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Channel: Jahkingのエサ箱猟盤日記
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Mel Henke - 山下洋輔

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1,Dig/Mel Henke (Contemporaly) 1LP 896円
柄の長いシャベルを持った貴婦人の足元には首まで埋もれた男が、で、アルバム・タイトルが「Dig」。ブラック・ユーモアが効いているこのジャケット、随分以前にジャズ雑誌で見て以来気になっていたもの。よもやの低価格で嬉しい遭遇。

Contemporaryレーベルの「Popular Series C-5001」というレコード番号。録音は1954年11月、リーダー、メル・ヘンケのピアノにギター、ベース、ドラムスのカルテット編成。モダンなジャズピアノというよりその少し前のスタイル、例えばアール・ハインズを想起するような。更にはポピュラー・シリーズの一枚ということで中々の軽音楽っぷり。
シュールなジャケット・デザインから現代音楽っぽいものかとの想像はまったく違いました。
Side-A
1. Dream A Little Dream Of Me
2. I Can't Give You Anything But Me
3. Sentimental Journey
4. Frankie & Johnny
5. Where Or Heaven
6. Sleepy Time Down South

Side-B
1. The Man I Love
2. Ain't Misbehavin'
3. Kammenoi Ostrow
4. Four Deuces
5. Nola
6. Liza

Mel Henke(p),
Bill Newman(g),
Bob Reed(b),
Lou Singer(ds)
Recorded in Hollywood,Nov.15 and 19


Mel Henke - Where Or When








2,Yosuke Alone/山下洋輔 (Bellwood) 1LP 380円
1974年5月18日麹町にあった都市センターホールで行われたソロコンサートのライヴ盤。実は私当日この会場におりました。ということで、本盤もリリースされてすぐに購入もしております。が、当時はピアノソロの機微なぞまったく分らずそのレコードもほとんど聴かず手放し、コンサート自体の内容もいつものトリオでの演奏とは異なる妙に思索的な演奏だった程度しか覚えておりません(苦笑) うん十年の時を経て今また安い盤と出会って思わず買ってしまったもの。

当時付き合っていた国立音大に通っていたピアニストの友人がとにかく山下さんが好きで、この前後数年間で随分と山下さんのコンサートには足を運んでおります。一番印象に残っているのが多分このソロコンサートが行われた年の秋、山下さんの母校である麻布高校の学園祭での公演。坂田明さんを含むトリオで会場になった講堂の音響(グワングワンに響いて音が回る)効果も相俟ってそれはそれは刺激的なものでした。
Side A
1. フライト・フロム・オータム・リーヴス
2. コミュニケイション
Side B
1. パラフレーズ
2. クロージング・テーマ


Yamashita


Yosuke Yamashita - Flight From Autumn Leaves



Yosuke Yamashita - Closing Theme

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