Better Late Than Never :Live /アイドルワイルド・サウス (Bridge Inc.) 2CD
1976年にアルバムを一枚だけ残していた神戸出身のバンド、アイドルワイルド・サウスの未発表ライヴを詰め込んだ2枚組のCDが数日前にリリースされました、DUで予約購入したので2曲入りのライヴCD-Rに当時の公演ポストターのレプリカがオマケで付いてきました。
で、入っているのはDisc-1に74年、75年のレコードデビュー前の音源に77年のレイナード・スキナード来日公演時の音源、Disc-2に99年に一時的に再結成した際の神戸と東京でのライヴ音源。
以前から出回っていた音源ながらレコードデビュー翌年のレナード公演の前座での音源が何といっても充実、オールマン・ブラザース・バンドを上手く消化したオリジナル曲も光って松浦善博のスライドギターがもう縦横無尽、塩辛いボーカルも最高、そしてもう一つの看板、チャールズ清水のキーボードの多彩さ。デビュー前の音源はオールマンべったりでもなくブルースバンド的な側面も見せてこれはこれで面白い。
Disc-2は1999年の再結成ライヴ音源。実は私、この年の5月新宿にあった日清パワーステーションでのセンチメンタル・シティ・ロマンスとの共演公演を観ているのですが、この時の印象は松浦氏のソロパフォーマンスかと思うようなバンドというよりセッション的サウンドで、デビューアルバムを気に入っていた私は結構がっかりした記憶なのです(この時のメンバーは不明です)。
が、その時の印象とここに収められている同じ99年の10月と11月の音源との印象の違いに啞然と、特に全盛期かと思うようなノリと円熟味を見せる地元神戸での公演。松浦氏、チャールズ氏、バンドのまとまり具合もまるで水を得た何とかの如し。あのパワステでの姿は再結成直後でリハ不足だったのか、こちらの耳がおかしかったのか?
唯一の1976年のアルバムを聴いている人であればもう絶対のお宝音源、絶対に楽しめます。
蛇足ながら
その99年のパワステでのこと、唯一くっきり記憶する出来事が。
この時のセンチはいつもの如くですがもう最高でした。一つ鮮明に覚えているのはセンチの十八番"おかめとひょっとこ"に松浦氏がスライドギターで参戦、が、途中の間奏ソロ回しで松浦氏その急速テンポに付いていけずアタフタ.......変なことを記憶しているなぁ、と、我ながら(笑)。
収録曲などこちらのメーカーインフォで
http://bridge-inc.net/?pid=174346338
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アイドルワイルド・サウス/LIVE-BETTER LATE THAN NEVER- [Official Trailer]



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