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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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Bugsy Maugh 1969

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1,Inside Bugsy/Bugsy Maugh (Dot) 1LP 880円
バグシー・モーフ、この名を聞いて、はて、どれだけの人がうなづくのでしょうか? 
ポール・バターフィールド・ブルースバンドのマイク・ブルーム・フィールドが抜けてホーン陣をいれて再編した最初のアルバム1967年の「The Resurrection of Pigboy Crabshaw」と翌68年の「In My Own Dream」に参加していたベーシスト、です。「In My Own Dream」では曲提供のみならずリードボーカルまで取っています。そんなことで、バターバンドのファンの私としては昔からその名はしっかりと刻まれてはいました。が、中古屋さんで以前からなんども目にしていたこのDot盤があのバグシー・モーフのリーダー作だった知ったのはそう昔のことではありません。いざ気にし出すと見付からないものでヤキモキしていながらも先日やっと渋谷DUで遭遇、ホイホイ買ってきました。

いざ聴けばそのバターバンドで聴けた個性的なソウルフルな歌声がそのまま出てきて思わずニンマリ、そのバターバンドで聴かせてくれた自作の"Morning Blues"さながら、重いビートにソウルフルなホーンが入ったR&Bサウンド。これはなかなかに聴き応えあります。

キャリアを調べてみるとバターバンドへの参加から2枚のソロ作、それにトッド・ラングレンの「Something-Anything」への参加と60年代後半から70年代にかけてが活動のピークだったようで以降は地元での音楽活動をしていたようです。2000年にはネブラスカ州からフォール・オブ・フェイムに選ばれたそうな。また、地元で結成されている自己のバンドでの最近のライヴ映像がごっそりアップされていて今もご健在の様子です。

未聴ですが翌1970年には同じDotからもう一枚アルバム「Bugsy」を出しています。こちらにはバターバンドでの朋友、トランペットのジーン・ディウィッティからデヴィッド・サンボーン、バジー・フェイトンが参加しています。こちらもそのカラフルなジャケットだけは昔からお馴染み、近いうちにまた遭遇することを願うばかり。



Bugsy - I can tell



Bugsy Maugh




Bugsy Maugh and The Insects at Joe Stock 2010 - Shake'em down




バターバンド時代、自作曲を歌うモーフ氏
Paul Butterfield - Morning Blues.wmv

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