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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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加山雄三

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1,Black Sand Beach '94/加山雄三 (Fun House) 3" CD-s
日本が誇るエレキインスト曲の最高傑作"ブラック・サンド・ビーチ"の94年の再録ヴァージョンと65年のオリジナル・ヴァージョンをカップリングした94年に出た3インチのシングルCD。レンタル落ちのもらい物です。

このシングルと時を同じくして94年ヴァージョン以外は60年代録音のインスト曲ばかりを集めた編集CD「ブラック・サンド・ビーチ」が出ていましたね。このニュー・ヴァージョンはサッポロビールのCFソング、これありきで組まれたアルバムだったような気もしますが、このあたりを機に加山雄三ミュージックの再評価がまたまた始まったのかもと今にして思ったりしています。
この数年後にはロンドンのアビーロード・スタジオでリマスタリングしたという24曲入りのベリーベスト盤なんてのが出たり、映画挿入曲ばかり集めたものやオリジナル・アルバムの復刻等々続々CD復刻されていった印象があります。Dreamusicへの移籍が契機だったのでしょうが。






2,60 Candles:A Tribute to Yuzo Kayama/V.A. (Fun House) 2CD 100円
97年、加山さんの還暦を記念して出されたトリビュート盤。
それぞれがそれぞれの解釈で歌い演奏する加山さんの楽曲、変にオリジナル・ヴァージョンに寄せなかったのは大正解。いろいろありますが、ざっと聴いて面白かったのは木根尚人がスペクターサウンドで歌った"二人だけの海"。これが100円だなんて好いお買いものでした。

Disc-1
1. 君といつまでも(カールスモーキー石井)
2. 夜空の星(THE ALFEE)
3. ブラック・サンド・ビーチ(多羅尾伴内楽団)
4. 蒼い星くず(チューリップ)
5. お嫁においで(槙原敬之)
6. 白い浜(オン・ディス・ビーチ)(高橋幸宏)
7. 霧雨の舗道(甲斐よしひろ)
8. 夜空を仰いで(ASKA)
9. 旅人よ(さだまさし)
10. まだ見ぬ恋人(平松愛理)
Disc-2
1. 君のために(TUBE)
2. 二人だけの海(木根尚人)
3. 白い砂の少女(バブルガム・ブラザーズ)
4. 幻のアマリリア(南こうせつ)
5. ある日渚に(玉置浩二)
6. ロンリー・ナイト・カミング(杏里)
7. 海,山,恋だ若大将!!:美しいヴィーナス~小さな恋人~君の瞳の蒼空~ブライト・ホーン(竹中直人 with 東京スカパラダイス・オーケストラ)
8. 湘南ひき潮(森山良子)
9. 海 その愛(徳永英明)
10. 時を超えて(TOSHI)

60 Candles

60 Candles







3,夕陽は赤く b/w 蒼い星くず/加山雄三 (東芝) 45's 100円
A面はランチャーズ、B面は寺内タケシのブルージーンズ、がバックを付けた超強力カップリングのシングル!
映画「アルプスの若大将」の挿入歌でしたね。


夕陽は赤く





The Tigers on Stage 1967

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1,ザ・タイガース・オン・ステージ (Polydor) 1LP 100円
オマケのカラー・ポートレイトも付いた状態の良い盤が打ち捨てられていたのですかさず救済。
1967年11月に発売されたタイガースの初アルバムで、67年8月22日大手町のサンケイホールでの初リサイタル「ザ・タイガース ア・ゴー・ゴー」を実況録音したもの。90年代の初め頃だったかCDを買って聴いて以来に久し振りに聴きましたが、昨年の大復活祭のことも否応なくも思いだす熱気あふれる素晴らしいライヴ盤です。今更ながら初期タイガースはとことんストーンズがお手本だったのですね。

Side A
1.ダンス天国〜ラ・ラ・ラ
2.タイガースのテーマ(モンキーズのテーマ)
3.ルビー・チューズデイ
4.レディ・ジェーン
5.タイム・イズ・オン・マイ・サイド
6.アズ・ティアーズ・ゴー・バイ
7.スキニー・ミニー

Side Two
1.僕のマリー
2.シーサイド・バウンド
3.モナリザの微笑
4.ローリング・ストーンズ・メドレー
 エヴリバディ・ニーズ・サムバディ
 ペイン・イン・マイ・ハート
 アイム・オール・ライト
5.アイ・アンダスタンド

1967年2月"僕のマリー" 5月"シーサイド・バウンド" 8月"モナリザの微笑"と3枚のシングルを出し満を持して行った初リサイタル、これを実況録音しデビュー・アルバムに持ってきた、と、こういうことですが、当時のセオリーからすればその3枚のシングル両面に洋楽カバーを加えたスタジオ録音をまとめたものをデビュー盤にし、次にライヴ盤、と、こういう流れが普通かと思ってしまうわけですが、デビュー・アルバムがライヴ盤とは何か事情でもあったのかな、と、今更ながら。因みにセカンド・アルバムは翌68年4月リリースの「世界は僕らを待っている」で映画のサントラと云うことにはなっていますがそれまでリリースされたシングル曲10曲が収められています。

さすが、デビュー盤ということでしょうか、見開き仕様のジャケットに全曲の歌詞と曲紹介、"僕のマリー" "シーサイド・バウンド" "モナリザの微笑"の楽譜、メンバーの手形にサイン、リサイタル当日のステージ写真と盛りだくさんに掲載された8ページのカラー・ブックレットが貼付され、おまけにLPサイズのポートレートまで付いているという豪華仕様です。



ポートレイト


タイガース


タイガース


タイガース



ザ・タイガース オン・ステージ1967(SideA)



ザ・タイガース オン・ステージ1967(SideB)

Miles Davis Story

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1,Miles Davis Story Vol.2 (Prestige) 1LP 100円
DUのお得意セール、900円以下のレコード100円セールでのお買い物。
PrestigeレーベルがTop Rankレーベル経由で日本ビクターからリリースされていた頃の編集盤で、Prestige時代の51年から56年の録音音源をVol.1〜Vol.3と3枚のLPに時系列に収め「マイルス・デイヴィス・ストーリー」のタイトルでリリースされたもの。1960年発売。

今回入手盤はそのVol.2。54年12月のセロニアス・モンク、ミルト・ジャクソンとのバグス・グルーヴ・セッションから55年11月のオリジナル・クインテットでの初録音までの5曲を収めたもの。
Side A
1,バグス・グルーヴ
2,ザ・マン・アイ・ラヴ
Side B
1,チュニジアの夜
2,ジャスト・スクイーズ・ミー
3,マイナー・マーチ

Vol.1は以前から入手していたのですが、こちらは51年1月のソニー・ロリンズとのPrestigeでの初録音から有名なWalkin'セッションを経て54年6月のロリンズとの再会セッションまでの7曲が収められています。ということで、Vol.3はコルトレーンを入れたオリジナル・クインテットの56年のセッションを収めたものだと思います。
このシリーズのジャケット・デザインは「The Musing of Miles」(PR 7007)の再発盤「The Beginning」(PR 7221)の流用でタイトル部分だけを変えて使っています。

とまぁ、今更だからどーした盤なのですが、ついつい手が出るペラジャケ日本盤、です。


「The Beginning」と共に。
Miles Story


Miles Davis - Just squeeze me (but don't tease me)


miles davis and milt jackson minor march

俺と悪魔のブルーズ

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はい、今回は趣向を変えて漫画本です。ロバート・ジョンソンをモチーフにしたものにて見逃せず、取り上げてみました。


1,俺と悪魔のブルーズ Vol.1 - Vol.4/平本アキラ 1,200円
講談社の発行の「月刊アフタヌーン」にて、2004年2月号から2008年4月号まで連載されたもので、入手したのははその単行本4冊。

この本、ご存知の方は何を今更とお思いでしょうが、当方、ここ数十年漫画とはとんとご無沙汰/無縁でして、この4冊セットが渋谷DUの書籍コーナーに並んでいるのを見て初めてその存在を知った次第です。

まぁ、例のColumbiaが全音源を発掘しまとめたボックスセットが出て以来、あまりの知名度急上昇/過大評価にロバート・ジョンソンの音楽と云うよりその逸話ばかりが独り歩きをしてしまって、それを題材にした小説や映画が一時期大流行りだった時期がありました。この漫画もそんな時期に書かれたものと思われことさら新鮮味には欠けるのですが、やはりロバート・ジョンソンのということであれば見逃すことはできませんね(今更で気恥ずかしいばかりなり、ですが)。

まだざっとしか読んでいませんが、主人公R.Jがクロスロードで悪魔と取引をして真のブルースを手に入れブルースマンとしてその名を上げていく、そんな中ギャングのクライド・バロー(俺たちに明日はない、だ!)と知りあい様々な事件に巻き込まれていくといった映画クロスロードと俺たちに明日はないを合体させたようなストリー。ただ、連載が中断し物語は単行本のこの4巻目で未完のまま、だそう。

と、まぁ、そんなブルースファンは一応気になる漫画、ブックオフを覗いてみたら何と108円で書棚に発見、友人にプレゼントすべく、これも購入。もし、この本に興味を持たれたらブックオフのコミックス棚の講談社アフタヌーンの項をチェックしてみてください、運が良ければ108円でいけます。

定価は悪魔の数字に因んで税抜き666円! これが安いのか高いのかは判りませんが、なんともやってくれますね。
平本アキラ


"Me and my devil's blues" by Robert Johnson


Robert Johnson- Crossroad

Bells 再び

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1,Bells/Albert Ayler (ESP) 1LP 800円
アルバート・アイラー、ESPでは「Spiritual Unity」に次ぐ2枚目となる1965年5月1日NYCはタウンホールでのライヴ盤。知られるようにワンサイド・ディスクで片面しか音溝が刻まれていません。収録されているのはBellsと題された1曲のみ。とは云え、冒頭には短いながらテーマと思しき合奏があって管楽器のソロの応酬、続くベース・ソロに導かれるようにあの印象的なBellsのスピリチュアルなメロディを持ったテーマが出て来て以降終盤までこれが続くという演奏。要はライヴ演奏の一断面を切り取って収録したもの。

と、今年の2月にも本盤を取り上げていて同じようなことを書いています。その時の入手盤はジャケット、盤ともにオレンジ仕様。今回入手盤はジャケットは黒/白、盤はイエロー・ヴィニール、というもの。
本命のシルクスクリーン・ジャケ、盤にBellsのロゴ入り、という盤の入手は夢のまた夢でしょうが、まぁ、一枚一枚、異なる仕様盤を集めていこうかなと。
詳細こちらで。

Albert Ayler: tenor sax
Donald Ayler: trumpet
Charles Tyler: alto sax
Lewis Worrell: bass
Sunny Murray: drums
Live at New York’s Town Hall on May 1st, 1965.

Bells


Bells- Albert Ayler- Town Hall






ベンチャーズ

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またまた仕入れた100円ベンチャーズを。

1,ブルドッグ b/w ドライビング・ギター/ベンチャーズ (Liberty) 45's 100円
元々は"キャラバン"のB面で出た"ブルドッグ"にシングルカットは無かったものの人気の高かった"ドライビング・ギター"というカップリング。66年3月に4枚まとめて発売されたゴールデン・カップリング・シリーズの1枚。いづれも日本公演での人気曲でした。






2,急がば廻れ b/w イエロー・バード/ベンチャーズ (Liberty) 45's 100円
東芝からのシングル盤の5枚目。64年3月発売。
ジャケットに使われた写真は「ザ・ベスト・ベンチャーズ」にも使われたものですが、日本で最も売れたと思しきシングル"ダイアモンド・ヘッド b/w 朝日のあたる家"にも色違いで使われていましたね。

Ventures






3,急がば廻れ/ベンチャーズ (Liberty)7" EP 100円
少し前にこのベンチャーズのコンパクト盤「ベサメ・ムーチョ・ツイスト」を取り上げてこれは8枚目のコンパクト7盤と紹介しましたが、この「急がば廻れ」がそのコンパクト7の1枚目にあたります。64年8月発売。
ただこれ問題あって、ここに入っているのは再録音された所謂"急がば廻れ'64"なのです。何の表記も無くリリース当時問題にならなかったのかな。

Side A
1,急がば廻れ
2,木の葉の子守歌
Side B
1,黄色い小鳥
2,悲しき街角


Ventures


Ventures

John Sebastian

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1,Four Album+DVD/John Sebastian (Edsel) 2CD+1DVD 1,747円
ジョン・セバスチャンがRepriseに残した4枚のソロアルバム「John B. Sebastian」「The Four Of Us」「Tarzana Kid」「Welcome Back」を2枚のCDに収め、更に1970年のライヴDVDをセットしたもの。

以前から気になっていたものだったのですが、少し前に「Welcome Back」のLPを取り上げた際にお客様から頂いた本盤に触れたコメントを読んでやっぱり欲しくなって思わずAmazonでポチッとしてしまったもの。今、Amazonを見たら何と2,414円と私がオーダーしてから半月で700円近くも値上がりしていて実にラッキーな時期に買ったものよのぉ、と喜んでおります(笑)

で 一番期待の1970年のライヴを収めたDVDですが、BBCで放送されたものとのことで1年前のあのウッドストックでのステージと同じソロ・パフォーマンス、画質も最高、ファンは必見! でしょう。いや、良い買いものでした。

John Sebastian- Daydream- BBC In Concert (1970)







2,Real Live/John Sebastian (Reprise) 1LP 100円
で これはつい先日100円で遭遇したLP、上記CDを聴いていた矢先だったのですかさず救済。
3年前にMGMで出たLive盤を取り上げた際にも触れた本盤、昔から大好きな一枚、です。


john sebastian







The Surf Raiders

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昨日放送された山下達郎サンデー・ソングブックはこの季節の恒例「サーフィン、ホットロッド、エレキ・インスト、サマー・サウンド特集」でしたね。ベンチャーズの"Walk Don't Run"のオリジナル・デモ・ヴァージョンには驚きましたが、一番だったのはロニー&デイトナス"I'll Think of Summer"、もう最高! 久し振りにアルバム「Sandy」を引っ張り出して聴いてしました。
番組プレイ・リストはこちらで。

と いうことで、こちらも最近買ったSurfin' SoundsのLPを。

1,On the Beach/The Surf Raiders (Surf Wax) 1LP 600円
リードギターBob Dalleyが率いるカルフォルニアのリバイバル・サーフ・バンド、サーフ・レイダーズ。84年の3枚目になるアルバム。このブログでは82年のファースト・アルバム「Raiders of the Lost Surf Surf」をこちらで取り上げております。因みにセカンド・アルバム「Surf Bound」の詳細はこちらで。
1枚目と2枚目は80年代当時に入手しておりましたが、この3枚目は初遭遇。いづれもBob(Robert) Dalleyの持つSurf Waxレーベルから出ているものですが、90年代に入ってこの3枚とシングル曲から26曲をピックアップして「Surfin' Fever」のタイトルでCD化もされていました。

Side A
1,Baha-Ree-Bah
2,Penetration
3,Suicide Point
4,Ali Baba
5,Curl Rider'84
6,Mr. Moto
Side B
1,Bangalore
2,Mizerlou
3,Sunset At Makaha
4,Church Key
5,Long Boards At San Onofre
6,Kuk (Vocal)

Lead Vocals – Robert Dalley
Bass – Loyd Davis
Drums – Dave Rodriguez
Organ – Linda Dalley
Rhythm Guitar – Tom Moncrieff

どうしてもジョン・ブレアーのJon & The Nightridersと比べてしまいますが、ギターのアタックがジョン・ブレアーと比べるとややソフトで曲によってはサックスをいれてライヴリー・ワンズを想起したりもします。ベルエアーズ〜P.J.&ギャラクシーズ〜エディ&ショウメン〜チャレンジャーズ等の流れを汲むカルフォルニア・サーフ・インストの正統的な継承バンド。楽しめます。

Surf Raiders


the surf raiders - the curl rider 7''


Kuk The Surf Raiders



The Surf Raiders live on New Wave Theater.mpg




東芝シングル盤 Part-1

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このところアチコチのDUで妙に100円シングルの山に遭遇する機会が多くあれもこれもと見境なく抱え込んだ結果、結構な枚数を買い込んでおりました。そんな中、収穫ブツをツラツラ眺めていると東芝音工のブツが多いのに気づく、まぁ、確かに60年代半ばから70年代半ばの東芝は最強のラインナップを誇っていたのかな? と。

ということで、東芝音楽工業がリリースしたシングル盤を何回かに分けてアトランダムに色々と。


1,ワン・ウーマン b/w ジョン・リー・フッカーに捧ぐ/ジョニー・リバース (Liberty) 45's
先ずはジョニー・リバースの69年の渋いシングルから。本国ではImperialでの18枚目にして最後のシングル、この後UAに移籍。壮大なオーケストラをバックにしたらしい佳曲。オリジナル・アルバムには未収録のシングル・オンリーのリリース。しかし、こんな地味な曲をよく東芝さんも出しましたね。


Johnny Rivers - One Woman







2,青空の使者 b/w ドント・ルック・ナウ/CCR (Fantasy) 45's
A面の原題は"It Came Out of the Sky"です。両面ともに69年のアルバム「Willy and the Poor Boys」からのシングル・カット。にもかかわらず、あれっ、こんなシングルあったけな? というのが正直なところ。調べてみたら73年1月発売ですって。落穂拾いシングルですな。

CCR


この動画を見るとタイトルの「It」は雨を見たかいとかフールストップ・ザ・レインでいうところの「雨」と一緒とも解釈できるようですね。
Creedence Clearwater Revival - It Came Out Of The Sky







3,ダウン・オン・ザ・コーナー b/w フォーチュネイト・サン/CCR (Liberty) 45's
で こちらは誰もがよく知る69年の大ヒットシングル。B面も文句なしのCCR節。上記"青空の使者"も同系統のR&R、この頃に出していればヒットしていたのに......。

CCR

CCR Fortunate Son Live 1969









4,輝く星座/フィフス・ディメンション (Liberty) 7" EP
そう"アクエリアス"と"レット・ザ・サンシャイン・イン"のメドレーがこの"輝く星座"でしたね。69年の大ヒット、ミュージカル「Hair」の挿入歌。東芝の4曲入りのコンパクト盤にも関わらず例の「コンパクト・セブン」ではない、70年代に入って「セブン」規格は止めたみたいですね。

5D

輝く星座/フィフス・ディメンション Aquarious/The 5th Dimension


Up Up and Away









5,喜びの世界 b/w アイ・キャン・ヒア・ユー・コーリング/スリー・ドッグ・ナイト (Stateside) 45's
これまた誰もがよく知る71年の大ヒット曲。あれっ、別ジャケ! と確保してみた次第。下に貼ったyoutubeに使われたものがセカンド・プレス?

TDN

喜びの世界/スリー・ドッグ・ナイト Joy To The World/Three Dog Night

東芝シングル盤 Part-2

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1,木陰の愛情 b/w ブレッケンリッジの家/デヴィッド・マッカラム (Capitol) 45's
「0011 ナポレオン・ソロ」の金髪のロシア人、イリヤ・クリアキンのあの人ですね。Capitolから何枚もLPを出していて歌手としても活躍していました。
本シングルはそのマッカラムが主演した日本では67年公開の映画主題歌だそう。作曲もてがけているそうです。

David McCallum - In The Garden~Under The Tree - 1966 45rpm








2,ジャンバラヤ b/w ディギー・リギー・ロー/ニッティー・グリッティー・ダート・バンド (Liberty) 45's
元々はハンク・ウィリアムスなのかな、軽快なカーペンターズのヴァージョンも人気ですね。71年の8枚目のアルバム「All The Good Times」からのシングルカット。

NGDB








3,悲しき願い b/w リアル・ミー/エリック・バードン・バンド (Capitol) 45's
アニマルズを解散した後に組んだウォーからもアッと間に抜けてしまいその消息にヤキモキ。72年になって日本でもリリースされたのがジミー・ウィザースプーンとの共演という渋い一枚、ウーン、欲求不満。そこから3年、やっと姿を現したのがこの曲が入ったアルバム「Sun Secret」。75年当時、実に待ち望んだアルバムで且つそんな渇望感を満たしてくれた内容のアルバムでした。

Eric Burdon Band


Eric Burdon Band - Don't Let Me Be Misunderstood









4,グッドバイ b/w スパロー/メリー・ホプキン (Apple) 45's
今思い返してもシンデレラ・ガールというのはこの人のためにあるような言葉ですね。好きとか嫌いとかを超えて頭の中に刷り込まれている曲です。

Good Bye







5,ヘイ・ジュード b/w レボリューション/ビートルズ (Apple) 45's
なんだかんだ云っても、やっぱりこの時代の東芝音楽工業と云えばビートルズ、ベンチャーズそしてビーチ・ボーイズですね。
1968年8月発売の通算18枚目になるというシングル、ポールとジョンが両面を分け合った超強力盤。

Hey Jude






6,ミッシェル/ビートルズ (Apple) 7" EP
Apple盤とはいえこのコンパクト・セブンまで100円とは。

Side A
1,Michelle
2,Girl
Side B
1,Nowher Man
2,What Goes On

Michelle





7,Mrs.Lennon b/w Midsummer New York/Yoko Ono Plastic Ono Band (Apple) 45's
これは番外編、米Apple盤です。ヨーコさんのアルバム「Fly」からのシングル・カット。

Yoko

和物シングル Part-1

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1,懐かしのメロディ b/w 畔にまかれて (AardVark) 45's
うーん、これが100円はないよな、自分にとっても思い出深い1973年の大切なシングル、すかさず救済。
ギターの相沢行夫はのちにNobodyに。して、この曲は知ってる人は知っているあの曲が元歌。

ライヴを観たことはありませんが、この曲をリード・ボーカルがサウスポーでグレッチをかまえて歌っていたのをテレビで観たのははっきり記憶しています。"銀座ナウ"とか"ヤング・インパルス"だったか? 数回観たと思います。

Nora


懐かしのメロディー/ノラ









2,おはなし b/w 農夫の唄/キャッスル&ゲイツ (東芝)
元々は1965年高知県で結成されたフォークグループ、上京後アマチュア・フォーク・ソングの組織「スチューデント・フェスティバル」に参加。67年にはこの"おはなし"の自主シングルを制作。東芝にその"おはなし"を再録音、が 何故か発売されたのは69年だったそうな。

で この曲、聴いてびっくり、ボーカルがあの"白いサンゴ礁"のズー・ニー・ブーのリードボーカル町田義人なのです。あの特徴的な声と歌唱は一発でわかります。 町田義人はズー・ニー・ブー以前はこんなフォーク・グループをやっていたのですね。キャスル&ゲイツの名前だけは聞いたことがありましたが、うーん、知らなかった、です。因みにこのシングルが出た時点では町田義人はすでに脱退、が、グループは継続、その後アルバムも出している由。

蛇足ながらこの"おはなし"なる曲はかつてこちらで取り上げた「バイタリス・フォーク・ビレッジ」なるオムにバム盤で北原早苗なる女性が歌っています。

おはなし

おはなし キャッスル&ゲート








3,北の国へ b/w 主婦のブルース/高石友也 (Victor) 45's
高石友也というと"受験生ブルース"とか高石ともやとザ・ナターシャ・セブンですか、思えばほとんど縁の無かった人。このシングルはその"受験生ブルース"に次ぐもので68年11月リリース、B面がその流れを汲んだものですね。A面は故郷(北海道)に思いを馳せたものなのでしょう。

たかいしともや






4,ひとりぼっちの出発 b/w ゆりになった少年/ロック・パイロット (パイオニア) 45's
A面は作詞 安井かずみ 作曲 沢田研二 編曲 井上孝之、B面は作詞 安井かずみ 作曲 編曲 かまやつひろしという1971年1月25日発売のデビュー・シングル。確かナベプロ所属で遅れてきたGSというイメージでした。

ロックパイロット
ひとりぼっちの出発/ロック・パイロット








5,霧のかなたに b/w 恋のサルビア/黛ジュン (Capitol) 45's
67年の再デビュー作"恋のハレルヤ"に次ぐシングル。3年ほど前に取り上げた「ファースト・アルバム」に収録されていました。

黛ジュン






6,いつまでも どこまでも b/w バン・バン・バン/ザ・スパイダース (Philips) 45's
67年10月発売の井上順のアタリ曲。ソロになってからも歌っていたと記憶。B面は数あるかまやつさんの代表曲のひとつですね。

スパイダース

リフはここから拝借したのかな
The Mindbenders, Love is good, Single 1965









7,スワンの涙 b/w オックス・クライ/オックス (Victor) 45's
"ガールフレンド" "ダンシング・セブンティーン"に次ぐ68年12月発売のシングル。このあたりから既に歌謡曲に寄っていく.....という。

オックス


ガールフレンド〜スワンの涙 オックス

和物シングル Part-2 (昭和歌謡編)

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1,二人の星をさがそうよ b/w 真っ赤ないちご/田辺靖雄 (ビクター) 45's
64年5月発売のこの田辺さんのソロ・デビュー曲だそう。同じタイトルでポールとポーラがシングルを出しているのですが、それは来日時の録音でこの田辺さんの曲のカバー。因みにこのデビューソロ・シングルを出す以前は梓みちよとポールとポーラの曲を何曲もカバーしていてその縁だったのでしょうね。

と そんなことはともかく(笑)、何はともあれこのジャケットのインパクト! なんとまぁ見事なほどの昭和30年代カラーリングですね。


ふたりの星をさがそうよ 田辺靖雄 71 2006' 


二人の星をさがそうよ/ポールとポーラ









2,君去りて b/w 僕は今夜も眠れない/平野こうじ (ビクター) 45's
上記と同じビクターからの一枚、こちらは更に古く1962年(昭和37年)の発売もの。タイトル処理、イラスト、カラーリングに写真、すべてが昭和30年代のシングル盤を代表するツクリのジャケット。


君さりて







3,愛してる b/w 東京なんて消えっちまえ/有田弘二 (コロンビア) 45's
こちらはオリンピックも終わった翌年65年10月発売の一枚、カラー写真を使ってぐっとモダンなジャケットに。ここで目を引いたのはB面のタイトル「東京なんて消えっちまえ」、凄いですねぇ。歌詞から推測するに好きだったあの娘がどこかに行ってしまった悲しみの末に叫んだ言葉が「東京なんて消えっちまえ」といった意のようです。


愛してる


有田弘二 愛してる







4,橋幸夫ラッキーアワー (ビクター)
63年に発売された橋さんの8曲入り4枚組のソノシート・ブックです。この年、橋さんは20歳になったんだそうな。

1,いつでも夢を
2,大学の青春
3,北海の暴れん坊
4,故郷の灯り
5,花の折鶴笠
6,美少年忠臣蔵
7,中山七里
8,悲恋の若武者

橋幸夫


タテ目のセドリックに目を引かれますね。
橋幸夫


橋 幸夫/吉永小百合 いつでも夢を


大学の青春 橋幸夫 by nostalgia

ジャケ買いLP

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1,ステレオ・ジューク・ボックス 第5集/V.A. (Polydor) 1LP 100円
60年代初めのペラジャケ日本盤。中身はイージー・リスニングもの。
イリュージョン・ハウスのようなジャケ写が素晴らしいです。 ジャケ左下のPolydorのマルロゴがいいなぁ。







2,Dance the Bop!/Ray Conniff (Harmony) 1LP 100円
57年リリースのレイ・コニフのオーケストとコーラスによるダンシング・ロックンロール・アルバム。レイ・コニフらしい軽快さがいいですね。オリジナルは米Columbia、入手盤は欧州で作られたどうやらリプロ盤。こんなのまでリプロが出ていたのですね。

A1,Walkin' The Bop
A2,The Drop
A3,Just Boppin'
A4,Doin' The Twister
A5,The Flea Hop
A6,Cross Over
B1,Walkin' The Bop Again
B2,Swingin' The Bop
B3,Hand Around
B4,Play A Gittar Solo
B5,The Spinner
B6,Honky-Tonk Rock-Around

Dance the Bop

Ray Conniff---Walkin' The Bop


Honky-Tonk Rock-Around = RAY CONNIFF









3,スチーム係長 Original Sound Track & More 1LP 300円
2005年にテレビ東京系で放送されていた深夜番組のコモエスタ八重樫監修によるサントラ。
なにはともあれこの監獄ロックのパロディ・ジャケに魅せられての衝動買い。

監獄ロック

Steam

Steam


Hase Hajimu - Steam Head In The Air


DJ Alive - 唐獅子特急


Shiloh 1970

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1,same/Shiloh (Progressive Line) 1CD 900円
スワンプ系、SSW、等がお好きな方、あるいはイーグルスのファンには良く知られるシャイロ、70年にケニー・ロジャースのAmosからリリースされた唯一盤。

10年近く前でしたかこのちょっと怪しげなProgressive Lineなるシドニーのレーベルから突然CD化されあっという間に売り切れ、以後数回中古を見かけましたがソコソコの値が付いていてそこまでして....と思いスルー、先日やっと適正価格で遭遇し購入した次第。(ほかのレーベルでも今はでているのでしょうか?)

私のこのAmos盤との出逢いは80年頃だったでしょうか、吉祥寺芽瑠璃堂、たしか1,500円。同時にグレン・フライとデヴィッド・サウザーの「Longbranch Pennywhistle」も入荷したのですが、こちらはタッチの差で入手出来ず、以来こちらは今も入手叶わずの怨念盤となってます(笑) これは未だ未CD化ですかね?

久し振りに聴いた本盤、LP入手当時はドン・ヘンリーの歌声ばかりを有り難がって聴いていたような気がしますが、いま聴けば、このスワンプ色の濃いカントリー・ロック・サウンドはドン・ヘンリーもさることながらリチャードとマイクのボウデン兄弟のバンドだったんだなと。

1. Simple Little Down Home Rock & Roll Love Song For Rosie
2. I’m Gone
3. Left My Gal In The Mountains
4. It’s About Time
5. Swamp River Country
6. Railroad Song
7. Same Old Story
8. Du Raison
9. Down On The Farm
10. God Is Where You Find Him

Richard Bowden (gtr/vcl)
Don Henley (dr/vcl)
Michael Bowden bs
Jim Norman (kyb)
Al Perkins (gtr/pdl steel)

リチャード・ボウデンのバイオグラフィーがこちらに。カントリー・ロック・ファンには興味深いものかと。

津軽じょんがら・寺内タケシ

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1,津軽じょんがら/寺内タケシとブルー・ジーンズ (King) 1LP 540円
はて、寺内御大のレコードってどのくらい出ているのでしょう? 編集盤も多く途方もない数なのでしょう。70年代までの触手が動くようなものに遭遇するとポツポツと買ってはいますが全貌のほどは皆目闇の中。

で 本盤は1974年のクレジットのある「津軽特集」盤。60年代からお馴染み津軽じょんがら節の拡大展開とでもいいましょうか。6曲が津軽民謡、御大のオリジナルが4曲、メンバーの作が2曲。
66年の正調寺内じょんがら節は圧倒的なアレンジとグルーヴ感に突出したギターテクで後世にも語り継がれるものとなったわけで、年端もいかないエレキ憧れ小僧には脳天直撃だったのを思い出します。

が 本盤、津軽民謡に寄りすぎてしまってか、折角のバンドの持つダイナミックなグルーヴ感が消されていてはて、俺は今何を聴いているんだ?となんども思っちゃったりして。ブルージーンズとしてはチト残念な出来になってしまっているかなぁと。御大のギターのみとか津軽民謡に興味があれば違った聴き方もできるのかもしれませんが。

01.津軽じょんがら節 (新節)
02.津軽謙良節
03.津軽瞽女
04.津軽山彦唄
05.津軽花笠
06.津軽馬子唄
07.津軽あいや節
08.津軽タント節
09.津軽エレキ節 (「津軽甚句」より)
10.恐山
11.津軽山海節
12.津軽じょんがら節 (旧節)

寺内タケシ (g)
石井イワオ (g)
石井 薫 (g)
新庄 ハジメ (b)
桐生和史 (kbd)
山本進一 (ds)

CDはこんなジャケットで出ています、はて、どっちがオリジナル・ジャケなのかしらん。

jyongara


Jyongara

和物シングル Part-3 (昭和歌謡編)

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何かよくわからない和物シングルをいろいろと。

1,やがて愛の日が b/w さすらい雀/三井由美子 (Victor) 45's
73年に放送されていた「必殺仕掛人」に次ぐ必殺シリーズの第2作「必殺仕置人」のエンディングテーマ曲。
wikiを見るとこの「仕置人」が藤田まことさん演じる中村主水シリーズの第1作目だそうで沖雅也の出演も印象深く懐かしいです、とっても。ただ、このエンディングテーマを覚えているかと云うと.......。

やがて愛の日が / 三井由美子



「必殺仕置人」主題歌レコードB面「さすらい雀」








2,初恋は星に似て b/w 阪神タイガースの歌/中村鋭一・嶋亜矢 (テイチク) 45's
70年代に朝日放送で放送されていたラジオ番組「おはようパーソナリティ中村鋭一です」から生まれたシングルだそう。中村氏が大のタイガースファンだったところからの企画だそう。1972年発売。
だそうばかりですいません、ニッポン放送の亀淵さんを想起して思わず買ったものの全く知りません、関西圏では人気の人だったのでしょう。


hatsukoi







3,涙くんさよなら b/w 恋は夏の海で/浜口啓子 (King) 45's
ジョニー・ティロットソンや坂本九でお馴染み浜口庫之助さんのあの名曲のカバーです。1980年発売。ピアノ主体のアレンジは新鮮。
名前からひょっとしてと思ったら本当に浜口庫之介さんお孫さんだそう。
ファンレターの宛先が後楽園にある協栄プロモーションだって。これってあのボクシングの協栄ジムでは!?

namidakun







4,I'll be Back Again......いつかは b/w 俺の妹になんてことを/TAKESHI & HIROKI (Victor) 45's
日本テレビが放送していた「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」のイメージソング。1986年発売。
忘れていましたが、聴けば結構懐かしかったりして。

Takeshi


ビートたけし・松方弘樹 I'LL BE BACK AGAIN・・・いつかは (1986)







HMV Record Shopに行ってみた!

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なんでこんな時期こんな店を出すの!? と一部で話題の渋谷に今月オープンしたHMVのレコード専門店に先ほど行って来ました。
場所はその手の人たちにはかつては聖地であったはずのDMRの跡地、更にここはかつてタワレコ一号店のあったビルの隣という井の頭通り沿いの好立地。
で 入った印象は贅沢なフロア作りで広さの割に在庫が少ないなぁと。まぁこれは増えて行くのでしょうが。で その肝心の商品ですが、私の守備範囲だけを云えば欧米での現地買い付け品がほとんど。とはいっても結構フツーかな。価格もまぁフツー、高すぎす安すぎず。
バッサリ云ってしまえば安物買い大好き変なレコ大好きな私のような人間はDUが有る限りまづ行かないかなぁ。在庫商品にも価格にもほぼ魅力無し、でした。
一般的には入りやすいしキレイだし、中古屋さん独特の猥雑さがなくて好感を覚える人もいるでしょうね。

折角行ったのだからと60年代初めのツイスト物を@800円で三枚買って来ました。こんなのの在庫がこんな値で豊富にあったりしたら足繁く通うのに(笑)

The Night is Still Young

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1,The Night is Still Young/Sha Na Na (Kama Stra) 1LP
50'sロックン・ロール/ポップス・リヴァイヴァル・バンドの草分け、今思えば、このシャ・ナ・ナが出ていなかったらあのバンドもこのバンドも日本のあのバンドも存在しえなかった、のかも。時代の流れから必然に出てきたバンドとも云えるのでそこまで云うのはチトオーバーかもしれませんが、数あるGolden Age of Rock'n Rollを体現するバンドとしては今も頂点にいることは間違いないでしょう。

以前も書きましたがThe Earls"Remember Then" The Del-Vikings"Come Go with Me" The Monotones"Book of Love" Danny & The Juniors"At the Hop" "Rock & Roll is Here to Stay" The Rays"Silhouette" Tab Hunter"Young Love" Dion"A Teenagers Love"こんな今やオールディーズの定番になっている曲もオリジナルは当時は聴くすべもなく、初めて聴いたのはこのシャ・ナ・ナの日本コロンビアから出ていたアルバムでだったような気もし、その意味で私もお世話になったバンドであることは確かです。

で 本盤、Sunday Morningから始まってIn the Still of the Nightで終わるというブロンクスの一日の日常を歌ったかのようなアルバム。72年ということで所謂オールディーズ一辺倒ではなくゴスペルからR&B〜ファンクな面も出しつつもという楽しい一枚でした。

1. Sunday Morning Radio
2. Sea Cruise
3. You Can Bet They Do
4. Bounce In Your Buggy
5. It Ain't Love
6. The Vote Song
7. Sleepin' On A Song
8. Bless My Soul
9. So Fine - You're So Fine
10. Oh! Lonesome Boy
11. It's What You Do With What You Got
12. Glasses
13. In The Still Of The Night

Sha Na Na ~In the still of the night









2,Solid Grease!/Big Wheelie and the Hubcaps (Scepter) 1LP
モロのシャ・ナ・ナ・フォロワー・バンド、ノンストップR&Rラジオ仕立ての26曲入りアルバム。1972年リリースもの。シャ・ナ・ナがブレークした後、こんなバンドが雨後の竹の子の如く現れましたね。
映画アメリカン・グラフィティのフラッシュ・キャデラック&コンチネンタル・キッズが出演していたハイ・スクールでの深海パーティのあの場面を思い起こします。

Side A
Rock And Roll Is Here To Stay/Johnny B. Goode/Sweet Little Sixteen/Splish Splash/Hi School Confidential/Come Go With Me/Long Tall Sally/Runaround Sue/Please Love Me Forever/Only The Lonely/Mr. Blue/At The Hop/Little Darlin'
Side B
Peggy Sue/Lollipop/Great Balls Of Fire/Charlie Brown/Book Of Love/Da-Do-Ron-Ron/Cathy's Clown/Wake Up Little Suzie/Dedicated To The One I Love/Hound Dog/Heartbreak Hotel/All Shook Up/Jailhouse Rock

Big Wheelie

Big Wheelie



Solid Grease Side 1 Big Wheelie & The Hubcaps

Words We Can Dance to

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1,same/Trence Boylan (Asylum) 1LP 100円
Asylumレーベルといえば先ずは誰をを思い浮かべるでしょうか、イーグルス、ジャクソン・ブラウン、J.D.サウザー、トム・ウェイツ、ジョニ・ミッチェル、リンダ・ロンシュタット、ネッド・ドヒニー、ウォーレン・ジボン.....、あっ、ディランの唯一作とかバーズの再結成なんてのもありますね。

私のこれ一枚と云えばイーグルスとジャクソン・ブラウンのファーストとかネッド・ドヒニーあたりでしょうか、ただ、もう一枚、このテレンス・ボイラン77年のAsylumでのファースト、これも忘れられない一枚です、風貌からしてジャクソン・ブラウンのフォロワーでブラウンの「Running on Empty」と同時期にリリースされたこれ、ほぼ同時期に買ってこの2枚を代わる代わる聴いていたのはもう30年以上も前のお話。

数か月前のこと、某カフェのBGM(有線かな)でA面1曲目と2曲目に入っている"Don't Hang Up Those Dancing Shoes"と"" Shake It"が立て続けに掛かって、うーん、と懐かしさのあまり思わずうなってしまい、さっそく家に帰って聴き直そうとしたものの見つからず、CDでも買うかと思っていた矢先に出会ったのがこのLP。思わず抱きしめました。
ジャクソン・ブラウンよりメロウでジャージーでAOR寄り、ドナルド・フェイゲン&ウォルター・ベッカーのスティーリー・ダンのかつてのお仲間というのもうなづく音、ドナルド・フェイゲンもピアノ弾いているしね。ジョン・クレマーとかLAエクスプレスの連中とかジェフ・ポカロとか後のToToの面々とか、ティモシー・シュミットのハーモニーだとか1曲ごとにクレジット見ながら聴くなんて久しくやっていないことをやりつつ今また聴いております。セカンドとテレンスがプロデュースをしていたディン・ドナヒューも聴きたくなってきましたね。

Terence


Terence Boylan - Don't Hang up Those Dancing Shoes


【Terence Boylan】Shake It(1977)








2,Words We Ca Dance to/Steve Goodman (Asylum) 1LP 100円
同じくAsylumの一枚、同時購入品。Buddahで2枚作ったのちの76年Asylumでの2枚目、通算4作目。
というひとなのでこのアルバムもAsylumらしさは感じないゆるーいカントリータッチ。Buddah時代に作った"City of New Orleans"は忘れられない名曲、ですね。アーロ・ガスリーのホノボノ・ヴァージョンが大好きです。

Goodman

Steve Goodman - Banana Republics


Steve Goodman - Roving Cowboy


Steve Goodman - Between the Lines









3,same/Pan (Columbia) 1LP 100円
70年代の終わりころだったかに買ったカット盤、これは今でも手元にあります。今回入手盤は80年代にCBSソニーが出した「イッツ・ア・ビューティフル・ロック・デイ」シリーズの一枚として出したLP。
本国では73年にリリースされたもののその売り上げはさっぱりだったようですが、数年後のこの日本では折からのSSWブームに乗ってボー・ブランメルズのロン・エリオットがソロ・アルバム「Candlestick Maker」を経て結成したバンドで、且つソロ・アルバムも持つキース・バーバー(Echo Parkだ!)、シャーマン・ヘインズ(Catmanだ!)も参加しているということで結構な人気盤だったものですね。
全10曲すべてロン・エリオットのオリジナル、すべからくのウエストコースト・サウンド。伸びやかなキース・バーバーの歌声が爽やかさを増す軽快なアコースティック主体のサウンド、明らかにCSN&Yの影響を感じるあの懐かしいサウンド。1曲でもとびぬけた曲があったら1作で終わることもなかったバンドでしょうね。

Pan


Pan - Lady Honey (1973)







4,Diamond in the Rough/Jessi Colter (Capitol) 1LP 100円
あのテキサス・アウトロー、ウェイロン・ジェニングスの妻、ジェシー・コルターの76年のサード・アルバム。ビートルズの"Get Back" "Hey Jude"のカバーを含むポップでたおやかなカントリー・アルバム。偶然ですがベースを弾いているのは上記Panにも在籍していたシャーマン・ヘインズでした。
入手盤は東芝から出た国内盤、邦題は「ジェシーとダイアモンド」。キャッチコピーは「レッド・ネックミュージックの女王、夫君ウェイロンと共に築き上げた二人の世界!」です。
どうでもいーことですが、前夫はあのデュアン・エディだったような。

Jessi

Jessi



Jessi Colter / Hey Jude


Jessi Colter - "I Thought I Heard You Calling My Name"

狂熱のブルース

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1,狂熱のブルース/リズム・トランクス (Kyo-On) 1LP 865円
もう、完璧なジャケ買い、チープな70'sディスコの趣、そしてこのタイトル処理、一発でやられて即抱え込みました。渋谷レアグルーヴ館でのめっけもの。

で 中身、A面はスィング時代のブルースから映画音楽の情緒としてのブルース曲でサブ・タイトルの「リズム&ブルース」の名が泣くイージー・リスニング。B面はまぁ、R&Bとも云えなくはない選曲。どこぞのスタジオ・ミュージシャンがソツのない(言葉を変えれば面白みのない)演奏に終始、はて、日本のバンドだろうか?

Side A
1,セントルイス・ブルース
2,ベーシー・ブルース
3,グリスピーのブルース
4,白い渚のブルース
5,褐色のブルース
6,真夜中のブルース
7,白い夜霧のブルース
Side B
1,悪夢
2,ミスター・メロディ
3,アイ・ウォント・ユー
4,ドゥ・イット
5,ソウル・ドラキュラ
6,天使のささやき
7,ソウル・トレインのテーマ

本盤の発売元はKYO-ON RECORDS。随分前に「心のフォーク」なるタイトルの日本のフォーク曲をオーケストラで奏でるといったLPを買ったことがあります。聞いたことの無い会社ですが、イージー・リスニング・レコード専門で店頭販売は無く通信販売のみ(頒布会的な?)で売られていたものではなかったかと推察しますが、どーなのでしょう。

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