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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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Buddy Rich - Eddy Louiss

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1,Stick It!/Buddy Rich (RCA Victor) 1LP 550円
バディ・リッチ率いるビッグ・バンド、1972年作。アレンジ/コンサート・マスターはテナー/ソプラノ奏者のPat LaBarbera。
御大の正確無比に細かく刻むドラムスのビートに乗るキレッキレでダイナミックなホーン・アンサンブル、挟まるソロも素晴らしく文句なしの快作です。B-1はジョージ作のあの曲、続くB-2はポールとリンダが「Ram」でやったあの曲、と、ちゃんと最新ポップ曲まで押さえて1972年当時最新鋭のビッグ・バンド・ジャズの一つだったはず。アレンジにソロにPat LaBarberaの貢献度は大ですね。

Side A
A1 Space Shuttle
A2 Richard Centalonza
A3 Best Coast
A4 Wave
Side B
B1 Something
B2 Uncle Albert / Admiral Halsey
B3 Sassy Strut
B4 Bein' Green



Buddy Rich - Space Shuttle



Buddy Rich Big Band - Sassy Strut



サムシング バディ・リッチ







ベスト・コースト バディ・リッチ



Buddy Rich / God Bless Child (Live)








2,Orgue Vol.2/Eddy Louiss (America) 1LP 1,050円
フランスのオルガニスト、エディ・ルイス。何度も書いているような気がしますが、その存在を知ったのはジョン・サーマン、ダニエル・ユメールと共に1970年に来日の際、日本コロンビアに吹き込んだ「Our Kind of SABI」。白熱しながらもクールな佇まいを崩さないそのオルガンに痛く惚れ込んだものでした。が、他にそのプレイが聴けるアルバムが手に入らず、長らくモンモンとしていましたが、ここ10年くらいでしょうか、相次いで中古で比較的安価で見つけられるようになってポツポツと買い集めております。

今回入手のアルバムはオルガン、ギター、ドラムスのトリオに曲によってベースも加わり1972年の12月にフランンスで録音されたもの。ジャズのスタンダードナンバーと有名な歌ものばかりを手掛けたセッションで、2枚のLPに分けて1973年に発売されたもの。

オルガンジャズと云うとソウルジャズと同義に語られることが常で、事実、ファンキーでこってりと黒いのがほとんど。ですが、エディ・ルイスのオルガンは前述したとおりでこんなジャズスタンダードを引き倒してもどこかクールさが漂いそこが魅力となっています。

この時期のアルバムでスタン・ゲッツの「Dynasty」でのプレイも忘れられないものです。これはかつてこちらで取り上げています、ご一読いただければ。

Side A
A1 Bohemia After Dark
A2 I Should Care
A3 Bag's Groove
Side B
B1 Ow
B2 Getting Sentimental Over You
B3 Angel Eyes


eddylouiss



以下、同じセッションからの3曲を貼っておきます。

Eddy Louiss - Tin Tin Deo




Eddy Louiss – Four and Six/Summertime




Eddy Louiss - I Should Care (S. Cahn/A. Stordahl/P. Weston)




スタン・ゲッツとの共演ライヴ
Stan Getz "Dum! Dum!" featuring Renè Thomas, Eddy Louiss, Bernard Lubat.

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