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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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至上の愛 ~ ライヴ・イン・シアトル 1965

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1,至上の愛~ライヴ・イン・シアトル/ジョン・コルトレーン  (Impulse) 1CD 2,640円
新譜CDをそれも日本盤を予約してを買う.......そんなことをするのはいつ以来? 記憶に無いくらい遠い昔。
さすがにこれは一日も早く聴きたかったのです、なんたってコルトレーンの「至上の愛」の全曲ライヴ、それも既出の「ライヴ・イン・シアトル」の数日後、同じドシャメシャ・セクステットによる収録だと。これは流石にパス出来ません。

ということで、昨日アマゾンさんから届いたこれを早速に。
一応整理しておくと、本編の「至上の愛」は64年12月録音、唯一音盤化されているライヴ録音は65年7月の録音、で、メンバーはこの時期の不動の最強カルテット。で今回のシアトルのジャズクラヴで録られたライヴが65年の10月2日、メンバーは不動のカルテットにファラオ・サンダースとドナルド・ギャレットにカルロス・ワードなるアルト奏者が加わった編成。その間には65年6月「Ascension」に65年8月に「Sun Ship」というスタジオ録音が有ります。つまり急速に先鋭化、激しさを増して神に近づいていくコルトレーンを捉えた時期の「至上の愛」、見逃すなんてできるわけ無し。

リマスターの苦労が偲ばれる録音ですが、分離の良いステレオ録音、特にエルヴィン・ジョーンズのドラムスの迫力たるや! ベースも良く捉えられていますしピアノも良好(Part-3での長尺ソロには悶絶します!)、肝心のサックスは出足こそやや遠いかなとも思いましたがまずは問題無し。

肝心の演奏は既出の「ライヴ・イン・シアトル」からして予想通り、と云ってしまえば身も蓋もないのですが、私ごときがゴチャゴチャ偉そうに書いたところで。
よくぞ、発掘してくれたという感謝の念で一杯、聴き続けます。

冒頭にも書いた通り入手盤はユニバーサル・ミュージックからの日本盤、アマゾン限定メガジャケ付きでした。

1. パート1:承認 / Acknowledgement
2. インタールード / Interlude
3. パート2:決意 / Resolution
4. インタールード2 / Interlude2
5. パート3:追求 / Pursuance
6. インタールード3 / Interlude3
7. インタールード4 / Interlude4
8. パート4:賛美 / Psalm

John Coltrane(ts, ss, per) Pharoah Sanders(ts) McCoy Tyner(p) Elvin Jones(ds) Jimmy Garrison(b) Donald (Rafael) Garrett(b) Carlos Ward(as)
1965年10月2日、ワシントン州シアトル、ペントハウスにてライヴ録音


Trane


John Coltrane - A Love Supreme, Pt. I – Acknowledgement (Live In Seattle / Visualizer)



John Coltrane - A Love Supreme, Pt. IV - Psalm (Live In Seattle / Visualizer)




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