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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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スプートニクス ・ フィーネーズ ・ アストロノウツ

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1,ザ・スプートニクス・ベスト4 (Polydor) EP
今の感覚からすると"霧のカレリア" "空の終列車"が入っていないのに「ベスト4」は無いだろうとなるのですが、この4曲入りのコンパクト盤が出た時点ではまだその2曲はリリースされていないのですね。
ジャケット裏にこの「ステレット33」のカタログが載っているのですが、この時点ではイージーリスニング音楽の一枚という扱いだったことが判ります、ライナーにはこのスプートニクスも初お目見えのような紹介がされていますし、エレキブーム直前1964年の発売だと思います。

Side A
1,ジャニー・ギター
2,黒い瞳
Side B
1,アマポーラ
2,ドリーナ


ジャニー・ギター/ザ・スプートニクス




黒い瞳 ザ・スプートニクス







2,哀愁のカレリア b/w 二つのギター/ザ・フィーネーズ (Philips) 45's
遭遇すれば買ってしまう"哀愁のカレリア"、はてこれは何枚目かしらん。
良く知られるようにスプートニクスのボー・ウィンバーグが一人で録音しこれをフィーネーズ名義で発売したのがこの「哀愁」、その後スプートニクスで再演したのが「霧のカレリア」。
エレキブームの真っただ中の1965年に発売されこの「哀愁」のシングルはスプートニクス盤と共に今でもよく見かけます、本当によく売れたのですね。

「ザ・フィーネーズ 哀愁のカレリア」についてはこちらで色々と書いています。



哀愁のカレリヤ



フィーネーズ 哀愁のカレリア 1965 / Kareliya








3,太陽の彼方に b/w パイプライン/アストロノウツ (RCA) 45's
エレキブームもとうに去った1970年に「ゴールデン・スタンダード・シリーズ」の名の元にリリースされた一枚。
ということで、今更なにも云うことのない2曲ですが、このジャケット写真、これが色々と思わせてくれたりして。

ジャケットに使われた写真は1965年に来日した時のもの、その時に録られたアルバム「アウトロノウツ・イン・ジャパン」からの流用。1台のアンプをギター2本が共用していたり、アンプには一切マイクが立っていないし、ドラムスのみマイクが向けられているが1本のみ、こんなのであのライヴ盤が本当に録音できたのだろうか? つーか、ちゃんとステレオで録られているあのライヴアルバムは本当に公演で録られたものか? ライヴにしてはイマイチ元気のない演奏だし、フェイドアウトで終わったり、観客の反応も取って付けたような感があるし。サブギターに持ってきたES335もギタースタンドも無く無造作に壁に立てかけられているのみ、もう、まったくすべてがアマチュアバンドじゃないのだから.......。
とか、今更どーでもいーことを今更ながらに思わせてくれたジャケット写真でした。


太陽の彼方に


太陽の彼方に/アストロノウツ




Movin' (Stereo Version)




Pipeline




The Astronauts in Japan Surf Party Movin' Pipeline

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