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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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John Coltrane Sutherland 1961

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1,Sutherland 1961/John Coltrane (Cool Jazz) 3CD-R 1,350円
1961年3月シカゴのサザーランド・ホテルのラウンジでの演奏を180分3枚のCDに収めたもの。
入手盤はこの音源をたぶん最初に世に出したCool Jazz盤。今ではRLR Recordsなるレーベル7から正規(?)に出ていてAmazonのほかどこでも売っています。が、このCool Jazz盤のジャケ写がかっこよく思わずこっちに手が出ました。

前年の10月にマッコイ、エルヴィンにスティーヴ・ディヴィスのベースでAtlanticに「My Favorite Thing」「Play the Blues」「Coltrane's Sound」を録音した後、ベースがレジー・ワークマンに代わって不動のカルテットが誕生。このカルテットの極初期の演奏が聴けるものとなります。ちなみにトレーンはこの20日後にマイルス・ディヴィスの「Someday My Prince will Come」に客演し、2か月後にはImpulseと契約し「Africa/Brass」を録音することになります。

で このサザーランドホテルのラウンジでの演奏ですが、面白いのは冒頭3曲にベースにドナルド・ギャレットが入った2ベースの演奏になっていること。ギャレットは後の1965年の諸作にも参加することになるシカゴ在住のベーシスト。地元ということで参加したのでしょうか、長尺なソロを聴かせます。

元々録音がさほど良くない上に元のテープのヨレがあったり、フェイド・イン、フェイド・アウトがあったりと聴き苦しいところはあるものの、そんなことは吹っ飛ばす180分に渡る疾風怒濤の演奏、よくぞ録音を残していてくれたと感謝至極の一枚。


coltrane

JOHN COLTRANE, tenor & soprano sax
McCOY TYNER, piano
REGGIE WORKMAN & RAPHAEL DON GARRETT, bass
ELVIN JONES, drums

The Sutherland Hotel Lounge, Chicago, March 1, 1961.



John Coltrane Sutherland Hotel 3-1-61 #1



John Coltrane Sutherland Hotel 3-1-61 #2




John Coltrane Sutherland Hotel 3-1-61 #13

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