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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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Frankie Lee Sims 1953 - Albert Collins 1992-93

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1,Lucy Mae Blues/Frankie Lee Sims (Specialty) 1LP 550円
またまた昔話で恐縮ですが、75年か76年頃中村とうようさんがTBSラジオで「イレブン・サーティ・ブルース」なる30分間のブルース専門番組をやっておられました。後にも先にも我が国で黒人ブルース専門のラジオ番組なんて他に無かったはず。アーティスト毎の特集、日本盤新譜の特集、という企画もありましたが、基本はとうようさんの好みのレコードをかけまくると云った内容だったような気がします。毎週カセットにエアチェックして繰り返し繰り返し聴いたものでした。そんな中で大いに気にいった曲/アーティストがいくつかあって、その一人がフランキー・リー・シムズで曲は"She Likes to Boogie Real Low"でした。
ということで、今回取り上げるフランキー・リー・シムズのロウダウンなテキサスブルースはブルースを聴き始めの耳に強烈な印象を残したのでした。

と イントロが長くなりましたが、テキサスのカントリーブルース系のシンガーというとライトニン・ホプキンス、スモーキー・ホグあたりが思い浮かびますが、それに次ぐのがこのフランキー・リーでしょう。で 本盤は1953年にSpecialtyに残された音源を70年代に入ってLP化したもの。録音をした当時はSP3枚計6曲しか世に出なかったそう。

で 今回入手盤は79年にVivid Soundが出した国内盤でこれがフランキー・リーの本邦初登場盤だそう。CD化されて手離していたLPですが、ここはやっぱりLPでも持っていたかったのでまた買ってしまいました。
ザックザックと刻む重量級ブギビートギターに乗っての吐き捨てるような飾り気無しの素朴なボーカル、一旦ハマると抜け出せません。

Side A
A1. Lucy Mae Blues
A2. Married Woman
A3. Jelly Roll Baker
A4. I'm So Glad
A5. Boogie Cross The Country
A6. Frankie's Blues
Side B
B1. Don't Take It Out On Me
B2. I Done Talked And I Done Talked
B3. Cryin' Won't Help You
B4. Raggedy And Dirty
B5. Lucy Mae Blues - Part 2
B6. Long Gone

とうようさんの番組で聴いて虜になった前述の"She Likes to Boogie Real Low"はこのSpecialtyの後のAceで吹きこんだもの、このAce時代には"Walking with Frankie"なる強烈なブギナンバーもあります。


Frankie Lee Sims Lucy Mae Blues (1953)



Frankie Lee Sims, Married Woman



Jelly Roll Baker




Frankie Lee Sims - Don't take it out on me




Frankie Lee Sims-She Likes To Boogie Real Low









2,Live'92 - '93/Albert Collins (Pintblank) 1CD 108円
上掲フランキー・リー・シムズがライトニン・ホプキンスの従兄ならこちらのアルバート・コリンズはライトニンの母方の親戚であるそうな。同じテキサス・ブルースマンでありながらこうもスタイルが違うコリンズとリー・シムズ。向こうがカントリー・ブルースならこちらはアーバン・モダン・ブルースというところ。

で 本盤はコリンズの晩年のライヴ収めたCD。93年の11月に癌で亡くなったコリンズですが、本盤の後半に収められているのはその2か月前の9月に録音されたもの。ボーカルもギターもこれが2か月後に癌で亡くなる人の演奏とは信じ難いいつもと何ら変わらないハイテンション!

1 Iceman
2 Lights Are On But Nobody's Home
3 If You Love Me (Like You Say)
4 Put The Shoe On The Other Foot
5 Frosty
6 Travelin' South
7 Talkin Woman
8 My Woman Has A Black Cat Bone
9 I Ain't Drunk
10 T-Bone Shuffle
Track 1-5: Recorded at The Montreux Jazz Festival, July 10, 1992
Track 6-8: Recorded at On The Waterfront Festival, Rockford, September 5, 1993
Track 9-10: Recorded at Riverfront Blues Festival, Peoria, September 4, 1993


Albert Collins


Albert Collins - Iceman (From "Live at Montreux 1992" DVD)



Albert Collins - 03 Lights Are On (But Nobody's Home) HD



B.B. King & Albert Collins - (1993) Stormy Monday (from "Blues Summit")

Oily Rags - Stone the Crows

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1,same/Oily Lags (Signature) 1LP 1,150円
2人の英国人チャス・ホッジスとディヴ・ピーコックのオイリー・ラグス。後にチャス&ディヴの名で知られることになる彼らファースト・アルバム。何故かイギリスでは発売されず今回入手のアメリカ盤のみ発売されたもの。パブ・ロックや英国スワンプのファンの間では昔から名高いものですね、安かったので救済しておきました。

完璧な米国ルーツ音楽指向の2人でアラン・トゥーサンやザ・バンド、バディ・ホリーの曲を取り上げていることからも分かる通りのアメリカン風グッドタイム・ミュージックを聴かせてくれます、この指向はチャス&ディヴになっても変わらずその親しみやすさからでしょう、国民的なバンドになっていくのはご承知の通り。

で 本盤はピアニスト&ベーシストのチャスとディヴにスティール・ギターのジェリー・ホーガンにキング・クリムゾンで叩いていたドラムスのイアン・ウォーレスの4人で奏でられる音楽はパブ・ロックという表現が一番的を得ているのかな、英国下町風情が覗けるような音楽です。

Side A
A1 Come Up And See Me Anytime
A2 Boiled Beef And Carrots
A3 Time To Kill
A4 Baby Doll
A5 Holy Cow
Side B
B1 Silver Dollar
B2 Mailman Bring Me No More Blues
B3 Barefoot Days
B4 Jody And The Kid
B5 Country Boy Picker



Chas & Dave with Lonnie Donegan





Chas & Dave Xmas Knees Up pt 3. Ft. Eric Clapton








2,Ode to John Law/Stone the Crows (Polydor) 1LP 880円
マギー・ベル在籍のスコットランドはグラスゴー出身のストーン・ザ・クロウズ、案山子ジャケのファースト、鳥さんジャケのサード「Teenage Licks」は古くから親しんできていたのですが、この1970年のセカンドはCD期になって入手したパイレートBootで聴いたためか印象は薄かったりします。

が、久し振りにいざ聴けば重いリズム隊にオルガンとギターが絡んでのヘヴィーなサウンド(ミッキー・カーティス率いるサムライを想起するのは私だけだけ?特に"Love74")、これに屈強パワフルそのもののマギー・ベルのボーカルが乗ってもうかっこいいのなんの。アレックス・ハーヴェイの実弟だというレスリー・ハーヴェイの個性的なギターも実に存在感を。他の3枚や解散後あまた出ている発掘ライヴも聴き直さねば、と、今更。

Side A
1.Sad Mary
2.Friend
3.Love 74
Side B
1.Mad Dogs And Englishmen
2.Things Are Getting Better
3.Ode To John Law
4.Danger Zone

かつて72年のモントルーでのライヴと、クロウズ解散直後74年ロンドンのレインボウ・シアターでのマギーのライヴを収めた2枚組のCDをかつてこちらで取り上げておりました。



crows



Stone The Crows - Ode To John Law 1970



Stone the Crows - Ode to John Law 1970 (full album)

Jazz came from 50's

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1,The Shepherd Swings Again/Moe Koffman (Jubilee) 1LP 880円
カナダ出身のアルト/フルート奏者モー・コフマンの1958年盤。オリジナルのJubilee盤がこのお値段、且つこのムーディー・ジャケット。手が出ます、やっぱり。
A面ではフルート、B面ではアルトサックスを持ってライトにスイング。
本盤を入手してから知りましたが、2年ほど前にワーナー・ジャパンが廉価でCD化していました(よくもこんな地味盤を!)。

Side A
A1 Flute Salad
A2 Marty's Morgue
A3 Doxy
A4 Alone Together
Side B
B1 Bermuda Schwartz
B2 What Can You Do
B3 Cloud Nine
B4 Sure It Is
Flute, Alto Saxophone – Moe Koffman
Guitar – Ed Bickert
Bass – Hugh Currie
Drums – Ron Rully



Doxy



Sure It Is







2,Drum Stuff/Gerorge Lenkins (Tampa) 1LP 550円
Tampaのオリジナル盤がこの値では手が出ます、が 盤は問題なしではあるものの値段相応にジャケットは上部下部が裂けていたりします。
Tampaと云うレーベルはパーカッションが鳴り響くラテンものとかがお好きなようで、これもそんな一枚。ドラマーのジョージ・ジェンキンス1956年のリーダー作。
ズンドコリズムに乗ってプラス・ジョンソンのブロウサックスが吠える快作でした。

Tampa Recordsのこんなパーカッションを主体にしたサンプラー・アルバムをこちらで取り上げたことがあります。これには本盤から"Drum Tatoo"が選曲されていました。

Side A
A1 Caravan
A2 Gee Gee
A3 Cottontail
A4 Red Jacket
Side B
B1 Drum Boogie
B2 Last Call
B3 Hot Spot
B4 Drum Tatoo

Piano – Ray Johnson
Tenor Saxophone – Plas Johnson
Bass – Duke Harris
Drums – George Jenkins



Drum Stuff


born Nov.19, 1911 George Jenkins "Drum Boogie"




George Jenkins - Drum Tattoo - Ronnex



George Jenkins and his Orchestra (feat. Plas Johnson)- Last Call







3,Exotica 2000:Mood Music for the New Millenium/Korla Pandit (
Sympathy For The Record Industry) 1LP 300円
このブログでも何枚か取り上げているオルガニストのコーラ・パンディット。
そこからイントロだけ再録。

「the Godfather of Exoticaの異名を持つコーラ・パンディット。
古くから中古レコ屋のエサ箱をゴソゴソやっている方はインド人っぽいターバンを巻いたアンチャンがオルガンを弾いているジャケットを見たことがあるのでは。あれがこのコーラさんです。今回入手したFantasy盤のライナーにもインドのニューデリーで生まれて.....と書いてありますが、実は真っ赤なウソでミズーリー州はセントルイスの出身のアメリカ人。とまぁ、そんな特異なキャラとエキゾティックなオルガン・インストで50年代から60年代に掛けて人気を博した人。」

と、そんなオルガニストがこのコーラ・パンディットさん。入手盤はThe Lazy Cowgirlsとか The Cynics、April March...etcを出しているインディレーベルSympathy For The Record Industryが1995年にリリースしたベスト盤。

Side A
A1 The Magnetic Theme
A2 The Way You Look Tonight
A3 Trance Dance
A4 Smoke Gets In Your Eyes
A5 Miserlou (Bonus Live Cut)
Side B
B1 Tales Of The Underwater Worshippers
B2 Perfidia
B3 Temptation
B4 Pelone Telefone Lost Today Freeverse
B5 Song Of India

Korla


Korla Pandit - Miserlou



Korla Pandit Trance Dance



Korla Pandit Song of India

シャープ・ファイヴ 魅力のすべて

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1,シャープ・ファイヴ魅力のすべて/井上宗孝とシャープ・ファイヴ (Columbia) 2LP 350円
シャープ・ファイヴは67年にキングから日本コロンビアに移籍し1970年まで在籍します。公式のプロフィールによるとその間インストもの109曲と歌もの11曲をレコーディングしたのだそう。この時代は映画音楽やオールディーズR&R、古賀メロディのインスト化のほか「春の海」や「クラシカル・センセーション 四季/剣の舞」といった新機軸アルバムも制作しています。

で 今回入手したのはそんな日本コロンビア期のベストアルバム。70年に発売されたもので2枚組全23曲、定価2,400円。古賀メロディものを除く「春の海」「サントラ」「クラシカル」「オールドR&R」からの選曲、エレキ・インストとして出色な"春の海" "越天楽"を何故外したのだろうという気はしますが、まぁ、何を演っても三根さんのギターはこの上なく美しく華麗。
大人のシャープ・ファイヴが聴ける大人向けのベスト盤だったのかな。

Side A
1.六段
2.千鳥の曲
3.奴さん
4.さくらさくら
5.さのさ節
Side B 
1.男と女
2.黒いオルフェ
3.危険な関係のブルース
4.夕陽のガンマン
5.続・荒野の用心棒
6.太陽はひとりぼっち 
Side C
1.四季“春”
2.ハンガリア舞曲第5番
3.白鳥の湖
4.ペルシャの市場にて
5.剣の舞
6.真珠採り 
Side D
1.ルシル
2.ロック・アラウンド・ザ・クロック
3.ダイアナ
4.監獄ロック
5.アイル・ビー・ホーム
6.朝日のあたる家 


シャープ・ファイヴ


Munetaka Inoue & His Sharp Five - Sakura Sakura




Spring from Four Seasons (四季より"春") 1994




三根信宏さん 春の海

エルフィ・スカエシ マンディ・マドゥ

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1,マンディ・マドゥ/エルフィ・スカエシ (Bomba) 1LP 890円
インドネシア歌謡、ダンドゥットの女王、エルフィー・スカエシのLPです。丁度1年前に日本企画のベスト盤と「Syrin Farthat」を取り上げていて、その際にダンドゥッドとエルフィについてはツラツラと書いているのでここでは略。

で 本盤は数多いエルフィの音盤(といっても本国ではカセットテープが主ですが)の中でも一番知られた「マンディ・マドゥ」、82~83年にリリースされたカセットのLP化です。優しさに溢れていて、時にファンキーに、時にお色けたっぷりに歌うエルフィ、ダンドゥットの女王の称号に相応しい歌唱を聴かせてくれます。

本国で出たこのカセット、持っていたのですが友人に貸したまま戻ってきません、20数年前のことににて時効でしょうが今でも悔しくて(笑)当時は中村とうようさん/ミュージック・マガジンに乗せられてダンドゥッドもちょっとしたブームで輸入盤を扱っている店では大体どこもインドネシアからのカセットを扱っていました。この「マンディ・マドゥ」は芽瑠璃堂か高円寺アミナダブで買ったのかなぁ、当時は1,500円くらいだった記憶です。

今回入手盤はマレーシア盤LPにBomba Recordsが日本語ライナーを付けて発売していたものです。


MANDI MADU - ELVY SUKAESIH




Elvy Sukaesih - Bimbang [Official]




Elvy Sukaesih - Pengobat Rindu [ Original Dangdut ]




真冬のSurf Party

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1,Muscle Beach Party/Frankie Avalon And Other Motion Picture Songs (United Artists) 1LP 600円
A面はフランキー・アヴァロンがアネットと共演した64年のビーチ・ムーヴィー「Muscle Beach Party」の挿入歌で制作はゲイリー・アッシャー。B面は61年から64年の映画からの曲を集めたもの。

Side A
A1 Muscle Beach Party
A2 A Boy Needs A Girl
A3 Beach Party
A4 Don't Stop Now
A5 Again
Side B
B1 Nevertheless I'm In Love With You
B2 More
B3 Days Of Wine And Roses
B4 Moon River
B5 The Stolen Hours


Muscle Beach Party (1964) Trailer



Adoráveis Músicas Anos 60 - Annette Funicello & Frankie Avalon - Surfer's holiday (1964)



Avalon and Funicello - Beach Party Tonight










2,Surf Party/V.A. (Surfville) 1LP 550円
ジャケットはボビー・ヴィントン主演でジャッキー・デシャノン、アストロノウツも出演していた映画「Surf Party」のサントラ盤のパクリ。LPの中身は映画とはまったく関係なし。Surfvilleなるレーベルは80年代にサーフィン関連のレアな曲ばかりを集めたコピレーションLPを少なくとも5枚は出していたヨーロッパのコレクター・レーベル。

本盤も映画「Surf Party」に気を使った(?)のか映画挿入歌であるアストロノウツの曲を除くとレアなシングル曲ばかりを収録。B面は8曲すべてが"Squad Car~走れパトカー"で知られるサザン・カルフォルニアの名バンド、エディー・ランバート率いるエディ&ショウメン。ショウメンはLibertyに所属していながらもシングルのみを出して消えたバンドにて80年代の初頭時点ではショウメンがまとめて聴ける音盤は他になかったのでは。

Side A
A1.Surf Party –The Astronauts
A2.Firewater –The Astronauts
A3.Hot-Doggin' –The Astronauts
A4.Drag Bike Boogie –The Jesters
A5.Return To Me –Fabulous Continentals
A6.When Johnny Comes Draggin' Home –The Lancers
A7.See You In September –The Murals
A8.Dumbo –The New Things
Side B
B1.Movin' –Eddie & The Showmen
B2.Mr. Rebel –Eddie & The Showmen
B3.Scratch –Eddie & The Showmen
B4.Squad Car –Eddie & The Showmen
B5.Toes On The Nose –Eddie & The Showmen
B6.Border Town –Eddie & The Showmen
B7.Lanky Bones –Eddie & The Showmen
B8.Far Away Places –Eddie & The Showmen


Surf Party


Squad car - Eddie and the showmen




The Jesters - Drag Bike Boogie



The Murals - See you in September (1960)




Eddie & The Showmen - Mr.Rebel



Eddie and the Showmen - Far Away Places









3,The Surfing Song Book/Rincon Surfside Band (LSD/Dunhill) 1LP 550円
P.F.スローンとスティーヴ・バリ制作によるJ&Dとビーチボーイズのソングブック。リンコン・サーフサイド・バンドとかもっともらしい名前が付いていますが、ハル・ブレイン、ジョー・オズボーン、トミー・テデスコ等による演奏。
原盤はDunhillですが入手盤はヨーロッパ製のリプロもの。

Side A
A1 Surfin' Safari
A2 Surfer Girl
A3 Sidewalk Surfin'
A4 Surfin' U.S.A.
A5 Surfin'
A6 Ride The Wild Surf
Side B
B1 Hawaii
B2 Drag City
B3 Little Deuce Coupe
B4 Honolulu Lulu
B5 Surf City
B6 Skateboard Craze

Lincon Surfside




Surfin Safari Rincon Surfside Band 1965



Surfer Girl Rincon Surfside Band 1965



Hawaii Rincon Surfside Band 1965




Rincon Surfside Band (Surfing Song Book) "Skateboard Craze" 1965

The Ventures 1969 - 1977

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1,Swamp Rock/The Ventures (Liberty) 1LP 550円
いきなりかっこいいピアノソロが飛び出てくるラスカルズの"Carry Me Back"でスタートするベンチャーズの南部音楽集。ホーン、シタール、フィドル、ドブロ、ケジャン風アコディオン等を使って多彩な南部解釈振りを聴かせる意欲作。南部音楽好きだというジェリー・マギーの面目躍如。1969年の作。あの"ダイアモンド・ヘッド"からは遥か彼方に来てしまったなぁ、と、あらためて。

SideA
A1 Carry Me Back
A2 Honky Tonk Women
A3 Muddy Mississippi Line
A4 Jambalaya
A5 Swamp Rock
A6 Niki Hoeky
Side B
B1 Green River
B2 Suspicious Minds
B3 Catfish Mud Dance
B4 Proud Mary
B5 Gumbo
B6 Plaquemines Parish



Swamp Rock



Green River




Catfish Mud Dance








2,Pops in Japan '73/The Ventures (Liberty) 1LP 108円
73年7月に11度目の来日をした際の来日記念盤(ということは米国録音なのでしょう、クレジットは一切無いのですが)。ノーキーさんが復帰、ドラムスはジョー・バリル。曲が曲ですから、まぁ、そういう演奏ですね。これもまさにベンチャーズ。

Side A
1. 学生街の喫茶店
2. 喝采
3. ガラスの鐘
4. 瀬戸の花嫁
5. 回転木馬
6. 昨日の夢
7. たどりついたらいつも雨降り

Side B
1. 旅の宿
2. 北国の別れ
3. 恋の十字路
4. 卒業旅行
5. オリエンタル・ラヴ・ソング
6. 夏の日の出来事
7. 恋人よ飛んでおいでよ


popsinjapan73



VENTURES - Pops In Japan '73~旅の宿・たどりついたらいつも雨降り







3,Live in Japan '77/The Ventures (UA) 1LP 300円
77年の来日公演(66日間56回公演!)の最終日、9月2日の中野サンプラザでのライヴを収めた2枚組。メンバーは上掲73年盤と同じ。
ベンチャーズのベストヒットにロックンロール・グラフィティーというステージ。新曲(この年にシングルが出た)はシャドウズのレパートリー"ピース・パイプ"のみ。

往時とはチト違うノーキーさんのカントリー・リックが爆発、合間合間に入る片言の日本語によるMCも微笑ましく、R&Rヒットにはジョー・バリルのボーカルを入れて充実したステージを展開。聴きだしたら止まらず、一気に4面通して聴いてしまいました。アンコールは13分を超える"キャラバン"、オキマリのベースのスティック叩きもバッチリ。

Side A
A1 The Cruel Sea
A2 Telstar
A3 Green Onions
A4 My Bonnie Lies
A5 Kyoto Doll / Pain It Black
A6 Bulldog
A7 Peace Pipe
A8 Out Of Limits
A9 Sea Cruise
Side B
B1 Driving Guitars
B2 California Dreamin'
B3 Japanese Medley : a. Stranger In Midosuji / b. Reflections In A Palace Lake / c. Ginza Lights
B4 Wheels
B5 Memphis
B6 I Got A Woman
B7 Yesterday
Side C
C1 Slaughter On 10th Avenue
C2 Manchurian Beat
C3 Aquarious - Let The Sunshine In
C4 Runaway
C5 Rock 'N' Roll Medley : a. Long Tall Sally / b. Bony Moronie / c. Whole Lotta Shakin' Goin' On / d. Jenny Jenny / e. Mean Woman Blues
C6 Diamond Head
C7 Ventures Hit Medley : a. Walk On The Run / b. Perfidia / c. Lullaby Of The Leaves
C8 Roll Over Beethgoven
Side D
D1 Hawaii 5-0
D2 House Of The Rising Sun
D3 Apache
D4 Pipeline
D5 Caravan


ventures


ventures


The Ventures ‎Live In Japan '77 〜 Bulldog・Wipe Out (Analog)




I GOT A WOMAN / Live in Japan '77 / The Ventures [R.I.P Noel Floyd “Nokie” Edwards] 追悼 ノーキー・エドワーズ



ベンチャーズ・ライヴ・イン・ジャパン'77 ロックンロールメドレー

Lifestyle (1977) - Four Tops (1968)

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1,same/Lifestyle (MCA) 1LP 1,050円
フィラデルフィア出身の5人組Lifestyleが77年にリリースした唯一のアルバム、中身は云わずと知れた問答無用のフィリー・ソウル。

どーした、今頃買って、とか云われそうですが、無性に聴きたくなってゴソゴソやったのですが一向に出てこない....、そうこうしているうちに適価で遭遇、ついまた買っちゃいました。思えば、元々は新譜で入荷時に芽瑠璃堂で買ったものだったなぁ、と。

オープニングから3曲続くフィリーダンサーに4曲目が夢見る甘茶バラード、久し振りに聴きましたがこのA面の流れはいいやなぁ。勿論B面のアップ、ミディアム、スローも。


Side A
A1 Just Want To Be With You
A2 This Feeling
A3 Trying To Make It Up To You
A4 I'm Gonna Love You Girl
Side B
B1 Katrina
B2 Love Can Make You Cry
B3 Tell Me (Cause I Want To Know)
B4 This Dream


Lifesytle - Just Want To Be With You




Lifestyle This Feeling 1977



Katrina / Lifestyle (1977)




LIFESTYLE - Trying To Make It Up To You (1977) Soul Philly *Billy Jackson, Richie Rome




I'm Gonna Love You Girl - Lifestyle










2,Yesterday's Dreams/Four Tops (Motown) 1LP 650円
フォー・トップス1968年のアルバム。グレン・キャンベルが歌ったジム・ウッブ作の"恋はフェニックス"、ボビー・ヘブの"サニー"、モンキーズの"デイドリーム・ビリーバー"、スティヴィー・ワンダーの"陽の当たる場所"等のポップヒットを取り上げて「1968年のモータウン」らしい出来栄え。タイトル曲もいいですがアシュフォード/シンプソン作の2曲目もグッド。"The Sound of Young America"のスローガンは伊達じゃない、です。

Side A
A1 Yesterday's Dreams
A2 Can't Seem To Get You Out Of My Mind
A3 I'm In A Different World
A4 We've Got A Strong Love(On Our Side)
A5 By The Time I Get To Phoenix
A6 Remember When
Side B
B1 Sunny
B2 Never My Love
B3 Daydream Believer
B4 Once Upon A Time
B5 The Sweetheart Tree
B6 A Place In The Sun


fourtops



The Four Tops - Yesterday's Dreams




FOUR TOPS - CAN'T SEEM TO GET YOU OUT OF MY MIND (TAMLA MOTOWN)



Four Tops Sunny




Four Tops~ " By The Time I Get To Phoenix " 💜 ~ 1968


Jay & The Americans (1965)

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1,Come a Little Bit Closer/Jay & The Americans (UA) 1LP 550円
N.Y.はロングアイランド出身、ジェリー・リーバーとマイク・ストラーに見いだされたイタリア系アメリカ人のグループ。
ジェイ・ブラックの力強く伸びのある声と圧倒的な歌唱にアメリカンズの流麗なコーラス、65年に大ヒットさせることになるイタリア系アメリカ人らしくマントヴァーニをカバーした"カラ・ミア"が何といってもその象徴となる曲ですが、64年に全米4位まで上るヒットとなったタイトル曲(ボイス&ハート作)をフューチャーした1965年のこのアルバムでもそれは充分に堪能。リーバー&ストーラーがバリー・マン&シンシア・ウェイルと共作した"Only In America"、バカラック&デヴィッド作の"To Wait For Love"、まるでドリフターズな"Come Dance With Me"も良し。

Side A
A1 Come A Little Bit Closer
A2 She Doesn't Know It
A3 Strangers Tomorrow
A4 What's The Use
A5 Only In America
A6 Look In My Eyes Maria
Side B
B1 To Wait For Love
B2 Friday
B3 This Is It
B4 Come Dance With Me
B5 Tomorrow
B6 Goodbye Boys Goodbye (Ciao Ragazzi Ciao)

5年ほど前に彼らのファースト・アルバム「She's Cried」をこちらで取り上げております。


Jay & The Americans Come A Little Bit Closer



Jay & the Americans - Only in America - Feb. 2, 1965 Hulabaloo.flv



Jay And The Americans.....Come Dance With Me



To Wait For Love



Goodbye Boys Goodbye (Ciao Ragazzi Ciao)

The Jokers 1965 - 1966

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1,Go Latin/The Fabulous Jokers (CL Records) 1LP 550円
元々は本国ベルギーのArcade Recordsから1966年にリリースされたもので、入手盤は80年代に入ってやはりベルギーで出された再発盤のようです。
かつて同タイトルの92年版「Go Latin '92」なるCDをこちらで取り上げたことがありますが、その再演の元になったのが今回入手のLP。

ラテンと云ってもことさらラテンリズムを強調した演奏ではなく、飽くまでジョーカーズらしくソフィスケイトにラテンナンバーを演ってみましたという実に「らしい」演奏です。

Side A
A1 Brazil
A2 Besame Mucho
A3 El Choclo
A4 Magic Is The Moonlight
A5 Frenesi
A6 Adios Muchachos
Side B
B1 Hawaian War Chant
B2 Perfida
B3 La Cucaracha
B4 Tico Tico
B5 Maria Elena
B6 La Golondrina
B7 El Cumbanchero


The Jokers - Besame Mucho (1966)



The Jokers ( B) - El Choclo - Best sound quality .



The Jokers - La Golondrina (1966)







2,Go Discotheque/The Jokers (AFM) 1LP 550円
こちらも元は本国ベルギーのArcade Recordsから1965年にリリースされたもので、入手盤は80年頃に再発されたLPのようです(Discogsには1曲差し替えてとありますが)。
お馴染みのスタンダードナンバーからR&R、ジャジーなナンバーまでけっこう多彩なジョーカーズが聴けます。

Side A
A1 Harry Lime Theme (3rd Man)
A2 Caravan
A3 Memphis Tennessee
A4 Diamond Strings
A5 Greyhound Express
A6 Umoresco (Humoresque)
Side B
B1 Perdido
B2 My Bonnie Lies Over The Ocean
B3 Gemini Boogie
B4 Instant Coffee
B5 Addis Abeba
B6 Down By The Riverside


jokers


Caravan




The Fabulous Jokers - Diamond Strings




Greyhound Express




収録曲ではないのですが振り付けが実に微笑ましいので!
The Jokers guitar instrumental song Drina March (nostalgic tv show Belgium)

Rocking Eleki Guitar Sounds

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前回のザ・ジョーカーズに引き続いてヨーロッパのエレキ・インスト・バンドをまとめて。
思えば昨年後半頃からエレキ・インストものを結構取り上げています、偶然でしょうが何故か多く遭遇するのです。基本人気無いのでしょうね、多くは捨て値で出ていてホイホイ買い漁っております。


1,Rocking Guitar Sounds/The Spotnicks (Star-Club) 1LP 550円
1985年にスエーデンのStar-Club Recordsがリリースした編集盤。
タイトル通りロッキン・ギター曲を集めたベスト盤。が、面白いのは趣のまったく違う"カレリア"が何故か1曲ポツンと入っていること。本国でも"カレリア"は特別な1曲ってことなのでしょうか。

Side A
A1 Old Spinning Wheel
A2 Old Clock At Home
A3 Plattlaggen
A4 Low Man On A Totem Pole
A5 Subject In Orbit
A6 Galloping Guitars
A7 Wham
A8 Karelia
Side B
B1 Tinta Verde
B2 In The Mood
B3 Telstar
B4 Space party
B5 Valentina
B6 Ghost Riders In The Sky
B7 Hang On
B8 Steel Guitar Rag



The Spotnicks Old spinning wheel



The Spotnicks - Low Man On A Totem Pole



Tinta Verde THE SPOTNICKS




Wham



Space Party - The Spotnicks








2,The Best of the Jumping Jewels Vol.2 (Philips) 1LP 300円
このブログでも何回か登場しているオランダのインストバンド。シャドウズに大きな影響を受けた至極流麗な演奏が聴けます。本国では相当な人気を誇ったバンドのようですが、日本ではシングルヒットが出なかったからでしょう、ほぼ知られずに終わったバンドのようです。こんなアルバムも出ていたのですが。

Side A
A1 The Darktown Strutters' Ball
A2 Twilight Time
A3 The Green Leaves Of Summer
A4 Jumping Can-Can
A5 Quiereme Mucho
A6 Drumski
Side B
B1 Outlaw
B2 Guitar Tango
B3 España cañí
B4 Olé Guapa
B5 Stambul Bunga
B6 Blue Skies


jumpingjewels



The Jumping Jewels - Darktown Strutters' Ball (1962)




The Jumping Jewels - The Green Leaves of Summer (1962)




The Jumping Jewels - Guitar Tango (1961)



Jumping Jewels - Outlaw - HQ




The Jumping Jewels - Blue Skies (1963)

The Rapiers - The Giants

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1,Los Rapires/The Rapiers (Fury) 10-inch LP 300円
[The best British early 60's band]を標榜して90年代から活動している英国のバンド、レイピアーズ、入手盤は95年にリリースされた10インチLP。
とことんシャドウズをオマージュしているそうでインストもの、ボーカルもの、いずれもその再現度はかなりのもの。ジャケット写真はスペインツアーの際に撮られたものと。

A1 Theme From The Avengers
A2 Green Jeans
A3 Out Of This World
A4 Straight To The Point
A5 Haunting Guitar
Side B
B1 Lynch Mob
B2 Cuban Heel
B3 Return Of The Rapiers
B4 Jack's Good
B5 Breakfast At The Ace


rapires


Haunting Guitar



The rapiers - Return Of The Rapiers [HQ]




Out Of This World-The Rapiers



The Rapiers - Breakfast At The Ace (Fury Records UK 1991)








2,Beware of the Giants (DSR) 1LP 300円
こちらは80年代から活動をしているオランダのバンド。こちらもシャドウズタイプのバンドですが、サウンズがレパトリーにしていた"Golden Earings"演ったり王道路線。
リリースしているDSR Recordsはオランダのエレキインスト・バンドの専門レーベルのようで似たようなバンドが多数レコードを出しています、オランダでのエレキインスト人気を裏付けるよう。

Side A
A1 Arrow Boogie
A2 Teddy Bears Picnic
A3 Riding Guitars
A4 Black Swan
A5 Fireball
A6 Dream Of The West
A7 Little Giant
Side B
B1 Explosion Express
B2 Blue Skies
B3 Granada
B4 Long Long Ago
B5 Mamba
B6 Golden Earings
B7 Magic Guitars
B8 Donauwellen


Giants



The Giants ft. Rene v.d. Horst - Teddy Bears Picnic (1980)

50's Doo-Wop

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1,The Best of the Casanovas (Apollo) 1LP 550円
1980年前後だったか、このジャケットが桜井ユタカさんがやっておられた「Soul On」に載っていてこのムーディーさに一目ぼれ、探した、探した。ついに見つけたのが数年後高田馬場ビッグボックス裏にあったレコ屋さん。一緒に買ったのがRoadshow盤のThe Heartbreakers。いやぁー忘れないものですね(笑) つい先日、本当に久し振りに遭遇、思わず救済してしまいました。

で カサノヴァス。ノースキャロライナ出身、1954年にN.Y.のApollo Recordsからブルージーなバラード"That's All"でデビュー、58年までに6まいのシングルをリリース。徐々にロックンロール化していきます。ブルージーバラードでは重厚なコーラスとバックが素晴らしい"It's Been A Long Time"、ファルセットリードが素晴らしい"You Are My Queen"が昔からのお気に入り。

80年代半ば過ぎになってRelicが未発表曲を掘り起こして16曲入りのLPと20曲入りCDを出しています。
casanovas

Side A
A1 Hush-A-Meca
A2 It's Been A Long Time
A3 My Baby's Love
A4 Sleepy Head Mama
A5 That's All
A6 Are You For Real
Side B
B1 I Don't Want You To Go
B2 For You And You Alone
B3 Please Be My Love
B4 Please Be Mine
B5 You Are My Queen
B6 Good Lookin' Baby


casanovas


The Casanovas That's All APOLLO 471




CASANOVAS YOU ARE MY QUEEN




CASANOVAS I Don't Want You To Go 1955




CASANOVAS -IT'S BEEN A LONG TIME (bw) HUSH-A-MECA.wmv








2,The Vocaltones meet The Sparks of Rhythm (Apollo) 1LP 550円
1955年のデビュー時12歳だったというジミー・ジョーンズ君(後にソロになって"Handy Man" "Good Timin’"をヒットさせます)をリードにしたスパークス・オブ・リズムにN.Y.はハーレム出身のボーカルトーンズのスプリットLP。典型的なN.Y.Doo-Wopが聴けます。

Side A
A1 Darling /The Vocaltones
A2 Three Kinds Of People
A3 My Girl
A4 I'm Gonna Get That Girl
A5 My Version Of Love
A6 I'll Never Let You Go
Side B
B1 Don't Love You Anymore /The Sparks Of Rhythm
B2 Woman, Woman, Woman
B3 Stars Are In The Sky
B4 Hurry Home
B5 Everybody Rock And Go
B6 Handy Man


vocaltones


Vocaltones - Darling (You Know I Love You) - GREAT Doo Wop Rocker



The Vocaltones - My Girl - 1956 Apollo 488.wmv




SPARKS OF RHYTHM - STARS ARE IN THE SKY / HURRY HOME - APOLLO 481 - 1955

Scott Walker Sings Songs From His T.V. Series (1969)

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1, Scott Walker Sings Songs From His T.V. Series (Philips) 1LP 108円
スコット・ウォーカー4枚目のソロアルバム。当時放映されていたイギリスBBCテレビ「スコット・ウォーカー・ショー」の中で歌われたナンバーを収録したもの。
スタンダード集と云ってよいものでそれまでの3枚のアルバムとは明らかに異なるコンセプトで制作されたもので当時賛否両論を呼んだのだそう(星加ルミ子さんのライナー参照)。要はスタンダードナンバーなんぞを歌ってコーマーシャルになった.....アンタはシナトラじゃないだろう....と。
スコット自身も気に入っていないのでしょうか、今もって未CD化だそうです。

Side A
A1. Will You Still Be Mine?
A2. I Have Dreamed
A3. When The World Was Young
A4. Who (Will Take My Place)
A5. If She Walked Into My Life
A6. The Impossible Dream
Side B
B1. The Song Is You
B2. The Look Of Love
B3. Country Girl
B4. Someone To Light Up My Life
B5. Only The Young
B6. Lost In The Stars



Scott Walker - Will You Still Be Mine?




Scott Walker - The Impossible Dream




Scott Walker - Who (Will Take My Place)



Scott Walker - When The World Was Young

Percy Faith 1962 - 1968

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1,The Music of Brazil!/Percy Faith (Columbia) 1LP 550円
1962年リリースのブラジル音楽集。
ブラジル音楽イコール、サンバにボサノバという安易で短絡な認識を打ち破る多彩でダイナミックな演奏にやられます。

Side A
A1 Brazil (Aquarela Do Brasil)
A2 Delicado
A3 Tu Sabes
A4 Ba-Tu-Ca-Da
A5 Amorada (Brasileirinho)
A6 The Bandit (Theme From "O Cangaceiro")
Side B
B1 Baia
B2 Tico-Tico
B3 Little Dreamer (Tutu Maramba)
B4 Maxixe (Dengoza)
B5 Atrevido (Bem Te Vi Atrevido)
B6 The Minute Samba


Percy Faith & His Orchestra - Brazil



Delicado / Percy Faith and his orchestra



Tico-Tico




Percy Faith - Amorada (Brasileirinho)








2,Today's Themes for Young Lovers/Percy Faith (Columbia) 1LP 550円
4枚あるThemes for Young Lovers シリーズの4枚目。1枚目「Themes for Young Lovers」(1963)3枚目「Plays Latin Themes for Young Lovers」(1965)は入手済、残るは2枚目「More Themes for Young Lovers」(1964)。気長に探します。

で 本盤、女性コーラスに導かれての馴染みのメロディ、優雅に贅沢に。


Side A
A1 The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)
A2 Yellow Days
A3 There's A Kind Of Hush (All Over The World)
A4 I Can Hear The Music
A5 Release Me
A6 Mary In The Morning
Side B
B1 Can't Take My Eyes Off You
B2 Windy
B3 A World Of Whispers
B4 Happy Together
B5 Somethin' Stupid


Percy Faith


Percy Faith / The 59th Street Bridge Song 1967




Percy Faith - There's a Kind of Hush (All Over the World) with S.G. {The Carpenters}




Percy Faith - Happy Together -




Percy faith / Windy 1967









3,Great Folk Themes/Percy Faith (Columbia) 1LP 108円
機を見て敏なパーシー・フェイス、64年にはこんなフォークソング集を出しています。
ウッディー・ガスリー、ピート・シーガーからボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、ブラザース・フォー、キングストン・トリオ...etc. パーシー・フェイスが演るとこうも繊細に且つ優雅になるかのか! という面目躍如の一作。

Side A
A1 Darlin' Corey
A2 Five Hundred Miles
A3 The Lemon Tree
A4 This Land Is Your Land
A5 Kisses Sweeter Than Wine
A6 Greenback Dollar
Side B
B1 This Train
B2 Greenfields
B3 Sloop John B.
B4 The Hammer Song
B5 Michael Row The Boat
B6 Blowin' In The Wind


Percy Faith


Five Hundred Miles




Percy Faith - Greenback Dollar




Blowin' in the Wind

Jr.Walker - Minit Records '60-'63

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1,"Live!"/Jr.Walker & the All Stars (Soul) 1LP 780円
ジュニア・ウォーカーとオールスターズ、1967年リリースMotown/Soulレーベルでの4枚目に当たる初めてのライヴ・アルバム。
ハイノートを散りばめて歌うように吹くテナーサックスといなたいボーカルが最高で。
70年にリリースされた2枚目のライヴ・アルバムも最高でしたね。 

Side A
A1 Introduction
A2 Shake And Fingerpop
A3 Hot Cha
A4 (I'm A) Road Runner
A5 Ame' Cherie
A6 Tune Up
Side B
B1 How Sweet It Is To Be Loved By You
B2 Moonlight In Vermont
B3 Cleo's Back
B4 Shotgun
B5 Heart Break



Soul - JR. Walker & The All Stars "LIVE!" - Tamla Motown





Junior Walker Ram Jam Club 1967









2,It's Rainin:Minit '60-'63 Singles Collection Vol.2/V.A. (Minit/U.A.) 1LP 300円
1980年に日本のキング・レコードがリリースしたImperialやMinitを原盤とする主にニューオリンズのR&B/Soulミュージックをまとめた「R&B歴史的名盤コレクション」シリーズの一枚。
今も中古屋さんでよく見かけるこのシリーズもの、それなりに売れたのでしょうね、私もほぼ全種買った記憶が。で 今回入手のMinitのシングルを集めたコンピレーション、これは持ってなかったので買っておきました。N.O.独特のユッタリとしたR&B/アーリー・ソウルが満喫出来ます。ジャケットは云うまでもなくフラミンゴ・スタジオの制作です。

アーニー・ケイドゥーの"Get Out Of My House"は大ヒット"Mother-In-Law"タイプの曲、ということである年代以上のポップスファンなら必ずや思い起こすのは"楽しい夜更かし"、ですよね!

Side A
A1 Get Out Of My House/Ernie K-Doe
A2 Be Sweet
A3 Popeye Joe
A4 Com'n Home/The Showmen
A5 Fate Planned It This Way
A6 The Wrong Girl
A7 We Had Love/Eskew Reeder
Side B
B1 I'm Waitin' At The Station/Aaron Neville
B2 Wrong Number
B3 I'm In Love/Benny Spellman
B4 You Got To Get It
B5 Help Youself/Diamond Joe
B6 Two Winters Long/Irma Thomas
B7 It's Rainin'

Minit



Ernie K Doe - Get out of my house.




Aaron Neville - Waitin' at the Station




We Had A Love - Eskew Reeder




IRMA THOMAS - "It's Raining"

昭和歌謡でも

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最近はあまり載せていませんでしたが、実は安物をポツポツと買っている昭和歌謡。何枚か載せておきます。

1,星娘:西郷輝彦ヒットパレード第3集 (日本クラウン) 1LP 108円
64年2月に"君だけを"でデビューした西郷さん、本盤は65年12月のクレジットがあるアルバム。タイトル通り3枚目のアルバムということでしょうか。タイトルとなった大ヒット"星娘"は65年7月発売で、デビューから1年半でこれが16枚目のシングル(wikiより)。恐ろしいほどのハイペースなリリース、凄いですね、当時のファンはこのハイペース・リリースに着いていけたのだろうか? と、あらぬ心配をしてしまったりして。

Side A
A1 星娘
A2 泣きたいときは泣き給え
A3 銀の雨降る煉瓦道
A4 白いヨットの想い出
A5 熱い淚が消えるまで
A6 星と俺とできめたんだ
Side B
B1 恋人ならば
B2 夕月の径
B3 港の灯り
B4 わかっておくれ
B5 青春の城
B6 ママとおふくろさん

このアルバムからは"星娘"のほか"泣きたいときは泣き給え"、"星と俺とできめたんだ"、"ママとおふくろさん"の3曲がA面でシングルとなっています。


西郷輝彦/星娘



星と俺とできめたんだ/西郷輝彦









2,僕だけの君 b/w 思い出を君に返そう/西郷輝彦 (クラウン) 45's 108円
66年4月発売通算25枚目のシングル。次ぎにリリースされるシングルは珍しく間が空いて3か月後の7月、曲はあのハマクラさん作の大ヒット"星のフラメンコ"。このwikiのデータが正しければ、正に満を持しての一発でだったのですね。

西郷

西郷



僕だけの君  西郷輝彦・本間千代子 Saigou Teruhiko・Honma Chiyoko








3,タートル・ネックのいかす奴 b/w あなたの横顔/三田明 (日本ビクター) 45's 108円
タートルネック、流行りましたね、ほのかに覚えています。69年1月発売。


三田明







4,センチメンタル・ボーイ b/w 愛につつまれて/舟木一夫 (日本コロンビア) 45's 108円
A面は1967年公開、出演:舟木一夫、内藤洋子の東京映画「君に幸福を」主題歌だそう。
67年11月発売。GSブームもたけなわ、この手のの歌謡曲は苦戦を強いられてた頃かな。


舟木一夫


舟木


センチメンタル・ボーイ 舟木一夫








5,夜霧の高速道路 b/w あの娘に逢いたいな/久保浩(日本ビクター) 45's 108円
高速道路と書いてハイウェイと読ませるようです。♪さすらいの心 京浜国道...なんて歌われています、京浜国道、今の第1京浜のようですが、これ一般道で高速では無かったりします。インターチェンジとかバイパスとか高速道路がまだもの珍しかった時代なのでしょうね。67年2月発売。

久保浩

久保 浩 夜霧の高速道路







6,裸足のブルース b/w 気まぐれ列車/中村晃子 (キング) 45's 108円
中村晃子というと"虹色の湖"、かっこよかったですね。71年リリースのこの曲は初めて聴きましたがなかなか彼女らしくてこれまたかっこいいです。

中村晃子


裸足のブルース 中村晃子(’71)

昭和歌謡でも パート2

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引き続いても昭和歌謡を

1,ザ・ガードマン b/w 夜の口笛/藤巻潤 (テイチク) 45's 108円
A面は大映映画「東京忍者部隊」主題歌、TBSテレビ映画「ザ・ガードマン」劇中歌、と、あります。1966年2月発売。
ザ・ガードマン、内容は全く覚えておりませんが、そのタイトルはしっかり記憶の中に。相当にヒットしたテレビドラマだったのでしょう。で 本盤曲はあくまで劇中歌でyoutubeを見たらテーマソングというのは別にあってそれもシングルで出ていたようです。


ザ・ガードマン A面 東京忍者部隊主題歌 唄 藤巻潤



で こちらがテーマソング。
藤巻潤 A面 ザ・ガードマンの歌







2,モデル・ガール b/w 16個の角砂糖/坂本九、ダニー飯田とパラダイス・キング (東芝) 45's 324円
1961年のシングル。こんな曲まで日本語カバーがあったんだ! と驚いたのはそう昔のことではありません、それを知ってから欲しかったもの。オリジナルはジョニー・マエストロ。そう"シックスティーン・キャンドル"のザ・クレスツ、後にはブルックリン・ブリッジを結成するあの人、White Doo-Wop~Teen Pop垂涎の人ですね。さすが、東芝に九ちゃんにパラキン、見事な出来のカバーです。
B面はブライアン・ハイランドのカバー、佐野修・パラキンが歌っています。


モデル・ガール


坂本九・パラキン モデル・ガール 1961 / Model Girl



で こっちがオリジナル
Johnny Maestro - The Model Girl



佐野修・パラキン 16個の角砂糖 1961 / Sixteen Cubes Of Suger



で こっちがオリジナル
Brian Hyland Sixteen Cubes Of Sugar







3,鹿児島おはら節 b/w ズンドコ節/小林旭 (コロンビア) 45's 108円
60年6月発売、日活映画「海を渡る波止場の風」の主題歌だそう。B面はあの人のカバーで誰もが知っている曲ですね。


サンウル



アキラのズンドコ節【小林旭】








4,山のロザリア b/w ジンタが呼んでいる/井上ひろし (コロンビア) 45's 108円
61年9月発売。この人の名は聞いたことがるようなないような。原曲はロシア民謡だそう。


ロザリア



山のロザリア  井上ひろし









5,涙をこらえて b/w あなただけに/岡田可愛 (キング) 45's 108円
「青春とはなんだ」から続く青春シリーズでお馴染みだったあのお人。意外にも歌がお上手。
これは68年発売。


岡田可愛



岡田可愛、カワイ~ィ!




Paul & Paula : Hey Paula + Other Big Hits

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1,Hey Paula + Other Big Hits/Paul & Paula (Teenager Records) 1LP 550円
性懲りもなくまたまた買ってしまったポールとポーラのベストヒット・アルバム。
今回入手盤はTeenager Recordsなる80年代に活動をしていたと思しきヨーロッパのコレクターレーベルからリリースされたLP。この時期まだCDも黎明期にてこの手のオールディーズ・ポップス/ティーン・ポップスはまだまだ入手が難しい時期で相応の需要があったのですね。本盤は1989年のクレジットがあるLPですが、この時期くらいからLPではなくCDでリリースするコレクターレーベルものが出始めたと記憶します。ポールとポーラものではこちらで取り上げた30曲入りCDとか。こちらの記事ではP&Pのバイオもちらっと、ご参照いただければ。

ということで、18曲入りLPの本盤。Philipsからのアルバム「We Go Together」から9曲、「Songs for Young Lovers」から7曲、それにシングルオンリー曲"First Quarrel~けんかでデート"そのB面"School Is Thru~バイバイ・ハイスクール"それに"First day back at School~素敵な新学期"の3曲をくわえたという内容。
まぁ、こんなLPもあったということで。

Side A
A1 Hey Paula
A2 Hey Baby
A3 Come Softly To Me
A4 Young Lovers
A5 My Happiness
A6 Sweet Baby
A7 Ba-Hey-Be
A8 You Send Me
Side B
B1 First Quarrel
B2 School Is Thru
B3 We Go Together
B4 Flipped Over You
B5 Something Old, Something New
B6 First Day Back At School
B7 Pledging My Love
B8 Oh What A Love
B9 The Beginning Of Love
B10 So Fine


けんかでデートFirst Quarrel/ポールとポーラPaul & Paula




ポールとポーラ すてきな新学期 / First Day Back at School




Paul & Paula Hey Paula




That Jug Band Sound!

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1,More of That Jug Band Sound 1927-1939 (Origin) 1LP 650円
オリジン・ジャズ・ライブラリーの19番、第1集の4番に次ぐ戦前ジャグ・バンドのコンピレーション。元々は1969年にリリースされたもののようですが、入手盤はデザインは同じですが黄色いスリックを張り付けたジャケットで80年代に出たものかな、セカンドプレス盤です。

ジャグと呼ばれるウィスキーなどを貯蔵するための大きめの瓶の口をブンブカ、ブンブカ吹いて鳴らす奏者を擁するのがジャグバンド。大道芸やダンス音楽としての側面が強く、シリアスで聴き手の心もえぐるようなデルタブルースなどとはチト違う賑やかな楽し気な音楽。編成もジャグにギターのほかバンジョー、ハーモニカ、カズー、フィドル、ウォッシュボード等々多彩な楽器が入っていて、ブルースのみならず更には白人/黒人音楽を問わず当時の大衆音楽の様々な要素を取り込んだジャグバンドの音楽は実に興味深いものですね。

そんな戦前ジャグバンドの多彩な面をしっかり押さえたこのオリジンの2枚のコンピは今もまったく有効、と思います。

Side A
1.Memphis Jug Band/Sometimes I Think I Love You
2.Noah Lewis's Carolina Peanut Boys/Selling The Jelly
3.Vol Stevens/Baby Got The Rickets, Mama's Got The Mobile Blues
4.Jed Davenport and His Beale Street Jug Band/Beale St. Breakdown
5.Jed Davenport and His Beale Street Jug Band/Save Me Some
6.Tommy Bradley/Adam And Eve
7.Tommy Bradley/Four Days Blues
8.Cincinnati Jug Band/George St. Stomp
Side B
1.Jack Kelly/Betty Sue
2.Jack Kelly/Man Fooler Blues
3.Memphis Jug Band/Gator Wobble
4.Memphis Jug Band/On The Road Again
5.Earl McDonald's Original Louisville Jug Band/Louisville Special
6.Daddy Stovepipe and Mississippi Sarah/Greenville Strut
7.Birmingham Jug Band/Giving It Away
8.Cannon's Jug Stompers/Wolf River Blues



Memphis Jug Band-On The Road Again




November 1930 Memphis CANNON'S JUG STOMPERS "WOLF RIVER BLUES"




Beale Street Breakdown




Betty Sue Blues (Jack Kelly & His South Memphis Jug Band) (1932 - 1939)




Cincinnati Jug Band GEORGE ST. STOMP




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