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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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マキ・オズ - 加納秀人

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マキ・オズの2作、3作目が100円で打ち捨てられていたので救済しておきました。

1,閉ざされた町/カルメン・マキ&OZ (Kitty) 1LP
76年発表のOZを率いての2作目。衝撃的だったデビュー・アルバムからカルメン・マキと春日博文以外のメンバーがすべて変わっていたことに驚き、より暗くヘヴィなナンバーが多くなって親しみ易さは遠のいたかなというのが当時の印象だった記憶が。今思えばファーストほどにキャッチーなメロディが無く、"きのう酒場で見た女"のような箸休め的な曲が無かったからだったのでしょう。そんな印象は今聴いても変わりませんが、当時の日本のロックの頂点にいたバンドの傑作であることは間違いないでしょう。
このアルバムは76年の4月から5月にかけてL.A.のチェロキー・スタジオなるところで録音されたもの、それだけ1枚目が話題になってレコード会社も力を注いだ(金を掛けた)アルバムだったのでしょう、が、出来上がったアルバムが所謂イメージとしてのL.A.ぽっさのカケラも無いこの暗くヘヴィな音ってのは、はて?(笑)

1.Introduction
2.崩壊の前日
3.振り子のない時計
4.火の鳥
5.Lost Love
6.閉ざされた町
7.Epilogue










2,?/カルメン・マキ&OZ (Kitty) 1LP
77年のサード・アルバム。このアルバムが出た時には驚かされました、ネクタイにスーツに短髪のメンバー写真、で 曲名が1曲目からして"南海航路"とは。そんなイメージが先行したこともあって随分と洗練されちゃったのねと聴く気が失せたものでした(とはいえ、もちろん買って聴きましたが)。そんな軽い違和感があったからでしょうか、"空へ"ばかり聴いていたのを思い出します。

1.南海航路
2.ラヴ・ソングを唄う前に
3.とりあえずロックンロール
4.26の時
5.空へ
6.街角
7.昔
8.エイジ

マキオズ












3,地球の夜明け/加納秀人(RVC) 1LP 100円
少し前にソロ2作目の「イン・ザ・ヒート」を見つけたと思ったら今度はソロ・デビュー作に遭遇。その記事にも書いたのですが外道解散後最初に手に入れたのはその2作目からカットされたシングル「Viva カリフォルニア」。そんなことでこのデビュー作は初めて手にしました。
当時これを聴いていたら.....まぁ、それは置いておいて、当時流行りの最先端だったフュージョン/AORサウンド、"クレアオス"やモロに高中正義している"遊星とランデブー"といったインスト曲は率直にかっこいいですね。"イエロー・モンキー"の外道ヴァージョンとの違いも面白いし。余りにあの時代の流行りの音になっているので当時を知る私なんぞには古臭く感じる部分があったりするのですが、まぁ、それはそれで。

1,光に向って
2,この宇宙に愛を
3,ワンダラーの聖戦
4,イエロー・モンキー
5,遊星とランデブー
6,ヘイ・ブラザー
7,新たなる孤独への出発
8,銀河にかける愛
9,クレアオス
10,地球の夜明け

加納











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