel Guitar Chimes
Side B
1.Steel Drivin' Man
2.Rose Garden
3.Rollin' Home
4.Snowbird
5.Liza Jane
6.Steel Guitar Rag

Merrill


Buddy Merrill plays "South" on the Fender Steel Guitar


The Lawrence Welk Show: Buddy`s Boogie


Buddy Merrill and his Fender Stratocaster








ジャケ買いLP 1972 - 2001

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1,The Best of Emerson Lake & Palmer (Atlantic) 1LP 100円
おいおい、なんでELPなんかがジャケ買いなんだ? なんて声が聞こえてきそうですが、今回あらためてじっくりジャケットを見ればこれが面白い! 
所謂プログレなるものにそう入れ込んだことの無い私でも70年のファーストから「タルカス」「展覧会の絵」「トリロジー」から74年の「恐怖の頭脳改革」までは結構熱心に聴いていました、が、以後はすっかり熱が冷めてしまい、この80年に出たというベスト盤も浮世絵を使っているジャケがあったなぁというくらいの記憶盤。

いざ、今回100円エサ箱で遭遇してじっりこの浮世絵ジャケを今更ながらよーく見てみれば、このアルバムに選出された曲のオリジナルアルバムのジャケットやターンテーブルがしっかり描かれているという、云ってみれば浮世絵パロディ・ジャケになっているではありませんか、おまけに作者と思しきリチャード・エバンスなんてカナの署名まで入っていたり。色々な手が出てくるジャケ裏も実に秀逸。

Side A
1,Hoedown
2,Lucky Man
3,Karn Evil 9 (1st Impression, Part 2)
4,Jerusalem
5,Peter Gunn
Side B
1,Fanfare For The Common Man
2,Still....You Turn Me On
3,Tiger In A Spotlight
4,Trilogy


Elp







2,All Mine/Portisheaed (Go Beat) 12" 100円
英国のブリストル・サウンド、トリップ・ホップとかいわれたボーカルと作曲担当の二人組ポーティスヘッドの97年の12"シングル。
ジャケ買い以外何物でもない一枚、です。

portishead


Portishead - All mine












3,Brenda's Iron Sledge/Robyn Hitchcockand the Egyptians (Midnight Music) 12" 100円
ロビン・ヒッチコック85年の12インチ・シングル。イラストが楽しいので、つい。実はタイトル曲も良し。

Robin


Robyn Hitchcock - Brenda's Iron Sledge










4,The New Brass Sound of the HIts/San Fernando Brass (Capitol) 1LP 100円
72年リリースの4チャンネルをウリにしたイージーリスニング・ブラス・バンドの一枚。趣味の良いコーラスとストリングスも交えて取り上げている曲が良いこともあって極めて上質な音楽に仕上がっています。

A1 Heart Of Gold Written-By - Neil Young 2:54
A2 For The Good Times Written-By - Kris Kristofferson 3:11
A3 Guantanamera Adapted By - Wm. Loose* 2:22
A4 Raindrops Keep Fallin' On My Head Written-By - Bacharach-David* 2:24
A5 An Old Fashioned Love Song Written-By - Paul Williams (2) 2:48
B1 Joy Of Man Adapted By - Wm. Loose* Written-By - J.S. Bach* 3:10
B2 Scarborough Fair Adapted By - Wm. Loose* 2:29
B3 Moscow Nights Adapted By - Wm. Loose* 2:07
B4 Help Me Make It Through The Night Written-By - Kris Kristofferson 3:22
B5 Early In The Morning Written-By - Seago*, Leander* 2:16


Brass

Brass


Realistic Quadraphonic San Fernando Brass Guantanamera


Heart Of Gold - The San Fernando Brass








5,Wonder Wonder/Edith Frost(Drag City) 1LP 100円
シカゴの歌姫の2001年盤。オルタナカントリーとでもいうのかな、フォーキーな味わいの一枚。


Edith


Edith


Wonder Wonder By Edith Frost

堺正章 - 荒木一郎

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1,堺正章ベスト・コレクション (日本コロンビア) 1LP 540円
73年10月に発売されたベスト盤です。思えば、この人、ソロなってからも良い曲が目白押しでこんなLPに出会って即抱えてしまいました。当時を思いだすのはやっぱり「時間ですよ!」かな。

堺御大このヒット曲連発の日本コロンビアの後にビクターに移籍するのですが、そのビクターでこの日本コロンビア時代のヒット曲を沢山リレコしてそんなリレコ中心のベスト盤まで出ているそうです、ベスト盤CDお買い求めの際は注意が必要のようです。

Side A
1,たそがれに別れを
2,街の灯り
3,さらば恋人
4,愛情
5,涙から明日へ
6,運がよければいいことあるさ
Side B
1,まごころ
2,涙が通りすぎる
3,恋人時代
4,青空は知らない
5,帰らざる季節
6,幸福への招待

てっきりヨーロッパのどこかで撮られたのだろうと思ったこのジャケット写真ですが、クレジットがあって「撮影協力:豊島園」だって!

堺


さらば恋人 堺正章



街の灯り 堺正章 UPB-0061


堺正章オンステージ



オマケです
涙から明日へ 天地真理










1,美しい涙のためのバラード/荒木一郎 (Trio) 1LP 100円
まだ開発中の新宿西口で撮られたと思しきジャケ写が印象的な76年のアルバム。
"いとしのマックス" "今夜は踊ろう" "空に星があるように"といった曲を歌っていた頃はともかくも、その後70年代に入って活動の幅を広げ天才とか異才とか謳われだしてからはトンと縁の無くなってしまった人。久し振りに聴いてみましたが、このやる気があるのかないのか判らないヒネた鼻歌的な唱法も好きな方にはたまらないのかもしれないのですが私にはチト......。

1. ミスター・ロビンソン
2. 時間通りに魔術師が
3. リオの別れ話
4. 別れ模様
5. 今日にさよなら
6. 美しい涙のためのバラード
7. 片恋い
8. 何か言いたくても
9. ゲームの終り
10. 懐かしのキャシィ・ブラウン

荒木一郎


荒木一郎


懐かしのキャシィ・ブラウン 荒木一郎('75)


荒木一郎 Ichiro Araki - 今日にさよなら Kyou ni Sayonara

It's All Right Kelly !

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1,It's All Right!/Wynton Kelly (Verve) 1LP 640円
ウィントン・ケリー、この人ほど日本人に愛されたピアニストはいないのでは? ファンキーで明るい中に潜むブルージーな翳り、転がるようで時に飛び跳ねるシンプルながらも独特の粘りもあるピアノ、こうやって文章で表現しても知らない人には何が何だかでしょうが、まぁ、実に親しみ易いジャズ・ピアノの典型ってことです。
マイルス・グループへの参加を経て、これぞハード・バップな「Kelly Great」「Kelly Blue」「Kelly at Midnight」「Wynton Kelly!」から60年代中期のウエス・モンゴメリーとの白熱のライヴ盤「Smokin' At The Half Note」あたりまでは、まぁ、ジャズへの通過儀礼盤の典型みたいなものですね。

が 、私が一番"好きな"ケリーのアルバムが先日ウン十年振りに再購入したこの「It's All Right!」。忘れもしないこれを最初に買ったのは新宿西口・小田急ハルクの裏にあった「オザワ」。多分最初に買ったケリーのアルバムがこれだったはず。それまでジャズ喫茶で聴いていた上に挙げたようなアルバムとは打って変わったお気楽なポップといっていいような曲調と演奏に正直ガッカリ。しかーし、何度も聴くうちにこのお気楽さが気持ちよさに変わってハマったハマった、と、そんな盤でした。

当ったり前なジャズ視点で聴けば先に挙げたようなようなアルバムこそがジャズの王道で、本盤のような枝葉末節アルバムは軽んじられるわけですが、それはそれ、これはコレとの耳を持って聴けばこんなに気持ちのいいアルバムはそう無いかなと。そんなこんなで、このアメコミ風なポップ・ジャケット・デザインにムッ、ムッ、ってきたらまずは間違いなく気に入るであろう一枚。因みにタイトル曲の作者はカーティス・メイフィールド、そう、インプレッションズのカバーでカーティス自身のヴァージョンもあるあの曲です。
その昔に買った本盤は分厚いコーティングに覆われたジャケットのVerve盤でしたが、今回購入盤は70年代にポリドールから出た国内盤です。

1 It's All Right
2 South Seas
3 Not A Tear
4 Portrait Of Jennie
5 Kelly Roll
6 The Fall Of Love
7 Moving Up
8 On The Trail
9 Escapade
10 One for Joan

Wynton Kelly (p) p
Paul Chambers (b)
Jimmy Cobb (ds)
Kenny Burrell (g)
Candido (conga)

Recorded in Mar. l964

Wynton Kelly - It's All Right - VERVE 10316 DJ


Wynton Kelly Trio Escapade It's All Right (1964)


04 Portrait of Jennie

Female Singers

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1,same/Carol Bayer Sager (Electra) 1LP 100円
N.Y.出身のソングライター/シンガー、77年のファースト・アルバム。実はこの手の女性シンガーはそれほど得意ではなく聴き込んではいないのですが、本盤と次の「Too」はその昔に何度か聴いた頃より好印象のあったもの。今頃になって初めて手にして今更云うのも何ですが、良いアルバムですね、独特のハスキー・ボイスは魅力的だし、曲はいいし。

1,Come In From The Rain
2,Until The Next Time
3,Don't Wish Too Hard
4,Sweet Alibis
5,Aces
6,I'd Rather Leave While I'm In Love
7,Steal Away Again
8,You're Moving Out Today
9,Shy As A Violet
10,Home To Myself

Carol


Carole Bayer Sager 06 I'd Rather Leave While I'm In Love


Carole Bayer Sager 10 Home To Myself









2,Wildflowers/Judy Collins (Electra) 1LP 100円
あのジョニ・ミッチェル作"青春の光と影 〜 Both Sides Now"フューチャーした67年のアルバム。
趣味の良いストリングスとクラシカルな木管の響きがどこまでも綺麗な透明感あふれる歌声にマッチして今も古臭さは感じさせないアルバムですね。実は9年近く前にも一度取り上げているのですが、まぁ、あらためて。

1. Michael From Mountains
2. Since You Asked
3. Sisters Of Mercy
4. Priests
5. A Ballata Of Francesco Landini
6. Both Sides Now
7. La Chanson Des Vieux Amants
8. Sky Fell
9. Albatross
10. Hey, That's No Way To Say Goodbye

judy

judy


Judy Collins ~ Wildflowers, HQ LP [EKS-74012]








3,Nico in Tokyo (Portrait) 1LP 100円
86年4月11日渋谷の「Live Inn」での来日公演を収めたもの。かつてはLDで映像もでていたようです(下記に貼った映像がそれなのでしょう)。
バックはキーボードにパーカションとドラムスちうシンプルな編成、人生を達観したような落ち着いた佇まいが目に浮かぶよう。最後の2曲のヴェルヴェッツナンバーと"The End"にどうしても耳が行きます。
88年3月に二度目の来日、その年の7月に事故死、何か悲しい。

1. My Heart Is Empty
2. Purple Lips
3. Tananore
4. Janitor Of Lunacy
5. You Forget To Answer
6. 60/40
7. My Funny Valentine
8. Das Lied Von Einsanen
9. All Tomorrow's Parties
10. Femme Fatale
11. The End

nico



Nico - Tokyo 1986 - 08 - Das Lied vom einsamen Madchen


Nico - Tokyo 1986 - 07 - All Tomorrow's Parties


Nico - Tokyo 1986 - 09 - Femme Fatale


Nico - Tokyo 1986 - 10 - The End
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