いつの頃からか「カントリー・ロック」と云われる曖昧模糊としたジャンルがあって現行のバンドに対しても使われていたりして、まぁ云ってみれば定着したジャンルと云えるのかもしれません、ただ、ルーツ・ロックだったりアメリカーナとかとも云われてもいるようで実のところやっぱり曖昧模糊なのかもしれません。
と、訳の分からないことをぼやいてしまったのは私の思うカントリーロックの最良系の一つのバンドを取り上げるので。
70年代の後半からカット盤が大量に入ってきて、以来、安価で打ち捨てられ捲ってきたこのマサチューセッツ州はボストン出身のクリーン・リヴィングを名乗るバンドのこの2枚。この度ついには100円盤箱で2枚とも見つけ救済しましましたので、この際にまとめて取り上げます。
1,same/Clean Living (Vangard) 1LP 108円
ホンワカカントリー仕立てからCCRにも通ずるガッツ溢れるスワンプロック風味までメンバーの趣向が夫々の曲に反映しているのでしょう、色々ありますが基本は土臭いロックンロール。で このバンドの魅力は何といってもフロントマンのNorman Schellが書いて自ら歌ったカントリー・ロックものにあります。A面1曲目の"Charles Street"、B面1曲目の"Backwoods Girl"は当時何度聴いたことか。
チャック・ベリーの"Sweet Little Sixteen" ディランの"悲しみは果てしなく"のカバーもやっています。まるで"走れコータロー"の楽しい楽しいカントリー・チューンもあり。
このNorman Schell氏はその後も活動をしていて何とこのClean Livingのリユニオン・コンサートまでやっていたりするようです。
Side A
A1 Charles Street (In The Morning)
A2 Jubals' Blues Again
A3 Sweet Little Sixteen
A4 Price I Pay
A5 Congress Alley
A6 Jesus Is My Thing
Side B
B1 Backwoods Girl
B2 Listen To The Music
B3 It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry
B4 In Heaven There Is No Beer
B5 Jesus Is My Subway Line
B6 Waterfall/Killers
Charles St In the Morning Clean Living
Clean Living - Jubals' Blues Again (US1972)
Meadowmuffin/Clean Living (Vangard) 1LP 108円
レーベル仲間のThe Wildweedsにいてその後ソロ・アーティストになったアル・アンダーソンがゲストに入った2枚目にして最終作。1作目ではサポート扱いだったスティールギター奏者を正式メンバーに入れてフィドルのサポートも加わって、更に一部ストリングスにホーンまで入れた豪華サウンドにはなっていますが、それが特徴である土臭さをいささかも消していない秀逸アレンジも特筆。
このバンドの最高傑作曲がジョージア州メイコンに思いを馳せた"Far North Again"。アル・アンダーソンのギターもかっこよいことこの上なし。
A1 Far North Again
A2 Jenny Regardless
A3 Meadowmuffin
A4 Me And You
A5 Galilee
B1 Red Lord
B2 Moonlight In Moodus
B3 Carol For A New Lady
B4 New York City
B5 Old Time Music
この2枚、勿論未CD化、中古屋さんのエサ箱で見つけたら是非是非お試しを。
![Clean Living]()
Clean Living - Meadowmuffin - 01 Far North Again
Clean Living - Meadowmuffin - 06 Red Lord
と、訳の分からないことをぼやいてしまったのは私の思うカントリーロックの最良系の一つのバンドを取り上げるので。
70年代の後半からカット盤が大量に入ってきて、以来、安価で打ち捨てられ捲ってきたこのマサチューセッツ州はボストン出身のクリーン・リヴィングを名乗るバンドのこの2枚。この度ついには100円盤箱で2枚とも見つけ救済しましましたので、この際にまとめて取り上げます。
1,same/Clean Living (Vangard) 1LP 108円
ホンワカカントリー仕立てからCCRにも通ずるガッツ溢れるスワンプロック風味までメンバーの趣向が夫々の曲に反映しているのでしょう、色々ありますが基本は土臭いロックンロール。で このバンドの魅力は何といってもフロントマンのNorman Schellが書いて自ら歌ったカントリー・ロックものにあります。A面1曲目の"Charles Street"、B面1曲目の"Backwoods Girl"は当時何度聴いたことか。
チャック・ベリーの"Sweet Little Sixteen" ディランの"悲しみは果てしなく"のカバーもやっています。まるで"走れコータロー"の楽しい楽しいカントリー・チューンもあり。
このNorman Schell氏はその後も活動をしていて何とこのClean Livingのリユニオン・コンサートまでやっていたりするようです。
Side A
A1 Charles Street (In The Morning)
A2 Jubals' Blues Again
A3 Sweet Little Sixteen
A4 Price I Pay
A5 Congress Alley
A6 Jesus Is My Thing
Side B
B1 Backwoods Girl
B2 Listen To The Music
B3 It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry
B4 In Heaven There Is No Beer
B5 Jesus Is My Subway Line
B6 Waterfall/Killers
Charles St In the Morning Clean Living
Clean Living - Jubals' Blues Again (US1972)
Meadowmuffin/Clean Living (Vangard) 1LP 108円
レーベル仲間のThe Wildweedsにいてその後ソロ・アーティストになったアル・アンダーソンがゲストに入った2枚目にして最終作。1作目ではサポート扱いだったスティールギター奏者を正式メンバーに入れてフィドルのサポートも加わって、更に一部ストリングスにホーンまで入れた豪華サウンドにはなっていますが、それが特徴である土臭さをいささかも消していない秀逸アレンジも特筆。
このバンドの最高傑作曲がジョージア州メイコンに思いを馳せた"Far North Again"。アル・アンダーソンのギターもかっこよいことこの上なし。
A1 Far North Again
A2 Jenny Regardless
A3 Meadowmuffin
A4 Me And You
A5 Galilee
B1 Red Lord
B2 Moonlight In Moodus
B3 Carol For A New Lady
B4 New York City
B5 Old Time Music
この2枚、勿論未CD化、中古屋さんのエサ箱で見つけたら是非是非お試しを。

Clean Living - Meadowmuffin - 01 Far North Again
Clean Living - Meadowmuffin - 06 Red Lord