1,Crow Music/Crow (Amaret) 1LP 600円
ミネアポリスのブルース・ロック・バンドの、クロウの1969年リリースのファースト・アルバム。
このバンドが知られるのは何といってもこのファースト・アルバムに入っていてシングルでもスマッシュヒットをした"Evil Woman (Don’t Play Your Games With Me)"のオリジネイターとしてでしょう。そう、あのブラック・サバスがデビュー・シングルとして取り上げてファースト・アルバムにも入れた"Evil Woman"、あの曲です。先にサバス・ヴァージョンを死ぬほど聴いてきた耳にはブラス・セクションがブイブイいうクロウのヴァージョンはなんとも陳腐なものに聴こえた....というのが正直なところなのですが。
とは云いつつも、全曲にブラスが入っているわけではなくオルガン主体のブルースロックがあったりファンキーな男臭い曲があったりとバイクにまたがるジャケットもあってかステッペンウルフを想起したりして中々に屈強ロッカーの趣。
Crow - Evil Woman Don't Play Your Games With Me - [STEREO]
Crow - "White Eyes" (1969)
CROW -THOUGHTS
2,Buzzy Linhart is Music (Kama Sutra) 2LP 100円
元々はN.Y.のコーヒー・ハウスでジョン・セバスチャン達と歌っていたというこの人。その心はロックながらひょうひょうとした愛嬌さ加減はセバスチャンに共通するものがあるような。ヒット曲やヒット・アルバムがあるわけでもないのにそのアルバムには多数の有名ミュージシャンが集って和気藹々と。
本盤は元々Eleutheraなるマイナー・レーベルから1970年に出ていたものを当時所属していたKarma Sutraが再発したもののよう。あのエディ・クレイマーのプロデュースの元、Elctric Lady Studioで録られたもの。
![Buzzy]()
Buzzy Linhart "Reputation"
MUSIC - Mother's red light
Music - Talk About A Morning written by Buzzy Linhart produced by Eddie Kramer and Music
3,Mama,Mama,Let Your Sweet Bird Sing/Chelsea Beige (Epic) 1LP 100円
サックスとトランペットを入れた6人組の71年盤。ゲストにはペット2本にトロンボーンも入れてこれは当時流行ったブラス・ロック・バンドの趣ですね。ボーカルもやたら力むあの人の如し。まるで中身を連想させない意味不明気味の暗いジャケットが大きくマイナス、もったいないなぁ、のような気がします。
![Chelsea]()
Chelsea Beige - With One Hand Tied (USA 1971)
4,Renaissance/Vanilla Fudge (Atlantic) 1LP 100円
云わずと知れたヴァニラ・ファッジ、68年発表の3枚目。入手盤は71年に出たワナ・パイ盤、あの懐かしの「Now ROCK AGE」シリーズの一枚。あのド派手な「ロック・エイジ帯」が付いていたら5ケタ盤? 帯が無けりゃ100円。この落差が堪りません(笑)
このヴァニラ・ファッジを初めとするAtlanticレーベルの諸作は60年代後半当時、日本では日本グラモフォンから出ていました。1970年に入ってワーナー・パイオニアの創設に伴ってAtlanticレーベルの発売権が移動、その諸作が再度リリースされることになりました。このヴァニラ・ファッジもしかりで再発盤ということになります。
面白かったのは、亀淵昭信氏が書いたそのライナーノーツ、そのライナーによるとこの「ルネッサンス」は本国では3枚目なれど日本では2枚目の「Beat Goes On」が発売されていないので2枚目のアルバムになる、とあります。確かに日本グラモフォン時代は発売順が逆でした。つまり、このライナーノーツは日本グラモフォン盤に付いていたものの流用なのです、ワナ・パイ社も手抜きをしたものですが、レーベル移動に伴って音源発売権のみならずライナーもそのまま移動するって面白いですね。
1. The Sky Cried-When I Was A Boy
2. Thoughts
3. Paradise
4. That's What Makes A Man
5. The Spell That Comes After
6. Faceless People
7. Season Of The Witch
![Vanilla]()
![rockage]()
Vanilla Fudge "That's What Makes A Man"
Vanilla Fudge "Season of the Witch"
ミネアポリスのブルース・ロック・バンドの、クロウの1969年リリースのファースト・アルバム。
このバンドが知られるのは何といってもこのファースト・アルバムに入っていてシングルでもスマッシュヒットをした"Evil Woman (Don’t Play Your Games With Me)"のオリジネイターとしてでしょう。そう、あのブラック・サバスがデビュー・シングルとして取り上げてファースト・アルバムにも入れた"Evil Woman"、あの曲です。先にサバス・ヴァージョンを死ぬほど聴いてきた耳にはブラス・セクションがブイブイいうクロウのヴァージョンはなんとも陳腐なものに聴こえた....というのが正直なところなのですが。
とは云いつつも、全曲にブラスが入っているわけではなくオルガン主体のブルースロックがあったりファンキーな男臭い曲があったりとバイクにまたがるジャケットもあってかステッペンウルフを想起したりして中々に屈強ロッカーの趣。
Crow - Evil Woman Don't Play Your Games With Me - [STEREO]
Crow - "White Eyes" (1969)
CROW -THOUGHTS
2,Buzzy Linhart is Music (Kama Sutra) 2LP 100円
元々はN.Y.のコーヒー・ハウスでジョン・セバスチャン達と歌っていたというこの人。その心はロックながらひょうひょうとした愛嬌さ加減はセバスチャンに共通するものがあるような。ヒット曲やヒット・アルバムがあるわけでもないのにそのアルバムには多数の有名ミュージシャンが集って和気藹々と。
本盤は元々Eleutheraなるマイナー・レーベルから1970年に出ていたものを当時所属していたKarma Sutraが再発したもののよう。あのエディ・クレイマーのプロデュースの元、Elctric Lady Studioで録られたもの。

Buzzy Linhart "Reputation"
MUSIC - Mother's red light
Music - Talk About A Morning written by Buzzy Linhart produced by Eddie Kramer and Music
3,Mama,Mama,Let Your Sweet Bird Sing/Chelsea Beige (Epic) 1LP 100円
サックスとトランペットを入れた6人組の71年盤。ゲストにはペット2本にトロンボーンも入れてこれは当時流行ったブラス・ロック・バンドの趣ですね。ボーカルもやたら力むあの人の如し。まるで中身を連想させない意味不明気味の暗いジャケットが大きくマイナス、もったいないなぁ、のような気がします。

Chelsea Beige - With One Hand Tied (USA 1971)
4,Renaissance/Vanilla Fudge (Atlantic) 1LP 100円
云わずと知れたヴァニラ・ファッジ、68年発表の3枚目。入手盤は71年に出たワナ・パイ盤、あの懐かしの「Now ROCK AGE」シリーズの一枚。あのド派手な「ロック・エイジ帯」が付いていたら5ケタ盤? 帯が無けりゃ100円。この落差が堪りません(笑)
このヴァニラ・ファッジを初めとするAtlanticレーベルの諸作は60年代後半当時、日本では日本グラモフォンから出ていました。1970年に入ってワーナー・パイオニアの創設に伴ってAtlanticレーベルの発売権が移動、その諸作が再度リリースされることになりました。このヴァニラ・ファッジもしかりで再発盤ということになります。
面白かったのは、亀淵昭信氏が書いたそのライナーノーツ、そのライナーによるとこの「ルネッサンス」は本国では3枚目なれど日本では2枚目の「Beat Goes On」が発売されていないので2枚目のアルバムになる、とあります。確かに日本グラモフォン時代は発売順が逆でした。つまり、このライナーノーツは日本グラモフォン盤に付いていたものの流用なのです、ワナ・パイ社も手抜きをしたものですが、レーベル移動に伴って音源発売権のみならずライナーもそのまま移動するって面白いですね。
1. The Sky Cried-When I Was A Boy
2. Thoughts
3. Paradise
4. That's What Makes A Man
5. The Spell That Comes After
6. Faceless People
7. Season Of The Witch


Vanilla Fudge "That's What Makes A Man"
Vanilla Fudge "Season of the Witch"