1,same/Arthur Lee (Friday Music) 1CD 864円
入手盤は2009年にFriday MusicからリリースされたCD。
元々は1981年にRhinoからリリースされたものでアーサー・リーのソロ名義では73年の「Vindicator」に次ぐ2作目となります。
70年代半ばからエリック・バードンの相棒だったギターのジョン・スターリングが参加していて2曲で得意の饒舌なメタリック・ギターを聴かせてくれているが面白いところ、また、ジミ・ヘンドリクスのフォロワーとして知られるヴェルヴァート・ターナー(まんまのアルバムをかつてこちらで取り上げています)の参加も目を引きます(音的には確認できないのですが)。
総じてポップというか優しい仕上がり、70年代に聴かせてくれたアクの強い激情ボーカルも影を潜めてソフトな歌い口が目立ちます。まるで初期Loveのころに演っていそうなフォークロックがあったり、レゲエを正面から演ってみたり、The Bobbetsの57年の大ヒット"Mr.Lee"を穏やかレゲエでカバーしてみたり、あの初期の代表曲"7 & 7 is"の再演も妙に大人しく。
ラストに入っている自身のピアノで弾き語るジミー・クリフの"Many Rivers To Cross"が典型のようにこの頃のアーサー・リーの穏やかな心象風景が透けてみえるようなアルバム。
1. One
2. I Do Wonder
3. Just Us
4. Happy You
5. Do You Know The Secret
6. One and One
7. 7 & 7 Is
8. Mr. Lee
9. Bend Down
10. Down Street
11. Stay Away From Evil
12. Many Rivers To Cross
Arthur Lee - I Do Wonder
Arthur Lee - One and one
入手盤は2009年にFriday MusicからリリースされたCD。
元々は1981年にRhinoからリリースされたものでアーサー・リーのソロ名義では73年の「Vindicator」に次ぐ2作目となります。
70年代半ばからエリック・バードンの相棒だったギターのジョン・スターリングが参加していて2曲で得意の饒舌なメタリック・ギターを聴かせてくれているが面白いところ、また、ジミ・ヘンドリクスのフォロワーとして知られるヴェルヴァート・ターナー(まんまのアルバムをかつてこちらで取り上げています)の参加も目を引きます(音的には確認できないのですが)。
総じてポップというか優しい仕上がり、70年代に聴かせてくれたアクの強い激情ボーカルも影を潜めてソフトな歌い口が目立ちます。まるで初期Loveのころに演っていそうなフォークロックがあったり、レゲエを正面から演ってみたり、The Bobbetsの57年の大ヒット"Mr.Lee"を穏やかレゲエでカバーしてみたり、あの初期の代表曲"7 & 7 is"の再演も妙に大人しく。
ラストに入っている自身のピアノで弾き語るジミー・クリフの"Many Rivers To Cross"が典型のようにこの頃のアーサー・リーの穏やかな心象風景が透けてみえるようなアルバム。
1. One
2. I Do Wonder
3. Just Us
4. Happy You
5. Do You Know The Secret
6. One and One
7. 7 & 7 Is
8. Mr. Lee
9. Bend Down
10. Down Street
11. Stay Away From Evil
12. Many Rivers To Cross
Arthur Lee - I Do Wonder
Arthur Lee - One and one