Quantcast
Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2397

ペラ・ジャケ・マイルス・デイヴィス

$
0
0
今更60年代はじめのペラ・ジャケ日本盤を買ったところでまともに聴くわけも無し、が、これがついつい手が出る。独自ジャケだったりしたらもう尚更。ということで、独自ジャケではない2枚を。


1,ヨーロッパのマイルス・デイヴィス (Columbia) 1LP 100円
65年3月のクレジットがある日本コロンビア盤。左上にあるCBSのロゴマークとその上にあるレコード番号 YS-441-Cで見る人が見れば一発で日本コロンビア盤と判るでしょう。ライナーは牧芳雄氏。

マイルスの所謂フリー・ブローイング時代の一枚、ジョージ・コールマンを含むレギュラー・クインテットで63年7月フランスのアンティーブ・ジャズ・フェスティバルに出演した際のライヴ録音。決定的名演を含むN.Y.はリンカーンセンターでの2枚とかテナーがウエイン・ショーターに変わる「イン・ベルリン」とかに較べるとやや影が薄いかな、ただ本盤の"枯葉"は絶品だと思っています。フリー・ブローイング時代はこれを最初に買ったので思い入れは一番。

昔からよく云われるように冒頭のフランス人MCによるメンバー紹介は聴きものです、エルビアン・クックにロン・カルテル、マイルス・デヴィですから。本盤のもう一つの特徴は収録時間が片面30分近くあること、たっぷり満喫できる反面音質にはやや難がという盤でした。元々モノラル録音でさして音質は良くないのですが。

フランス録音ということでジャケットにさりげなくトリコロールカラーを使っているのが憎いところ。マイルスもかっこよく、シンプルながら好きなジャケットデザインです。

Side A
1. イントロダクション・バイ・アンドレ・フランシス
2. 枯葉
3. マイルストーンズ
4. アイ・ソート・アバウト・ユー
5. ジョシュア
Side B
1. オール・オブ・ユー
2. ウォーキン

マイルス・デイビス(tp)
ハービィー・ハンコック(p)
ロン・カーター(b)
トニー・ウイリアムス(ds)
ジョージ・コールマン(ts)
1963年7月27日

Miles


MILES DAVIS, Autumn Leaves (Part I)



MILES DAVIS, Joshua








2,バグス・グルーブ/マイルス・デイヴィス (Prestige) 1LP 300円
こちらも60年代初中期にリリースされたもの。この素晴らしいリード・マイルスのデザインがなんともペラジャケのコーティングに映えて...。ライナーは野口久光氏。
ソニー・ロリンズを含む1954年6月29日録音と俗にクリスマス・セッションと云われる1954年12月24日のセロニアス・モンクとの録音を収めたアルバム。アルバム「Modern Jazz Giants」と泣き別れになってしまったモンクとの昔は喧嘩セッションなんて云われたこのセッションがジャズを聴き始めた当初から大好き。
Side A
1. バグス・グルーヴ (テイク1)
2. バグス・グルーヴ (テイク2)
Side B
1. エアジン
2. オレオ
3. バット・ノット・フォーミー
4. ドキシー



Miles

Miles


Miles Davis - Bags' Groove (take 1)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2397

Trending Articles